BMWが、「4シリーズ」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力を伸ばした新型4シリーズについて、スペックや価格などの最新情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】選びやすいEVグランクーペ!BMW「新型i4 eDrive35」日本発売!
- BMW新型4シリーズの【変更点まとめ】
- 694万円から!BMW新型4シリーズの価格は?
- 大型グリル!BMW新型4シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
- 拡大!BMW新型4シリーズのボディサイズは?
- 新装備!BMW新型4シリーズの内装(インテリア)デザイン
- 高出力!BMW「新型M4」「M4コンペティション」設定!
- パワフル!BMW新型4シリーズのパワートレインとスペックは?
- BMW新型4シリーズを試乗動画でチェック!
- 走り両立!BMW新型4シリーズの燃費は?
- 最新システム!BMW新型4シリーズの安全装備は?
- いつ?BMW新型4シリーズの発売日は?
- BMW4シリーズを「おさらい」
【最新情報】選びやすいEVグランクーペ!BMW「新型i4 eDrive35」日本発売!
▼新型i4 eDrive35の画像
BMWが「4シリーズ」の電気自動車「i4」の新モデルとなる「i4 eDrive35」の日本発売を発表しました。
BMW4シリーズはブランドのミドルクラスとして設定され、現行モデルは2020年10月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
新型i4 eDrive35は、電気自動車モデル「i4」の新しいエントリーグレードとなり、286ps/40.8kgmの出力を発揮し、後輪を駆動。
70.3kWhのバッテリーを搭載することで、一充電での走行可能距離は532kmを確保。
他モデル同様に、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備とされ、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を使用し、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっています。
BMW新型i4 eDrive35は、2023年2月15日に日本で発売され、価格は6,980,000円。販売はBMWオンライン・ストアのみとされています。
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BMW新型4シリーズの【変更点まとめ】
▼BMW新型4シリーズの変更点
- 電気自動車エントリーモデル「i4 eDrive35」を設定
▽2022年9月の変更点
- 限定軽量ハイパフォーマンスモデル「M4 CSL」を設定
▽2022年4月の変更点
- ディーゼルエンジンを搭載する「420d xDriveグランクーペ」を設定
▼BMW新型4シリーズクーペの動画
▼BMW新型4シリーズカブリオレの動画
694万円から!BMW新型4シリーズの価格は?
▼BMW新型4シリーズの価格
- 【4シリーズクーペ】
・BMW 420i M Sport:6,940,000円
・BMW M440i xDrive:10,960,000円
・BMW M4:13,580,000円
・BMW M4 Coupe Competition M xDrive:14,400,000円
・BMW M4 Coupe Competition M xDrive Track Package:15,620,000円 - 【4シリーズカブリオレ】
・BMW 420i Cabriolet M Sport:7,600,000円
・BMW M440i xDrive Cabriolet:11,460,000円
・BMW M4 Cabriolet Competition M xDrive:15,000,000円 - 【4シリーズグランクーペ】
・BMW 420i Gran Coupe M Sport:7,080,000円
・BMW 420d xDrive Gran Coupe M Sport:7,600,000円
・BMW M440i xDrive Gran Coupe:10,440,000円 - 電気自動車【i4】
・BMW i4 eDrive35 M Sport:6,980,000円
・BMW i4 eDrive40 M Sport:8,480,000円
・BMW i4 M50:11,320,000円
BMW新型4シリーズの価格は、694万円からとされています。
ラインナップにはクーペのほか、カブリオレ、4ドアモデルとなるグランクーペ、グランクーペボディの電気自動車「i4」も設定され、ニーズにあわせた選択に対応。
新設定された「i4 eDrive35」は、これまで設定されていた「i4 eDrive40」から150万円低価格に設定されています。
大型グリル!BMW新型4シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
▼BMW新型4シリーズクーペの画像
BMW新型4シリーズの外装は最新のBMWブランドデザインとされ、よりちから強く大型化されたキドニーグリルが特徴となっています。
新型4シリーズはアダプティブLEDヘッドライトを装備し、足元には18インチから19インチホイールを設定。
リアには、独自のL字型のグラフィックを持つテールライトを採用。
空力性能も改善され、Cd値は0.25までダウン。
また、車両のキーを持たずとも、iPhoneをドアハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、エンジンの始動も可能となっています。
▼新型4シリーズカブリオレの画像
▼新型4シリーズグランクーペの画像
新型4シリーズではボディタイプに、4人乗りオープンモデルのカブリオレ、4ドアモデルのグランクーペも設定され、好みにあわせた選択に対応。
▼新型i4の画像
電気自動車の新型i4はグランクーペボディとされ、エクステリアにブルーのアクセントを採用することにより、内燃機関搭載車と差別化されています。
拡大!BMW新型4シリーズのボディサイズは?
