アウディが、フルモデルチェンジしたコンパクトSUV「Q3」のハイパフォーマンスモデル「RS Q3」の日本発売を発表しました。
全面改良により性能を伸ばした新型Q3について、スペックや価格などの最新情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ハイパフォーマンス!アウディ「新型RS Q3」日本発売!
- アウディ新型Q3の【主な変更点まとめ】
- アップ!アウディ新型Q3の価格は?
- スポーティ!アウディ新型Q3の外装(エクステリア)デザインは?
- クーペSUV!アウディ新型Q3スポーツバックを新ラインナップ!
- 拡大!アウディ新型Q3のボディサイズは?
- 最新装備!アウディ新型Q3の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!アウディ新型Q3のエンジンとスペックは?
- アウディ新型Q3を試乗動画でチェック!
- 走り両立!アウディ新型Q3の燃費は?
- 機能充実!アウディ新型Q3の安全装備は?
- いつ?アウディ新型Q3の発売日は?
- アウディQ3を「おさらい」
【最新情報】ハイパフォーマンス!アウディ「新型RS Q3」日本発売!
▼アウディ新型RS Q3の画像
アウディが「Q3」のハイパフォーマンスモデルとなる「RS Q3」「RS Q3スポーツバック」の日本発売を発表しました。
アウディQ3は、ブランドのコンパクトSUVとして販売され、ベースモデルは2020年8月に日本でもフルモデルチェンジし新世代となっていました。
ハイパフォーマンスモデルの新型RS Q3は、風洞実験により開発されたダウンフォースを増加させるリアスポイラーやアグレッシブなバンパー、専用のエクステリアアクセントを採用。
ボディサイズは、RSスポーツサスペンションにより車高をベースモデルから10mmダウンし、あわせて全幅を15mm拡大することでワイド&ローなデザインとなっています。
▼アウディ新型RS Q3スポーツバックの画像
ボディタイプにはクーペSUVの「RS Q3スポーツバック」も用意され、スタイルを選択することができるように。
搭載されるエンジンは、前モデルに搭載されていた直列5気筒2.5Lターボエンジンを改良し、出力を400ps/48.9kgmまでアップ。
また、エンジン重量を26kgも軽量化することで、コーナリングでの鋭い走りを実現。
ドライブシステムには、RS専用の2モードを含む6種類のモードが用意されています。
新型RS Q3は2020年12月8日に日本発売。価格はRS Q3が838万円、RS Q3スポーツバックが863万円となっています。
▼アウディ新型RS Q3/RS Q3スポーツバックの動画
▼アウディQ5
【アウディ新型Q5】フルモデルチェンジ!最新情報、Q5スポーツバック、価格は?
▼アウディQ2
アウディ新型Q3の【主な変更点まとめ】
▼アウディ新型Q3の変更点
- グリルを大型化した最新のアウディSUVデザインを採用
- 新しいボディタイプとして「Q3スポーツバック」を設定
- フォルクスワーゲングループ最新のMQBプラットフォームを採用し、ボディサイズと室内空間を拡大
- 最新の1.5Lガソリン、2Lディーゼルエンジンを搭載
▼アウディ新型Q3の動画
アップ!アウディ新型Q3の価格は?
▼アウディ新型Q3の価格
▽Q3
- 35 TFSI:438万円
- 35 TFSI アドバンスド:464万円
- 35 TFSI Sライン:494万円
- 35 TDI クワトロ アドバンスド:513万円
- 35 TDI クワトロ Sライン:543万円
- RS Q3:838万円
▽Q3スポーツバック
- 35 TFSI:452万円
- 35 TFSI Sライン:516万円
- 35 TDI クワトロ Sライン:563万円
- RS Q3スポーツバック:863万円
アウディ新型Q3の価格は、ボディサイズを前モデルから拡大したことでアップしています。
前モデルは300万円台を中心とした価格設定とされていましたが、新型Q3では400万円台中盤に価格帯を移動。
299万円から用意される下位モデルの「Q2」、662万円からの上位モデル「Q5」とのバランスがとられています。
▼参考:アウディQ3の価格(前モデル)
- ベースモデル:369~469万円
- RS Q3:818万円
スポーティ!アウディ新型Q3の外装(エクステリア)デザインは?
