マクラーレンが、スポーツクーペ「720S」の新モデルを発表しました。
魅力をアップする新型マクラーレン720Sについて、スペックや価格など詳細情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】超速オープン!マクラーレン新型720Sスパイダー日本発売!
- マクラーレン新型720Sの【特徴まとめ】
- マクラーレン新型720Sの外装(エクステリア)デザイン
- マクラーレン新型720Sのボディサイズは?
- マクラーレン新型720Sの内装(インテリア)デザイン
- マクラーレン新型720Sのエンジンとスペックは?
- マクラーレン新型720Sの走行システムは?
- マクラーレン新型720Sの走りを試乗動画でチェック!
- マクラーレン新型720Sのプラットフォームは?
- マクラーレン新型720Sの価格は?
- マクラーレン新型720Sの発売日は?
【最新情報】超速オープン!マクラーレン新型720Sスパイダー日本発売!
▼マクラーレン新型720Sスパイダーの画像
マクラーレンは、スポーツクーペ「720S」のオープンバージョンとなる「720S Spider」の日本発売を発表しました。
マクラーレン720Sは、スポーツシリーズ、グランドツアラーシリーズ、スーパーシリーズ、限定のアルティメットシリーズとラインナップするマクラーレンブランドで上位となるスーパーシリーズのマシンで、2017年に前の「650S」を置き換えるモデルとして発表されていました。
新モデルとなる新型720Sスパイダーは、オープンエアでハイパフォーマンスを楽しめるマシンとして制作され、マクラーレンは「現在販売されているオープントップ・スーパーカーのなかで最軽量」とコメントしています。
▼マクラーレン新型720Sスパイダーの動画
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▼マクラーレンGT(グランドツアラーシリーズ)
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マクラーレン新型720Sの【特徴まとめ】
▼新型720Sの特徴
- 搭載するV型8気筒エンジンの排気量を3.8Lから4Lに拡大し、エンジン出力を720馬力にアップ
- 650Sに採用されていた「モノセル」から進化、「モノケージ2」と名付けた新シャシーを採用
- アクティブリアスポイラーをエアブレーキとして利用でき、650Sから50%増加するトップクラスの空力性能を実現
- オープンモデルとなる「720Sスパイダー」は、ルーフの開閉をトップレベルとなる11秒で完了可能
マクラーレン新型720Sの外装(エクステリア)デザイン
▼マクラーレン新型720S(クーペ)の画像
マクラーレン新型720Sの外装は、走行性能を高め、スーパーカーとしての存在感をアップする最新デザインに仕上げられています。
デザインの特徴になっているヘッドライトには、照射角度がステアリングによって変化するアダプティブLEDマトリックスヘッドランプを採用。
ヘッドライトの中心部分にはデイライトを兼ねたシーケンシャルウインカーを搭載。
さらにその下部は、オイルクーラーに空気が流れる多重構造になっています。
▼マクラーレン新型720Sスパイダーの画像
新しく発表された720Sスパイダーは、クーペからくるボディラインを維持するためにルーフを完全に新設計。
▼マクラーレン新型720Sスパイダーのルーフ機構動画
カーボンファイバー製のルーフはリトラクタブルハードトップ式とされ、開閉を11秒という短時間で完了。
前モデルの650Sスパイダーよりも6秒も短縮することで、トップクラスの早さでオープン状態に変化。
開閉操作は、走行中でも50km/hまで作動することができるようになっています。
また、ルーフはクローズ状態でも開放感を味わうことが可能とされ、ボタン1つでガラスの透明度が変更できるようになっています。
オープンルーフ後部は空気を車体後端まで誘導し、パワートレインの冷却とダウンフォースを向上。
アクティブリアスポイラーは、スパイダー専用のセッティングで稼働するようになっています。
マクラーレン新型720Sのボディサイズは?
