メルセデス・ベンツが、大型ミニバンとして販売しているVクラスのマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
魅力をアップした新型Vクラスについて、価格やスペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】魅力UP!メルセデス・ベンツ新型Vクラスにマイナーチェンジ日本発売!
- メルセデスベンツ新型Vクラスの【変更点まとめ】
- 新顔!メルセデスベンツ新型Vクラスの外装(エクステリア)デザイン
- 3種類!メルセデスベンツ新型Vクラスのボディサイズは?
- 上質!メルセデスベンツ新型Vクラスの内装(インテリア)デザイン
- 多彩!メルセデスベンツ新型Vクラスのシートアレンジは?
- キャンピングカー!メルセデス新型Vクラスマルコポーロも!
- 力強く!メルセデスベンツ新型Vクラスのエンジンとスペックは?
- メルセデス・ベンツ新型Vクラスを試乗動画でチェック!
- 良好!メルセデスベンツ新型Vクラスの燃費は?
- 最新機能!メルセデスベンツ新型Vクラスの安全装備は?
- メルセデスベンツ新型Vクラスの価格は?
- メルセデスベンツ新型Vクラスの発売日は?
- メルセデスベンツ・Vクラスを「おさらい」
【最新情報】魅力UP!メルセデス・ベンツ新型Vクラスにマイナーチェンジ日本発売!
▼メルセデスベンツ新型Vクラスの画像
メルセデス・ベンツが、大型ミニバン「Vクラス」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
メルセデス・ベンツVクラスは、ブランドのミニバンとしてラインナップされ、多彩なボディサイズやシートレイアウトなど、上級ブランドならではの使い勝手が人気になっています。
マイナーチェンジした新型Vクラスでは、新しいデザインや装備を採用することで魅力がアップされています。
▼メルセデス・ベンツVクラス(前モデル)
【メルセデスベンツ新型Vクラス】ガソリンV260long日本発売!マルコポーロやシートアレンジ、サイズ、ディーゼル燃費、価格は?
メルセデスベンツ新型Vクラスの【変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型Vクラスの変更点
- 外装に新しいデザインを採用し質感を向上
- 快適性と高級感を高めるエクスクルーシブシートをオプション設定
- アクティブブレーキアシストやアダプティブハイビームアシスト・プラスなどにより安全性を向上
- 2Lガソリンエンジンを搭載する「V 260 アバンギャルド ロング」を105台限定販売
▼Vクラスの特徴
- ボディサイズを標準、ロング、エクストラロングと3種類設定し、用途にあわせた選択を可能に
- Lディーゼルエンジンを搭載し、高い走行性能と環境性能を両立
- 2列目の取り外しも可能とする3列シートにより、多彩なシートアレンジに対応
新顔!メルセデスベンツ新型Vクラスの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラス
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの外装には、より存在感をアップする最新のデザインが採用されています。
デザインはフロントを中心に変更され、バンパーは開口部を大きく取った新デザインになり、ヘッドライトには最新のLED技術を採用。
ホイールもより上質な新デザインとすることで、足元が引き締められています。
メルセデス・ベンツ新型Vクラスを前モデルと比較!
▼メルセデス・ベンツVクラス(前モデル)
▼メルセデス・ベンツVクラス(AMGエアロ仕様)
メルセデス・ベンツ新型Vクラスを前モデルと比較すると、より力強いデザインに仕上げられていることがわかります。
前モデルはミニバンとしての実用性の高さをアピールすることが重要視されていましたが、新型Vクラスではプレミアムブランドとしてのデザイン性が追求されました。
3種類!メルセデスベンツ新型Vクラスのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツVクラス(ベースモデル)
▼メルセデス・ベンツVクラスロング
▼メルセデス・ベンツVクラスエクストラロング
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスのボディサイズと比較
- 全長
ベースモデル:4905mm
ロング:5150mm
エクストラロング:5380mm - 全幅:1930mm
- 全高:1880mm
- ホイールベース
ベースモデル&ロング:3200mm
エクストラロング:3430mm - 参考
・トヨタ・アルファード/ヴェルファイア
全長×全幅×全高:4950×1850×1950mm
ホイールベース:3000mm
・トヨタ・グランエース
全長×全幅×全高:5300×1970×1990mm
ホイールベース:3210mm
メルセデス・ベンツ新型Vクラスのボディサイズは、ベースモデル、ロング、エクストラロングと3種類が用意されています。
それぞれのボディサイズをベースモデルと比較すると、ロング仕様はホイールベースを維持しながら全長を+245mm、エクストラロングはホイールベース+230mm、全長は+475mmとなっています。
このサイズを上級ミニバンとしてライバルとなるトヨタ・アルファードとヴェルファイアと比較すると、ベースモデルが近いサイズとなっています。
上質!メルセデスベンツ新型Vクラスの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの内装には、プレミアムミニバンとして上質さがアップされました。
▼エクスクルーシブシート
装備にはエクスクルーシブシートがオプション設定され、ヘッドレストクッション、オットマン、リラクゼーション機能などにより快適性を向上。
インテリアは、ダッシュボードに配置される丸い空調ダクトを、最新のメルセデスベンツ車にも採用されているタービンデザインに変更することでスポーティな仕上げに。
ルーフには、クラス最大サイズとなるパノラマルーフも設定され、開放感あるドライブを楽しむことができるようになっています。
セパレートシートの間には折りたたみ式テーブルを配置することもでき、ベンチシートは2シーターと3シーターからチョイス。
シートは脱着することができるようになっており、用途にあわせて荷物スペースを拡大することができます。
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの室内サイズ
- ラゲッジ容量
ベースモデル:720-4500L
ロング:1030-5000L
エクストラロング:1410-5500L
多彩!メルセデスベンツ新型Vクラスのシートアレンジは?
