レクサスが、SUV「NX」の改良&特別仕様車日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたレクサス新型NXの価格、スペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】装備充実&特別仕様車2台!レクサス「新型NX」日本発売!
- レクサス新型NXの【主な変更点まとめ】
- アップ!レクサス新型NXの価格は?
- スポーティ!レクサス新型NXの外装(エクステリア)デザインは?
- 新装備!レクサス新型NXの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!レクサス新型NXのパワートレインとスペックは?
- 充実!レクサス新型NXの安全装備は?
- 走り両立!レクサス新型NXの燃費は?
- 使いやすく!レクサス新型NXのボディサイズは?
- レクサスNXを試乗動画でチェック!
- レクサス新型NXの日本発売日は?
- レクサスNXを「おさらい」
【最新情報】装備充実&特別仕様車2台!レクサス「新型NX」日本発売!
▼新型NX「Spice & Chic」の画像
レクサスがSUV「NX」の特別仕様車「Spice & Chic」および「Cool & Bright」の日本発売と、改良を発表しました。
特別仕様車「Spice & Chic」は、NX300h“I package”/NX300“I package”をベースに、内装色としてクリムゾンカラーベースとブロンズカラーベースの専用カラーコーディネートを設定。
クリムゾンカラーには、ブラック&クリムゾンの内装色にクリムゾンステッチとシルバーカラーのオーナメントパネルを組み合わせ。
ブロンズカラーには、ブラックの内装色にブロンズカラーのオーナメントパネルやブロンズステッチが組み合わせられています。
エクステリアには、高輝度シルバー塗装のフロントロアバンパーモールやボディカラー同色のフェンダーアーチモールなどを採用し、都会的な印象をアップ。
さらにダークメタリック塗装とブロンズ塗装のアルミホイールを採用。LEXUS独自の工程により塗装することで、繊細かつ重厚な金属質感が表現されています。
▼NX300h/NX300 特別仕様車“Spice & Chic” 特別装備
- L texシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能・ヒーター付)
- シート・インストルメントパネル・ドアトリム(特別仕様車専用ブラック&クリムゾン・クリムゾンステッチ)
- シート(ブラック・特別仕様車専用ブロンズステッチ)
- オーナメントパネル(特別仕様車専用ブロンズフィルム)
- ステアリング・シフトブーツ・センターコンソール等(特別仕様車専用クリムゾンステッチ)
- インストルメントパネル・ステアリング・シフトブーツ・センターコンソール・ドアトリム等(特別仕様車専用ブロンズステッチ)
- インテリア[ルーフ/ピラー]カラー(ブラック)
- フロントロアバンパーモール(高輝度シルバー塗装)
- ドアミラー(ブラック塗装)&ドアミラー足元照明(特別仕様車専用)
- フェンダーアーチモール(カラード)ボディカラー同色
- 225/60R18タイヤ&アルミホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝)
- 【※メーカーオプション】
225/60R18タイヤ&アルミホイール(ブロンズ・カラード切削光輝) - ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)
- ブラインドスポットモニター[BSM]
- リヤクロストラフィックアラート[RCTA]
▼新型NX「Cool & Bright」の画像
もう一台の特別仕様車「Cool & Bright」は、NX300h“F SPORT”/NX300“F SPORT”をベースに、内装にLEXUSの走りの象徴である“F”から継承したブルーステッチをブラックシートにあしらうことで、スポーティさをアップ。
また外装には、ブラックスパッタリングアルミホイールを採用し、茶道の茶筅をモチーフとした大胆な造形美と光のコントラストにより洗練された印象を付与。
さらに、ボディカラー同色のフェンダーアーチモールを採用することで、スタイリッシュな印象となっています。
▼NX300h/NX300 特別仕様車“Cool & Bright” 特別装備
- “F SPORT”専用本革シート(“F SPORT”専用ブラック・特別仕様車専用ブルーステッチ)
- シート・インストルメントパネル・ステアリング・シフトブーツ・センターコンソール・ドアトリム等(特別仕様車専用ブルーステッチ)
- フェンダーアーチモール(カラード)ボディカラー同色
- ドアミラー(ブラック塗装)&ドアミラー足元照明(特別仕様車専用)
- 225/60R18タイヤ&アルミホイール(ブラックスパッタリング)
- ブラインドスポットモニター[BSM]
- リヤクロストラフィックアラート[RCTA]
両特別仕様車には共通で、ブラインドスポットモニター[BSM]、リヤクロストラフィックアラート[RCTA]も標準設定することで、安全性にも配慮されています。
加えて、新型NXでは改良も実施され、NX全車にパーキングサポートブレーキ(静止物)[PKSB]を標準設定し、予防安全装備をより充実。
