BMWが、「4シリーズ」の4ドアクーペモデル「4シリーズグランクーペ」、電気自動車「i4」のマイナーチェンジ日本発売を2024年10月25日に発表しました。
改良により魅力を伸ばした新型4シリーズについて、スペックや価格などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】リフレッシュ!BMW「新型4シリーズグランクーペ」改良日本発売!
- BMW新型4シリーズの【変更点まとめ】
- 694万円から!BMW新型4シリーズの価格は?
- 鋭く!BMW新型4シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
- 最新装備!BMW新型4シリーズの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!BMW新型4シリーズのパワートレインとスペックは?
- 走り両立!BMW新型4シリーズの燃費は?
- 最新システム!BMW新型4シリーズの安全装備は?
- 堂々!BMW新型4シリーズのボディサイズは?
- いつ?BMW新型4シリーズの発売日は?
- BMW4シリーズを「おさらい」
【最新情報】リフレッシュ!BMW「新型4シリーズグランクーペ」改良日本発売!
▼BMW新型4シリーズグランクーペの画像
BMW4シリーズはブランドのミドルクラススポーツとして設定され、現行モデルは日本で2024年6月にクーペとカブリオレが先行してマイナーチェンジし、新しいデザインを採用していました。
▼BMW新型i4の画像
追加設定された4ドアクーペの「4シリーズグランクーペ」では、内燃機関モデルのほか、電気自動車モデルとなる「i4」をラインナップ。
新デザインのLEDヘッドライトを採用し、BMW M440i Gran Coupe xDriveおよびBMW i4 M50 xDriveでは、アダプティブLEDヘッドライト、レーザーテールライトを標準装備。
また、赤で塗装されたMスポーツブレーキを装備。フロント周りで採用されていた従来のセリウム・グレーでの加飾部分をブラックとし、さらに、ヘッドライト内の光機部をブラックアウトすることで、精悍なイメージが高められています。
▼BMW3シリーズ
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BMW新型4シリーズの【変更点まとめ】
▼BMW新型4シリーズの変更点
- 4ドアクーペ「4シリーズグランクーペ」、電気自動車「i4」を追加設定
▽2024年7月の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「M4 Competition M xDrive」を追加設定
▽2024年6月の変更点
- クーペとカブリオレに新しいデザインを採用
694万円から!BMW新型4シリーズの価格は?
▼BMW新型4シリーズの価格
- 【4シリーズクーペ】
・BMW 420i M Sport:6,940,000円
・BMW M440i xDrive:11,060,000円
・BMW M4 Competition Coupe M xDrive:14,580,000円 - 【4シリーズカブリオレ】
・BMW 420i Cabriolet M Sport:7,760,000円
・BMW M440i xDrive Cabriolet:11,820,000円
・BMW M4 Competition Cabriolet M xDrive:15,480,000円 - 【4シリーズグランクーペ】【新設定】
BMW 420i Gran Coupe M Sport:7,220,000円
BMW 420d Gran Coupe xDrive M Sport:7,760,000円
BMW M440i Gran Coupe xDrive:9,880,000円 - 【i4】【新設定】
BMW i4 eDrive M Sport:8,860,000円
BMW i4 M50 xDrive:11,900,000円
BMW新型4シリーズは2024年6月の改良時に、クーペでスタート価格が前モデルから維持されています。
カブリオレでは16万円のアップと価格変更幅が抑えられ、新設定された4シリーズグランクーペでも14万円のアップとなっています。
▼参考:BMW4シリーズ(前モデル)の価格
- 【4シリーズクーペ】
・BMW 420i M Sport:6,940,000円
・BMW M440i xDrive:10,960,000円
・BMW M4:13,580,000円
・BMW M4 Coupe Competition M xDrive:14,400,000円
・BMW M4 Coupe Competition M xDrive Track Package:15,620,000円 - 【4シリーズカブリオレ】
・BMW 420i Cabriolet M Sport:7,600,000円
・BMW M440i xDrive Cabriolet:11,460,000円
