メルセデス・ベンツが、ミドルクラスSUV「GLCクラス」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型GLCクラスについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】安全装備充実!「新型GLCクラス」改良日本発売!
- メルセデスベンツ新型GLCクラスの【変更点まとめ】
- 731万円から!メルセデスベンツ新型GLCクラスの価格は?
- タフ!メルセデスベンツ新型GLCクラスの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!メルセデス新型GLCクラスの内装(インテリア)デザイン
- 多彩!メルセデス新型GLCクラスのパワートレインとスペックは?
- 走り両立!メルセデスベンツ新型GLCクラスの燃費は?
- 充実!メルセデスベンツ新型GLCクラスの安全装備は?
- 使いやすく!メルセデスベンツ新型GLCクラスのボディサイズは?
- メルセデスベンツ新型GLCクラスの発売日は?
- メルセデスベンツGLCクラスを「おさらい」
【最新情報】安全装備充実!「新型GLCクラス」改良日本発売!
メルセデス・ベンツが、SUV「GLCクラス」の改良日本発売を発表しました。
メルセデス・ベンツGLCクラスは、ブランドのミドルクラスセダンであるCクラス相当のSUVとして開発され、クーペSUVの「GLCクーペ」も設定。メルセデスの主力SUVとして販売されています。
改良された新型GLCクラスでは、約35km/h以下で走行中、超音波センサーが左右の最適な駐車スペースを自動で検出し、自動操舵・ブレーキ・シフトチェンジ・速度コントロール機能により自動で並列駐車する「アクティブパーキングアシスト」のほか、Apple CarPlay および Android Autoに対応しメディアディスプレイで利用できるスマートフォン連携機能を標準装備。
「AMG GLC 43 4MATIC」では、「AMGパフォーマンスエグゾーストシステム」を標準採用。
その他、新型GLCクラスでは、リモコンキーのシルバークローム部分をハイグロスからマットへ変更。
「GLC 220 d 4MATIC」のAMGライン非装着車では、インテリアトリムの素材をブラウンアッシュウッドからブラウンウォールナットウッドに変更。
また、ボディカラー「ブリリアントブルー」を廃止し、新たに「スペクトラルブルー」を設定。
フットトランクオープナーとワイヤレスチャージングの標準装備設定、オプションの「レザーエクスクルーシブパッケージ」より「ブルメスターサラウンドサウンド
システム」の設定を停止。
「GLC 220 d 4MATIC」「GLC 300 4MATIC」「GLC 350 e 4MATIC」では、内装色「マグマグレー/ブラック」を廃止。
「GLC 350 e 4MATIC」では、車両左右の「EQ Power」バッジが廃止されています。
新型GLCクラスは2021年12月24日に日本発表。価格は7,630,000円~10,580,000円。納車の開始は2022年1月からが予定されています。
▼メルセデス・ベンツGLCクーペ
【メルセデス新型GLCクーペ】「安全装備充実!」改良日本発売!最新情報、燃費、価格は?
メルセデスベンツ新型GLCクラスの【変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型GLCクラスの変更点
- 「アクティブパーキングアシスト」を標準装備
- 全モデルでApple CarPlay および Android Autoに対応
- 「AMG GLC 43 4MATIC」に、「AMGパフォーマンスエグゾーストシステム」を標準採用
- リモコンキーのシルバークローム部分をハイグロスからマットへ変更
- 「GLC 220 d 4MATIC」のAMGライン非装着車で、インテリアトリムの素材をブラウンアッシュウッドからブラウンウォールナットウッドに変更
- ボディカラー「ブリリアントブルー」を廃止し、新たに「スペクトラルブルー」を設定
- フットトランクオープナーとワイヤレスチャージングの標準装備設定、オプションの「レザーエクスクルーシブパッケージ」より「ブルメスターサラウンドサウンドシステム」の設定を停止
- 「GLC 220 d 4MATIC」「GLC 300 4MATIC」「GLC 350 e 4MATIC」の、内装色「マグマグレー/ブラック」を廃止
- 「GLC 350 e 4MATIC」の「EQ Power」バッジを廃止
▽2021年1月の変更点
- プラグインハイブリッドモデル「GLC350e 4MATIC」を新設定
731万円から!メルセデスベンツ新型GLCクラスの価格は?
