マセラティが、フラッグシップ「クアトロポルテ」の新モデルとなる「クアトロポルテトロフェオ」の日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップしたマセラティ新型クアトロポルテについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最高峰!「新型クアトロポルテ・トロフェオ」日本発売!
- マセラティ新型クアトロポルテの【変更点まとめ】
- 1312万円から!マセラティ新型クアトロポルテの価格は?
- 上質!マセラティ新型クアトロポルテの外装(エクステリア)デザイン
- 堂々!マセラティ新型クアトロポルテのボディサイズは?
- 新装備!マセラティ新型クアトロポルテの内装(インテリア)デザイン
- 新設定!マセラティ新型クアトロポルテのエンジンとスペックは?
- 走り両立!マセラティ新型クアトロポルテの燃費は?
- 最新装備!マセラティ新型クアトロポルテの安全装備は?
- いつ?マセラティ新型クアトロポルテの発売日は?
- マセラティ・クアトロポルテを「おさらい」
【最新情報】最高峰!「新型クアトロポルテ・トロフェオ」日本発売!
▼マセラティ新型クアトロポルテ・トロフェオの画像
マセラティが、サルーン「クアトロポルテ」のハイパフォーマンスモデルとなる「クアトロポルテ・トロフェオ」の日本発売を発表しました。
マセラティ・クアトロポルテは、ブランドのフラッグシップサルーンとしてラインナップされ、高いスポーツ走行性能と快適性が魅力となっています。
新型クアトロポルテトロフェオは、ブランド初のSUV「レヴァンテ」に続いての「トロフェオ」モデル設定となり、同時に発表された「ギブリ トロフェオ」とあわせ「トロフェオ コレクション」としてラインナップ。
エンジンには、フェラーリが手掛けたV型8気筒3.8Lツインターボを搭載し、出力は580ps/74.4kgmを発揮。
これにより最高速326km/hを実現し、マセラティ史上最速のセダンとなっています。
加えて新型クアトロポルテトロフェオでは、統合車両制御により走行性能を向上する「コルサボタン」を設定。また、ローンチ・コントロール機能により、高い加速力を発揮することができるようになっています。
エクステリアには、ブラックピアノ仕上げのデュアルバーフロントグリル、カーボンファイバー製フロントエアダクトトリム、リアエクストラクターを採用。
リアデザインは新しいライト形状により、「3200GT」「アルフィエーリ」などのコンセプトカーからくるブーメラン形状に変更。
また、トロフェオシリーズ共通の特徴として、レッドのサイドエアベントフレームとCピラーのサエッタロゴを装備。
インテリアは、専用インターフェースを表示するオンボードパネルのほか、最高級レザーが採用されています。
新型クアトロポルテトロフェオは2021年4月14日に日本発売。価格は2302万円となっています。
▼マセラティ・ギブリ
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▼マセラティ・レヴァンテ
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マセラティ新型クアトロポルテの【変更点まとめ】
▼マセラティ新型クアトロポルテの変更点
- ハイパフォーマンスモデル「クアトロポルテトロフェオ」を新設定
1312万円から!マセラティ新型クアトロポルテの価格は?
▼マセラティ新型クアトロポルテの価格
- クアトロポルテ:1312万円
- クアトロポルテ グランロッソ/グランスポーツ:1462万円
- クアトロポルテS グランロッソ/グランスポーツ:1667万円
- クアトロポルテS Q4 グランロッソ/グランスポーツ:1767万円
- クアトロポルテ トロフェオ:2302万円
マセラティ新型クアトロポルテの価格は、1312万円からとなっています。
新設定されたクアトロポルテトロフェオは2302万円となり、ブランドの最上級モデルとなっています。
上質!マセラティ新型クアトロポルテの外装(エクステリア)デザイン
▼新型クアトロポルテ
マセラティ新型クアトロポルテの外装は、ブランドのフラッグシップモデルとして、存在感が高められています。
フロントには大型のグリルを採用し、ブランドのシンボルであるトライデントを中央に配置。
リアは大きく快適な室内空間を確保しながら、滑らかなボディラインにより走行性能の高さが感じられるスタイルとなっています。
堂々!マセラティ新型クアトロポルテのボディサイズは?
▼マセラティ新型クアトロポルテのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:5270×1950×1470mm
- ホイールベース:3170mm
- ※参考
・マセラティ・ギブリ
全長×全幅×全高:4985×1945×1485mm
ホイールベース:3000mm
マセラティ新型クアトロポルテのボディサイズは、フラッグシップサルーンとして、上級モデルの「ギブリ」から全長+285mm、ホイールベース+170mmと大きく延長されています。
しかし、全高は-15mmと抑えられ、スポーツサルーンとしてのスタイルと運動性能がつくられます。
新装備!マセラティ新型クアトロポルテの内装(インテリア)デザイン
マセラティ新型クアトロポルテの内装は、イタリアンスポーツの伝統と新世代の装備を融合することで、上質な仕上がりとされています。
インフォテインメントシステムには最新モデルが搭載され、安全システムとの連携を強化するとともに、操作感をアップ。
インテリアトリムは最上級レザーやアルカンターラを使用し、質感が高められています。
新設定!マセラティ新型クアトロポルテのエンジンとスペックは?
