フォルクスワーゲンが、「ゴルフ」の新モデルを発表しました。
多彩なモデルによりその魅力を伸ばす新型ゴルフについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】600台限定最強FFスポーツ!VW新型ゴルフGTI TCR日本発売!
- フォルクスワーゲン新型ゴルフの【変更点まとめ】
- フォルクスワーゲン新型ゴルフの外装(エクステリア)デザイン
- フォルクスワーゲン新型ゴルフのボディサイズは?
- フォルクスワーゲン新型ゴルフの内装(インテリア)デザイン
- フォルクスワーゲン新型ゴルフのパワートレインとスペックは?
- フォルクスワーゲン新型ゴルフの燃費は?
- フォルクスワーゲン新型ゴルフの走行性能を試乗動画でチェック!
- フォルクスワーゲン新型ゴルフの安全装備は?
- フォルクスワーゲン新型ゴルフの価格は?
- フォルクスワーゲン新型ゴルフの発売日は?
- フォルクスワーゲン・ゴルフを「おさらい」
【最新情報】600台限定最強FFスポーツ!VW新型ゴルフGTI TCR日本発売!
▼フォルクスワーゲン新型ゴルフGTI TCRの画像
フォルクスワーゲンが、スポーツモデル「ゴルフGTI」の600台限定車となる「ゴルフGTI TCR」の日本発売を発表しました。
フォルクスワーゲン・ゴルフは、フォルクスワーゲンブランドを代表するモデルとしてラインナップされ、他メーカーからもベンチマークとされる人気車になっています。
ゴルフGTI TCRは、FIA・WTCR(ワールド・ツーリング・カー・カップ)に参戦するレーシングカーの公道バージョンとして制作され、直列4気筒2Lターボエンジンにより290ps/38.7kgmもの出力を発揮。
装備には「アクラポヴィッチ チタンエキゾーストシステム」 や専用リアディフューザーのほか、19インチホイールや大型ブレーキディスクを装備することで、高いパフォーマンスを安定して発揮することができるようになっています。
価格は509万8000円とされています。
▼新型ゴルフGTI TCRのニュルブルクリンクタイムアタック動画
▼新型ゴルフGTI TCRの試乗動画
▼ゴルフGTI TCRの専用装備
- “Akrapovič” チタンエキゾーストシステム/ 専用リヤディフューザー
- TCR専用2.0L TSIエンジン(290PS)
- 7速DSGトランスミッション
- 電子制御油圧式フロントディファレンシャルロック
- アダプティブシャシーコントロール“DCC”
- アダプティブクルーズコントロール"ACC"(全車速追従機能付)
- 専用19インチアルミホイール"Reifnitz"
- 大径ブレーキディスク/ レッドブレーキキャリパー
- 専用ファブリック&マイクロフリースシート
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▼フォルクスワーゲン・ティグアン
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フォルクスワーゲン新型ゴルフの【変更点まとめ】
▼フォルクスワーゲン新型ゴルフの変更点
- 600台限定モデルとなる「ゴルフGTI TCR」を日本導入。
スペックアップしたエンジンや専用装備を採用する「GTI」の最上位モデルとしてラインナップ
▽2019年8月の変更点
- ディーゼル車となる「ゴルフTDI」を日本導入
フォルクスワーゲン新型ゴルフの外装(エクステリア)デザイン
▼フォルクスワーゲン・ゴルフ
▼フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
▼フォルクスワーゲン・ゴルフオールトラック
フォルクスワーゲン新型ゴルフには大きく3つのボディタイプが設定され、ベースとなるハッチバック、ワゴンのゴルフヴァリアント、ワゴンベースのクロスオーバーとなるゴルフオールトラックから選択できます。
外装は、2017年のビッグマイナーチェンジで新世代デザインが採用され、新しいフロント&リアバンパーや、LEDヘッドライトが採用されています。
リアランプもLEDとされ、ターンシグナルには”流れるウインカー”の「ダイナミックターンインジケーター」も装備されました。
▼フォルクスワーゲン・ゴルフGTI
▼フォルクスワーゲン・ゴルフR
スポーツモデルとして、伝統あるFFスポーツのゴルフGTI、4WDでハイパフォーマンスエンジンのパワーを路面に最大限伝えるゴルフRを設定。
ゴルフRには、ワゴンタイプのゴルフRヴァリアントも用意されています。
▼フォルクスワーゲン・ゴルフGTE
▼フォルクスワーゲン・e-Golf
その他、フォルクスワーゲンがちからを入れる電動パワートレインモデルとして、プラグインハイブリッドのゴルフGTE、電気自動車のe-Golfもラインナップされています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフのボディサイズは?