▼アウディ新型Q3の画像
アウディ新型Q3の外装は、コンパクトSUVとしてスポーティな新スタイルに変更されています。
▼参考:アウディQ8
フロントには、新しくフラッグシップSUVとして設定されていた「Q8」からくる大型で縦のラインを持つグリルが採用され、アグレッシブさを表現。
ヘッドライトには、精悍な表情とし、走行状況にあわせて配光をかえるマトリックスLEDヘッドライトを採用。
タイヤは、ホイールベース延長によりボディの前後端に近づき、安定感のある車体デザインとされています。
アウディ新型Q3を前モデルと比較!
▼アウディQ3(前モデル)
アウディ新型Q3を前モデルと比較すると、SUVらしいタフさをアピールするためにグリルが大型化されながら、形状を見直すことでスポーティなデザインとなっています。
前モデルで丸みをもっていたボディラインはソリッドなものとすることで、硬質感あるデザインとされています。
クーペSUV!アウディ新型Q3スポーツバックを新ラインナップ!
▼アウディ新型Q3スポーツバックの画像
アウディ新型Q3には、新モデルとして「Q3スポーツバック」が設定されています。
アウディ新型Q3スポーツバックはボディに、リアウインドウを大きく傾斜したクーペSUVスタイルを採用。
グリルはより立体的なデザインとすることで、よりワイドな印象に仕上げられています。
また、最低地上高はベースモデルから維持されていますが、専用デザインの前後バンパーなどにより低重心なスタイルに変更されています。
▼アウディ新型Q3スポーツバックの動画
拡大!アウディ新型Q3のボディサイズは?
▼アウディ新型Q3
▼アウディ新型Q3スポーツバック
▼アウディ新型Q3のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
Q3:4490×1840×1610mm
Q3スポーツバック:4500×1840×1565mm
RS Q3:4505×1855×1605mm
RS Q3スポーツバック:4505×1855×1555mm - ホイールベース:2680mm
- ※参考
・アウディQ3(前モデル)
全長×全幅×全高:4385×1830×1615mm
ホイールベース:2605mm
・アウディQ2
全長×全幅×全高:4200×1795×1530mm
ホイールベース:2595mm
アウディ新型Q3のボディサイズは、前モデルから全長と全幅が大きく拡大されました。
あわせてホイールベースも75mm延長することで室内空間の効率をアップ。
新設定されたクーペSUVモデルのQ3スポーツバックでは、全長をベースモデルから延長しながら、全高を45mmダウンすることでよりスポーティなスタイルに仕上げられています。
最新装備!アウディ新型Q3の内装(インテリア)デザイン
アウディ新型Q3の内装は、先にフルモデルチェンジを受けていた「Q5」譲りの最新スタイルとされています。
メーターには、10.25インチのデジタルメーターを採用。
ナビゲーションなどをドライバー前に集約して表示することで、先進的使い勝手がプラスされています。
インフォテインメントシステムは8.8インチとされ、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。
サウンドには、高級オーディオメーカー「Bang & Olufsen」が手がけた3Dサウンドシステムが設定されています。
▼アウディQ3
後席空間はヘッドクリアランスを7mm拡大したほか、リアシートの前後スライド量はQ3で150mm、Q3スポーツバックでは170mmを確保。
▼Q3スポーツバック
ラゲッジスペース容量は、Q3で前世代から70L拡大した530Lとなっており、リアシートバックを収納することで最大1525L、Q3スポーツバックでは最大1400Lを使うことができるようになっています。
パワフル!アウディ新型Q3のエンジンとスペックは?
