BMWが、ブランドのエントリーモデル「1シリーズ」の新モデルとなる「116i」の日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップした新型1シリーズについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新エントリーモデル!BMW「新型1シリーズ116i」日本発売!
- BMW新型1シリーズの【変更点まとめ】
- 398万円から!BMW新型1シリーズの価格は?
- 迫力!BMW新型1シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
- 広く!BMW新型1シリーズのボディサイズは?
- 最新装備!BMW新型1シリーズの内装(インテリア)デザイン
- 2駆最強!BMW「新型1シリーズ 128ti」発表!
- 力強く!BMW新型1シリーズのエンジンとスペックは?
- 気持ちよく!BMW新型1シリーズの走行システムは?
- BMW新型1シリーズを試乗動画でチェック!
- 走り両立!BMW新型1シリーズの燃費は?
- 最新機能!BMW新型1シリーズの安全装備は?
- BMW新型1シリーズの発売日は?
- BMW1シリーズを「おさらい」
【最新情報】新エントリーモデル!BMW「新型1シリーズ116i」日本発売!
BMWが、コンパクトカー「1シリーズ」の新モデルとなる「116i」の日本発売を発表しました。
BMW1シリーズは、ブランドのエントリーモデルとしてラインナップされ、BMWらしい軽快な走りを楽しむことができるモデルとして人気になっています。
新設定された新型1シリーズ「116i」は、シリーズの新しいエントリーグレードとなり、109ps/19.4kgmを発揮する1.5Lガソリンターボエンジンを搭載し、WLTC燃費14.3km/Lを実現。
エントリーグレードとして装備を抑えつつも、ストップ&ゴー機能付きACCアクティブ・クルーズ・コントロール、ドライビング・アシスト、パーキング・アシスト等の安全機能、運転支援機能が標準装備されています。
BMW新型1シリーズ「116i」は2022年9月14日に日本で発売され、BMWオンラインストアのみで販売。価格は3,980,000円となっています。
▼BMW新型1シリーズの動画
▼2シリーズグランクーペ
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BMW新型1シリーズの【変更点まとめ】
▼BMW新型1シリーズの変更点
- エントリーグレード「116i」を設定
▽2021年6月の変更点
- アクティブクルーズコントロール、オートマチックテールゲートオペレーション、電動フロントシート(運転席&助手席、運転席メモリー機能付)を標準装備
- エントリーグレード「118i」にドライビングアシストを採用し、全グレードで標準装備
- BMW Individualアルミニウムラインを全車標準装備
- 「Play」「Play Edition Joy+」に、イルミネーテッド・ベルリン・インテリアトリムを装備
▽2020年4月の変更点
- 2Lディーゼルエンジンを搭載する「118d」を追加設定
398万円から!BMW新型1シリーズの価格は?
▼BMW新型1シリーズの価格
▽1.5Lガソリンターボ
- BMW 116i:3,980,000円【新設定】
- BMW 118i Play:4,460,000円
- BMW 118i M Sport:4,840,000円
▽2Lディーゼルターボ
- BMW 118d Play:4,700,000円
- BMW 118d M Sport:4,990,000円
▽2Lガソリンターボ
- BMW M135i xDrive:6,670,000円
BMW新型1シリーズの価格は、新たに設定されたエントリーグレード「116i」により398万円からとされています。
中間グレード「118i Play」との比較では48万円価格をダウンし、選びやすい価格設定とされています。
迫力!BMW新型1シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
▼BMW新型1シリーズの画像
BMW新型1シリーズの外装は、ブランドデザインであるキドニーグリルを拡大し、より押し出し感のあるフロントフェイスに仕上げられています。
ボディタイプには前モデルで3ドアと5ドアが用意されていましたが、3ドアモデルは販売が極少数になっていたことから廃止され、新型1シリーズでは5ドアモデルのみがラインナップされています。
スタイルは、駆動レイアウトがコンパクトカーでは珍しかったFRレイアウトからFFレイアウトに変更されたことでエンジンルームがコンパクトになり、キャビンを拡大。
ルーフには、開放感を高めるパノラマガラスルーフも設定されています。
▼BMW新型1シリーズ「M135i xDrive」の画像
ハイスペックモデルとして用意されるM135i xDriveでは、専用のエアロパーツを採用することで、より迫力あるデザインに。
大型のリアスポイラーや高性能ブレーキシステムなどにより、走行性能が高められています。
広く!BMW新型1シリーズのボディサイズは?