▼フォルクスワーゲン新型ゴルフのボディサイズと比較
- ゴルフ
全長×全幅×全高:4265×1800×1480mm
ホイールベース:2635mm - ゴルフヴァリアント
全長×全幅×全高:4575×1800×1475mm
ホイールベース:2635mm - ゴルフオールトラック
全長×全幅×全高:4585×1800×1510mm
ホイールベース:2635mm - 参考
・VW・ポロ
全長×全幅×全高:4060×1750×1450mm
ホイールベース:2550mm
フォルクスワーゲン新型ゴルフのボディサイズは、日本でもフルモデルチェンジを発表した下位モデル「ポロ」から全長+205mmとなっています。
新世代のポロがボディサイズを拡大したことで2モデルの差は小さくなりましたが、ゴルフは一回り大きいサイズにより上位モデルの使い勝手が確保されています。
▼フォルクスワーゲン・ポロ
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フォルクスワーゲン新型ゴルフの内装(インテリア)デザイン
▼フォルクスワーゲン ゴルフ
新型ゴルフの内装には、12.3インチの大型ディスプレイを用いたデジタルメータークラスター「Active info Display」が採用されています。
インフォテインメントシステムには、ジャスチャーコントロールに対応した「Discover Pro」が採用され、より直感的な操作が可能になっています。
ラゲッジスペースは通常時でも380Lの容量が確保され、後席を倒すことで最大1270Lに拡大し、大きなサイズの荷物にも対応できるようになっています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフのパワートレインとスペックは?
▼フォルクスワーゲン新型ゴルフのパワートレインとスペック
- 【TSIトレンドライン】【TSIコンフォートライン】
エンジン:直列4気筒1.2Lガソリンターボ
出力:105ps/17.8kgm - 【TSIハイライン】
エンジン:直列4気筒1.4Lガソリンターボ
出力:140ps/25.5kgm - 【ゴルフTDI】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:150ps/34.7kgm - 【ゴルフGTI】
エンジン:直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:230ps/35.7kgm - 【ゴルフGTI TCR】【新設定/限定導入】
エンジン:直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:290ps/38.6kgm - 【ゴルフR】
エンジン:直列4気筒2Lターボ
出力:310ps/40.8kgm - 【1.5TSI・ACTブルーモーション】【欧州設定】
パワートレイン:直列4気筒1.5Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:130ps - 【ゴルフGTE】(プラグインハイブリッド)
パワートレイン:直列4気筒1.4Lターボエンジン+電気モーター
エンジン出力:150ps/25.5kgm
モーター出力:109ps/33.6kgm - 【e-Golf】(EV/電気自動車)
パワートレイン:電気モーター
モーター出力:136ps/29.5kgm - トランスミッション:7速/6速デュアルクラッチ式、6速MT
- 駆動方式:FF or 4WD
フォルクスワーゲン新型ゴルフには、ハイスペックエンジンを搭載する「GTI TCR」が設定されました。
ゴルフGTI TCRは、ベースとなるGTIから60ps/2.9kgmも出力を向上することで、ゴルフのスポーツモデルとして長年設定される「GTI」の最上位モデルとなっています。
その他、ゴルフには、2019年8月に新しくディーゼルエンジンを搭載する「ゴルフTDI」を設定。
ゴルフTDIは、3.5Lガソリンエンジンに迫る34.7kgmの大きなトルクにより車体を軽快に加速させ、傾斜でのアクセル操作にも余裕ができることから燃費にも優れるパワートレインになっています。
▼ゴルフGTE詳細
フォルクスワーゲン新型ゴルフGTE日本発売!燃費、価格、補助金は?
▼e-Golf詳細
フォルクスワーゲン新型eゴルフ日本発売!航続距離、価格、補助金は?
フォルクスワーゲン新型ゴルフの燃費は?
