トヨタが、「ルーミー」を改良し発売しました。
改良により変更されたトヨタ新型ルーミーについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】アップデート!トヨタ「新型ルーミー」改良発売!
- トヨタ新型ルーミーの【変更点まとめ】
- 1万円UP!トヨタ新型ルーミーの価格は?
- 洗練!トヨタ新型ルーミーの外装(エクステリア)デザイン
- 使いやすさUP!トヨタ新型ルーミーの内装(インテリア)デザイン
- 軽快!トヨタ新型ルーミーのエンジンとスペックは?
- トヨタ新型ルーミーを試乗動画でチェック!
- 最新システム!トヨタ新型ルーミーの安全装備は?
- 良好!トヨタ新型ルーミーの燃費は?
- 使いやすく!トヨタ新型ルーミーのボディサイズは?
- いつ?トヨタ新型ルーミーの発売日は?
- トヨタ・ルーミーを「おさらい」
【最新情報】アップデート!トヨタ「新型ルーミー」改良発売!
トヨタが「ルーミー」を改良し発売しました。
トヨタ・ルーミーは、ダイハツが販売する「トール」のOEMモデルとなっており、スバルが販売する「ジャスティ」とあわせ、その使い勝手の良さが人気になっています。
改良された新型ルーミーでは、最新の法規に対応したほか、オプション「コンフォートパッケージ」に「ナノイーX」を新設定。
改良にあわせ、ディスプレイオーディオのSmartDeviceLink機能と、ボディカラー「ブリリアントカッパークリスタルマイカ」のモノトーンと2トーンが廃止されています。
トヨタ新型ルーミーは2022年9月1日に発売。価格は1,566,500円~2,100,000円となっています。
▼ダイハツ・トール(OEM元モデル)
【新型トール】改良発売!最新情報、トールカスタム、燃費や価格は?
▼スバル・ジャスティ(兄弟モデル)
▼トヨタ・ルーミー(次世代モデル)
【トヨタ新型ルーミー】「ハイブリッド設定!」フルモデルチェンジ発売!最新情報、ルーミーカスタム、燃費や価格は?
トヨタ新型ルーミーの【変更点まとめ】
▼トヨタ新型ルーミーの変更点
- 最新の法規に対応
- オプション「コンフォートパッケージ」に「ナノイーX」を新設定
- ディスプレイオーディオのSmartDeviceLink機能を廃止
- ボディカラーから「ブリリアントカッパークリスタルマイカ」を廃止
▽2020年9月の変更点
- トヨタ「タンク」を「ルーミー」に統合
- 最新安全システム「スマートアシスト」を採用。
全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールなどを搭載 - 電子制御パーキングブレーキを採用し、オートブレーキホールド機能を搭載
- ボディカラーに「クールバイオレットクリスタルシャイン」「ターコイズブルー」を新設定
- 9インチディスプレイオーディオを全車にオプション設定
- スマートフォンなどの充電用USB端子を標準装備
- 助手席アッパートレイをティッシュBOXが収納できるサイズに拡大
- ドア機能に、「タッチ&ゴーロック機能」「ウェルカムドアロック解除」「ウェルカムオープン機能」を追加
- シート形状、シート表皮を変更
- WLTCモード燃費値に対応
1万円UP!トヨタ新型ルーミーの価格は?
