アウディが、ブランドのエントリーモデルとなる「A1」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップしたアウディ新型A1について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】1Lエンジン!アウディ「新型A1スポーツバック25TFSI」日本発売!
- アウディ新型A1の【主な変更点まとめ】
- スタート価格ダウン!アウディ新型A1の価格は?
- 迫力!アウディ新型A1の外装(エクステリア)デザインは?
- 広く!アウディ新型A1のボディサイズは?
- 最新装備!アウディ新型A1の内装(インテリア)デザインは?
- クロスオーバー!アウディ新型A1シティカーバーの専用装備は?
- パワフル!アウディ新型A1のエンジンとスペックは?
- アウディ新型A1を試乗動画でチェック!
- 走り両立!アウディ新型A1の燃費は?
- 最新装備!アウディ新型A1の安全装備は?
- アウディ新型A1の発売日は?
- アウディA1を「おさらい」
【最新情報】1Lエンジン!アウディ「新型A1スポーツバック25TFSI」日本発売!
▼アウディ新型A1スポーツバック「25TFSI」の画像
アウディが「A1スポーツバック」の新モデルとなる「25TFSI」の日本発売を発表しました。
アウディA1は、ブランドで最もコンパクトなモデルとして販売され、その取り回しのしやすさと軽快な走りが人気になっています。現行モデルは2019年11月に日本でフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
新しく導入された「A1スポーツバック25TFSI」は、これまで1.5Lターボエンジン車のみとされていたA1の新しいエントリーモデルとして設定。
前世代より最大トルクを1.5kgmアップした1Lターボエンジンにより、最高出力95ps、最大トルクは1.8L自然吸気エンジンなみとなる17.8kgmを発揮。
7速デュアルクラッチ式「Sトロニック」トランスミッションとの組み合わせにより、燃費はWLTCモード値15.2km/Lが実現されています。
新型A1スポーツバック25TFSIは2020年6月16日に日本発売、価格は294万円~351万円となっています。
▼新型A1スポーツバック25TFSIの価格
- A1スポーツバック25 TFSI:294万円
- A1スポーツバック25 TFSIアドバンスト:325万円
- A1スポーツバック25 TFSI Sライン:351万円
▼アウディ新型A1の動画
▼フォルクスワーゲン・ポロ
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アウディ新型A1の【主な変更点まとめ】
▼アウディ新型A1の変更点
- 1Lターボエンジンを搭載する「25TFSI」を追加設定
▽2019年11月フルモデルチェンジ時の変更点
- 3ドアモデルを廃止し、5ドアの「A1スポーツバック」のみをラインナップ
- ホイールベースを延長し、リアシートスペース、ラゲッジスペースを拡大
- レーダーセンサーで危険な状況を検知し、警告、緊急自動ブレーキを作動する「アウディプレセンスフロント」を全車標準装備
▼アウディ新型A1の動画
スタート価格ダウン!アウディ新型A1の価格は?
▼アウディ新型A1の価格
- A1スポーツバック 25 TFSI:294万円
- A1スポーツバック 25 TFSIアドバンスト:325万円
- A1スポーツバック 25 TFSI Sライン:351万円
- A1スポーツバック 35 TFSIアドバンスド:365万円
- A1スポーツバック 35 TFSI Sライン:391万円
アウディ新型A1の価格は、新たに1Lターボエンジンを搭載する「25TFSI」が設定されたことでダウンしました。
これまでは1.5Lエンジン搭載車の365万円がスタート価格になっていましたが、新型A1では300万円を切る戦略的な設定とされています。
迫力!アウディ新型A1の外装(エクステリア)デザインは?
▼アウディ新型A1の画像
アウディ新型A1の外装は、世代交代した他モデルにも採用されていた新しいデザインコンセプトで仕上げられています。
フロントは大型のシングルフレームグリルで迫力ある表情としたほか、エンジンフードとの間には、アウディが過去に世界ラリー選手権(WRC)のグループBのホモロゲーションを獲得するために販売した「スポーツクワトロ」からインスピレーションを得た3つのスリットが採用されています。
ホイールは15インチから18インチが用意され、オプションでLEDヘッドライトやSラインのエクステリア(大型エアインテーク、大型リアスポイラー、専用サイドスカート)が設定されます。
ボディタイプから3ドアが廃止され、販売の中心になっていた5ドアのみとなりますが、ボディに使用されるアクセントラインにより引き締まった印象とされています。
▼アウディ新型A1スポーツバックの動画
アウディ新型A1を前モデルと比較!
▼アウディA1(前モデル)
アウディ新型A1を前モデルと比較すると、前モデルはコンパクトサイズながら上位モデルに近い上質さが表現されていましたが、新型A1では他のアウディ最新モデル同様にスポーティさを重視。
下部を絞り込んだ最新のグリルが、デザインのポイントになっています。
広く!アウディ新型A1のボディサイズは?
▼アウディ新型A1のボディサイズ
- A1スポーツバック
全長×全幅×全高:4040×1740×1435mm - A1シティカーバー
全長×全幅×全高:4040×1740×1450mm - 参考
・アウディA1(3ドア)
全長×全幅×全高:3985×1740×1425mm
・アウディA1スポーツバック(5ドア/前モデル)
全長×全幅×全高:3985×1745×1440mm
アウディ新型A1のボディサイズは、前モデルから全長+55mmと延長され、室内の快適性をアップしています。
前モデルでは3ドアのA1、5ドアのA1スポーツバックが設定されていましたが、2モデルのボディサイズに大きな違いはありませんでした。
アウディ新型A1では5ドアのみのラインナップとなりますが、デザインの重心を下げることで3ドアユーザーにも魅力あるスタイルとされています。
最新装備!アウディ新型A1の内装(インテリア)デザインは?