▼メルセデスベンツ新型GLCクラスの価格
- GLC 220 d 4MATIC:7,310,000円
- GLC 300 4MATIC:8,220,000円
- GLC 350 e 4MATIC:9,310,000円
- メルセデスAMG GLC 43 4MATIC:10,250,000円
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの価格は、731万円からに設定されています。
前モデルの日本価格は708万円からとされていましたが、装備の変更や原材料費の高騰などにより価格がアップしています。
▼参考:メルセデス・ベンツGLCクラスの価格(前モデル)
- GLC 220 d 4MATIC:7,080,000円
- GLC 300 4MATIC:7,960,000円
- GLC 350 e 4MATIC:8,990,000円
- メルセデスAMG GLC 43 4MATIC:9,730,000円
- メルセデスAMG GLC 63 S 4MATIC+:15,260,000円
タフ!メルセデスベンツ新型GLCクラスの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの画像
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの外装は、最新のデザインにより質感が高められています。
エクステリアエレメントは、フロントバンパー、グリル、LEDヘッドランプ、テールランプ、ホイールが新デザインとされ、GLCクラスのデザイン性を向上。
スポーティなデザインとなるAMGラインでは、専用バンパーやダイヤモンドパターンのグリル、クロームテールパイプ、19インチまたは20インチのホイールが採用され、ベースモデルと差別化されています。
▼AMG GLC63の画像
最上位ハイパフォーマンスモデルとなるAMG GLC63は、専用のエアロやエクステリアアクセントにより、ベースモデルと差別化されています。
メルセデスベンツ新型GLCクラスを前モデルと比較!
▼メルセデス・ベンツGLCクラス(前モデル)
新型GLCクラスを前モデルと比較すると、新型GLCクラスではライトやバンパーをより力強いイメージとすることで、SUVとしての魅力がアップされています。
最新装備!メルセデス新型GLCクラスの内装(インテリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの画像
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの内装は、最新技術を採用することに使い勝手がアップされています。
システムには「エナジャイジング コンフォート」が設定され、各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽等のシステムを統合的にコントロールし、快適性を向上。
「リフレッシュ」や「バイタリティー」「トレーニング」の3プログラムから選択することが可能となっています。
さらに「エナジャイジング コーチ機能」を使用すると、高度なアルゴリズムに基づき走行時間等が考慮され、さらにGarmin製スマートウォッチを装着した場合はドライバーのストレスレベルや睡眠の質などの個人データも活用し、運転手をサポートするモードを提案。
また、シートクッションとバックレストのわずかな動きにより、着座姿勢の変更をサポートする「エナジャイジングシートキネティクス」が装備されています。
インフォテイメントシステムには、AIを採用することにより会話をするように操作が可能な「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を搭載。
ステアリングホイールにはタッチコントローラーが採用され、大型インフォテインメントディスプレイを操作することができるようになっています。
その他、以前左右シート間に設置されていたロータリーコントローラーは大型のタッチパッドに変更され、操作性を向上するとともにシンプルなデザインになっています。
多彩!メルセデス新型GLCクラスのパワートレインとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスのパワートレインとスペック
- GLC220d 4MATIC
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:194ps/40.8kgm - GLC300 4MATIC
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:258ps/37.7kgm - GLC350e 4MATIC(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モーター
システム出力:320ps/71.4kgm
EV航続距離:47.3km - AMG GLC43 4MATIC
V型6気筒3Lガソリンターボ
出力:390ps/53.0kgm - AMG GLC63S 4MATIC+
V型8気筒4Lガソリンターボ
出力:510ps/71.4kgm - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:FR or 4WD「4MATIC」
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスには、2Lディーゼルとガソリン、3Lガソリンエンジンが搭載されています。
