BMWが、フラッグシップセダン「5シリーズ」のフルモデルチェンジ発表を予定しています。
新世代となり性能をアップするBMW新型5シリーズについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】全面改良!BMW「新型5シリーズ」フルモデルチェンジ!
- BMW新型5シリーズの【変更点まとめ】
- 迫力!BMW新型5シリーズの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!BMW新型5シリーズの内装(インテリア)デザイン
- 最新!BMW新型5シリーズのパワートレインとスペックは?
- 改善!BMW新型5シリーズの燃費は?
- 充実!BMW新型5シリーズの安全装備は?
- 維持!BMW新型5シリーズのボディサイズは?
- アップ!BMW新型5シリーズの価格は?
- いつ?BMW新型5シリーズの発売日は?
- BMW5シリーズを「おさらい」
【最新情報】全面改良!BMW「新型5シリーズ」フルモデルチェンジ!
▼BMW新型5シリーズのスクープ画像
BMWが「5シリーズ」のフルモデルチェンジ発表を予定しています。
BMW5シリーズは、ブランドの上級モデルとしてラインナップされ、最新鋭の装備や最上級の素材などが特徴となっています。
新世代となる新型5シリーズでは、環境性能を高めた最新のパワートレインを搭載。
内装には湾曲ワイドスクリーンが設定され、ヘッドアップディスプレイとあわせ、多彩な情報がドライバーに提供されます。
▼BMW新型5シリーズのスクープ動画
▼BMW7シリーズ
【BMW新型7シリーズ】フルモデルチェンジ!最新情報、PHEV、燃費、価格は?
BMW新型5シリーズの【変更点まとめ】
▼BMW新型5シリーズの変更点
- 新デザインのエクステリアを採用
- 新世代パワートレインを採用し、環境性能を向上
- 第8世代の「BMW iDrive」を搭載し、湾曲大型ディスプレイを採用
迫力!BMW新型5シリーズの外装(エクステリア)デザイン
▼新型5シリーズのCG
▼新型5シリーズのスクープ画像
▼参考:5シリーズ(現行モデル)
BMW新型5シリーズの外装には、存在感をアップする最新のデザインが採用されます。
フロントには最新のヘッドライトを採用し、力強い印象をプラス。
▼新型5シリーズのスクープ画像
▼参考:5シリーズ(現行モデル)
リアはスタンダードなセダンスタイルにより高い使い勝手を確保しながら、新設計したテールランプなどにより先進的な印象がつくられます。
最新装備!BMW新型5シリーズの内装(インテリア)デザイン
▼新型5シリーズのスクープ画像
BMW新型5シリーズの内装には新世代の装備が採用され、質感と使い勝手が高められます。
装備には第8世代の「BMW iDrive」が搭載され、12.3インチのデジタルメーターと14.9インチタッチ対応インフォテインメントディスプレイをあわせた湾曲ワイドスクリーンを採用し、ヘッドアップディスプレイとあわせ、多彩な情報をドライバーに提供。
最新のリモートソフトウェアアップグレード機能により、車両システムのほか、運転支援機能でも、ソフトウェアのアップグレードが可能に。
また、「BMW ID」を導入し、車内のパーソナライズ機能やナビゲーションの学習機能などを、BMW IDが紐付けられたキーにより、他のBMW車にも反映することができるようになります。
最新!BMW新型5シリーズのパワートレインとスペックは?
▼BMW新型5シリーズのパワートレインとスペック
- 直列4気筒2Lターボ+マイルドハイブリッド
出力:252ps/35.7kgm - 直列4気筒2Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
出力:190ps/40.8kgm - 直列6気筒3Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:340ps/45.9kgm - 直列4気筒2Lターボ+電気モーターPHEV
システム出力:300ps/45.0kgm
EV航続距離:60km - V型8気筒4.4Lツインターボ
出力:530ps/76.5kgm - トランスミッション:10速AT
- 駆動:FR or 4WD「xDrive」
BMW新型5シリーズには、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドと、多彩なパワートレインが搭載されます。
ガソリンとディーゼルエンジンには、最新のマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで走行性能をアップしながら、環境性能を向上。
プラグインハイブリッドモデルは、直列4気筒2Lエンジンに最新の電動システムを組み合わせることで、出力とEV航続距離が引き上げられます。
改善!BMW新型5シリーズの燃費は?
▼BMW新型5シリーズの燃費
- ガソリン:14km/L
- ディーゼル:16km/L
BMW新型5シリーズの燃費は、最新のパワートレインを採用することで改善します。
現行モデルはディーゼル車で15.0km/Lとなっていますが、新型5シリーズでは16km/L以上が見込まれています。
▼参考:5シリーズ(現行モデル)の燃費
- 2Lガソリンターボ:13.2km/L
- 2Lディーゼルターボ:15.0km/L
- 2Lプラグインハイブリッド:12.8km/L
充実!BMW新型5シリーズの安全装備は?