さらに、マルチメディアシステムがSmartDeviceLink、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応することで、10.3インチワイドディスプレイとの連携によりスマートフォンの機能を使うことができるようになっています。
新型NXは2020年7月16日に発売。レクサスは2020年7月22日に上位モデル「RX」の改良も予定しており、あわせてアピールされます。
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レクサス新型NXの【主な変更点まとめ】
▼レクサス新型NXの変更点
- パーキングサポートブレーキを標準装備
- 「SmartDeviceLink」「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応する最新インフォテインメントシステムを採用
- 特別仕様車「Spice & Chic」を設定。
「I package」をベースに、クリムゾンカラーベースとブロンズカラーベースの専用カラーコーディネートなどを採用することで、質感をアップ - 特別仕様車「Cool & Bright」を設定。
「F SPORT」をベースに、ブルーステッチやブラックシートなどを装備することでスポーティな印象をアップ - 特別仕様車「Bronze Edition」の販売を終了
▽2020年1月の変更点
- 特別仕様車「NX300 Bronze Edition」を設定。
ブロンズのエクステリア、インテリアパーツを採用し、質感を向上
▽2019年5月の変更点
- アクセルを踏み込んだ際にアンダーステアを抑制するアクティブコーナリングアシスト[ACA]を全車に標準設定
- ボディカラーに「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」を追加
- インテリアカラーに「ブラック×アクセントサンフレアブラウン(”version L”専用)」「ブラック×アクセントマスタードイエロー(”F SPORT”専用)」を追加
- 機能を改善した「Lexus SafetySystem +」を搭載。
昼夜歩行者と自転車検知、レーントレーシングアシスト(LTA)、先行者発進通知機能(TMN)、ロードサインアシスト(RSA)に対応
レクサスNXは、レクサスのSUVラインナップで「RX」よりコンパクトなモデルとして販売され人気となり、新モデル「UX」の発売にもつながりました。
2019年5月にはマイナーチェンジが行われ、新しいボディカラーや新世代安全システムを採用することで魅力をアップしていました。
アップ!レクサス新型NXの価格は?
▼レクサス新型NXの価格
- NX300
FF:4,546,000円、4WD:4,811,000円 - NX300 ”I package”
FF:4,729,000円、4WD:4,994,000円 - NX300 ”F SPORT”
FF:5,218,000円、4WD:5,483,000円 - NX300 ”version L”
FF:5,218,000円、4WD:5,483,000円 - 【特別仕様車】
・NX300“Spice & Chic”
FF:4,879,000円、4WD:5,144,000円
・NX300“Cool & Bright”
FF:5,418,000円、4WD:5,683,000円
▽NX300h(2.5Lハイブリッド)
- NX300h
FF:5,190,000円、4WD:5,455,000円 - NX300h ”I package”
FF:5,373,000円、4WD:5,638,000円 - NX300h ”F SPORT”
FF:5,862,000円、4WD:6,127,000円 - NX300h ”version L”
FF:5,862,000円、4WD:6,127,000円 - 【特別仕様車】
・NX300h“Spice & Chic”
FF:5,523,000円、4WD:5,788,000円
・NX300h“Cool & Bright”
FF:6,062,000円、4WD:6,327,000円
レクサス新型NXの価格は、装備の充実にあわせアップしています。
アップ幅はエントリーグレードの「NX300」で3万9000円となっており、充実した装備がアピールされています。
▼参考:レクサスNXの価格(前モデル)
▽NX300(2Lガソリンターボ)
- NX300
FF:4,507,000円、4WD:4,772,000円 - NX300 ”I package”
FF:4,690,000円、4WD:4,955,000円 - NX300 ”F SPORT”
FF:5,179,000円、4WD:5,444,000円 - NX300 ”version L”
FF:5,179,000円、4WD:5,444,000円 - 【特別仕様車】
NX300 “Bronze Edition”
FF:4,900,000円、4WD:5,165,000円
▽NX300h(2.5Lハイブリッド)
- NX300h
FF:5,151,000円、4WD:5,416,000円 - NX300h ”I package”
FF:5,334,000円、4WD:5,599,000円 - NX300h ”F SPORT”
FF:5,823,000円、4WD:6,088,000円 - NX300h ”version L”
FF:5,823,000円、4WD:6,088,000円
スポーティ!レクサス新型NXの外装(エクステリア)デザインは?
