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【マイバッハ新型SL680】「最高峰ブランドの新オープンは2シーター化!」2024年8月17日発表!

メルセデスが、上級オープンスポーツ「AMG SL」の最高峰ラグジュアリーブランド「メルセデス・マイバッハ」モデルとなる「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム」を発表しました。

 

新モデルにより魅力をアップした新型AMG SLについて、スペックや装備などを最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】最上級ラグジュアリーは2人で!新型「メルセデスマイバッハSL680モノグラム」発表!

▼新型メルセデス・マイバッハSL680モノグラムの画像

メルセデス・ベンツSLは、ブランドの上級オープンモデルとして設定され、現行モデルは2022年10月に日本でフルモデルチェンジ。歴代モデルで初めて、ハイパフォーマンスモデルを手掛けるメルセデスAMGが開発を担当し、「AMG SL」としてラインナップされています。

 

新設定された「メルセデス・マイバッハSL680モノグラム(Mercedes-Maybach SL680 Monogram)」は、「AMG SL」をベースにした、メルセデスの最高峰ラグジュアリーブランド「メルセデス・マイバッハ」モデルとして制作。

 

新型メルセデス・マイバッハSL680モノグラムでは、フロントのエアインテークやソフトトップルーフなどにマイバッハのロゴを採用し、フロントガラスの周囲やフロントバンパーのエアインテーク、ライティング付きのマイバッハ専用グリルなどにクロームのアクセントを採用。

 

手作業で研磨されるボンネットの中央にはクロームのフィンが装備され、マイバッハのロゴをプラスすることもできるように。

 

リアにも、マイバッハ専用のクロームパーツやエキゾーストが装備されています。

 

インテリアでは、最上級の素材を使用したトリムのほか、メディアディスプレイとデジタルメーターにマイバッハ特有のアニメーションとグラフィックを採用。

 

現行モデル登場時に2+2レイアウトに変更されていたシートは、後部デッキを空力カバーで覆った2シーターに変更。

 

パワートレインには、ハイスペックモデル「AMG SL 63 4MATIC +」からくる585ps/81.6kgmを発揮するV型8気筒4Lツインターボエンジンが搭載されていますが、0-100km/h加速は「AMG SL 63 4MATIC +」の3.6秒からマイバッハSL680では4.1秒とされ、スポーツ性能より快適性を重視。

 

これにあわせ、より柔らかいエンジンマウント、スロットルペダル特性の変更、ノイズを抑えたエキゾーストシステム、ソフトな味付けとされたサスペンションが採用されています。

 

新型メルセデス・マイバッハSL680モノグラムは2024年8月18日に発表され、欧州で2025年春の販売開始が予定されています。

 

▼新型 メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム の動画

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メルセデス新型AMG SLの【変更点まとめ】

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▼メルセデス新型AMG SLの変更点

  • 最上級ラグジュアリーモデル「メルセデス・マイバッハSL680モノグラム」を新設定

▽2023年4月の変更点

  • ハイパフォーマンスモデル「AMG SL63 4MATIC+」を設定
  • 「SL 43」にメモリーパーキングアシストを標準装備し、新デザインのボンネットエンブレムを採用。
    ヒマラヤグレーペイント21インチAMG10ツインスポークアルミホイールと内装色クリスタルホワイト/ブラック(ナッパレザー)をオプション設定

▽2022年10月フルモデルチェンジ時の変更点

  • エクステリア、インテリアに最新のブランドデザインを採用
  • 完全新開発した複合アルミフレーム製ロードスターアーキテクチャを採用
  • ボディサイズを拡大
  • ルーフにソフトトップを採用
  • 11.9インチ大型ディスプレイを装備
  • シートに2+2レイアウトを採用
  • レスポンスや変速時間を改善した「AMG SPEEDSHIFT MCT 9G」トランスミッションを採用

 

スポーティ!新型AMG SLの外装(エクステリア)デザイン

▼メルセデス新型AMG SLの画像

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▼参考:SLクラス(前モデル)の画像

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メルセデス新型AMG SLの外装は、ブランドの最新デザインに変更され、新世代モデルとしての魅力がつくられています。

  

フロントは、ワイドな印象とすることで迫力とスピード感を表現。

 

バンパーウィングレットと速度に応じて最大40mm伸びる電整カーボンスポイラーを含むエアロダイナミクスパッケージが設定され、250km/hでフロントに50kgのダウンフォースを発生。

 

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▼参考:SLクラス(前モデル)の画像

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リアはボディラインを絞り込むことにより、走行性能の高さがイメージできるスタイルとされ、5段階で自動調整されるリアスポイラーを装備。

 

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ルーフは前モデルのハードトップからソフトトップに変更することで21kg軽量化され、収納時のコンパートメントカバーを廃止することで空間効率をアップ。

 

トランク容量は最大240L、ルーフを格納した状態では213Lを確保。

 

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ルーフの開閉は60km/hまでの速度で15秒で完了することができ、3層構造のルーフを採用することで遮音性も高められています。

 

ワイド&ロー!メルセデス新型AMG SLのボディサイズは?