▼フォルクスワーゲン新型ゴルフの燃費
- ゴルフ:19.1km/L~18.1km/L
- ゴルフTDI(ディーゼル):18.9km/L
- ゴルフGTI:15.1km/L~14.6km/L
- ゴルフR:13.0km/L~12.6km/L
- ゴルフヴァリアント:18.6km/L~17.3km/L
- ゴルフオールトラック:13.5km/L
- ゴルフマイルドハイブリッド:25.0km/L(欧州値)
フォルクスワーゲン新型ゴルフの燃費は、1.2Lターボモデルが最もよく日本で19.1km/Lとなっています。
ディーゼルモデルは高トルクを持ちながら、新型ゴルフTDIで18.9km/Lになっています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフの走行性能を試乗動画でチェック!
フォルクスワーゲン新型ゴルフは、注目度の高さから試乗動画が公開されています。
実用的なパッケージや軽快な走りが高評価を受けています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフの安全装備は?
フォルクスワーゲン新型ゴルフの安全装備には、レーンキープアシスト、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールを組み合わせた渋滞時追従支援「Traffic Assist」が採用されています。
ヘッドライトには、フロントカメラで前方の光源をモニターし、光の照射角度を細かく調整する「ダイナミックライトアシスト」を設定。
その他、歩行者検知に対応した自動ブレーキ「Front Assist」、必要に応じシートベルトのテンションを高めウィンドウを閉じる「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」、センサーにより障害物を感知して警告する「オプティカルパーキングシステム」、後退時に衝突の危険がある場合に自動ブレーキが作動する「リヤトラフィックアラート」などの多彩な機能が採用されています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフの価格は?
▼フォルクスワーゲン新型ゴルフの価格
- 【600台限定】
ゴルフ GTI TCR:509万8000円 - ゴルフ:253万9000円~391万0000円
- ゴルフGTI:395万9000円~
- ゴルフ ヴァリアント:293万9000円~405万9000円
- ゴルフ オールトラック 4MOTION:365万9000円
- ゴルフR:555万9000円~
- ゴルフRヴァリアント:575万9000円~
- ゴルフGTE:469万円~
- e-Golf:499万円~
フォルクスワーゲン新型ゴルフの価格は、約254万円からに設定されています。
ワゴンのゴルフヴァリアントは40万円アップとなり、クロスオーバーモデルのゴルフオールトラックはヴァリアントの最上位モデルと同価格になっています。
プラグインハイブリッドのゴルフGTEと電気自動車のe-Golfは高価格になりますが、ゴルフGTEで20万円、e-Golfで30万円のクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金を利用することができます。
フォルクスワーゲン新型ゴルフの発売日は?
フォルクスワーゲン新型ゴルフに設定された「ゴルフGTI TCR」は、2019年10月25日に発表、同日から受注が開始され、600台限定販売されます。
フォルクスワーゲンは新世代となるゴルフ8を本国で発表しており、ゴルフGTI TCRは7代目ゴルフの最終限定モデルになるとみられています。
▼フォルクスワーゲン・ゴルフ8
【VW新型ゴルフ8代目最新情報】フルモデルチェンジ発表!GTE/GTI/R/GTE/ヴァリアントのスペックや価格、ハイブリッド燃費、発売日は?
フォルクスワーゲン・ゴルフを「おさらい」
▼フォルクスワーゲン・ゴルフ(初代)
フォルクスワーゲン・ゴルフ(Golf)は、初代が1974年に登場した乗用車です。
車名の由来は、ドイツ語でメキシコ湾流を示す「Der Golfstrom」(デア・ゴルフシュトローム)からとなっており、フォルクスワーゲン車に多い風の名前(パサート=貿易風など)ではなく、海流の名前になっています。
欧州で「Cセグメント」に分類され、世界の車種別歴代総生産台数ではトヨタ・カローラに次ぐ第2位となっています。
初代はデザインをジョルジェット・ジウジアーロが手がけ、横置きエンジンによるFF駆動レイアウトと、高効率のボディ設計などにより世界的大ヒットになり、現行モデルでもラインナップされるスポーツモデル「GTI」も登場しました。
その後フォルクスワーゲンの主力モデルとして販売が続けられ、現行モデルは7世代目「ゴルフVII」として2012年に登場。
新開発のモジュールプラットフォーム「MQB」を採用することで、前モデルからボディサイズを拡大しながらも約100kgの軽量化に成功し、全高を抑えることでよりスポーティなデザインとされました。
パワートレインには日本にも導入されるガソリン、ハイブリッド、電気自動車のほか、海外ではディーゼル、天然ガス、水素燃料電池も発表され、世界中のニーズに対応するモデルになっています。
新型フォルクスワーゲン・ゴルフについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!