▼レクサス新型NX300hの画像
レクサス新型NXの外装は、2017年の改良時に最新のデザインに変更されています。
バンパーはより鋭く低重心なデザインとされ、グリルには上位の「LX」「RX」と共通性をもったレイヤー状デザインのスピンドルグリルを採用。
ヘッドライトには、3眼式LEDヘッドライトに超小型LEDユニットを使用しスポーティな表情とされ、流れるように点灯する「LEDシーケンシャルターンシグナルランプ」が装備されています。
▼レクサス新型NX300Fスポーツの画像
スポーツモデルとなる「F SPORT」では、グリルメッシュとグリルサイドガーニッシュが新しいFメッシュパターンで統一され、より速度感のあるスタイルとなっています。
最新の改良ではボディカラーが見直され、新色のカーキとブルーが設定されています。
新装備!レクサス新型NXの内装(インテリア)デザイン
レクサス新型NXの内装には、最新の装備と上質な素材が採用され、プレミアムSUVの高い質感がつくられています。
改良では、上位モデルの「RX」に2019年の改良で採用された最新インフォテインメントシステムを採用し、「SmartDeviceLink」「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応することでスマートフォンとの連携が強化されました。
レクサスNXでは、メーターにヘッドアップディスプレイ一体型となるメーターフードを採用するとともに、センタークラスターにはスイッチをシンプルで機能的に配置。
インフォテイメントシステムは10.3インチワイドディスプレイとされ、新型リモートタッチを採用し、ナビゲーションやオーディオの操作性を向上。
新型NXではSUVで重要になるラゲッジのドアに、ジェスチャーでバックドアの開閉が可能な「キックオープン機能付きパワーバックドア」が設定され、使い勝手が高められています。
▼レクサス新型NXの室内サイズと比較
- 室内長×室内幅×室内高
NX:2080×1520×1180mm
UX:1830×1520×1170mm
RX450hL:2775×1590×1200mm
RX450h/RX300:2230×1590×1200mm
パワフル!レクサス新型NXのパワートレインとスペックは?
▼レクサス新型NXのパワートレインとスペック
- 【NX300】
エンジン:直列4気筒2Lターボ
最高出力:238ps/4800-5600rpm
最大トルク:35.7kgm/1650-4000rpm
トランスミッション:6速AT - 【NX300h】
パワートレイン:直列4気筒2.5L+電気モーター
エンジン出力:152ps/21.0kgm
フロントモーター:143ps/27.5kgm
リアモーター(4WD車のみ):68ps/14.2kgm - 駆動方式:FF or 4WD
レクサス新型NXには、2Lターボエンジンを搭載した「NX300」と、2.5Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドの「NX300h」が設定されています。
NX300は、1650rpmの低回転から最大トルクを発生し、238psの最高出力と6速ATの組み合わせによりハイウェイでも高い走行パフォーマンスを発揮。
ハイブリッド仕様となるNX300hには、リアに電気モーターを搭載した4WDも設定され、高い環境性能とSUVならではの力強い走りを楽しむことができるようになっています。
レクサスNXは、2017年の改良時にサスペンションチューニングを見直し、車体のロール特性やステアリング操作への応答性を向上。
新型「AVS(Adaptive Variable Suspension system)」を採用し、きめ細かく減衰力を制御することで操縦安定性と乗り心地をアップ。
2019年の改良ではさらに、コーナリング中、アクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制するアクティブコーナリングアシスト[ACA]が全車に標準設定され、優れた旋回性能と高い車両安定性が実現されています。
充実!レクサス新型NXの安全装備は?
