メルセデス・ベンツが、ミドルクラスSUV「GLCクラス」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップした新型GLCクラスについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】EV航続距離118km!「新型GLC350e 4MATIC Sports Edition Star」日本発売!
- メルセデスベンツ新型GLCクラスの【変更点まとめ】
- 839万円から!メルセデスベンツ新型GLCクラスの価格は?
- メルセデスベンツ新型GLCクラスを試乗動画でチェック!
- タフ!メルセデスベンツ新型GLCクラスの外装(エクステリア)デザイン
- 大きく!メルセデスベンツ新型GLCクラスのボディサイズは?
- 最新装備!メルセデス新型GLCクラスの内装(インテリア)デザイン
- 新世代!メルセデス新型GLCクラスのパワートレインとスペックは?
- 改善!メルセデスベンツ新型GLCクラスの燃費は?
- 最新システム!メルセデスベンツ新型GLCクラスの安全装備は?
- いつ?メルセデスベンツ新型GLCクラスの発売日は?
- メルセデスベンツGLCクラスを「おさらい」
【最新情報】EV航続距離118km!「新型GLC350e 4MATIC Sports Edition Star」日本発売!
メルセデス・ベンツが、「GLCクラス」の新モデルとなる「GLC 350 e 4MATIC Sports Edition Star」の日本発売を発表しました。
メルセデス・ベンツGLCクラスは、ブランドのミドルクラスセダンである「Cクラス」相当のSUVとして開発され、クーペSUVの「GLCクーペ」も設定。現行モデルは日本で2023年3月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
新設定されたGLC350e 4MATIC Sports Edition Starは、シリーズのプラグインハイブリッドモデルとなり、204ps/32.6kgmを出力する2Lガソリンターボエンジンに、容量31.2kWhのリチウムイオンバッテリー、出力136ps/44.9kgmの電気モーターを組み合わせ。
これによりシステム総合出力は313ps/56.1kgmを発揮。電気モーターのみで140km/hまで走行することができ、EV航続距離は118kmが確保されています。
新型GLC350e 4MATIC Sports Edition Starは2023年11月29日に日本発売。価格は9,980,000円となっています。
▼メルセデス・ベンツGLCクーペ
【メルセデス新型GLCクーペ】フルモデルチェンジ!最新情報、サイズ、燃費、価格は?
【新型Cクラス】「PHEV C350e&最高峰限定車追加!」W206型最新情報、スペック、価格は?
メルセデスベンツ新型GLCクラスの【変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型GLCクラスの変更点
- PHEV「GLC350e 4MATIC Sports Edition Star」を設定
▽2023年3月フルモデルチェンジ時の変更点
- 最新のエクステリア、インテリアデザインを採用
- ボディサイズを拡大
- 48Vマイルドハイブリッドシステムを採用
- 11.9インチ大型インフォテインメントシステム、ARナビゲーションに対応したヘッドアップディスプレイを採用
- 最新安全システムを搭載
839万円から!メルセデスベンツ新型GLCクラスの価格は?
▼メルセデスベンツ新型GLCクラスの価格
- GLC 220 d 4MATIC:8,390,000円
- GLC 350 e 4MATIC Sports Edition Star:9,980,000円【新設定】
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの価格は、マイルドハイブリッドを新採用したディーゼルモデルが839万円からとされています。
新設定されたPHEV「GLC 350 e 4MATIC」は、159万円の価格差となっています。
メルセデスベンツ新型GLCクラスを試乗動画でチェック!
タフ!メルセデスベンツ新型GLCクラスの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの画像
▼参考:GLCクラス(前モデル)
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの外装には、SUVとしての存在感を引き上げた最新のデザインが採用されています。
フロントは新設計のライトやグリルにより、プレミアムSUVとしての質感を向上。
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの画像
▼参考:GLCクラス(前モデル)
リアはボディラインを引き締め、洗練されたデザインに仕上げ。
これによりCd値は前モデルの0.31から0.29までダウンし、走行効率をアップ。
▼新型GLCクラス「AMG Line」の画像
また、よりアグレッシブな「AMG Line」も設定され、デザインを楽しむことができるようになっています。
大きく!メルセデスベンツ新型GLCクラスのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4720×1890×1640mm
- ホイールベース:2890mm
- 最小回転半径:5.5m
※リア・アクスルステアリング装着車:5.1m - ※参考
・メルセデス・ベンツGLCクラス(前モデル)
全長×全幅×全高:4660×1890×1645mm
ホイールベース:2875mm
・メルセデス・ベンツGLCクーペ(新世代モデル)
全長×全幅×全高:4763×1890×1610mm
ホイールベース:2890mm
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスのボディサイズは、全長とホイールベースを延長することで拡大されています。
これにより広い室内空間が確保され、快適性をアップ。
オプションとして「リア・アクスルステアリング」も設定され、リアホイールをフロントホイールとは逆方向に最大4.5度傾けることで最小回転半径を5.5mから5.1mとし、取り回し性能が高められています。
最新装備!メルセデス新型GLCクラスの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの内装は、最新装備により先進的なイメージに仕上げられています。
シート位置などの設定は、指紋や声を使った生体認証に対応することで、スムーズに利用できるように。
ディスプレイには12.3インチのデジタルメーターのほか、新たに11.9インチの大型インフォテインメントディスプレイを採用。