アウディ新型A1の内装には、上位モデルで人気になっている「バーチャルコクピット」の最新バージョンなど、最新の装備が採用されています。
デジタルメーターは10.25インチとされ、多機能なステアリングホイールや横に長く特徴的な助手席側エアベントなどとあわせてデザインされています。
装備には10.1インチのタッチスクリーンのほかUSB充電ポートが採用され、Apple CarPlayやAndroid Autoが利用できるアウディスマートフォンインターフェイスや、ワイヤレスチャージングをオプション設定。
また、11個のスピーカーにより音質を高めるバング&オルフセン3Dサラウンドシステムも、A1に初めてオプション設定されています。
室内空間は拡大され後席の足元に余裕を持つほか、ラゲッジ容量は通常時で65Lアップした335L、後部座席を折り畳むと最大1090Lまで大きくなっています。
クロスオーバー!アウディ新型A1シティカーバーの専用装備は?
▼アウディ新型A1シティカーバーの画像
アウディ新型A1には、設定を予定するクロスオーバーモデル「A1シティカーバー」が発表されています。
「シティカーバー」はアウディの新しいクロスオーバーラインとなり、これまで上位モデルに用意されていた「オールロード」とは違い、駆動方式に4WDが設定されないモデルになっています。
新型A1シティカーバーは、車高をベースモデルから40mmアップすることで走破性能を向上。
ステンレススチール製のアンダーボディプロテクションや、ホイールアーチのプラスチッククラッディング、ルーフスポイラーなどにより、クロスオーバーとしての魅力をアップ。
ルーフカラーにはブラックとグレーが設定され、2トーンボディカラーを楽しむことができるようになっています。
パワフル!アウディ新型A1のエンジンとスペックは?
▼アウディ新型A1のエンジンとスペック
▽日本導入
- 直列3気筒1Lガソリンターボ【新設定】
最高出力:95ps/17.8kgm - 直列4気筒1.5Lガソリンターボ
最高出力:150ps/25.5kgm - トランスミッション:7速デュアルクラッチ
- 駆動方式:FF
▽海外仕様
- 直列4気筒2Lガソリンターボ
最高出力:200ps - 【S1】【設定予定】
直列4気筒2Lガソリンターボ
最高出力:253ps - トランスミッション:7速デュアルクラッチ or 6速MT
- 駆動方式:FF or 4WD「Quattro」
アウディ新型A1のパワートレインには、日本仕様に1Lから1.5Lの最新のパワートレインが設定されています。
1.5Lエンジンはこれまで搭載されていた1.4Lエンジンと置き換えられ、排気量を縮小する「ダウンサイジング」から、100cc排気量をプラスし適正化する「ライトサイジング」に設計コンセプトを変更。走りと高い環境性能を両立しています。
新型A1の足回りには、通常のスポーツサスペンションのほか、アダプティブショックアブソーバー仕様も用意されており、前312mmと後272mmの大容量ブレーキを搭載したパフォーマンスパッケージも設定されています。
また、前モデルにも設定されたハイスペックモデル「S1」の設定も予定され、253psのパワーと4WDシステム「クワトロ」により走行性能をアップします。
アウディ新型A1を試乗動画でチェック!
アウディ新型A1は試乗動画が公開されています。
新世代となりあがった基礎性能が高い評価を受けています。
走り両立!アウディ新型A1の燃費は?
▼アウディ新型A1の燃費(WLTCモード値)
- 1Lターボエンジン:15.2km/L
- 1.5Lターボエンジン:15.6km/L
アウディ新型A1の燃費は、1.5Lターボ車の実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値で15.6km/Lとなっています。
1Lターボ車も燃費の低下が抑えられ、車両価格を含めたコストパフォーマンスで選びやすくなっています。
最新装備!アウディ新型A1の安全装備は?
アウディ新型A1の安全装備には、視界が悪い状況でもレーダーセンサーで前方を走るクルマや道路を横断する歩行者などの危険な状況を検知し、警告、緊急自動ブレーキを作動する「アウディプレセンスフロント」が採用されています。
また、オプション設定されるアウディプレセンスベーシックを選択することで、事故の際にフロントシートベルトを締め上げるとともにウィンドウを自動的に閉じ、ハザードライトを点滅するなど、衝突に備えて衝撃を緩和をサポート。
その他、アダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、ハイビームアシストも用意されています。
アウディ新型A1の発売日は?
フルモデルチェンジしたアウディ新型A1は日本で2019年11月25日に発売、追加設定された1Lエンジン搭載車「A1スポーツバック 25 TFSI」は2020年6月16日に発売されました。
アウディはブランドのエントリーモデルとなるA1のラインナップを充実することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
アウディA1を「おさらい」
アウディA1は、2010年に前モデルの初代が登場したコンパクトカーです。
都市部や若いユーザー向けとして計画され、コンセプトモデルが2007年の東京モーターショーにも出展されていました。
プラットフォームは同グループであるフォルクスワーゲンの小型車「ポロ」と共通のものとし、ボディは3ドア「A1」と5ドア「A1スポーツバック」の2種を設定。
エクステリアはアウディのブランドデザインを引き継ぎますが、 インテリアは航空機をモチーフとし、エアコン吹出口にタービンをイメージしたデザインを採用。
日本では200万円台中盤からに価格が設定されたことで、アウディの販売を伸ばす人気モデルになりました。
新型アウディA1については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!