アウディが、最上級クーペSUV「Q8」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップしたアウディ新型Q8について、スペックや価格などの最新情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ディーゼル追加!アウディ「新型Q850TDI quattro」日本発売!
- アウディ新型Q8の【変更点まとめ】
- 1088万円から!アウディ新型Q8の価格は?
- 迫力!アウディ新型Q8の外装(エクステリア)デザイン
- 走行性能重視!アウディ新型Q8のボディサイズは?
- 上質!アウディ新型Q8の内装(インテリア)デザイン
- ニュル最速!アウディ「新型RS Q8」も!
- パワフル!アウディ新型Q8のパワートレインとスペックは?
- アウディ新型Q8の走り、使い勝手を試乗動画でチェック!
- 走り両立!アウディ新型Q8の燃費は?
- 最新システム!アウディ新型Q8の安全装備は?
- いつ?アウディ新型Q8の発売日は?
【最新情報】ディーゼル追加!アウディ「新型Q850TDI quattro」日本発売!
▼アウディ新型Q8「50TDI quattro」の画像
アウディがフラッグシップクーペSUV「Q8」の新モデルとなる「Q8 50TDI quattro」の日本発売を発表しました。
アウディQ8は、最上級SUV「Q7」と基礎を共有した同格のクーペSUVとして制作され、アウディのSUVラインナップを牽引するモデルとなっています。
新設定されたアウディ新型Q8「50TDI quattro」は、272ps/61.2kgmの出力を発揮するV型6気筒3Lディーゼルターボエンジンを搭載し、大柄なボディのアウディQ8を力強く加速。
▼「Audi Q8 bronze edition」の画像
また、125台の限定モデルとして「Audi Q8 bronze edition」も設定され、「Audi Q8 50 TDI quattro S line」をベースとし、スズカグレーメタリックのボディカラーに、上質なマットブロンズポリッシュの22インチ5VスポークスタースタイルAudi Sport製アルミホイールを装備。
バルコナレザーSロゴ入りスポーツシート、オークグレーのデコラティブパネルによる高い質感を持つインテリアも採用されています。
新型Q8「50TDI quattro」は2023年11月21日に日本で発売。価格は10,880,000円~13,650,000円となっています。
▼アウディQ7
【アウディ新型Q7】「SQ7」日本導入発表!最新情報、サイズ、価格は?
アウディ新型Q8の【変更点まとめ】
▼アウディ新型Q8の変更点
- ディーゼルモデル「50TDI quattro」を設定
▽2023年7月の変更点
- ハイスペックモデル「SQ8」を設定
▽2021年2月の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「RS Q8」を設定
1088万円から!アウディ新型Q8の価格は?
▼アウディ新型Q8の価格
- Q8 50 TDI quattro:10,880,000円【新設定】
- Q8 50 TDI quattro S line:12,110,000円【新設定】
- Q8 55 TFSI quattro S line:12,310,000円
- SQ8:14,600,000円
- RS Q8:19,900,000円
- 【125台限定車】
Q8 bronze edition:13,650,000円
アウディ新型Q8の日本価格は、新設定されたディーゼルモデルにより1088万円からとなっています。
ラインナップには、ガソリンモデルの「TFSI」、ハイスペックモデルの「SQ8」、ハイパフォーマンスモデルの「RS Q8」が設定され、幅広いユーザーのニーズに対応しています。
迫力!アウディ新型Q8の外装(エクステリア)デザイン
アウディ新型Q8の外装は、リアウィンドウを大きく傾斜することで、アウディが得意とするスポーツスタイルが人気になっている5ドアハッチバックモデル「A7スポーツバック」を思わせるボディラインを持つクーペSUVに仕上げられています。
フロントには大型の八角形グリルや輪郭を強調したエアスクープを採用し、リアにはダイナミックな外観のスポイラーを装備。
ライトは標準でLEDヘッドライトとされ、オプションでHDマトリクスLEDライトが設定されています。
走行性能重視!アウディ新型Q8のボディサイズは?
▼アウディ新型Q8のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4995×1995×1705mm
- ホイールベース:2990mm
- 車重:2140kg
- 乗員:5人
- ※参考
・アウディQ7
全長×全幅×全高:5070×1970×1735mm
ホイールベース:2990mm
車重:2080kg
乗員:7人
アウディ新型Q8のボディサイズは、ベースになる「Q7」より全長が短縮され、筋肉質なスタイルに仕上げられています。
全高は-30mm、全幅を+25mmとすることで、低重心のデザインが強調されています。
乗員は「Q7」が3列シートの7人乗りでしたが、Q8では5人乗りに変更。
悪路に対応する地上クリアランスは250mmと高くなっており、タフに使うことができるようになっています。
上質!アウディ新型Q8の内装(インテリア)デザイン
アウディ新型Q8の内装は、デジタルメーターや2つの大型センターディスプレイを組み合わせた最新デザインとなっています。
前席には、12.3インチディスプレイを採用するデジタルメーター「アウディバーチャルコクピット」のほか、上部10インチ、下部8.6インチのツインディスプレイとした最新インフォテインメントシステムを搭載。
サウンドには、高級オーディオを手がけるBang&OlufsenのAdvanced Sound Systemを採用。
シートには、マッサージとベンチレーション機能が装備されています。
後席は3列シート7人乗りの「Q7」から5人乗りに変更することで、より余裕をもった空間が確保されています。
後席は3分割で倒すことができるようになっており、ラゲッジスペースは最大で1755Lもの容量を使うことができるようになっています。
▼アウディ新型Q8の室内サイズ
- ラゲッジ容量
5人乗車時:650L、後席折りたたみ時:1755L
ニュル最速!アウディ「新型RS Q8」も!
