ポルシェが、フラッグシップSUV「カイエン」「カイエンクーペ」のビッグマイナーチェンジ発売を予定しています。
改良により魅力をアップするポルシェ新型カイエンについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新デザイン!「新型カイエン/カイエンクーペ」改良発売!
- ポルシェ新型カイエンの【変更点まとめ】
- 迫力UP!ポルシェ新型カイエンの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!ポルシェ新型カイエンの内装(インテリア)デザイン
- 高出力!ポルシェ新型カイエンのパワートレインとスペックは?
- 走行性能UP!ポルシェ新型カイエンの走行システムは?
- 良好!ポルシェ新型カイエンの燃費は?
- 最新システム!ポルシェ新型カイエンの安全装備は?
- 広く!ポルシェ新型カイエンのボディサイズは?
- アップ!ポルシェ新型カイエンの価格は?
- いつ?ポルシェ新型カイエンの発売日は?
- ポルシェ・カイエンを「おさらい」
【最新情報】新デザイン!「新型カイエン/カイエンクーペ」改良発売!
▼ポルシェ新型カイエンのスクープ画像
ポルシェが、SUV「カイエン」「カイエンクーペ」のマイナーチェンジ発売を予定しています。
ポルシェ・カイエンはブランドのフラッグシップSUVとして設定され、現行モデルは2017年にフルモデルチェンジ、2019年にはクーペSUVとなる「カイエンクーペ」が新設定されていました。
改良される新型カイエンでは、エクステリアに最新のデザインを採用。
内装には、新しいデジタルメーターや大型化したインフォテインメントシステムを搭載することで、快適性がアップされます。
ポルシェ新型カイエン、カイエンクーペの発売は、2022年後半が予定されています。
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ポルシェ新型カイエンの【変更点まとめ】
▼ポルシェ新型カイエンの変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- 新世代のデジタルメーター、大型インフォテインメントシステムを装備
▽2020年6月の変更点
- ハイスペックモデル「カイエンGTS」を設定
▽2019年9月の変更点
- ハイパフォーマンスプラグインハイブリッドモデル「カイエンターボS E-Hybrid」を追加
迫力UP!ポルシェ新型カイエンの外装(エクステリア)デザイン
▼ポルシェ新型カイエンのCG
▼ポルシェ新型カイエンのスクープ画像
▼参考:カイエン(現行モデル)
ポルシェ新型カイエンの外装は、新しいデザインを採用することにより迫力がアップされます。
フロントには、新しいエンジンフードや、よりスリムなヘッドライトを装備。
バンパーは開口部を拡大し、水平なバーを使用することで、安定感のあるスタイルに。
▼ポルシェ新型カイエンのスクープ画像
▼参考:カイエン(現行モデル)
リアでは、ナンバープレートホルダーをテールゲートからバンパーに移動することにより、大きなモデル名のエンブレムが採用されます。
▼ポルシェ新型カイエンクーペのCG
▼新型カイエンクーペのスクープ画像
ボディタイプにはクーペSUVとなる「カイエンクーペ」も設定され、車体後端には速度にあわせて可動するアダプティブリアスポイラーを装備することで、空力性能をアップします。
最新装備!ポルシェ新型カイエンの内装(インテリア)デザイン
▼新型カイエンのスクープ画像
新型カイエンの内装は、新しいデザインや装備を採用することにより快適性をアップします。
装備には、新世代のデジタルメーターや大型化したインフォテインメントシステムが搭載され、最新のサービスを提供。
▼参考:カイエン(現行モデル)
シフトレバーは、新世代となった「911」にも採用された小型のデザインとなり、センターコンソールも刷新。
ラゲッジスペースは、カイエンで745L~1710L、カイエンクーペで625L~1540Lを確保し、アクティブに使うことができるようになります。
高出力!ポルシェ新型カイエンのパワートレインとスペックは?
▼ポルシェ新型カイエンのパワートレインとスペック
- 【カイエン】
V型6気筒3Lガソリンターボ
出力:340ps/45.9kgm - 【カイエンS】
V型6気筒2.9Lターボ
出力:440ps/56.1kgm - 【カイエンGTS】
V型8気筒4Lツインターボ
出力:460p/63.2kgm - 【カイエンターボ】
V型8気筒4Lターボ
出力:550ps/78.5kgm - 【カイエン E-ハイブリッド】
V型6気筒3Lガソリンターボ+電気モーター「プラグインハイブリッド」
出力:462ps/71.4kgm
EV航続距離:56km - 【ターボS Eハイブリッド】【改良】
V型8気筒4Lガソリンターボ+電気モーター「プラグインハイブリッド」
出力:680ps/91.8kgm
EV航続距離:53km - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:4WD
ポルシェ新型カイエンには、ベースモデルに3Lターボエンジン、ハイスペックモデルには4Lターボエンジンが搭載されます。
PHEVモデルの新型カイエンE-ハイブリッドでは、前世代のハイブリッドから46ps/11.2kgmも出力をアップしながら、17.9kWhの大容量バッテリーを搭載することでEV航続距離は56kmを確保。
さらなるモデルとしてV型8気筒4Lターボエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせる「ターボS Eハイブリッド」も用意され、シリーズ最高となる680psの出力と0-100km/h加速3.8秒の走行性能を楽しむことができるように。
▼新型カイエンE-ハイブリッドの走行モード
- 「E-Power」モード
充電電力がなくなるまで電気モーターのみで走行 - 「Hybrid Auto」モード
エンジンと電気モーターを組み合わせ最高の環境性能を発揮 - 「E-Hold」モード
バッテリー残量を維持し、市街地や夜間の使用に備える - 「E-Charge」モード
エンジンの余剰エネルギーを使用しバッテリーを充電 - 「Sport」モード
電気モーターにより走行パフォーマンスを向上 - 「Sport Plus」モード
Sportモードより積極的にバッテリーを充電することでブーストエネルギーを向上
走行モードは通常使用からスポーツ向けまで6モードが用意され、システムを最大限活用できるようになります。
走行性能UP!ポルシェ新型カイエンの走行システムは?
