ホンダが、軽電気自動車バン「N-VAN e:(エヌバン イー)」の発売を予定しています。
最新技術により魅力をアップする新型N-VAN e:のスペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】商用から個人まで!ホンダ「新型N-VAN e:」発売!
- 新型N-VAN e:の【特徴まとめ】
- 269万円から!新型N-VAN e:のグレード、価格は?
- 先進的!新型N-VAN e:の外装(エクステリア)デザインは?
- 実用的!新型N-VAN e:のボディサイズは?
- 使いやすさUP!新型N-VAN e:の内装(インテリア)は?
- パワフル!新型N-VAN e:のスペック、航続距離、充電時間は?
- 充実!新型N-VAN e:の安全装備は?
- いつ?新型N-VAN e:の発売日は?
【最新情報】商用から個人まで!ホンダ「新型N-VAN e:」発売!
▼ホンダ新型N-VAN e:の画像
ホンダが、軽電気自動車「N-VAN e:(エヌバン イー)」の発売を予定しています。
ホンダN-VAN e:は、軽自動車バン「N-VAN」をベースにした、ホンダが軽自動車に設定する電動車の第1弾として企画。
デジタルメーターやコネクティッドサービス対応インフォテインメントシステムによりベースとなるN-VANからくる高い使い勝手を進化。
モデルタイプには標準の「N-VAN e: L4」のほか、助手席を除去し底床化した「N-VAN e: L2」、個人での利用にあわせデザイン性をアップした「N-VAN e: FUN」が設定されます。
ホンダ新型N-VAN e:は2023年9月28日に先行情報を公開、2024年4月の発売を予定。価格は2,699,400円~2,919,400円となっています。
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新型N-VAN e:の【特徴まとめ】
▼新型N-VAN e:の特徴
- 4ナンバー貨物車に該当する電気自動車として制作
- 助手席側スライドドアにピラーレス構造を採用することで、開口部を拡大
- 最新電動パワートレインを採用し、実用的な航続距離と低価格を両立
- デジタルメーター、「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」対応インフォテインメントシステムを採用
- 助手席シートを除去した「N-VAN e: L2」を設定
- 電動サーボブレーキを軽商用バンとして初採用
269万円から!新型N-VAN e:のグレード、価格は?
▼ホンダ新型N-VAN e:のグレード、価格
- 「N-VAN e: L4」(スタンダードモデル):2,699,400円
- 「N-VAN e: FUN」(上級モデル):2,919,400円
- 「N-VAN e: L2」(助手席除去/月額サブスクリプション限定)
契約内容により変化
新型N-VAN e:は、最新電動パワートレインの採用により実用性と選びやすさが両立されます。
内燃機関を搭載する「N-VAN」は、ターボエンジンを搭載する最上位グレードのFF車で1,826,000円からとされていましたが、新型N-VAN e:でも補助金を利用することで200万円台前半からに。
モデルタイプにはスタンダードな「N-VAN e: L4」のほか、デザイン性を高めた「N-VAN e: FUN」、助手席を除去することにより室内空間を拡大した「N-VAN e: L2」の3タイプが設定されます。
▼参考:N-VAN(内燃機関モデル)の価格
- G
FF(6MT/CVT):1,337,600円
4WD(6MT/CVT):1,448,700円 - L
FF(6MT/CVT):1,472,900円
4WD(6MT/CVT):1,584,000円 - +style FUN
FF(6MT/CVT):1,707,200円
4WD(6MT/CVT):1,840,300円 - +style FUN Turbo
FF(CVT):1,826,000円
4WD(CVT):1,959,100円
先進的!新型N-VAN e:の外装(エクステリア)デザインは?
▼新型N-VAN e:(標準デザイン)の画像
▼参考:ホンダN-VAN(内燃機関モデル)の画像
ホンダ新型N-VAN e:の外装は、従来のN-VANのデザインを踏襲しつつ、Hondaが掲げる環境負荷ゼロ社会実現に向けた取り組みとして、使用済み自動車のバンパーをリサイクルした「バンパーリサイクル材」がフロントグリルなどに使用されています。
▼ホンダ新型N-VAN e:「FUN」の画像
モデルタイプには、フルLEDヘッドライトやカラードドアミラーなどによりデザイン性を高めた「N-VAN e: FUN」も設定。
▼「N-VAN e: L4」のボディカラー
▼「N-VAN e: FUN」のボディカラー
▼「N-VAN e: L2」のボディカラー
ボディカラーは、スタンダードモデルの「N-VAN e: L4」と上級モデルの「N-VAN e: FUN」で2トーンも選択できるようになっています。
実用的!新型N-VAN e:のボディサイズは?
▼新型N-VAN e:のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1945mm
- ホイールベース:2520mm
- 参考
・ホンダN-BOX
全長×全幅×全高:3395×1475×1790mm
ホイールベース:2520mm
ホンダ新型N-VAN e:のボディサイズは、軽自動車規格に対応する全長や全幅に変化はなく、ベースモデルからくる使い勝手が維持されています。
全高は軽乗用車の「N-BOX」から+155mmとされ、高さのある空間を利用できるようになっています
使いやすさUP!新型N-VAN e:の内装(インテリア)は?