・BMW M4 Cabriolet Competition M xDrive:15,000,000円 - 【4シリーズグランクーペ】
・BMW 420i Gran Coupe M Sport:7,080,000円
・BMW 420d xDrive Gran Coupe M Sport:7,600,000円
・BMW M440i xDrive Gran Coupe:10,440,000円 - 電気自動車【i4】
・BMW i4 eDrive35 M Sport:6,980,000円
・BMW i4 eDrive40 M Sport:8,480,000円
・BMW i4 M50:11,320,000円
鋭く!BMW新型4シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
▼BMW新型4シリーズクーペの画像
▼参考:4シリーズクーペ(前モデル)
BMW新型4シリーズの外装は改良により、新しいデザインを採用することにより質感が高められています。
▼BMW新型4シリーズクーペの画像
▼参考:4シリーズクーペ(前モデル)
フロントは特徴の大型グリルを維持しながら、ヘッドライトの形状を鋭くし、内部のデイタイムライトをハーフカップデザインから、他モデルにも採用されているブーメランスタイルへと変更。
▼BMW新型4シリーズクーペの画像
▼参考:4シリーズクーペ(前モデル)
リアは、レーザーライトテールランプを採用し、先進的な印象をアップ。
▼BMW新型4シリーズカブリオレの画像
▼参考:4シリーズカブリオレ(前モデル)
▼BMW新型4シリーズグランクーペの画像
▼参考:4シリーズグランクーペ(前モデル)
▼BMW新型M4の画像
モデルバリエーションには4人乗りオープンモデルのカブリオレ、4ドアモデルのグランクーペ、ハイパフォーマンスモデルの「M4」がラインナップされ、好みにあわせた選択に対応しています。
最新装備!BMW新型4シリーズの内装(インテリア)デザイン
BMW新型4シリーズの内装は最新技術を採用することにより、質感と使いやすさがたかめられています。
改良では、新しいデザインのステアリングホイールやエアダクトを採用。
装備には最新の「BMW iDrive」を搭載し、12.3インチのデジタルメーターと14.9インチタッチ対応インフォテインメントディスプレイをあわせた湾曲ワイドスクリーンを設定。ヘッドアップディスプレイとあわせ、多彩な情報をドライバーに提供。
リモートソフトウェアアップグレード機能により、車両システムのほか、運転支援機能でも、ソフトウェアのアップグレードが可能に。
また、「BMW ID」を導入し、車内のパーソナライズ機能やナビゲーションの学習機能などを、BMW IDが紐付けられたキーにより、他のBMW車にも反映することができるように。
あわせて、シフトセレクターは小型のトグルタイプとすることで、デザイン性をアップ。パドルシフトが全モデルに装備されています。
パワフル!BMW新型4シリーズのパワートレインとスペックは?
▼BMW新型4シリーズのパワートレインとスペック
▼日本仕様
▽内燃機関
- 【420i】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:184ps/30.6kgm - 【M440i xDrive】
直列6気筒3Lガソリンターボ
出力:387ps/51.0kgm - 【M4コンペティション(4WDモデル)】
直列6気筒3Lガソリンターボ
・出力
xDrive(4WD):530ps/66.3kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動:FR or 4WD「xDrive」
▽電気自動車
- 【i4 eDrive40】
パワートレイン:電気モーター×1
出力:340ps/43.8kgm
駆動方式:RWD
航続距離:595km
バッテリー容量:83.9kWh - 【i4 M50】
パワートレイン:電気モーター×2
出力:544ps/81.1kgm
駆動方式:4WD
航続距離:542km
バッテリー容量:83.9kWh - 充電時間
・6.4kW 充電使用時
0%~100%まで約15時間
・CHAdeMO 90kW充電器使用時
0%~80%まで約40分
「i4 eDrive40」:10分の充電で90km走行可能
「i4 M50」:10分の充電で75km走行可能
・150kW充電器使用時
0%~80%まで約30分
「i4 eDrive40」:10分の充電で150km走行可能
「i4 M50」:10分の充電で130km走行可能
▼海外仕様
▽内燃機関
- 【M4】
直列6気筒3Lガソリンターボ
出力:480ps/56.1kgm - 【M4コンペティション(FRモデル)】
直列6気筒3Lガソリンターボ
・出力
FR:510ps/66.3kgm - トランスミッション:8速AT or 6速MT
- 駆動:FR or 4WD「xDrive」