▼Lexus Safety System+
レクサス新型NXの安全装備には、機能をアップした「Lexus Safety System +」が搭載されています。
レクサスNXは2019年の改良時に、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者の検知に対応。
同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」や、カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)」を搭載。
また、先行車の発進をメーターとヘッドアップディスプレイ内での表示とブザーで知らせる「先行車発進告知機能(TMN)」も利用することができるようになっています。
最新の改良では、「パーキングサポートブレーキ(PSB)」を標準装備することで安全性がアップされています。
走り両立!レクサス新型NXの燃費は?
▼レクサスNXの燃費
- 2Lターボ
NX300:FF 12.6km/L、4WD 12.0km/L - 2.5Lハイブリッド
NX300h:FF 17.8km/L、4WD 17.4km/L
※WLTCモード値
レクサス新型NXの燃費は、プレミアムSUVながら2.5Lハイブリッドモデルで17.8km/Lの低燃費に仕上げられています。
2Lターボモデルでは燃費がダウンしますが12.6km/Lと低下が抑えられ、軽快感ある走りを楽しむことができるようになっていています。
使いやすく!レクサス新型NXのボディサイズは?
▼レクサス新型NXのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4640×1845×1645mm
- ホイールベース:2660mm
- 最低地上高:170mm
- 車重
NX300(2Lターボ):1710kg
NX300h(2.5Lハイブリッド):1760kg - ※参考
・レクサスUX
全長×全幅×全高:4495×1840×1520mm
ホイールベース:2640mm
・レクサスRX
全長×全幅×全高:4890×1895×1710mm
※NX450hLは全長+110mmの5000mm
ホイールベース:2790mm
レクサス新型NXのボディサイズは、コンパクトSUVの「UX」より全長と全高が大きく設計され、広い室内空間が確保されています。
上位モデルの「RX」と比較すると、全幅とホイールベースが短縮され、取り回しもしやすい設計となっています。
レクサスNXを試乗動画でチェック!
レクサスNXは試乗動画が公開されています。
プレミアムSUVとして高められた質感が評価されています。
レクサス新型NXの日本発売日は?
改良されたレクサス新型NXは、前モデルのオーダーを2020年5月13日にストップし、新型NXは2020年7月16日に発売されました。
レクサスはNXの装備を充実することにより、新世代モデルとして登場した「UX」や上位モデル「RX」とあわせアピールしていく予定です。
レクサスNXを「おさらい」
レクサスNX(エヌエックス)は、初代となる現行モデルが2014年に登場したミドルクラスSUVです。
車名の「NX」の由来は、「Nimble(素早い、爽快な)」「 X(Crossover)」となっています。
パワートレインには、レクサス初となる2Lターボエンジンを搭載する「NX200t(2017年改良時にNX300に変更)」と、ハイブリッドシステムを搭載する「NX300h」をラインナップ。
2Lターボエンジンは、ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大した可変バルブタイミング・リフト機構「Dual VVT-iW」、直噴技術を組み合わせることで、高い燃焼効率を実現。
ハイブリッド仕様となる「NX300h」には、独立したリアモーターを持つ4WDシステム「E-Four」が採用されました。
スポーティバージョンとして「F SPORT」も設定され、アダプティブサスペンションやパフォーマンスダンパーを標準装備するとともに、足回りに専用のチューニングが施され、高い走行性能を楽しむことができるモデルになっています。
新型レクサスNXについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!