▼BMW新型1シリーズのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4335×1800×1465mm
- ホイールベース:2670mm
- 車重:1390kg
- ※参考
・BMW1シリーズ(前モデル)
全長×全幅×全高:4340×1765×1440mm
ホイールベース:2690mm
BMW新型1シリーズのボディサイズは、前モデルから全長とホイールベースを短縮し、車重も最大30kg軽量化されています。
しかし、全幅や全高は拡大されており、FFレイアウトにあわせた大きな室内空間が確保されています。
最新装備!BMW新型1シリーズの内装(インテリア)デザイン
BMW新型1シリーズの内装は、ブランドの主力モデルとして最新のデザインが採用されています。
インフォテイメントシステムには8.8インチのタッチスクリーンが装備され、AIを活用するデジタルアシスタント機能「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を搭載。
これにより「OK, BMW」や「1シリーズ」などのコマンドワードで、車両設定の操作や情報へのアクセスに対応。
オプションとして10.25インチのディスプレイを2つ備えた最新のBMWライブ・コックピットや、大型化したBMWヘッドアップ・ディスプレイが装備されています。
スポーツモデルの「Mスポーツ」グレードや「M135i」では、Mスポーツ・ステアリングやヘッドレスト一体型のスポーツシートが装着されています。
新型1シリーズの室内空間は駆動レイアウトの変更により大幅に拡大され、後席ニールームに33mm、リアヘッドルームに最大19mmの空間をプラス。
ラゲッジスペースは通常時で前モデルから20L大きい380Lを確保し、後席を格納することで最大1200Lまで拡大可能に。
テールゲートには、1シリーズとして初めて電動テールゲートが採用されています。
2駆最強!BMW「新型1シリーズ 128ti」発表!
▼BMW新型1シリーズ「128ti」の画像
BMW1シリーズには、ハイスペックモデル「128ti」が発表されています。
新型1シリーズ128tiは、現行モデルでFFレイアウトとなった1シリーズのFFホットハッチとして企画され、フォルクスワーゲン「ゴルフGTI」やルノー「メガーヌRS」をライバルとして制作。
パワートレインには269ps(265hp)を発揮する直列4気筒2Lターボエンジンを搭載し、トルセンLSDや8速ATと組み合わせることで、0-100km/h加速タイム5.1秒を実現しています。
足回りにはベースモデルから車高を10mmダウンするMスポーツサスペンションと18インチホイールを装備するほか、4WDハイパフォーマンスモデルとして設定されている「M135i xDrive」と共有するスタビライザーとレッド塗装Mスポーツブレーキを装備。
2輪駆動を採用することで新型128tiの車重は、4WDハイパフォーマンスモデルの「M135i xDrive」よりも約80kg軽量に。
内装には専用の「ti」ロゴなどが採用されています。
力強く!BMW新型1シリーズのエンジンとスペックは?