▼アウディ新型RS Q8の画像
アウディQ8には、ハイパフォーマンスモデルとなる「RS Q8」が設定されています。
アウディ新型RS Q8は、パワートレインに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたV型8気筒4Lツインターボエンジンを搭載し、600ps/81.6kgmを発揮。
▼アウディ新型Q8のニュルブルクリンクタイムアタック動画
ドイツニュルブルクリンクでのタイムアタックでは、以前メルセデスAMG「GLC63S」が記録した7分49秒3を、7分42秒253に大きく短縮。ニュルブルクリンクSUV最速タイムを記録しています。
パワートレインは、48Vマイルドハイブリッドシステムにより惰性走行が可能となっているほか、シリンダーオンデマンドシステムによりハイギヤの低中負荷域で4気筒を休止。
8速ATと組み合わせる駆動システムは、前後駆動配分を通常時40:60、必要に応じてフロント最大70%、リア最大85%まで可変するクワトロ4WDを採用。
サスペンションには車高を90mm変化させることが可能なアダプティブエアサスペンションシステム、電気機械式アクティブロールスタビリティコントロールシステムを装備。
ブレーキはフロントに420mm、リアに370mmローターを採用し、オプションでフロント440mm、リア370mmのカーボンセラミックブレーキディスクも設定。
走行モードには、Comfort, Auto, Dynamic, Efficiency, Allroad, Offroad,のほか、個別に設定可能なRS1とRS2の8モードが用意されています。
外観は専用エアロを採用するほか、標準で22インチ10スポークホイールを装備し、オプションで最大23インチに対応。
インテリアにはアルカンターラトリムや、ナッパレザーとアルカンターラを組み合わせたスポーツシートが採用されています。
▼アウディ新型RS Q8の試乗動画
パワフル!アウディ新型Q8のパワートレインとスペックは?
▼アウディ新型Q8のパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【50 TDI】
V型6気筒3Lディーゼルターボ
最高出力272ps、最大トルク:61.2kgm - 【55 TFSI】
V型6気筒3Lガソリンターボ
最高出力340ps、最大トルク:44.8kgm - 【SQ8】
V型8気筒4Lガソリンツインターボ
最高出力:507ps、最大トルク:78.5kgm
0-100km/h加速:4.1秒 - 【RS Q8】
V型8気筒4Lガソリンターボ
最高出力:600ps、最大トルク:81.6kgm
0-100km/h加速:3.8秒
最高速度:305km/h - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:4WD「Quattro」
▽海外仕様
- 【55 TFSIe】
V型6気筒3Lガソリンターボ+電気モーターPHEV
出力:394ps/61.2kgm
EV航続距離:85km - 【60 TFSIe】
V型6気筒3Lガソリンターボ+電気モーターPHEV
出力:490ps/71.4kgm
EV航続距離:85km
アウディ新型Q8には、最新のディーゼルとガソリンエンジンが設定されています。
ガソリンモデルに採用されるマイルドハイブリッドシステムは、48Vの電源システム、リチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式のオルタネータースターターを装備し、減速時には最大で12kWのエネルギーを回生。
クルージングなどの低負荷走行時にはエンジンを休止し惰性走行(コースティング)することで、環境性能をアップすることができるようになっています。
組み合わせられる4WDシステム「クワトロ」は、前後トルク配分を40:60とすることで、気持ちがいいハンドリングと強力なトラクションを両立しています。
最上位モデルとなる「RS Q8」では、パワートレインに同グループのポルシェがフラッグシップサルーンの「パナメーラ」に採用していたV型8気筒4Lターボが使用され、600馬力を発揮。
これにより、0-100km/h加速3.8秒、最高速度305km/hのハイパフォーマンスが実現されています。
アウディ新型Q8の走り、使い勝手を試乗動画でチェック!
走り両立!アウディ新型Q8の燃費は?
▼アウディ新型Q8の燃費(WLTCモード値)
- 3Lガソリン:9.5km/L
アウディ新型Q8の燃費は、3Lガソリンモデルで9.5km/Lとされています。
走行性能やスタイルを重視しながらも、基礎を共有する「Q7」と同じ燃費値となっています。
最新システム!アウディ新型Q8の安全装備は?
アウディ新型Q8の安全装備には、22個のセンサーやカメラの統合制御による高度な運転支援システムが採用されています。
運転支援システムには、0-250km/hまでの速度で、加減速や車線変更のサポートを提供する「アダプティブドライブアシス卜」を搭載。
また、アウディ初となる工マージェンシーアシス卜機能により、緊急時にクルマを自動的に停止させることも可能となっています。
その他、駐車の際に縁石への接触を回避するサポートを行う「カーブストーンアシス卜」なども採用されています。
いつ?アウディ新型Q8の発売日は?
アウディQ8に新設定された「50TDI quattro」は、2023年11月21日に日本で発売されました。
アウディはQ8のラインナップを拡大することで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
新型アウディQ8については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!