ポルシェ新型カイエンの走行システムには、統合制御「ポルシェ・4Dシャシーコントロールシステム」が採用されます。
ポルシェ4Dシャシーコントロールシステムは、ドライビングデータから最適なステータスを分析しシャシーシステムを同期、リアルタイムでハンドリング性能を最適化。
新型カイエンにはその他、セルフレべリング機能とライドハイトコントロール機能が組み込まれたエアサスペンションが採用され、スイッチを操作することでダイナミックな走りや、快適性を重視したドライビングを楽しむことができるようになります。
ブレーキには、スチール製のブレーキディスクのほか、セラミックコーティング(炭化タングステン)を組み合わせた「ポルシェ サーフェスコーテッド ブレーキ(PSCB)」が採用され、同サイズのスチール製ディスクと比較して、より優れたレスポンスと耐フェード性が実現されます。
良好!ポルシェ新型カイエンの燃費は?
▼ポルシェ新型カイエンの燃費(欧州値)
- カイエン:9.0L/100km(約11.1km/L)
- カイエンS:9.2L/100km(約10.9km/L)
- カイエンターボ:11.7L/100km(約8.5km/L)
- カイエン E-ハイブリッド:3.2L/100km(約31.2km/L)
- カイエン ターボS E-ハイブリッド:3.7L/100km(約27.0km/L)
ポルシェ新型カイエンの燃費は、ベースモデルで欧州値約11.1km/Lとなります。
高環境性能のPHEVモデルは3Lターボ搭載車で欧州値約31.2km/Lとなり、V型8気筒4Lターボエンジンを採用する「ターボS E-ハイブリッド」でも約27.0km/Lと燃費値の低下が抑えられます。
最新システム!ポルシェ新型カイエンの安全装備は?
ポルシェ新型カイエンの安全装備には、レーダーとカメラ、ナビゲーション情報を解析しアダプティブクルーズコントロール機能を強化、予測によって走行速度を最適に維持する「ポルシェ イノドライブ」が採用されます。
その他、84個のLEDを走行状況にあわせて個別に点灯、消灯、調整するLEDマトリックスヘッドライトや、メーター内のディスプレイに熱画像カメラで捉えた人や動物を表示するナイトアシストが設定されます。
広く!ポルシェ新型カイエンのボディサイズは?
▼ポルシェ新型カイエンのボディサイズと比較
- 【カイエン】
全長×全幅×全高:4918×1983×1696mm
ホイールベース:2895mm - 【カイエンクーペ】
全長×全幅×全高:4931×2001×1676mm
ホイールベース:2895mm - 参考
・ポルシェ・マカン
全長×全幅×全高:4697×1923×1624mm
ホイールベース:2807mm
車重:1770kg
ポルシェ新型カイエンのボディサイズは、前世代から全長+63mmとしながら、ホイールベースが維持されています。
カイエンクーペでは、ベースモデルから全長を+13mm、全幅を+18mmと拡大。
全高は専用のサスペンションや低いルーフにより-20mmとされ、SUVながらより高い走行パフォーマンスを発揮することが可能となっています。
アップ!ポルシェ新型カイエンの価格は?
▼ポルシェ新型カイエンの価格
- 1100万円~
ポルシェ新型カイエンの価格は、最新の装備を採用することによりアップします。
アップ幅は30万円ほどが見込まれ、新型カイエンでは1100万円ほどからになるとみられています。
▼参考:カイエン(現行モデル)の価格
▽カイエン
- カイエン:10,710,000円
- カイエンS:13,990,000円
- カイエン GTS:16,820,000円
- カイエン ターボ:19,830,000円
- カイエン E-ハイブリッド:12,750,000円
- カイエン ターボS E-ハイブリッド:24,080,000円
▽カイエンクーペ
- カイエンクーペ:11,820,000円
- カイエン S クーペ:14,850,000円
- カイエン GTS クーペ:17,520,000円
- カイエンターボクーペ:20,630,000円
- カイエン E-ハイブリッド:13,430,000円
- カイエン ターボS E-ハイブリッド:24,650,000円
いつ?ポルシェ新型カイエンの発売日は?
改良されるポルシェ新型カイエンは、2022年後半の発売が予定されています。
ポルシェはカイエンをリフレッシュすることで、ライバルとなるプレミアムSUVに対抗したい考えです。
ポルシェ・カイエンを「おさらい」
▼ポルシェ・カイエン(初代)
ポルシェ・カイエン(Cayenne)は、初代が2002年に登場したポルシェ初のSUV、5ドアモデルです。
車名の「Cayenne」は赤唐辛子(カイエンペッパー)に由来し、ポルシェは「痛快」や「冒険心」をイメージしたとしています。
初代は、SUVへの参入を検討していたポルシェと、高級SUVへ参入したかったフォルクスワーゲンの思惑が一致したことから、開発費用を分担することでフォルクスワーゲンのフラッグシップSUV「トゥアレグ」と共同開発されました。
人気モデルになったことからその後、同じフォルクスワーゲングループ内で、アウディ「Q7」やベントレー「ベンテイガ」の基礎を共有するSUVが登場しました。
現行モデルの3代目は2017年に登場し、フォルクスワーゲンの新開発プラットフォームを使用することで車重を前モデルから200kg軽量化。
下位となるSUVのマカンとあわせ、ポルシェの主力ラインナップとして販売されています。
新型ポルシェ・カイエンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!