▼BMW新型1シリーズのエンジンとスペック
- 【116i】【新設定】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:109ps/19.4kgm - 【118i】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:140ps/22.4kgm - 【118d】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:150ps/35.7kgm - 【M135i xDrive】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:306ps/45.9kgm
0-100km/h加速:4.8秒
最高速度:250km/h(リミッター) - トランスミッション:7速DCT or 8速AT
- 駆動方式:FF or 4WD「xDrive」
BMW新型1シリーズには、1.5Lガソリン、2Lのガソリンとディーゼルエンジンが搭載されています。
▼BMW製直列3気筒1.5Lターボエンジン
搭載されるエンジンは、細部まで改良を行うことで高出力と低燃費、クリーン化を実現。
1.5Lガソリンエンジンではガソリンパティキュレートフィルター、ディーゼルエンジンではディーゼルパティキュレートフィルター、NOx吸着触媒、SCRなどを採用することで、厳しいユーロ6d-TEMP排出基準を満たすパワートレインとなっています。
2Lディーゼルエンジンは、1シリーズとして初の2ステージ・ターボチャージャーを採用することで、エンジン起動直後の低回転域でも効率よくターボを活かすことができるようになり、力強い走りと高い環境性能を獲得。
ハイスペックモデルとなる「M135i xDrive」は、「BMWグループで最もパワフルな4気筒エンジン」とされ、8速ATと機械式トルセンLSDを備える4WDシステム「xDrive」を採用することで、0-100km/h加速4.8秒、最高速250km/hのハイスペックが実現されています。
気持ちよく!BMW新型1シリーズの走行システムは?
BMW新型1シリーズの走行システムには、「ARB(actuator contiguous wheel slip limitation)」が内燃機関搭載モデルとして初採用されています。
「ARB」は、BMWの電気自動車「i3s」に装着されていたシステムで、タイヤの空転情報を「DSC(Dynamic Stability Control)」経由ではなく、ECUから直接入力することで情報の伝達速度を3倍高速化。
これにより駆動力を適切に制御し、FF駆動レイアウトでもパワーアンダーステアの発生が抑制されています。
BMW新型1シリーズを試乗動画でチェック!
BMW新型1シリーズは、注目度の高さから試乗動画が公開されています。
新世代となりあがった走行性能や使い勝手が高い評価を受けています。
走り両立!BMW新型1シリーズの燃費は?
▼BMW新型1シリーズの燃費(WLTCモード値)
- 1.5Lガソリンターボ
116i:14.3km/L【新設定】
118i:13.7km/L - 2Lディーゼルターボ
118d:16.7km/L - 2Lガソリンターボ
M135i xDrive:12.0km/L
BMW新型1シリーズは、FFへの駆動方式変更により効率を改善することで、1.5Lガソリンモデルで14.3km/Lの低燃費となっています。
ディーゼルモデルでは16.7km/Lまでアップし、4輪を駆動する最上位モデルのM135i xDriveでも12.0km/Lが確保されています。
最新機能!BMW新型1シリーズの安全装備は?
BMW新型1シリーズの安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。
安全システムは、レーン・チェンジ・ウォーニング、後部衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング(リア)、スピード・リミット情報表示機能が追加されたドライビング・アシストを装備。
また、自車が36km/h未満のスピードで前進した状況を最大50mまでメモリーし、その情報に沿って最大9km/hで後退可能な「リバース・アシスト」機能がクラス初採用されています。
BMW新型1シリーズの発売日は?
BMW新型1シリーズに新設定された「116i」は、2022年9月14日に発売されました。
BMWはユーザーの要望に応え使いやすさをアップした新型1シリーズをラインナップすることで、プレミアムコンパクトカー市場での存在感をアップしていきたい考えです。
BMW1シリーズを「おさらい」
▼BMW1シリーズ(初代)
BMW1シリーズは、2004年に初代が登場したBMWのエントリーモデルです。
1シリーズの販売以前は、3シリーズがブランドのエントリーモデルとして販売されていましたが、ニーズにあわせサイズを拡大したことから小さい新モデルを模索。
3代目と4代目の3シリーズに設定された3ドアハッチバック「3シリーズコンパクト」が、より魅力あるモデルとなるために1シリーズとして独立しました。
▼BMW1シリーズ(2代目)
この開発経緯から、1シリーズは2011年に登場した前モデルの2代目でもコンパクトカーでは珍しいFRレイアウトを採用し、前後重量配分を50:50とした軽快な走りを最大のアピールポイントに制作。
しかし3代目としてフルモデルチェンジした新型1シリーズでは、FRレイアウトではコンパクトなボディサイズと広い室内空間の両立が困難なことからFFレイアウトに変更。
実用性を高めることで、プレミアムブランドでも重要視されるようになったコンパクトカーの販売の拡大を目標に製作されました。
新型1シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!