2Lディーゼルエンジンは、従来型のクリーンディーゼルエンジンの170ps/40.8kgmから194ps/40.8kgmと高出力化された一方、振動、騒音も低減。
2Lガソリンエンジンは、ツインスクロールターボチャージャーと可変バルブリフトシステム「CAMTRONIC」を採用し、低回転から高回転まで伸びやかな加速を実現。従来モデルと比較して、最高出力が47ps向上しています。
また、「AMG43シリーズ」に搭載される3Lエンジンは、ターボの大型化と制御の改良により従来モデルより23ps高出力化され、伸びやかな加速がつくられています。
プラグインハイブリッドモデルのGLC350e 4MATICは、第3世代のPHEVシステムにより最大トルクを14.3kgmアップ。
トランスミッションはPHEVモデルで以前7速とされていましたが、多段化をすすめた最新9速ATに対応することで、効率よくエネルギーを伝達することができるようになっています。
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスのオフロード走行動画
走り両立!メルセデスベンツ新型GLCクラスの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの燃費
- 2Lガソリンターボ:10.7km/L
- 2.2Lディーゼルターボ:15.1km/L
- 3Lガソリンターボ:9.6km/L
- 4Lガソリンターボ:7.7km/L
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの燃費は、最新の2Lディーゼルエンジンで最高15.1km/Lとなっています。
ガソリンエンジンモデルは2Lエンジンが10.7km/Lとなっており、3Lターボモデルでも燃費低下が抑えられています。
充実!メルセデスベンツ新型GLCクラスの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの安全装備には、「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)」が採用されています。
「アクティブブレーキアシスト」は、対向車線を横切って右折しようとするときに対向車線を直進してくるクルマと衝突する危険がある場合、10km/h以内であれば自動ブレーキを作動することで衝突回避を支援。
新型GLCクラスではその他、超音波センサーが最適な駐車スペースを自動で検出し、自動操舵・ブレーキ機能により簡単に駐車できるアクティブパーキングアシスト機能など、ブランドの最新機能が搭載されています。
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの安全装備
- LEDインテリジェントライトシステム
- アテンションアシスト
- アダプティブハイビームアシスト・プラス
- クロスウインドアシスト
- アクティブパーキングアシスト
- ディスタンスパイロット・ディストロニック(ステアリングパイロット付)
- アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)
- リアCPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)
- アクティブブラインドスポットアシスト
- PRE-SAFEブレーキ(歩行者検知機能付)
使いやすく!メルセデスベンツ新型GLCクラスのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4660×1890×1645mm
- ホイールベース:2875mm
- 最低地上高:180mm
- 車重:1740kg
- ※参考
・メルセデス・ベンツGLCクーペ
全長×全幅×全高:4735×1890×1605mm
ホイールベース:2875mm
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスのボディサイズは、全長をミドルクラスの4660mmとしながら、全幅を1890mmまで拡大することで存在感あるスタイルになっています。
ライバル車にはBMW X3やレクサスRXを設定し、プレミアムSUVの魅力ある使い勝手が追求されています。
メルセデスベンツ新型GLCクラスの発売日は?
改良された新型GLCクラスは2021年12月24日に日本発表。納車の開始は2022年1月からが予定されています。
メルセデス・ベンツは派生モデルの「GLCクーペ」とあわせ、アピールしていく予定です。
メルセデスベンツGLCクラスを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツGLCクーペ
メルセデス・ベンツ・GLCクラス(Mercedes-Benz GLC-Class)は、初代となる現行モデルが2015年に登場したSUVです。
以前販売されていたGLKクラスの後継車として開発され、メルセデス・ベンツのネーミングルール変更から「Cクラス相当のSUV」としてGLCクラスのモデル名が採用されました。
この経緯から日本発表時のキャッチフレーズには「いよいよ Cクラスに、SUV」が採用され、車格がアピールされました。
ボディは前モデルのGLKクラスから全長と全幅を拡大しながら、全高を下げることでスポーティなイメージに変更。
新しいボディタイプとして、クーペSUVとなるGLCクーペもラインナップに加わりました。
新型メルセデス・ベンツGLCクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!