▼BMW新型4シリーズのボディサイズと比較
- 【4シリーズクーペ】
全長×全幅×全高:4775×1850×1395mm
ホイールベース:2850mm
車重:1560kg - 【4シリーズグランクーペ】
全長×全幅×全高:4785×1850×1450mm
ホイールベース:2855mm - ※参考
・3シリーズ
全長×全幅×全高:4715×1825×1440mm
ホイールベース:2850mm
・4シリーズ(前モデル)
全長×全幅×全高:4640×1825×1375mm
ホイールベース:2810mm
BMW新型4シリーズのボディサイズは、先に新世代モデルが発表された「3シリーズ」から全長と全幅が拡大され、よりラグジュアリーな仕上げとされています。
しかし、4シリーズでは3シリーズセダンよりも全高を45mmダウン、車両の重心位置も21mm低く設計することで、走行性能がアップされています。
新装備!BMW新型4シリーズの内装(インテリア)デザイン
BMW新型4シリーズの内装は最新技術を採用することにより、質感と使いやすさがたかめられています。
装備には第8世代の「BMW iDrive」を搭載し、12.3インチのデジタルメーターと14.9インチタッチ対応インフォテインメントディスプレイをあわせた湾曲ワイドスクリーンを設定。ヘッドアップディスプレイとあわせ、多彩な情報をドライバーに提供。
最新のリモートソフトウェアアップグレード機能により、車両システムのほか、運転支援機能でも、ソフトウェアのアップグレードが可能に。
また、「BMW ID」を導入し、車内のパーソナライズ機能やナビゲーションの学習機能などを、BMW IDが紐付けられたキーにより、他のBMW車にも反映することができるように。
あわせて、シフトセレクターは小型のトグルタイプに変更することで、デザイン性をアップ。パドルシフトが全モデルに標準装備されています。
高出力!BMW「新型M4」「M4コンペティション」設定!
▼BMW新型M4の画像
BMW4シリーズには、ハイパフォーマンスモデルとなる「M4」「M4コンペティション」が設定されています。
▼BMW新型M4の動画
BMW新型M4は、専用のエアロ、カーボンルーフ、クアッドエキゾーストなどを装備することでベースモデルと差別化。
シャーシは、フロントとリアのサブフレーム、追加のブレース、アダプティブMダンパーなどにより強化されています。
ホイールは「M4」でフロント18インチ、リア19インチ、「M4コンペティション」でフロント19インチ、リア20インチを装備。
パワートレインは前世代の431psから、標準の「M4」で480ps/56.1kgm、上位モデルとなる「M4コンペティション」では510ps/66.3kgmにスペックアップした直列6気筒3Lツインターボエンジンを搭載。
トランスミッションには、8速ATと6速MTが設定されています。
内装には、メリノレザーを使用した新開発のバケットシートが装備され、ライティングロゴ付きヘッドレストを装備するほか、高いホールド性と通気性を両立。
オプションとして、Mカーボンシートも設定されています。
▼BMW新型M4の動画
パワフル!BMW新型4シリーズのパワートレインとスペックは?