▼7人乗りレイアウト
▼2列目&3列目対座レイアウト
▼5人乗りレイアウト
メルセデス・ベンツ新型Vクラスのシートアレンジには、スタンダードな7人乗り3列シート状態のほか、2列目を回転させた対座シート状態も用意されています。
加えて、2列目シートを取り外し、3列目シートを大きく前にスライドさせる5人乗り状態でラゲッジを重視することも可能に。
「普段は5人乗り」という使い方ができるようになっています。
キャンピングカー!メルセデス新型Vクラスマルコポーロも!
▼新型Vクラスマルコポーロの画像
新型Vクラスには、欧州でキャンピングカー仕様となる「Vクラスマルコポーロ」が発表されています。
新型Vクラスマルコポーロはポップアップルーフを採用し、快適な車内空間を確保。
また新装備として「MBAC(メルセデス・ベンツ・アドバンスド・コントロール)」も搭載され、室内の装備をスマートフォンにより制御することが可能に。
水タンクの残量や補助バッテリーの充電レベルのチェック、冷蔵庫やヒーター温度の変更など、多彩な機能をわかりやすく使うことができるようになっています。
力強く!メルセデスベンツ新型Vクラスのエンジンとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスのエンジンとスペック
- 【V220d】
エンジン:直列4気筒2.2Lターボディーゼル
最高出力:163ps/38.7kgm - 【V260】(限定導入)
エンジン:直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:211ps/35.7kgm - トランスミッション:7速AT
- 駆動方式:FR
メルセデス・ベンツ新型Vクラスには、2.2Lのディーゼルターボエンジンが搭載されています。
駆動方式はFRレイアウトとすることで、前輪の切れ角を大きくし取り回しやすさをあげ、自然な加速感に仕上げられました。
トランスミッションは7速ATを組み合わせ、ディーゼルエンジンの大きなトルクを活かすことができるようになっています。
また、限定導入されるガソリン車は2Lターボエンジンを搭載し、トルクはディーゼルに迫る35.7kgmを発揮。
最高出力は211psとすることで、伸びやかな加速感が実現されています。
メルセデス・ベンツ新型Vクラスを試乗動画でチェック!
メルセデス・ベンツ新型Vクラスは試乗動画が公開されています。
高い使い勝手が評価されています。
良好!メルセデスベンツ新型Vクラスの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの燃費
- ディーゼル:15.3km/L
(ロング、エクストラロング同値)
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの燃費は、全ボディタイプで15.3km/Lと発表されています。
実燃費ではロングボディの燃費が下がりやすくなりますが、トルクの大きいディーゼルエンジンを搭載していることでその差は小さくなります。
最新機能!メルセデスベンツ新型Vクラスの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの安全システムは、アクティブブレーキアシストやアダプティブハイビームアシストプラスを採用することにより、安全性が向上されました。
その他、「CPA(衝突警告システム)」、車間距離を維持し先行車にあわせ減速、停止する「ディストロニック・プラス」、車線逸脱をステアリングの振動で警告する「レーンキーピングアシスト」なども採用。
長時間の走行によるドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知し警告する「アテンションアシスト」、走行中に横風を受けた場合に車両片側のブレーキを働かせて直進状態の維持をサポートする「クロスウインドアシスト」も装備されています。
メルセデスベンツ新型Vクラスの価格は?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの価格
- V 220 d AVANTGARDE:7,400,000円
- V 220 d AVANTGARDE long:7,640,000円
- V 220 d AVANTGARDE Extra-long:7,900,000円(受注生産)
- V260 AVANTGARDE long:950万円(105台限定)
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの価格は、740万円からとされました。
ボディサイズによるアップ幅はV220dで最大50万円とされ、用途にあわせた選択がしやすくなっています。
ガソリンエンジンを搭載するV260は、105台の限定導入となっています。
メルセデスベンツ新型Vクラスの発売日は?
マイナーチェンジしたメルセデス・ベンツ新型Vクラスは、2019年10月23日の東京モーターショーで発表、同日から受注が開始され、納車の開始は2020年1月以降が予定されています。
メルセデス・ベンツは、最新のデザインによりVクラスの質感を向上させることで、プレミアムブランドのミニバンとしての魅力をアピールしていきたい考えです。
メルセデスベンツ・Vクラスを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツVクラス(初代)
メルセデスベンツ・Vクラスは、初代が日本で1998年に登場したミニバンです。
海外では、商用車バージョンとなる「ヴィトー(Vito)」も用意されています。
2003年に登場した2代目は、新車種として「ビアノ(Viano)」という車名で販売されましたが、2006年のマイナーチェンジ時にVクラスに戻されました。
駆動方式は、初代がエンジンを横置きするFFレイアウトとなっていましたが、2代目以降は、より走行性能を高めることができるFRレイアウトに変更。4WDがオプション設定されています。
現行モデルとなる3代目は2014年に発表され、2.2Lディーゼルエンジンには136ps、163ps、190psの3種類の出力を設定し、日本では中間となる163psモデルを販売。
シートの取り外しを可能とすることで、多彩なシートアレンジを可能に。
日本向け純正アクセサリーとして、リアエンターテイメントシステムや、頭上に軽量の荷物を収納するオーバーヘッドスペースネット、ロードバイク運搬用の車内用バイシクルホルダーなども用意されました。
新型メルセデス・ベンツVクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!