マセラティが、スポーツサルーン「ギブリ」の新モデルを発表しました。
新モデルにより魅力をアップしたマセラティ新型ギブリについて、スペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最高峰!マセラティ「新型ギブリトロフェオ」発表!
- マセラティ新型ギブリの【変更点まとめ】
- 上質!マセラティ新型ギブリの外装(エクステリア)デザイン
- 電化!マセラティ「新型ギブリハイブリッド」設定!
- 堂々!マセラティ新型ギブリのボディサイズは?
- 新装備!マセラティ新型ギブリの内装(インテリア)デザイン
- 新設定!マセラティ新型ギブリのエンジンとスペックは?
- 改善!マセラティ新型ギブリの燃費は?
- 最新装備!マセラティ新型ギブリの安全装備は?
- マセラティ新型ギブリの価格は?
- いつ?マセラティ新型ギブリの発売日は?
- マセラティ・ギブリを「おさらい」
【最新情報】最高峰!マセラティ「新型ギブリトロフェオ」発表!
▼マセラティ新型ギブリトロフェオの画像
マセラティが、サルーン「ギブリ(Ghibli)」のハイパフォーマンスモデルとなる「ギブリトロフェオ」を発表しました。
マセラティ・ギブリは、現行モデルでプレミアムブランドであるマセラティのEセグメントセダンとして復活し、軽快な走りが魅力になっています。
新型ギブリトロフェオは、ブランド初のSUV「レヴァンテ」に続いての「トロフェオ」モデル設定となり、同時に発表された「クアトロポルテ トロフェオ」とあわせ3モデルのラインナップに。
エンジンには、フェラーリが手掛けたV型8気筒3.8Lツインターボを搭載し、出力は580ps/74.4kgmを発揮。
これにより最高速326km/hを実現し、マセラティ史上最速のセダンとなっています。
加えて新型ギブリトロフェオでは、統合車両制御により走行性能を向上する「コルサボタン」を設定。また、ローンチ・コントロール機能により、高い加速力を発揮することができるようになっています。
エクステリアには、ブラックピアノ仕上げのデュアルバーフロントグリル、カーボンファイバー製フロントエアダクトトリム、リアエクストラクターを採用。
リアデザインは新しいライト形状により、「3200GT」「アルフィエーリ」などのコンセプトカーからくるブーメラン形状に変更。
さらに、ギブリトロフェオではボンネット形状も新しくされ、冷却性を高めるエアダクトが装備されています。
また、トロフェオシリーズ共通の特徴として、レッドのサイドエアベントフレームとCピラーのサエッタロゴを装備。
インテリアは、専用インターフェースを表示するオンボードパネルのほか、最高級レザーが採用されています。
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マセラティ新型ギブリの【変更点まとめ】
▼マセラティ新型ギブリの変更点
- ハイパフォーマンスモデル「ギブリトロフェオ」を設定
▽2020年7月の変更点
- マセラティ初の2Lマイルドハイブリッドを搭載する「ギブリハイブリッド」を設定。
専用のエクステリア、インテリアを採用 - インフォテインメントディスプレイのサイズを8.4インチから10.1インチへ大型化
上質!マセラティ新型ギブリの外装(エクステリア)デザイン
マセラティ新型ギブリの外装は、プレミアムブランドとしての質感の高さを持ったスタイルとされています。
フロントには大型のグリルを採用し、ブランドのシンボルであるトライデントを中央に配置。
リアは滑らかなボディラインにより、サルーンながらスポーティなスタイルとなっています。
電化!マセラティ「新型ギブリハイブリッド」設定!
▼マセラティ新型ギブリハイブリッドの画像
マセラティ新型ギブリには、マセラティ史上初のハイブリッドモデルとなる「ギブリハイブリッド」の設定が発表されています。
新型ギブリハイブリッドは、330ps/45.9kgmを出力する直列4気筒2Lターボエンジンに、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ。
これにより、0-100km/h加速タイムは5.7秒、最高速度255km/hのパフォーマンスがつくられています。
48Vハイブリッドパワートレーンは、これまで設定されていたV型6気筒ディーゼルモデルと置き換えるものとされ、バッテリーを車両後方に搭載することにより理想的な重量配分を実現し、ディーゼルモデルから約80kg軽量化。
エクステリアとインテリアには、専用のブルーのアクセントを採用。
マセラティは、新型ギブリハイブリッドを「電動化計画の第一歩」とし、マセラティ初の電気自動車は、次世代「グラントゥーリズモ」「グランカブリオ」として2021年に発表予定であるとしています。
▼マセラティ新型ギブリハイブリッドの動画
堂々!マセラティ新型ギブリのボディサイズは?