▼BMW新型4シリーズのパワートレインとスペック
- 【420i】
直列4気筒 2Lガソリンターボ
最高出力:184ps/30.6kgm - 【420d】
直列4気筒 2Lディーゼルターボ
最高出力:190ps/40.8kgm - 【M440i xDrive】
直列6気筒3Lガソリンターボ
最高出力:387ps/51.0kgm
0-100km/h加速:4.5秒 - 【M4】
直列6気筒3Lガソリンターボ
最高出力:480ps/56.1kgm
0-100km/h加速:4.2秒 - 【M4コンペティション】
直列6気筒3Lガソリンターボ
最高出力:510ps/66.3kgm
0-100km/h加速:3.9秒(4WDモデル:3.5秒) - 【M4 CSL】【日本25台限定】
直列6気筒3Lガソリンターボ
最高出力:550ps/66.2kgm - トランスミッション:8速AT or 6速MT
- 駆動:FR or 4WD「xDrive」
▽電気自動車
- 【i4 eDrive35】【新設定】
パワートレイン:電気モーター×1
出力:286ps/40.8kgm
駆動方式:RWD
航続距離:532km
バッテリー容量:70.3kWh - 【i4 eDrive40】
パワートレイン:電気モーター×1
出力:340ps/43.8kgm
駆動方式:RWD
航続距離:604km
0-100km/h加速:5.7秒
バッテリー容量:83.9kWh - 【i4 M50】
パワートレイン:電気モーター×2
出力:544ps/81.1kgm
駆動方式:4WD
航続距離:546km
0-100km/h加速:3.9秒
バッテリー容量:83.9kWh - 充電時間
・6.4kW 充電使用時
0%~100%まで約15時間
・CHAdeMO 90kW充電器使用時
0%~80%まで約40分
「i4 eDrive40」:10分の充電で90km走行可能
「i4 M50」:10分の充電で75km走行可能
・150kW充電器使用時
0%~80%まで約30分
「i4 eDrive40」:10分の充電で150km走行可能
「i4 M50」:10分の充電で130km走行可能
▽海外仕様
- 【430i】
直列4気筒 2Lガソリンターボ
出力:255ps/40.7kgm
0-96km/h加速:5.5秒(4WD:5.3秒)
最高速度:250km/h(リミッター) - 【430d】
直列6気筒 3Lディーゼルターボ
最高出力:286ps - 【440d】
直列6気筒 3Lディーゼルターボ
最高出力:340ps
BMW新型4シリーズには、排気量を1気筒あたり500ccとしたBMWの新世代エンジンが搭載されています。
エントリーモデルには新開発された2Lのガソリンエンジンが搭載され、軽快な走りを実現。
Mパフォーマンスモデルとなる「M440i xDrive」は、直列6気筒3Lガソリンターボエンジンに大型化されたキドニーグリルからエアを供給することで、387ps/51.0kgmの高出力と高い環境性能を両立。
Mアダプティブサスペンションにより、ステアリング、ダンピング、アクセルレスポンスを変更し、よりアグレッシブなドライビングフィーリングを楽しむこともできるようになっています。
また、新型4シリーズには電気自動車「i4」が設定され、BMW内で第5世代と呼ばれる最新電動パワートレインを搭載。
第5世代電動パワートレインは、希土類を原材料に使用せず、高い走行性能を獲得。
航続距離は最新バッテリーにより500kmを超え、実用性がアップされています。
BMW新型4シリーズを試乗動画でチェック!
走り両立!BMW新型4シリーズの燃費は?
▼BMW新型4シリーズの燃費
※WLTCモード値
- 420i(2Lガソリンターボ&FR):13.4km/L
- 420d xDrive(2Lディーゼルターボ&4WD):16.0km/L
- M440i xDrive(3Lガソリンターボ&4WD):11.2km/L
BMW新型4シリーズの燃費は、新燃費規格WLTCモード値で2Lガソリンモデルが13.4km/Lとなっています。
グランクーペに設定される2Lディーゼルはシリーズで最も燃費に優れるモデルとなり、16.0km/Lが確保されています。
最新システム!BMW新型4シリーズの安全装備は?
BMW新型4シリーズの安全装備には、高性能3眼カメラを使用した最新の運転支援システムが標準装備されています。
システムは「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載し、高速道路での渋滞時において、絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、時速60km/hまで、ステアリングから手を離して走行が可能に。
その他、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を搭載。
また、新型BMW8シリーズから導入されたリバースアシスト機能付きパーキングアシスタントにより、車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能になっています。
いつ?BMW新型4シリーズの発売日は?
BMW新型4シリーズに新設定された「i4 eDrive35」は、2023年2月15日に日本で発売されました。
BMWは4シリーズのラインナップを拡大することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
BMW4シリーズを「おさらい」
BMW4シリーズは、初代となる前モデルが2013年に登場したプレミアムミドルクラスカーです。
6代目「3シリーズ」から派生するラグジュアリーラインとして製作されました。
ボディタイプには、登場前まで3シリーズにラインナップされていたクーペとカブリオレに加え、4ドアクーペスタイルとなるグランクーペをラインナップ。
車両型式は、3シリーズが担当するセダンがF30、ツーリング(ワゴン)がF31、グランツーリスモ(5ドアハッチバック)がF34、中国市場専売のセダンロングホイールベースがF35、4シリーズが担当するクーペがF32、カブリオレがF33、グランクーペ(4ドアクーペ)がF36と連番になっています。
新型BMW4シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!