▼マセラティ新型クアトロポルテのエンジンとスペック
- 【クアトロポルテ】
V型6気筒 3L ツインターボ
最高出力:350ps - 【クアトロポルテS】
V型6気筒 3L ツインターボ
最高出力:430ps - 【クアトロポルテトロフェオ】【新設定】
V型8気筒3.8Lツインターボ
出力:580ps/74.4kgm
最高速度:324km/h - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FR or 4WD
マセラティ新型クアトロポルテには、新たに最高峰の性能を持つ「クアトロポルテトロフェオ」が設定されました。
「クアトロポルテトロフェオ」では、エンジンにフェラーリが手掛けたV型8気筒3.8Lツインターボを搭載し、これまで設定されていた「クアトロポルテGTS」の530psを超える580ps/74.4kgmを発揮。
これにより最高速326km/hを実現し、マセラティ史上最速のセダンとなっています。
走り両立!マセラティ新型クアトロポルテの燃費は?
▼マセラティ新型クアトロポルテの燃費
- 3Lターボエンジン:9.0km/L
マセラティ新型クアトロポルテの燃費は、3Lターボエンジンで9.0km/Lとなっています。
走行性能を重視したプレミアムサルーンながら、良好な数値が確保されています。
最新装備!マセラティ新型クアトロポルテの安全装備は?
マセラティ新型クアトロポルテの安全装備には、ブランドの先進システムが採用されています。
「マセラティスタビリティプログラム(MSP)」は、多数のセンサーを使用して運転状況を常に監視し、複数の安全システムとパフォーマンスシステムを連動させてハンドリングとロードグリップを維持。
その他にも、「レーン キーピング アシスト(LKA)」や交通標識認識、ストップ&ゴー機能付きアダプティブ クルーズ コントロール、前方衝突警告、アクティブブラインドスポットアシスト&リアクロスパス機能などが採用され、安心して運転することができるようになっています。
いつ?マセラティ新型クアトロポルテの発売日は?
マセラティ・クアトロポルテに新設定された「クアトロポルテ・トロフェオ」は、2021年4月14日に日本で発売されました。
マセラティはブランドのフラッグシップであるクアトロポルテをアップデートすることで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
マセラティ・クアトロポルテを「おさらい」
▼マセラティ・クアトロポルテ(初代)
マセラティ・クアトロポルテ(Quattroporte)は、初代が1963年に登場したラグジュアリーサルーンです。
車名はイタリア後で「4つの」をあらわす「クアトロ」と、「扉」の複数形を意味する「ポルテ」を組み合わせ、ボディ形状が「4ドア」であることが表現されています。
初代は、256馬力を出力する4.1Lエンジンを搭載し、230km/Lに達するスポーツサルーンとして登場。
その後、295馬力の4.7Lエンジンにアップデートされ、その走行性能の高さが評判に。
2代目はシトロエン傘下となったマセラティが1974年に「シトロエンSM」をベースとした前輪駆動車として発表しましたが、第一次オイルショックの影響などにより13台のみの製造となりました。
▼マセラティ・クアトロポルテ(3代目)
1979年に登場した3代目は、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインを担当。
新たにマセラティの親会社となった「デ・トマソ」の4ドアサルーンをベースとし、ボディサイズを4910mmまで延長。
サスペンションには前後ダブルウィッシュボーンが採用され、300馬力を出力する4.9Lエンジンなどのパフォーマンスにより人気になりました。
▼マセラティ・クアトロポルテ(4代目)
4代目はフィアット傘下となったマセラティが1994年に発表。
デザイナーにマルチェロ・ガンディーニを起用し、全長4550mmと、歴代クアトロポルテで最もコンパクトなボディを採用。
V型8気筒3.2Lツインターボエンジンを搭載することで、最高速度は275km/Lまで引き上げられました。
▼マセラティ・クアトロポルテ(5代目)
5代目は2004年、4代目の生産終了から3年ぶりに設定され、デザインをピニンファリーナに在籍していた奥山清行氏が担当。
フィアット傘下でマセラティの親会社となっていたフェラーリからくる技術を採用し、エンジンには400馬力を出力するV型8気筒4.2L、トランスミッションにはセミオートマチックトランスミッションも設定されました。
▼マセラティ・クアトロポルテ(6代目)
現行モデルとなる6代目は2013年に登場。
新世代のデザインやV型8気筒3.8Lターボエンジンを搭載する「クアトロポルテGTS」も設定され、その走行性能が強化されました。
新型マセラティ・クアトロポルテについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!