BMW新型5シリーズには、ブランドの最新システムが搭載されます。
システムには、ステアリングアシストとレーンコントロールアシストを含むドライビングアシスタントプロフェッショナルを採用。
新型5シリーズでは、システムに使用する多くのセンサーを、キドニーグリル内に配置し、先進的なデザインと融合。
計算能力はこれまでのモデルの20倍となり、各種センサーからのデータを以前の2倍の早さで処理することができるようになります。
維持!BMW新型5シリーズのボディサイズは?
▼参考:BMW 5シリーズのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
セダン:4975×1870×1480mm
ツーリング:4975×1870×1500mm - ホイールベース:2975mm
BMW新型5シリーズのボディサイズは、現行モデルから大幅な変更はなく維持されます。
車体にはセダンのほか、ワゴン「5シリーズツーリング」が設定され、用途にあわせた選択に対応します。
アップ!BMW新型5シリーズの価格は?
▼BMW新型5シリーズの価格
- 700万円~1900万円
BMW新型5シリーズの価格は、最新の装備を採用することでアップします。
現行モデルは678万円からとされていましたが、新型5シリーズでは700万円ほどからが見込まれています。
▼参考:BMW5シリーズ(現行モデル)の価格
- 523i:6,780,000円
- 523i Luxury:7,430,000円
- 523i M Sport:7,980,000円
- 523d xDrive Edition Joy+:7,110,000円
- 523d xDrive:7,360,000円
- 523d xDrive Luxury Edition Joy+:7,760,000円
- 523d xDrive Luxury:8,010,000円
- 523d xDrive M Sport Edition Joy+:8,310,000円
- 523d xDrive M Sport:8,560,000円
- 530e Luxury Edition Joy+:8,150,000円
- 530e Luxury:8,700,000円
- 530e M Sport Edition Joy+:8,400,000円
- 530e M Sport:8,950,000円
- 530i Luxury:8,440,000円
- 530i M Sport:8,690,000円
- 540i xDrive M Sport:11,040,000円
- BMW M550i xDrive:13,190,000円
- BMW M5:17,920,000円
- BMW M5 Competition:18,770,000円
▽5シリーズツーリング(ワゴン)
- 523d xDrive Touring Edition Joy+:7,490,000円
- 523d xDrive Touring:7,740,000円
- 523d xDrive Touring Luxury Edition Joy+:8,140,000円
- 523d xDrive Touring Luxury:8,390,000円
- 523d xDrive Touring M Sport Edition Joy+:8,690,000円
- 523d xDrive Touring M Sport:8,940,000円
- 530i Touring M Sport:9,070,000円
- 540i xDrive Touring M Sport:11,420,000円
いつ?BMW新型5シリーズの発売日は?
フルモデルチェンジするBMW新型5シリーズは、2022年末に発表され、2023年の発売が予定されています。
BMWは主力モデルの5シリーズを新世代とすることで、よりブランド力をアップしていきたい考えです。
BMW5シリーズを「おさらい」
▼BMW5シリーズ(初代)
BMW5シリーズ(BMW 5 Series)は、初代が1972年に登場したブランドのEセグメントモデルです。
初代はそれまで製造されていたBMW「1800」「2000」の後継モデルとして制作され、パワートレインに2Lから3Lのガソリンエンジンを搭載し、最高175馬力を出力。
▼BMW5シリーズ(2代目)
▼BMW M5(2代目ベース)
2代目では、3.5Lエンジンと5速マニュアルトランスミッションを搭載するハイパフォーマンスモデル「M5」を設定。
最高出力は286馬力、最高速度は250km/hにも達し、当時世界最速の4ドアサルーンとなりました。
▼BMW5シリーズ(3代目)
1988年に登場した3代目では、前モデルでライバルに譲っていた空力性能が大幅に改善され、空気抵抗係数(Cd値)は0.30を達成。
▼BMW5シリーズ(4代目)
1996年の4代目ではスタイルを大幅に変更し、デザインはBMWのデザイナーである永島譲二氏が担当。
トラクションコントロールや横滑り防止機能、最高10個のエアバッグを採用するなど、安全性が強化されました。
▼BMW5シリーズ(5代目)
5代目ではボディサイズが拡大されましたが、車重のアップを抑えるためにフロント部分にアルミ素材を採用。
走行システムには「アクティブステアリング」と呼ばれる可変ギアレシオパワーステアリングが搭載され、トランスミッションには新開発された6速ATがすべてのエンジンに組み合わせられました。
▼BMW5シリーズ(6代目)
2009年には発表された6代目では、ボディタイプに5ドアハッチバックモデルとなる5シリーズグランツーリスモを新設定。
セダンに近いスタイルながら、広いラゲッジスペースによる使い勝手がアピールされました。
▼BMW5シリーズ(7代目)
現行モデルの7代目は2017年に登場し、アルミニウムや超高張力鋼板などの使用範囲を拡大することで前モデルから最大100kg軽量化。
5ドアハッチバックの5シリーズグランツーリスモはフルモデルチェンジにあわせ、6シリーズグランツーリスモに変更。
ハイパフォーマンスモデルのM5には初めて4輪駆動が採用され、完全後輪駆動への切り替えにも対応することでマシンコントロールを楽しむこともできるようになっています。
新型BMW5シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!