▼トヨタ新型ルーミーの価格
▽1L自然吸気エンジン
- Χ
2WD(FF) 1,566,500円、4WD 1,742,500円 - G
2WD(FF) 1,753,500円、4WD 1,929,500円 - カスタムG
2WD(FF) 1,924,000円、4WD 2,100,000円
▽1Lターボエンジン
- G-T
2WD(FF) 1,874,500円 - カスタムG-T
2WD(FF) 2,056,000円
トヨタ新型ルーミーの価格は、改良によりアップしています。
アップ幅は全グレードで1万円となり、これまでと大きなイメージの違いはなく選択できるようになっています。
▼参考:トヨタ・ルーミーの価格(前モデル)
▽1L自然吸気エンジン
- Χ
2WD(FF) 1,556,500円、4WD 1,732,500円 - G
2WD(FF) 1,743,500円、4WD 1,919,500円 - カスタムG
2WD(FF) 1,914,000円、4WD 2,090,000円
▽1Lターボエンジン
- G-T
2WD(FF) 1,864,500円 - カスタムG-T
2WD(FF) 2,046,000円
洗練!トヨタ新型ルーミーの外装(エクステリア)デザイン
▼新型ルーミー「ノーマルモデル」
トヨタ新型ルーミーの外装は2020年の改良時に、兄弟車「タンク」を統合することによりデザイン構成が変更されています。
▼参考:トヨタ・ルーミー(改良前)
それまではノーマルモデルとカスタムモデルで基本デザインを共通としエクステリアアクセントで差別化していましたが、新型ルーミーではノーマルモデルのデザインをそれまでの「タンク」のものに変更。
▼トヨタ・ルーミーカスタム
カスタムモデルは引き続きルーミーのデザインとすることで、ノーマルモデルはアクティブな印象、カスタムモデルは質感を重視したスタイルとなっています。
▼新型ルーミー「GRパーツ」装着車
▼新型ルーミー「モデリスタ」
また、GRとモデリスタから専用のカスタムパーツも設定され、個性をアップすることができるようになっています。
使いやすさUP!トヨタ新型ルーミーの内装(インテリア)デザイン
▼新型ルーミー「ブラック×アッシュブラウン」
トヨタ新型ルーミーの内装は2020年の改良時に、より質感と使い勝手を両立したデザインとされています。
▼新型ルーミー「ブラック」
改良では、新たに座り心地とホールド性を向上したシート形状を採用。
パーキングブレーキは足踏みペダル式から電子制御パーキングブレーキに変更することで、オートブレーキホールド機能も搭載されています。
また、9インチディスプレイオーディオが全車にオプション設定され、スマートフォンなどの充電用USB端子が標準装備したほか、助手席アッパートレイがティッシュBOXを収納できるサイズに拡大されています。
新型ルーミーでは、リヤシートのリクライニング角度を最大70度まで倒すことができ、車中泊も可能な空間を確保。
室内には、大きな空間を便利に使えるように多彩な収納スペースを配置。
フロントシートセンターには、バッグを置くスペースも用意されるなど、手軽さが追求されています。
このスペースを使用し、雨天時などにフロントとリアシートを車外へ出ることがなく移動することもできるようになり、前後乗員間距離は最大1105mmの広さとなっています。
リアシートは240mmのスライドが可能となるほか、ドリンクホルダーを持つテーブルが用意され、5人が快適にドライブを楽しむことができるように。
ラゲッジスペースは幅を拡大しながら高さが抑えられ、荷物の積み下ろしをしやすく設計。
ラゲッジスペースはデッキボードを跳ね上げることで高さのある荷物に対応するほか、付属する防汚シートと1500mmを超える荷室長を使用し自転車も搭載することができるようになっています。
▼トヨタ新型ルーミーの室内サイズと比較
- 室内長×室内幅×室内高
ルーミー:2180×1480×1355mm
※参考 トヨタ・パッソ:1975×1420×1270mm - 乗員:5人乗り
軽快!トヨタ新型ルーミーのエンジンとスペックは?
▼直列3気筒1Lターボエンジン「1KR-VET」
▼トヨタ新型ルーミーのエンジンとスペック
- 【NA(自然吸気)エンジン】
エンジン:直列3気筒1L「1KR-FE」
出力:69ps/9.4kgm - 【ターボエンジン】
エンジン:直列3気筒1Lターボ「1KR-VET」
出力:98ps/14.3kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
トヨタ新型ルーミーには、直列3気筒1L自然吸気エンジンと、直列3気筒1Lターボエンジンが搭載されています。
1L自然吸気エンジンは、吸気ポートのデュアルインジェクター&デュアルポート化を行うとともに、ピストン形状の最適化による高圧縮比、低フリクション化を実施することで滑らかな加速感と高い燃費性能を実現。
1Lターボエンジンは、過給器を組み合わせることで1.4Lエンジンなみのトルクが利用できるようになっています。
乗り味は、ボディとサスペンションの高剛性化を図ることでステアリング操作に対し車体姿勢がスムーズに連動し、運転時のストレス軽減に寄与するとともに快適な乗り心地に仕上げられています。
トヨタ新型ルーミーを試乗動画でチェック!