BMW新型4シリーズには、排気量を1気筒あたり500ccとしたBMWエンジンが搭載されています。
エントリーモデルには2Lのガソリンエンジンが搭載され、軽快な走りを実現。
Mパフォーマンスモデルとなる「M440i xDrive」は、直列6気筒3Lガソリンターボエンジンに大型化されたキドニーグリルからエアを供給することで、387ps/51.0kgmの高出力と高い環境性能を両立。
Mアダプティブサスペンションにより、ステアリング、ダンピング、アクセルレスポンスを変更し、よりアグレッシブなドライビングフィーリングを楽しむこともできるようになっています。
また、新型4シリーズは、海外で設定されるハイパフォーマンスモデル「M4」のベースグレードと「コンペティション」のFRモデルで出力が維持されていますが、日本にも導入されたコンペティションxDrive(4WD)では最高出力+20馬力となる530psを実現。
加えて、新型4シリーズには電気自動車「i4」を設定、BMW内で第5世代と呼ばれる最新電動パワートレインを搭載。
第5世代電動パワートレインは、希土類を原材料に使用せず、高い走行性能を獲得。
航続距離は最新バッテリーにより500kmを超え、実用性がアップされています。
走り両立!BMW新型4シリーズの燃費は?
▼BMW新型4シリーズの燃費
- 420i(2Lガソリンターボ&FR):13.5km/L
- M440i xDrive(3Lガソリンターボ&4WD):11.3km/L
- M4 Competition M xDrive(3Lガソリンターボ&4WD):9.8km/L
BMW新型4シリーズの燃費は、WLTCモード値で2Lガソリンモデルが13.5km/Lとなっています。
4WDハイスペックモデルの「M440i xDrive」でも11.3km/Lが確保され、高い走行性能と環境性能が両立されています。
最新システム!BMW新型4シリーズの安全装備は?
BMW新型4シリーズの安全装備には、高性能3眼カメラを使用した最新の運転支援システムが標準装備されています。
システムは「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載し、高速道路での渋滞時において、絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、時速60km/hまで、ステアリングから手を離して走行が可能に。
その他、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を搭載。
また、新型BMW8シリーズから導入されたリバースアシスト機能付きパーキングアシスタントにより、車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能になっています。
堂々!BMW新型4シリーズのボディサイズは?
▼BMW新型4シリーズのボディサイズと比較
- 【4シリーズクーペ/カブリオレ】
全長×全幅×全高:4775×1850×1395mm
ホイールベース:2850mm - 【4シリーズグランクーペ】
全長×全幅×全高:4785×1850×1450mm
ホイールベース:2855mm - ※参考
・3シリーズ
全長×全幅×全高:4715×1825×1440mm
ホイールベース:2850mm
・4シリーズ(前モデル)
全長×全幅×全高:4640×1825×1375mm
ホイールベース:2810mm
BMW新型4シリーズのボディサイズは、「3シリーズ」から全長と全幅が拡大され、よりラグジュアリーな仕上げとされています。
しかし、4シリーズではクーペとカブリオレで3シリーズセダンよりも全高を45mmダウン、車両の重心位置も21mm低く設計することで、走行性能がアップされています。
いつ?BMW新型4シリーズの発売日は?
ビッグマイナーチェンジをうけたBMW新型4シリーズに追加設定された「4シリーズグランクーペ」は、2024年10月25日に日本で発売されました。
BMWは4シリーズをリフレッシュすることで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
BMW4シリーズを「おさらい」
BMW4シリーズは、初代となる前モデルが2013年に登場したプレミアムミドルクラスカーです。
6代目「3シリーズ」から派生するラグジュアリーラインとして製作されました。
ボディタイプには、登場前まで3シリーズにラインナップされていたクーペとカブリオレに加え、4ドアクーペスタイルとなるグランクーペをラインナップ。
車両型式は、3シリーズが担当するセダンがF30、ツーリング(ワゴン)がF31、グランツーリスモ(5ドアハッチバック)がF34、中国市場専売のセダンロングホイールベースがF35となり、4シリーズが担当するクーペがF32、カブリオレがF33、グランクーペ(4ドアクーペ)がF36と連番になりました。
新型BMW4シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!