▼アウディ新型Q3のエンジンとスペック
▽日本導入
- 【35TFSI】
直列4気筒1.5Lガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:150ps/25.5kgm
駆動方式:FF - 【35TDI】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:150ps/34.7kgm
駆動方式:4WD「Quattro」 - 【RS Q3】
直列5気筒2.5Lガソリンターボ
最高出力:400ps/48.9kgm
0-100km/h加速:4.5秒
最高速度:250km/h(リミッター/パフォーマンスパック選択時280km/h) - トランスミッション:7速デュアルクラッチ「Sトロニック」
▽海外仕様
- 直列4気筒2Lガソリンターボ
・出力(2種)
190ps/32.6kgm
230ps/35.7kgm - 【45TFSI e】
直列4気筒1.4Lガソリンターボ+プラグインハイブリッド
システム合計出力:245ps/40.8kgm
EV航続距離:61km - 【SQ3】
直列4気筒2Lガソリンターボ
最高出力:306ps - トランスミッション:7速デュアルクラッチ「Sトロニック」
- 駆動方式:FF or 4WD「Quattro」
アウディ新型Q3の日本仕様パワートレインには、高い走行性能と環境性能を両立した最新の1.5Lガソリンと2Lディーゼルが設定されています。
ガソリンモデルは、2.5L自然吸気エンジンなみとなる大きなトルクを発生しながら、気筒休止システム「シリンダーオンデマンド(COD)」により燃費性能も向上。
ディーゼルモデルは、最大トルク34.7kgmを1750rpmの低回転から発生し、ヒルディセント・コントロール機能も標準搭載されています。
両モデルでは、7速Sトロニックデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせることで、ボディサイズを拡大した新型Q3でも軽快な加速を実現。
走行モードは、「Auto」「Comfort」「Dynamic」「Off-Road」「Efficiency(高効率)」「Individual(個別設定)」を備える「ダイナミックハンドリングシステム」により、走行シーンや好みにあわせて選択できるようになっています。
アウディ新型Q3を試乗動画でチェック!
アウディ新型Q3は試乗動画が公開されています。
新世代となりあがった基礎性能が、高い評価を受けています。
▼RS Q3
走り両立!アウディ新型Q3の燃費は?
▼アウディ新型Q3の燃費
※WLTCモード値
- 1.5Lガソリン(FF):14.2km/L
- 2Lディーゼル(4WD):15.4km/L
- RS Q3:9.8km/L
アウディ新型Q3の燃費は、ボディサイズや排気量のアップにより、前モデルから変化しています。
前モデルは1.4Lガソリンターボエンジンで前燃費規格のJC08モード値で最高17.4km/Lとされていましたが、新型Q3ではより実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値で2Lディーゼルエンジンが15.4km/Lになっています。
▼参考:アウディQ3の燃費(前モデル)
※JC08モード値
- 1.4Lターボ:17.4km/L
- 2Lターボ:15.0km/L
機能充実!アウディ新型Q3の安全装備は?
アウディ新型Q3の安全システムには、グループの最新装備が採用され高い安全性が確保されています。
システムには、緊急ブレーキや車線逸脱警報、リアクロストラフィックアラートのほか、渋滞アシストとアクティブレーンアシストを備えるによるアダプティブクルーズコントロールが装備されています。
いつ?アウディ新型Q3の発売日は?
フルモデルチェンジしたアウディ新型Q3は、ベースモデルが2020年8月19日、ハイパフォーマンスモデル「RS Q3」が2020年12月8日に発売されます。
アウディは人気SUVになったQ3のラインナップを充実することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
アウディQ3を「おさらい」
▼アウディQ3(前モデル)
アウディ・Q3は、2011年に初代となる前モデルが発表されたコンパクトSUVです。
2016年にさらにサイズが小さいQ2が発表されるまでは、ブランド最小のSUVとして販売されていました。
基礎はアウディのコンパクトカーA3がベースとされていますが、SUVらしいタフな走りとするために車体は大幅に強化されています。
外装は、空気抵抗を減らすためにルーフラインを最適化するなどし、空気抵抗係数(Cd値)を0.32まで低減。
ベースラインの1.4Lと2Lターボエンジンのほか、ハイパフォーマンスモデルRS Q3には367馬力を出力する直列5気筒2.5Lターボエンジンを搭載。
アウディの主力コンパクトモデルとなっています。
新型Q3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!