アウディが、コンパクトSUV「Q3」、「Q3スポーツバック」の新モデルとなる「40 TDI quattro」の日本発売を2024年12月4日に発表しました。
新モデルにより魅力をアップしたアウディ新型Q3について、スペックや価格などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】走行性能アップ!アウディ「新型Q3 40 TDI quattro」日本発売!
- アウディ新型Q3の【変更点まとめ】
- 40 TDIは552万円から!アウディ新型Q3の価格、グレードは?
- スポーティ!アウディ新型Q3の外装(エクステリア)デザインは?
- クーペSUV!アウディ新型Q3スポーツバックも!
- 広く!アウディ新型Q3のボディサイズは?
- 最新装備!アウディ新型Q3の内装(インテリア)デザイン
- ハイパフォーマンス!アウディ「新型RS Q3」も!
- パワフル!アウディ新型Q3のパワートレインとスペックは?
- アウディ新型Q3を試乗動画でチェック!
- 走り両立!アウディ新型Q3の燃費は?
- 機能充実!アウディ新型Q3の安全装備は?
- いつ?アウディ新型Q3の発売日は?
- アウディQ3を「おさらい」
【最新情報】走行性能アップ!アウディ「新型Q3 40 TDI quattro」日本発売!
アウディQ3は、ブランドのコンパクトSUVとしてラインナップされ、現行モデルは2020年8月に日本でフルモデルチェンジ。新モデルとしてクーペSUV「Q3スポーツバック」も設定されていました。
新設定された「Q3 40 TDI quattro」は、これまで設定されていたディーゼルモデル「35TDI」から43ps/6.1kgmと大幅に出力をアップし、193ps/40.8kgmを発揮する2Lディーゼルエンジンを搭載。
4WDシステム「quattro(クワトロ)」を組み合わせることにより、力強い走りを楽しむことができるようになっています。
▼アウディQ5
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▼アウディQ2
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アウディ新型Q3の【変更点まとめ】
▼アウディ新型Q3の変更点
- 高出力化したディーゼルモデル「40 TDI quattro」を設定
▽2020年8月フルモデルチェンジ時の変更点
- グリルを大型化した最新のアウディSUVデザインを採用
- 新しいボディタイプとして「Q3スポーツバック」を設定
- フォルクスワーゲングループ最新のMQBプラットフォームを採用し、ボディサイズと室内空間を拡大
- 最新の1.5Lガソリン、2Lディーゼルエンジンを搭載
40 TDIは552万円から!アウディ新型Q3の価格、グレードは?
▼アウディ新型Q3の価格
▽Q3
- 35 TFSI アドバンスド:5,030,000円
- 35 TFSI Sライン:5,330,000円
- 40 TDI クワトロ アドバンスド:5,520,000円【新設定】
- 40 TDI クワトロ Sライン:5,820,000円【新設定】
- RS Q3:9,100,000円
▽Q3スポーツバック
- 35 TFSI Sライン:5,560,000円
- 40 TDI クワトロ Sライン:6,020,000円【新設定】
- RS Q3スポーツバック:9,360,000円
アウディ新型Q3の価格は、503万円からとなっています。
新設定された高出力ディーゼルモデル「40 TDI」は、これまで設定されていた「35 TDI」から21万円の価格アップとなっています。
スポーティ!アウディ新型Q3の外装(エクステリア)デザインは?
▼アウディ新型Q3の画像
アウディ新型Q3の外装は、コンパクトSUVとしてスポーティなスタイルとされています。
フロントには、大型で縦のラインを持つグリルが採用され、アグレッシブさを表現。
ヘッドライトには、精悍な表情とし、走行状況にあわせて配光をかえるマトリックスLEDヘッドライトを採用。
タイヤはホイールベース延長によりボディの前後端に近づき、安定感のある車体デザインとされています。
クーペSUV!アウディ新型Q3スポーツバックも!
▼アウディ新型Q3スポーツバックの画像
アウディ新型Q3には、クーペSUV「Q3スポーツバック」が設定されています。
Q3スポーツバックは、リアウインドウを大きく傾斜させることでスポーティなスタイルに。
グリルは立体的なデザインとすることで、ワイドな印象に仕上げ。
また、最低地上高はベースモデルから維持されていますが、低い全高と専用デザインの前後バンパーなどにより低重心なスタイルとされています。
▼アウディ新型Q3スポーツバックの動画
広く!アウディ新型Q3のボディサイズは?
▼アウディ新型Q3
▼アウディ新型Q3スポーツバック
▼アウディ新型Q3のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
Q3:4490×1840×1610mm
Q3スポーツバック:4500×1840×1565mm - ホイールベース:2680mm
- ※参考
・アウディQ3(前世代)
全長×全幅×全高:4385×1830×1615mm
ホイールベース:2605mm
・アウディQ2
全長×全幅×全高:4200×1795×1530mm
ホイールベース:2595mm
アウディ新型Q3のボディサイズは、前世代から全長と全幅が大きく拡大されています。
あわせてホイールベースも75mm延長することで室内空間の効率をアップ。
クーペSUVモデルのQ3スポーツバックでは、全長をベースモデルから延長しながら、全高をダウンすることでよりスポーティなスタイルに仕上げられています。
最新装備!アウディ新型Q3の内装(インテリア)デザイン
アウディ新型Q3の内装は、最新の装備を採用することにより質感が高められています。
メーターには、10.25インチのデジタルメーターを採用。
ナビゲーションなどをドライバー前に集約して表示することで、先進的使い勝手をプラス。
インフォテインメントシステムは8.8インチとされ、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。
サウンドには、高級オーディオメーカー「Bang & Olufsen」が手がけた3Dサウンドシステムが設定されています。
▼アウディQ3
後席空間は前世代からヘッドクリアランスを7mm拡大したほか、リアシートの前後スライド量はQ3で150mm、Q3スポーツバックでは170mmを確保。
▼Q3スポーツバック
ラゲッジスペース容量は、Q3で前世代から70L拡大した530Lとなっており、リアシートを収納することで最大1525L、Q3スポーツバックでは最大1400Lを使うことができるようになっています。
ハイパフォーマンス!アウディ「新型RS Q3」も!
