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まさかの新型は272馬力!日産 ブレードグライダー 2016プロトタイプ を公開
日産が東京モーターショー出展を決めた、三角形の電気自動車「ブレイドグライダー」
この車、市販されるかもしれないらしい
ブレイドグライダーはデルタウイングの市販バージョン!?
ブレイドグライダー スペック
- 全長4200mm、前輪幅1000mm、後輪幅1890mm
- 左右インホイールモーター独立駆動
- カーボンファイバー製足回り、CFRP製外装
- スポーティーEV
- 3人乗り
【2014年ル・マンマシンはこちら】
この車がちゃんと走るのか?という疑問は既に解決しているよね
その答えが、2012年のル・マンに出走したマシン「日産 デルタウイング」
デルタウイング
前例のないマシンのため、正式な記録にはならなかったけど、その時のデルタウイングの順位は総合5位
世界三大レースのル・マンで、5位になったマシンの市販コンセプトが、このブレイドグライダーだと考えれば、これほど楽しみな車もないんじゃないかな
でも、なぜこんな形をしている必要があるのか?という疑問は残ると思う
それについて日産は、空力の効率化も認めつつ、もう一つ大事な理由をあげている
それがハンドリング性能
重量配分「前3:後7」、トレッド「前1m:後1.89m」と、わざと後輪重視でアンバランスに作られた車体は、操舵を受けた前輪が方向を決め、後輪がほぼすべての荷重を受けて曲がる
イメージとしては、ハンマー投げの選手を中心にした旋回
曲がるというよりも、向きが変わる、と考えていいんじゃないかな
日産は、この形によってニュートラルなハンドリングを得られ、抵抗ロスのない走りができると説明している
そんなハンドリングを今後ユーザーが味わえて、電気自動車の航続距離問題も一緒に解決してくれるかもしれないなんて、考えただけでわくわくするよね!
車を動かすエネルギーが変わろうとしている今
求められている車の形も、実は大きく違うのかもしれないな