▼マクラーレン新型720Sのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4543×1930×1196mm
- ホイールベース:2670mm
- 車重
720Sクーペ:1283kg
720Sスパイダー:1332kg
マクラーレン新型720Sのボディサイズは、走行性能を高めるために4.5mほどとされた全長に、1.9mを超える全幅となっています。
車重は、最新のカーボンシャシーを採用することで1283kgまで軽量化。
オープンモデルとなる720Sスパイダーはクーペから49kg車重がアップしますが、ライバルとなるフェラーリ488スパイダーより88kgも軽く、「オープンスーパーカーで最軽量」とアピールされています。
マクラーレン新型720Sの内装(インテリア)デザイン
マクラーレン新型720Sの内装は、走行性能を最大限に楽しむことができる空間に仕上げられています。
操作系はドライバーを囲むように配置され、車体の状態の確認やセッティングの変更も容易になっています。
メーターは折りたたみに対応し、一般道では開いた状態で、サーキットでは折りたたみエンジン回転数と速度のみに表示を絞ることができるようになっています。
マクラーレン新型720Sのエンジンとスペックは?
▼マクラーレン新型720Sのエンジンとスペック
- エンジン:V型8気筒4Lツインターボ
- 最高出力:720ps
- 最大トルク:78.5kgm
- トランスミッション:7速デュアルクラッチ式
- 駆動方式:MR
- 0-100km/h加速:2.9秒
- 0-200km/h加速:7.8秒(スパイダーは+0.1秒)
- 最高速度:341km/h(オープン状態は325km/h)
マクラーレン新型720Sには、最新のV型8気筒4Lツインターボエンジンが搭載されています。
マクラーレンではエンジンに長らくV型8気筒3.8Lツインターボが使用されてきましたが、新型720Sからは新エンジンである4Lツインターボに変更。
これにより、最高出力は650Sの650馬力から720馬力へと大幅に向上しました。
前モデルでも4WDハイパーカー以上の加速力をみせてきた0-100km/h加速では、大台の3秒を切った2.9秒を達成し、スパイダーでもこれを維持。
新型720Sスパイダーは0-200km/h加速で+0.1秒となりますが、最高速度はクローズ状態で341km/hとクーペ同等。オープン状態でも325km/hとなっています。
マクラーレン新型720Sの走行システムは?
新型720Sの走行システムには、エアブレーキとしても利用できるアクティブリアスポイラーが採用されています。
アクティブリアスポイラーは前モデルの650Sから空力性能を改善し、ダウンフォースを最大50%増加。
その他、油圧制御サスペンションは「Proactive Chassis Control II」に進化。
前モデルから12個多いセンサーを使用し走行状況を把握、サスペンション設定などを最適化。
ドライブモードは「コンフォート」「スポーツ」「トラック」から選ぶ事ができるようになっています。
また「可変ドリフトコントロール制御」が用意され、中央のタッチパネルをスワイプして繊細にドリフト時の車体角度を設定。
一般ドライバーでも思い通りのドリフトを楽しむことができるシステムになっています。
マクラーレン新型720Sの走りを試乗動画でチェック!
▼マクラーレン新型720Sスパイダー
マクラーレン新型720Sは、注目度の高さから多くの試乗動画が公開されています。
新世代となりあがったパフォーマンスや繊細なドリフトコントロールにより楽しめる走りが高い評価を受けています。
▼マクラーレン新型720Sクーペ
マクラーレン新型720Sのプラットフォームは?
▼マクラーレン「モノケージ2」
マクラーレン新型720Sのシャシーには、「モノケージ2」と名付けられた最新モデルが使用されています。
モノケージ2はカーボンにより制作され、前モデルの650Sに使用されていた「モノセル」から剛性をあげながらも設計を見直すことで軽量化。
720Sスパイダーでは、モノケージ2自体が横転時にも十分な安全性能を確保しているため特別なボディ補強が不要となり、スーパーカー最軽量のオープンモデル実現にも貢献しました。
マクラーレン新型720Sの価格は?
▼マクラーレン新型720Sの価格
- 720S(クーペ):3338万3000円
- 720Sスパイダー:3788万8000円
マクラーレン新型720Sの価格は、日本でクーペが3338万円に設定されています。
オープンモデルの新型720Sスパイダーは450万円高価になり、3788万円と発表されました。
マクラーレン新型720Sの発売日は?
マクラーレン720Sの追加モデルとなる新型720Sスパイダーは、2019年1月28日に日本で発表されました。
納車は2019年3月から順次行われ、クーペとあわせ、マクラーレン車の持つ高い走行性能がアピールされます。
新型マクラーレン720Sについては今後も情報を追加していきます。お楽しみに!