▼新型N-VAN e: L4の画像
▼参考:ホンダN-VAN(内燃機関モデル)の画像
ホンダ新型N-VAN e:の内装は、使いやすいスクエアな空間やニーズに合わせてフレキシブルに使える収納、エアコン操作部やシフトポジションスイッチなどの機能をドライバー席側に集中配置するなど利便性が高められています。
装備には、デジタルメーターや「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」対応インフォテインメントシステムが採用され、多彩な情報をわかりやすくドライバーに提供。
新型N-VAN e:では、荷室のフロア下に搭載するバッテリーを薄型化し、床はフラットで低く、天井は高くすることで、広く大容量な荷室空間を実現。
また、助手席からリアシートまでフラットにすることで、長尺の荷物を積むことが可能に。
さらに助手席側のセンターピラーをなくした大開口部により、横からも大小さまざまな荷物の積み降ろしがしやすくなっています。
▼新型N-VAN e: FUNの画像
▼新型N-VAN e: L2の画像
タイプには、外装にあわせてデザイン性を高めた「N-VAN e: FUN」、助手席シートをなくし、より底床化することで積載性と乗り降りしやすさを高めた「N-VAN e: L2」も設定されています。
パワフル!新型N-VAN e:のスペック、航続距離、充電時間は?
▼新型N-VAN e:のパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター
- 出力:64ps/18.5kgm
- バッテリー容量:22kWh
- 航続距離:210km
- 駆動方式:FF
- 充電時間
6.0kW出力普通充電器:約5時間
急速充電:30分(80%まで)
ホンダ新型N-VAN e:には、軽自動車規格に対応する最新電動システムが採用されます。
▼参考:N-VAN(内燃機関モデル)のスペック
- 直列3気筒660cc
最高出力:53ps/6800rpm
最大トルク:6.5kgm/4800rpm
トランスミッション:CVT or 6速MT - 直列3気筒660ccターボ
最高出力:64ps/6000rpm
最大トルク:10.6kgm/2600rpm
トランスミッション:CVT - 駆動方式:FF or 4WD
電気モーターは、最高出力が軽自動車の自主規制にあわせ64psとされますが、2Lエンジンに迫る最大トルクを発揮し、EVならではのスムーズな走りだし、荷物の重さを感じさせないパワフルさ、低重心化による走行安定性を実現。
また、低振動・低騒音によりガソリン車に比べ走行時や停車中の音を軽減し、早朝や深夜でも静かに移動・配送することができるように。
加えて、ブレーキ操作に対してリニアに反応する電動サーボブレーキを軽商用バンとして初採用し、減速時に安心感のあるブレーキフィールを提供するとともに、スムーズなブレーキの掛かり方で、車内の積載物を荷崩れさせづらいコントロール性を実現。
さらに、積載時及び降坂時の走行性能に配慮し、ブレーキディスクローターのサイズアップや、Dレンジと比べて減速度を大きくするBレンジを設定。
航続距離は、電動アクスルの小型化、大容量かつ薄型化したバッテリーの採用、高電圧部品の集中配置により210kmを確保。エアコンの消費電力を抑え、実用航続距離の延長に寄与するECONモードも用意。
充電は、より短時間で充電が可能な6.0kW出力の普通充電器に対応。充電時間は約5時間と、夜間に充電を行えば翌日はフル充電の状態で使用できるように。
また、充電時の使い勝手を考慮し、車両の前部に充電リッドを配置することで、充電・給電時にも充電コードなどを気にせずに、車の乗り降りやドアの開閉に対応。
加えて、AC車外給電用コネクターの「Honda Power Supply Connector(パワーサプライコネクター)」を使用すれば、N-VAN e:のバッテリーで合計1500Wまでの電化製品を使用することが可能。
さらに、可搬型外部給電器「Power Exporter e: 6000(パワーエクスポーターイー)」、「Power Exporter 9000」を使用することでそれぞれ最大6kVA、9kVAの高出力給電が可能となり、災害時などに出力の高い冷蔵庫や冷暖房器具など、複数の電化製品を同時に使用することもできるように。
スマートフォンに入れたHondaリモート操作アプリにより、お出かけ前タイマー設定、充電待機時間設定、最大電流量設定、最大充電量設定、あらかじめ設定した残充電量になると自動で給電を停止する外部給電下限SOC設定の遠隔操作にも対応しています。
充実!新型N-VAN e:の安全装備は?
ホンダ新型N-VAN e:には、先進安全技術「ホンダセンシング」が採用されています。
システムは、衝突軽減ブレーキのほか、誤発進抑制機能、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システムなどを採用し、安全性が高められます。
▼ホンダセンシングの機能
- 衝突軽減ブレーキ<CMBS>
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- 路外逸脱抑制機能
- ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>
- LKAS<車線維持支援システム>
- 後方誤発進抑制機能
- オートハイビーム
いつ?新型N-VAN e:の発売日は?
新設定されるホンダ新型N-VAN e:は、2024年4月の発売が予定されています。
ホンダは軽自動車に設定する電動モデルの第1弾として商用車のN-VAN e:を設定することにより、幅広いニーズに対応していく予定です。
新型N-VAN e:については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!