日産が「三角形のクルマ」として有名になった「ブレードグライダー」の新型を公開
まだ進化していた!
ドリフトモードも装備!強力なパワートレインを積んだ 日産 2016新型 ブレードグライダー
▼日産 ブレードグライダー 2016 プロトタイプ 動画
▼日産 ブレードグライダー 2016 プロトタイプ エクステリア 画像
日産 ブレードグライダー 2016 プロトタイプ 概要・スペック
- 日産が2013年の東京モーターショーで披露した「ブレードグライダー」の新型
- ブラジルのリオデジャネイロで、リオオリンピックにあわせ2台を公開
スペック
- 全長×全幅×全高:4300×1850×1300mm
- ホイールベース:2800mm
- パワートレイン:電気モーター×2(リアに2基搭載)
- 最高出力:272ps
- 最大トルク:72.1kgm
- 車重:1300kg
- 0-100km/h加速:5秒未満
- 最高速度:190km/h
- サイドミラーの代わりにフロントホイール後方にカメラを装着。空力性能を高めた
- これまでのコンセプトどおり、幅の狭いフロントと広いリアを特徴とし、フロント一人、リアに二人のシートを装備
- 左右の駆動力を適正に配分するトルクベクタリング機能、ドリフトモードを搭載
2012年のル・マン出場マシン「デルタウィング」をベースに、2013年の東京モーターショーで公開された「ブレードグライダー」
2013年ブレードグライダー概要:ブレイドグライダー 三角形は走りのためだった!
その後、2014年には同様のコンセプトを採用した「ZEOD RC」でもル・マンに参戦していたが、2年経った今年、いきなりの新型プロトタイプ公開になった
ZEOD RC:日産 ZEOD RC「電力だけ」ル・マン1ラップ走行動画
リオ五輪にあわせて公開された新型ブレードグライダーは、前型よりも前後幅の差が小さくなったように見えるけれど、それでも三角形
リアに2基つまれるモーターは、最高出力272ps、最大トルクは7Lエンジン級の72.1kgmを出力
リアを起点にフロントの向きを変えるとしていた走行思想を考えるとチャレンジとなるドリフトモードも装備し、リアのスリップを適切に管理する
▼日産 ブレードグライダー 2016 プロトタイプ インテリア 画像
今後のブレードグライダーの開発予定などは発表されていないけれど、日産が今でもこのコンセプトに絶対の自信をもっていることは間違いなさそう
効率を追求した電気自動車として、いつか市販されるときがくるのかもしれないね