最新システム!トヨタ新型ルーミーの安全装備は?
トヨタ新型ルーミーの安全システムには、最新の「スマートアシスト」が搭載されています。
スマートアシストでは新型ステレオカメラ搭載により、衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能を、夜間歩行者検知、追従二輪車検知に対応させるとともに、検知距離、対応速度の向上を実現。
また、以下の新機能を追加することで安全性が高められています。
▼スマートアシストの新機能
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
- 路側逸脱警報機能
- ふらつき警報
- 標識認識機能(進入禁止、一時停止、最高速度)
- ADB(アダプティブドライビングビーム)
- サイドビューランプ
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
良好!トヨタ新型ルーミーの燃費は?
▼トヨタ新型ルーミーの燃費
- 1L自然吸気エンジン:18.4km/L
- 1Lターボエンジン:16.8km/L
トヨタ新型ルーミーの燃費は、実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値に対応し、自然吸気エンジン車で18.4km/Lとされています。
前モデルは以前の燃費規格であるJC08モード値で24.6km/Lとされていましたが、 6.2km/Lの変更となっています。
▼参考:ルーミー(前モデル)の燃費
※JC08モード値
- 1L自然吸気エンジン:24.6km/L
使いやすく!トヨタ新型ルーミーのボディサイズは?
▼トヨタ新型ルーミーのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
ベースモデル:3700×1670×1735mm
ルーミーカスタム:3725×1670×1735mm - ホイールベース:2490mm
- 最低地上高:130mm
- 車重:1070kg
- 参考
・トヨタ パッソ
全長×全幅×全高:3650×1665×1525mm
ホイールベース:2490mm
最低地上高:150mm
車重:910kg
トヨタ新型ルーミーのボディサイズは、軽自動車からのクラスアップユーザーに対応する扱いやすいサイズに設計されています。
ルーミーカスタムは、25mm全長を延長することで伸びやかなデザインに仕上げられています。
基礎を共有するパッソと比較すると、最小回転半径を維持するためホイールベースは同じになっていますが、 全長+50mm、全高は+210mmと大きく拡大され、人気の高いトールワゴンの使い勝手が実現されています。
いつ?トヨタ新型ルーミーの発売日は?
改良されたトヨタ新型ルーミーは、2022年9月1日に発売されました。
トヨタは主力コンパクトカーであるルーミーを改良することで、幅広いユーザーにアピールしていく予定です。
トヨタ・ルーミーを「おさらい」
トヨタ・ルーミー(ROOMY)は、初代となる現行モデルが2016年に登場したコンパクトカーです。
ダイハツが開発した「トール」をベースとしたOEM供給モデルとなっており、トヨペット店とネッツ店で販売される「タンク」、トヨタ店とカローラ店で販売されるトヨタ「ルーミー」、スバル「ジャスティ」と、基本共通の4モデルが展開されています。
車名の「ROOMY」の由来は英語の「広々とした」からとなっており、広い室内空間が表現されています。
コンセプトは、Living(リビング)とDriving(ドライビング)を掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」とされ、自宅のような快適性を持つクルマとしてつくられました。
登場前に販売されていたトヨタ「bB」「ラクティス」、ダイハツ「COO」、スバル「DEX」「トレジア」を統合し、両側スライドドアにより高い利便性が確保されたことで安定した販売を記録する人気モデルになっています。
新型トヨタ・ルーミーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!