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▼メルセデスAMG新型SLのボディサイズ

  • 全長×全幅×全高:4700×1915×1370mm
  • ホイールベース:2700mm
  • 車重:1780kg
  • ※参考
    ・メルセデスSLクラス(前モデル)
     全長×全幅×全高:4640×1875×1305mm
     ホイールベース:2585mm

メルセデス新型AMG SLのボディサイズは、前モデルから全長+60mm、ホイールベース+115mmと延長することで、2+2シートレイアウトに対応する室内空間が確保されています。

 

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車体には、オープンモデル用に完全新開発された複合アルミフレーム製のロードスターアーキテクチャを採用。

 

これにより前世代で設定されていた「AMG GTロードスター」から横方向の剛性50%、縦方向の剛性は40%向上。

 

後輪には、「SL」で初めてとなるアクティブリアアクスルステアリングも採用され、安定感を高めるとともに、都市部での取り回し性能がアップされています。

 

最新装備!新型AMG SLの内装(インテリア)デザイン

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メルセデス新型AMG SLの内装は、11.9インチの大型ディスプレイを採用するなど、上級ラグジュアリーモデルとしての質感が追求されています。

 

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11.9インチディスプレイは角度変更に対応し、太陽光によるまぶしさを軽減。

 

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インフォテインメントシステムには、「MBUX(メルセデス・ユーザー・エクスペリエンス)」を採用。 

 

MBUXコネクティビティシステムは、ボイスコントロールやAR(拡張現実)ナビゲーションに対応し、「ヘイ・メルセデス」から会話をするように自然に話すことで各機能を簡単に使うことができるように。

 

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シートレイアウトは2+2とされ、最大4人乗りに対応しています。

 

パワフル!新型AMG SLのパワートレインとスペックは?

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▼メルセデス新型AMG SLのパワートレインとスペック

▽日本仕様

  • 【SL 43】
    直列4気筒2L電動ターボ+48Vマイルドハイブリッド
    出力:381ps/48.9kgm
    0-100km/h加速:4.9秒
    駆動:FR
  • 【SL 63 4MATIC +】
    V型8気筒4Lツインターボ
    出力:585ps/81.6kgm
    0-100km/h加速:3.6秒
    最高速度:315km/h
    駆動:4WD「4MATIC+」
  • トランスミッション:9速AT「AMG SPEEDSHIFT MCT 9G」

▽海外仕様

  • 【SL 55 4MATIC +】
    V型8気筒4Lツインターボ
    出力:476ps/71.4kgm
    0-100km/h加速:3.9秒
    最高速度:295km/h
  • 【AMG SL63 S E-Performance】
    V型8気筒4Lガソリンツインターボ+プラグインハイブリッド
    システム出力:816ps/144.8kgm
    0-100km/h加速:2.9秒
    EV航続距離:13km
  • 【マイバッハ SL680】
    V型8気筒4Lツインターボ
    出力:585ps/81.6kgm
    0-100km/h加速:4.1秒

メルセデス新型AMG SLには、ブランドの最新パワートレインが設定されています。

 

直列4気筒2Lターボエンジンは、F1に由来する電気排気ガスターボチャージャーを採用。

 

48Vマイルドハイブリッドシステムから電力を供給する薄型の電気モーターをターボチャージャーシャフト部に搭載することで、ターボチャージャーに排気が流れる前やアクセルオフ時にも過給圧を高め、アクセルの応答性を大きく向上。

 

加えて、マイルドハイブリッドシステムから短時間14psのアシストも可能に。

 

トランスミッションには、トルクコンバーターをウェットクラッチに変更することで重量を低減し、レスポンスや変速時間を改善した「AMG SPEEDSHIFT MCT 9G」トランスミッションが採用されています。

 

その他、V型8気筒モデルは「SL63 4MATIC+」では585ps/81.6kgmもの出力を発揮。

 

駆動方式には、SLとして初めて4輪駆動「4MATIC+」を採用することで、「SL63 4MATIC+」では0-100km/h加速タイムを3.6秒まで短縮しています。

 

メルセデス新型AMG SLを試乗動画でチェック!