クルマのフロント部分下方の路面の映像を映し出す「トランスペアレントボンネット」や、車両の傾き、路面の勾配等をディスプレイに表示する「オフロードスクリーン」を標準装備。
インフォテインメントシステムシステムには、ワイヤレスアップデートに対応する最新の「MBUX(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を搭載。
MBUXコネクティビティシステムは、ボイスコントロールのほか、ヘッドアップディスプレイにより仮想的に10m先に映像を表示するAR(拡張現実)ナビゲーションに対応し、会話をするように自然に話すことで各機能を簡単に使うことができるように。
ラゲッジスペースはボディサイズの延長にあわせ70L拡大し、620Lを利用できるようになっています。
▼新型GLCクラス「AMG Line」の画像
新世代!メルセデス新型GLCクラスのパワートレインとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【GLC220d 4MATIC】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
出力:197ps/44.9kgm - 【GLC350e 4MATIC】(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モーター
システム出力:313ps/56.1kgm
EV航続距離:118km - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:4WD「4MATIC」
▽海外仕様
- 【GLC200】
直列4気筒2Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:204ps/32.6kgm - 【GLC300】
直列4気筒2Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:258ps/40.8kgm - 【GLC400e 4MATIC】(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モーター
システム出力:381ps/76.5kgm - 【GLC300de 4MATIC】(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lディーゼルターボ+電気モーター
システム出力:335ps/56.1kgm - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:FR or 4WD「4MATIC」
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスのパワートレインは直列4気筒エンジンに集約され、最新のハイブリッドシステムが採用されています。
マイルドハイブリッドシステムは23ps/20.9kgmを発揮し燃費アップのほか、ターボラグを抑えるようにアシスト。スムーズな加速やエンジンを止めた状態で走行するコースティング、エンジン始動時の低騒音、低振動を実現。
新型GLCクラスではトランスミッションに、前モデルから30%軽量化した9速トランスミッションを組み合わせることで、走行効率のアップや室内空間の拡大に貢献。
また、4WDシステム「4MATIC」では、システムがより前輪に多くのトルクを伝達することができるようになった新しいフロントアクスルを採用することで、走行性能がアップされています。
新型GLCクラスではその他、高環境性能モデルとしてプラグインハイブリッドモデルを設定。
新型GLCクラスPHEVは新世代のハイブリッドシステムを搭載し、容量を31.2kWhに増やしたリチウムイオンバッテリーと高出力の電気モーターを搭載。
これによりEV航続距離は、118kmが確保されています。
改善!メルセデスベンツ新型GLCクラスの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの燃費
- 2Lディーゼルマイルドハイブリッド:18.1km/L
- 2Lプラグインハイブリッド:11.9km/L
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの燃費は、ディーゼルモデルにマイルドハイブリッドシステムが採用されたことで改善しています。
前モデルは2.2Lディーゼルエンジンで15.1km/Lとされていましたが、新型GLCクラスは2Lディーゼルマイルドハイブリッドで18.1km/Lに。
プラグインハイブリッドモデルは、充電した電力を使用することで日常の走行をカバーすることができるようになっています。
▼参考:メルセデス・ベンツGLCクラスの燃費(前モデル)
- 2Lガソリンターボ:10.7km/L
- 2.2Lディーゼルターボ:15.1km/L
- 3Lガソリンターボ:9.6km/L
- 4Lガソリンターボ:7.7km/L
最新システム!メルセデスベンツ新型GLCクラスの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型GLCクラスの安全装備には、フラッグシップモデル「Sクラス」からくるブランドの最新システムが採用されています。
システムは、フロント長距離レーダー、フロントマルチモードレーダー2個、リアコーナーレーダー2個、ステレオマルチパーパスカメラ、360度カメラ4個、超音波センサー12個により構成。
これにより搭載される各種機能で対応速度や検知範囲を大幅に拡大し、高い安全性が確保されています。
いつ?メルセデスベンツ新型GLCクラスの発売日は?
新設定されたGLC350e 4MATIC Sports Edition Starは、2023年11月29日に日本で発売されました。
メルセデス・ベンツはラインナップを拡大することで、好調なGLCクラスの販売をさらに伸ばしていきたい考えです。
メルセデスベンツGLCクラスを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツGLCクーペ
メルセデス・ベンツ・GLCクラス(Mercedes-Benz GLC-Class)は、初代となる前モデルが2015年に登場したSUVです。
以前販売されていたGLKクラスの後継車として開発され、メルセデス・ベンツのネーミングルール変更から「Cクラス相当のSUV」としてGLCクラスのモデル名が採用されました。
この経緯から日本発表時のキャッチフレーズには「いよいよ Cクラスに、SUV」が採用され、車格がアピールされました。
ボディは前モデルのGLKクラスから全長と全幅を拡大しながら、全高を下げることでスポーティなイメージに変更。
新しいボディタイプとして、クーペSUVとなる「GLCクーペ」もラインナップに加わりました。
新型メルセデス・ベンツGLCクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!