中国の自動車メーカー「BYD」が、プラグインハイブリッドSUVの新モデル「シーライオン6(SEALION 6)」の日本発売を2025年12月に予定しています。
最新技術により魅力をアップした新型シーライオン6について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】EVに続いてPHEVも!BYD「新型SEALION 6」日本発売!
- BYD新型シーライオン6の【特徴まとめ】
- 先進的!BYD新型シーライオン6の外装(エクステリア)デザイン
- EVモデルと差別化!BYD新型シーライオン6のボディサイズは?
- 最新装備!BYD新型シーライオン6の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!新型シーライオン6のスペックは?
- 低燃費!BYD新型シーライオン6の燃費は?
- 最新システム!BYD新型シーライオン6の安全装備は?
- PHEV車の価格破壊!BYD新型シーライオン6の価格は?
- いつ?BYD新型シーライオン6の日本発売日は?
【最新情報】EVに続いてPHEVも!BYD「新型SEALION 6」日本発売!
▼BYD新型シーライオン6の画像
BYD(ビーワイディー)は、中国に本社を構えるバッテリー事業で創業した自動車メーカーとなっており、世界70を超える国と地域でEV乗用車やEV商用車を販売。日本でもEVバスでは7割ほどのシェアを獲得しています。
2020年にはトヨタと中国市場向け電気自動車の開発を行う合弁会社を設立、2022年上半期には米国の電気自動車メーカー「テスラ」を超え、世界トップの電気自動車販売を記録しています。
新たに導入される新型シーライオン6は、先行して日本導入が発表された電気自動車SUV「シーライオン7」と同じ”シーライオン”シリーズながら、専用の車体設計を採用することにより使い勝手を向上した、世界的に販売が伸びているプラグインハイブリッド車のBYD日本初導入モデルに。
パワートレインには1.5L自然吸気ガソリンエンジンとシングルモーターを組み合わせたFWDモデルと、1.5Lターボエンジンとデュアルモーターを組み合わせたAWDモデルを設定。
車両価格を抑えることで、コストパフォーマンスが魅力のモデルとされます。
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BYD新型シーライオン6の【特徴まとめ】
▼BYD新型シーライオン6の特徴
- 新世代プラグインハイブリッドシステムを搭載
- EVモデル「シーライオン7」と差別化した、専用の車体設計を採用
- 最新インフォテインメントシステムを採用
先進的!BYD新型シーライオン6の外装(エクステリア)デザイン
▼BYD新型シーライオン6の画像
▼参考:BYD シーライオン7(EVモデル)
BYD新型シーライオン6の外装は、最新のデザインを採用することにより、先進的なスタイルとされています。
▼BYD新型シーライオン6の画像
▼参考:BYD シーライオン7(EVモデル)
フロントは、EVモデルの「シーライオン7」で冷却が最小限で済むことからグリルを閉じたデザインとされていますが、新型シーライオン6ではスリット状のエアインテークを採用。
▼BYD新型シーライオン6の画像
▼参考:BYD シーライオン7(EVモデル)
リアは、ルーフとウインドウの傾斜をEVモデルから抑え室内空間を拡大。
力強いスタイルのバンパーが採用されています。
EVモデルと差別化!BYD新型シーライオン6のボディサイズは?
▼BYD新型シーライオン6の画像
▼参考:BYD シーライオン7(EVモデル)
▼BYD新型シーライオン6のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4775×1890×1670mm
- ホイールベース:2765mm
- ※参考
・BYD シーライオン7
全長×全幅×全高:4830×1925×1620mm
ホイールベース:2930mm
・トヨタ ハリアー
全長×全幅×全高:4740×1855×1660mm
ホイールベース:2690mm
BYD新型シーライオン6のボディは、トヨタが販売するSUV「ハリアー」に近いサイズとなっています。
EVモデルの「シーライオン7」との比較では、全長を短縮しながら全高はアップすることで使い勝手が高められています。
最新装備!BYD新型シーライオン6の内装(インテリア)デザイン
BYD新型シーライオン6の内装は、最新の装備を採用することにより使い勝手が高められています。
ディスプレイにはデジタルメーターのほか、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応し、縦横に回転させることでシーンにあわせ情報を見やすく表示できる15.6インチインフォテインメントシステムを採用。
ルーフには大型のパノラマガラスルーフを採用し、開放感をアップ。
後席でも余裕のある空間が確保されています。
パワフル!新型シーライオン6のスペックは?
▼BYD新型シーライオン6のパワートレインとスペック
- 【FWDモデル】
1.5Lガソリン自然吸気+電気モーター×1
システム出力:218ps
0-100km/h加速:8.5秒 - 【AWDモデル】
1.5Lガソリンターボ+電気モーター×2
システム出力:324ps
0-100km/h加速:5.9秒 - バッテリー容量:18.3kWh
- EV航続距離:91km
新型シーライオン6には、新世代のプラグインハイブリッドパワートレインが採用されています。
プラグインハイブリッドシステムは、1.5L自然吸気ガソリンエンジンとシングルモーターを組み合わせたFWDモデルと、1.5Lターボエンジンとデュアルモーターを組み合わせたAWDモデルを設定。
エンジンの熱効率を、自然吸気エンジンで43.04%、ターボエンジンでも40.12%まで高めることで燃費性能を向上。
AWDモデルでは324psの出力を発揮し、0-100km/h加速5.9秒の余裕のある走りを楽しむことができるように。
バッテリーには、バッテリーパックを貫通させるなどの強い衝撃でも発火・炎上せず、エネルギー密度も高めたBYD独自開発のリン酸リチウムバッテリー「ブレードバッテリー」が採用されています。
低燃費!BYD新型シーライオン6の燃費は?
▼BYD新型シーライオン6の燃費
- 【バッテリー残量25%未満】
FWDモデル:4.8L/100km(約20.8km/L)
AWDモデル:5.8L/100km(約17.2km/L) - 【バッテリー残量25%~100%】
FWDモデル:1.1L/100km(約91km/L)
AWDモデル:1.4L/100km(約71.4km/L)
BYD新型シーライオン6の燃費は、最新プラグインハイブリッドシステムにより高められています。
燃費はバッテリー残量が25%~100%のときにFWDモデルで約91km/L、25%未満のときでも約20.8km/Lが確保され、日常の走行は充電した電力でカバーすることができるようになっています。
最新システム!BYD新型シーライオン6の安全装備は?
BYD新型シーライオン6の安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。
システムには、同一車線内走行支援「ナビゲーションパイロット」や死角をサポートする「ブラインドスポットインフォメーション」、「自動緊急ブレーキシステム」などが標準装備され、安全性が高められています。
PHEV車の価格破壊!BYD新型シーライオン6の価格は?
▼BYD新型シーライオン6の価格
- FWDモデル:45,990オーストラリアドル(約450万円)
- AWDモデル:52,990オーストラリアドル(約515万円)
BYD新型シーライオン6の価格は、オーストラリアで約450万円からとされています。
この価格設定は、ライバルとなる同等のボディサイズを持つPHEVモデルから100万円以上価格をダウンし、通常のハイブリッド車とも比較しやすい設定となっています。
いつ?BYD新型シーライオン6の日本発売日は?
BYD新型シーライオン6は、2025年12月の日本発売が予定されています。
BYDは、世界的に販売が伸びているプラグインハイブリッド車を日本にも導入することで、幅広いユーザーにアピールしていく予定です。
新型シーライオン6については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!