 

走り両立!メルセデス新型AMG SLの燃費は?

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▼メルセデス新型AMG SLの燃費(WLTCモード値)

  • 2Lターボエンジン:10.8km/L

メルセデス新型AMG SLは、ボディサイズを拡大しながら、最新パワートレインの採用により環境性能と走行性能が両立されています。

 

電気排気ガスターボチャージャーを搭載する2Lターボエンジンでは、WLTCモード値で10.8km/Lが確保されています。

 

▼参考:メルセデス・ベンツAMG SLの燃費(前モデル)

  • 3Lガソリン:11.6km/L
  • 4.7Lガソリン:9.5km/L

  

最新システム!メルセデス新型AMG SLの安全装備は?

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メルセデスベンツ新型AMG SLの安全装備には、フラッグシップセダン「Sクラス」同等の運転支援システム「インテリジェントドライブ」が採用されています。

 

レーダークルーズコントロール「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付き)」は、停止後30秒以内であればドライバーの操作がなくても自動での再発進に対応。

 

「アクティブステアリングアシスト」は、車線や先行車を認識することでステアリング操作をアシストし、安全性を向上。

 

その他、高速道路でウインカーを操作するだけで自動的に車線を変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」や、走行中にドライバーに異常があった場合に車線を維持しながら車両を緩やかに減速・停止する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」なども搭載されています。

  

1765万円から!メルセデス新型AMG SLの価格は?

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▼メルセデス新型AMG SLの価格

  • メルセデスAMG SL 43:17,650,000円
  • メルセデスAMG SL 63 4MATIC+:29,950,000円
  • メルセデス・マイバッハSL680モノグラム:3400万円(予想価格)

メルセデス新型AMG SLの価格は、1765万円からとされています。

 

新設定された「マイバッハSL680モノグラム」は、同じパワートレインを搭載する「AMG SL 63 4MATIC+」から価格をアップし、3000万円台中盤からが見込まれています。

  

いつ?メルセデス新型AMG SLの発売日は?

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メルセデスAMG SLに新設定された「メルセデス・マイバッハSL680モノグラム」は2024年8月18日に発表され、欧州で2025年春の販売開始が予定されています。

 

メルセデス・ベンツは「SL」に最上級ラグジュアリーモデルを設定することで、ブランド力を高めていきたい考えです。

 

メルセデス・ベンツSLクラスを「おさらい」

▼メルセデス・ベンツ300SL(初代)

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メルセデス・ベンツ・SLクラス(Mercedes-Benz SL-Class)は、初代となる「300SL」が1954年に登場した上級クーペ、カブリオレモデルです。

 

「SL」のモデル名の由来は、ドイツ語で軽量スポーツカーを意味する「Sport Leicht (シュポルト・ライヒト)」の頭文字からとなっています。


初代は1952年にル・マン24時間耐久レースを制覇した「300SL」をベースに軽量クーペとして制作され、1957年以降はオープンモデルが製造されました。

 

▼メルセデス・ベンツSLクラス(2代目)

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1963年に登場した2代目は、高級ハイパフォーマンスカーとしての要素を強め、その後のAMG SLにも引き継がれるコンセプトを確立。

 

▼メルセデス・ベンツSLクラス(3代目)

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3代目は1971年に発表、ミドルサイズのシャシーにフラッグシップモデルである「Sクラス」からくるエンジンを搭載。

 

1989年まで長期間販売され、ボディサイズを大型化したことで生産車両の多くが北米で販売されました。

 

▼メルセデス・ベンツSLクラス(4代目)

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4代目は18年ぶりとなる1989年にフルモデルチェンジし、最高峰の性能を持つ「AMG SL73」にはV型12気筒7.3Lの大型エンジンを搭載。

 

自然吸気エンジンながら525ps/76.5kgmもの出力を発揮することが可能となっていました。

 

▼メルセデス・ベンツSLクラス(5代目)

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2001年に登場した5代目では、ルーフを電動格納式ハードトップとすることで、それまで販売されていたソフトトップと取り外し可能なハードトップを廃止。

 

▼メルセデス・ベンツSLクラス(6代目)

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前モデルの6代目は2011年にフルモデルチェンジされ、メルセデス・ベンツの量産車で初となるオールアルミモノコックを採用することで、前世代から140kgも軽量化。

 

ブランド最上級の2シーターオープンモデルとしてラインナップされました。

 

新型メルセデスAMG SLについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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