▼アウディ新型RS Q3の画像
アウディ「Q3」には、ハイパフォーマンスモデルとなる「RS Q3」「RS Q3スポーツバック」が設定されています。
新型RS Q3は、風洞実験により開発されたダウンフォースを増加させるリアスポイラーやアグレッシブなバンパー、専用のエクステリアアクセントを採用。
ボディサイズは、RSスポーツサスペンションにより車高をベースモデルから10mmダウンし、あわせて全幅を15mm拡大することでワイド&ローなデザインとなっています。
▼アウディ新型RS Q3スポーツバックの画像
ボディタイプにはクーペSUVの「RS Q3スポーツバック」も用意され、スタイルを選択することができるように。
搭載されるエンジンは、前モデルに搭載されていた直列5気筒2.5Lターボエンジンを改良し、出力を400ps/48.9kgmまでアップ。
また、エンジン重量を26kgも軽量化することで、コーナリングでの鋭い走りを実現。
ドライブシステムには、RS専用の2モードを含む6種類のモードが用意されています。
▼アウディ新型RS Q3/RS Q3スポーツバックの動画
パワフル!アウディ新型Q3のパワートレインとスペックは?
▼アウディ新型Q3のパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【35TFSI】
直列4気筒1.5Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:150ps/25.5kgm
駆動方式:FF - 【40TDI】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:193ps/40.8kgm
駆動方式:4WD「Quattro」 - 【RS Q3】
直列5気筒2.5Lガソリンターボ
最高出力:400ps/48.9kgm
0-100km/h加速:4.5秒
最高速度:250km/h(リミッター/パフォーマンスパック選択時280km/h)
駆動方式:4WD「Quattro」 - トランスミッション:7速デュアルクラッチ「Sトロニック」
▽海外仕様
- 直列4気筒2Lガソリンターボ
・出力(2種)
190ps/32.6kgm
230ps/35.7kgm - 【45TFSI e】
直列4気筒1.4Lガソリンターボ+プラグインハイブリッド
システム合計出力:245ps/40.8kgm
EV航続距離:61km - 【SQ3】
直列4気筒2Lガソリンターボ
最高出力:306ps - トランスミッション:7速デュアルクラッチ「Sトロニック」
- 駆動方式:FF or 4WD「Quattro」
アウディ新型Q3の日本仕様パワートレインには、高い走行性能と環境性能を両立した最新の1.5Lガソリンと2Lディーゼルが設定されています。
ガソリンモデルは、2.5L自然吸気エンジンなみとなる大きなトルクを発生しながら、気筒休止システム「シリンダーオンデマンド(COD)」により燃費性能も向上。
ディーゼルモデルは、最大トルクを低回転から発生し力強い走りを実現。
トランスミッションには、7速Sトロニックデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせることで、ボディサイズを拡大した新型Q3でも軽快な加速を実現。
走行モードは、「Auto」「Comfort」「Dynamic」「Off-Road」「Efficiency(高効率)」「Individual(個別設定)」を備える「ダイナミックハンドリングシステム」により、走行シーンや好みにあわせて選択できるようになっています。
アウディ新型Q3を試乗動画でチェック!
▼RS Q3
走り両立!アウディ新型Q3の燃費は?
▼アウディ新型Q3の燃費
※WLTCモード値
- 1.5Lガソリン(FF):15.5km/L
- 2Lディーゼル(4WD):15.4km/L
アウディ新型Q3の燃費は、ボディサイズや排気量のアップにより、前世代から変化しています。
前モデルは1.4Lガソリンエンジンで前燃費規格のJC08モード値で最高17.4km/Lとされていましたが、新型Q3ではより実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値で1.5Lガソリンエンジンが15.5km/Lになっています。
▼参考:アウディQ3の燃費(前モデル)
※JC08モード値
- 1.4Lターボ:17.4km/L
- 2Lターボ:15.0km/L
機能充実!アウディ新型Q3の安全装備は?
アウディ新型Q3の安全システムには、グループの最新装備が採用され高い安全性が確保されています。
システムには、緊急ブレーキや車線逸脱警報、リアクロストラフィックアラートのほか、渋滞アシストとアクティブレーンアシストを備えるによるアダプティブクルーズコントロールが装備されています。
いつ?アウディ新型Q3の発売日は?
アウディ新型Q3に新設定された「40 TDI quattro」は、2024年12月4日に日本で発売されます。
アウディは人気SUVになったQ3のラインナップを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
アウディQ3を「おさらい」
▼アウディQ3(前モデル)
アウディ・Q3は、2011年に初代となる前モデルが発表されたコンパクトSUVです。
2016年にさらにサイズが小さい「Q2」が発表されるまでは、ブランド最小のSUVとして販売されていました。
基礎はアウディのコンパクトカー「A3」がベースとされていますが、SUVらしいタフな走りとするために車体は大幅に強化されています。
外装は、空気抵抗を減らすためにルーフラインを最適化するなどし、空気抵抗係数(Cd値)を0.32まで低減。
ベースラインの1.4Lと2Lターボエンジンのほか、ハイパフォーマンスモデル「RS Q3」には367馬力を出力する直列5気筒2.5Lターボエンジンを搭載。
アウディの主力コンパクトSUVとして人気になりました。
新型アウディQ3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!