▼マセラティ新型ギブリのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4985×1945×1485mm
- ホイールベース:3000mm
- ※参考
・マセラティ・レヴァンテ
全長×全幅×全高:5000×1985×1680mm
ホイールベース:3005mm
マセラティ新型ギブリのボディサイズは、ブランド初のSUVとして設定された「レヴァンテ」より一回りコンパクトになっています。
しかし、プレミアムサルーンとしてホイールベースを3mまで広くすることで、高い快適性をもった室内空間がつくられています。
新装備!マセラティ新型ギブリの内装(インテリア)デザイン
マセラティ新型ギブリの内装は、イタリアンスポーツの伝統と新世代の装備を融合することで、上質な仕上がりとされています。
メーターはアナログとディスプレイを組み合わせたデザインとされ、スポーティな印象に。
8.4インチから10.1インチへと大型化されたインフォテインメントシステムにより、多彩な情報がドライバーに提供されます。
新設定!マセラティ新型ギブリのエンジンとスペックは?
▼マセラティ新型ギブリのエンジンとスペック
- 【V型6気筒3Lターボ】
出力:350ps - 【ギブリS】
V型6気筒3Lツインターボ
出力:430ps - 【ギブリハイブリッド】【新設定】
直列4気筒2Lターボ+マイルドハイブリッド
出力:335ps/45.9kgm - 【ギブリトロフェオ】【新設定】
V型8気筒3.8Lツインターボ
出力:580ps/74.4kgm
最高速度:324km/h - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FR or 4WD
マセラティ新型ギブリには、新たに48Vマイルドハイブリッドを搭載した「ギブリハイブリッド」、最高峰の性能を持つ「ギブリトロフェオ」が設定されました。
新型ギブリハイブリッドは、直列4気筒2Lターボエンジンにマイルドハイブリッドシステムをあわせることで、置き換えられるV型6気筒ディーゼルエンジンから80kg軽量化。
電気モーターによるアシストも活用することで、軽快な走りと環境性能が両立されています。
ハイパフォーマンスモデルとなる「ギブリトロフェオ」では、エンジンにフェラーリが手掛けたV型8気筒3.8Lツインターボを搭載し、出力は580ps/74.4kgmを発揮。
これにより最高速326km/hを実現し、マセラティ史上最速のセダンとなっています。
改善!マセラティ新型ギブリの燃費は?
▼マセラティ新型ギブリの燃費
- 3Lターボエンジン:9.1km/L
マセラティ新型ギブリの燃費は、3Lエンジンで9.1km/Lとなっています。
新設定されたギブリハイブリッドでは、排気量をダウンしマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで、大きなボディサイズながら10km/Lを超える燃費値が見込まれています。
最新装備!マセラティ新型ギブリの安全装備は?
マセラティ新型ギブリの安全装備には、ブランドの先進システムが採用されています。
「マセラティスタビリティプログラム(MSP)」は、多数のセンサーを使用して運転状況を常に監視し、複数の安全システムとパフォーマンスシステムを連動させてハンドリングとロードグリップを維持。
その他にも、「レーン キーピング アシスト(LKA)」や交通標識認識、ストップ&ゴー機能付きアダプティブ クルーズ コントロール、前方衝突警告、アクティブブラインドスポットアシスト&リアクロスパス機能などが採用され、安心して運転することができるようになっています。
マセラティ新型ギブリの価格は?
▼マセラティ新型ギブリの価格
- ギブリ:9,800,000円
- ギブリS:11,600,000円
- ギブリS Q4:12,350,000円
マセラティ新型ギブリの価格は980万円からとなっています。
新設定されるギブリハイブリッドは875万円からとなっていたディーゼルモデルと置き換えられ、エントリー価格をダウンすることになります。
いつ?マセラティ新型ギブリの発売日は?
マセラティ・ギブリに新設定された「ギブリハイブリッド」「ギブリトロフェオ」は、2020年10月から順次販売が開始される予定です。
マセラティはブランドの主力になっているギブリをアップデートすることで、より広いユーザーにアピールしていく予定です。
マセラティ・ギブリを「おさらい」
▼マセラティ・ギブリ(初代)
マセラティ・ギブリ(Ghibli)は、初代が1966年に登場したモデルです。
車名「ギブリ」の由来は、リビア高地から地中海に吹き込む熱風からとなっています。
初代は、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインした2シータースポーツカーとして登場。
前期型で330馬力を発生するV型8気筒4.7L、後期型で335馬力のV型8気筒4.9Lエンジンを搭載し、トランスミッションに5速MTと3速ATを設定。
マセラティを代表するスポーツモデルとして人気になりました。
▼マセラティ・ギブリ(2代目)
2代目は、1973年の初代製造中止から時間をおき、1992年に登場。
パッケージングを2ドア4シーターに変更し、エンジンにはV型6気筒2Lと2.8Lのツインターボを搭載。
改良型では電子制御サスペンションやABSを採用し、走行性能をアップしました。
▼マセラティ・ギブリ(3代目)
現行モデルとなる3代目は、2代目の1997年生産終了から2013年に復活。
ブランドのEセグメントセダンとして新しく4ドアボディが採用され、スポーツサルーンに変化。
日本での価格設定は967万円からとなり、プレミアムブランドであるマセラティで1000万円を切る価格設定が話題となりました。
新型マセラティ・ギブリについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!