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【BMW新型5シリーズ】最上位「M5」ビッグマイチェン発表!最新情報、ツーリング、燃費、サイズ、価格は?

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BMWが、上級モデル「5シリーズ」のハイパフォーマンスモデルとなる「M5」のビッグマイナーチェンジを発表しました。

 

改良により魅力をアップした新型5シリーズについて、スペックや価格、発売日などの最新情報をご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】ハイパフォーマンス!BMW「新型M5」ビッグマイチェン発表!

▼BMW新型M5の画像

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BMWが新型5シリーズに設定するハイパフォーマンスモデル「M5」と「M5コンペティション」のビッグマイナーチェンジを発表しました。

 

BMW5シリーズは、ベースモデルが2020年5月27日にビッグマイナーチェンジし最新モデルとなっていました。

 

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ベースモデルに続いての大幅改良となる最上位モデル新型M5は、最新のデザインコンセプトにより外装をリフレッシュ。

 

上位モデルの新型M5コンペティションでは、ブラッククロームのフロントグリル、テールライト、トランクスポイラー、バッジが採用されています。

 

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インテリアにはM5専用のデザインを採用し、インフォテイメントシステムはApple CarPlayやAndroid Autoに対応する最新の12.3インチディスプレイを標準装備。

 

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エンジンには改良前モデルから引き続き、M5で600馬力、M5コンペティションで625馬力を出力するV型8気筒4.4Lツインターボを搭載。

 

FR状態を選択することができるの4WDシステムにより、マシンコントロールを楽しむことができるようになっています。

 

ビッグマイナーチェンジしたBMW新型M5は、欧州で2020年8月から販売が開始される予定です。

 

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BMW新型5シリーズの【主な変更点まとめ】

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▼BMW新型5シリーズの変更点

  • 新世代のエクステリアデザインを採用
  • 48Vマイルドハイブリッドシステムを新搭載
  • プラグインハイブリッド「530e」に一時的に40ps出力を向上する「XtraBoost」機能を採用
  • 高出力プラグインハイブリッド「545e」を設定
  • トランスミッションのチューニングを見直し、変速時間を短縮
  • 高性能3眼カメラを使用した最新の運転支援システムを搭載

▼BMW新型5シリーズの動画

 

鋭く!BMW新型5シリーズの外装(エクステリア)デザインは?

▼BMW新型5シリーズの画像

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BMW新型5シリーズの外装には新世代のブランドデザインが採用され、より迫力ある仕上げとなっています。

 

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フロントは、BMWのブランドデザインであるキドニーグリルの変更は抑えられ、バンパーをよりワイドな印象に変更。

 

ヘッドライトにはL字型の新しいグラフィックが採用されています。

 

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リアもフロントにあわせイメージが変更され、新しい内部グラフィックを持つリアランプや低重心なバンパーを採用。

 

▼M550i xDrive

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ハイスペックなMパフォーマンスモデルとして、「M550i xDrive」も設定されています。

 

▼BMW新型5シリーズツーリングの画像

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ボディタイプにはセダンのほかワゴンの新型5シリーズツーリングが設定され、幅広いユーザーのニーズに対応。

 

その他新型5シリーズでは空力性能も見直され、セダンでCd値0.23、ツーリングでCd値0.26が実現されています。

 

BMW新型5シリーズを前モデルと比較!

▼BMW5シリーズセダン(前モデル)

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BMW新型5シリーズを前モデルと比較すると、水平基調となっていたデザインがアグレッシブなイメージに変更されました。

 

BMW新型5シリーズではより存在感のあるスタイルとすることで、上級モデルとしての魅力がアップされています。

 

▼BMW5シリーズツーリング(前モデル)

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使いやすく!BMW新型5シリーズの内装(インテリア)デザイン

▼BMW新型5シリーズの画像

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BMW新型5シリーズの内装はブランドデザインを採用することにより、高い質感と使いやすさが両立されています。

 

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メーターには12.3インチのデジタルメーターパネルが装備され、多彩な情報をドライバーに提供。

 

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インフォテイメントシステムは、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応するとともに、操作性や応答時間が改善され使いやすさを向上。

 

オプションにて、12.3インチのディスプレイも設定されます。

 

▼5シリーズツーリング

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ワゴンモデルの5シリーズツーリングは、リアにセルフレベリング機能付きのエアサスペンションを全モデルで標準装備し、車高を一定に保つことで、気持ちのいい走りを楽しむことができるようになっています。

 

改良!BMW新型5シリーズのパワートレインとスペックは?

▼BMW製直列6気筒ツインターボエンジン

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▼BMW新型5シリーズのパワートレインとスペック

  • 【530i】【改良】
    直列4気筒2Lターボ+マイルドハイブリッド
    出力:252ps/35.7kgm
  • 【530e】【改良】
    直列4気筒2Lターボ+電気モーター「eDrive」プラグインハイブリッド
    システム出力:252ps/42.8kgm
    EV航続距離:57km
  • 【545e】【新設定】
    直列6気筒3Lターボ+電気モーター「eDrive」プラグインハイブリッド
    システム出力:394ps/61.2kgm
    EV航続距離:57km
  • 【M540i】【改良】
    直列6気筒3Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
    出力:335ps/50.1kgm
  • 【M550i】
    V型8気筒4.4Lツインターボ
    出力:530ps/73.7kgm
  • 【M5】
    V型8気筒4.4Lツインターボ
    最高出力:600ps/5600rpm
    最大トルク:76.5kgm/1800-5600rpm
  • 【M5コンペティション】
    V型8気筒4.4Lツインターボ
    最高出力:625ps/6000rpm
    最大トルク:76.5kgm/1800-5860rpm
  • トランスミッション:8速AT
  • 駆動:FR or 4WD「xDrive」

BMW新型5シリーズには、マイルドハイブリッドを搭載した改良型パワートレインと、最新のプラグインハイブリッドシステムが採用されました。

 

直列4気筒と直列6気筒エンジンは新たに48Vマイルドハイブリッドシステムを採用し、回生エネルギーによりエンジンを11psの出力でアシストするとともに、電装品にも電力を供給することで環境性能を向上。

 

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プラグインハイブリッドモデル「530e」では、新たに「XtraBoost」機能を採用することにより、最大10秒間出力を40馬力引き上げ、292馬力を発生することができるように。

 

新設定された「545e」は、フラッグシップ「7シリーズ」からくるPHVパワートレインを採用することで、394ps/61.2kgmの高出力を発生します。

 

新型5シリーズではこのほか、組み合わせるトランスミッションのチューニングを見直すことで変速時間を短縮。軽快な走りを楽しむことができるようになっています。

 

改善!BMW新型5シリーズの燃費は?

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▼BMW新型5シリーズの燃費

  • 2Lガソリンターボ:15.4km/L
  • 3Lガソリンターボ:13.5km/L

BMW新型5シリーズの燃費は、マイルドハイブリッドシステムが搭載されたことで改善します。

 

前モデル3Lエンジンで12.5km/Lとされていましたが、新型5シリーズでは13.5km/Lほどとされ、モーターのアシストにより走行性能も高められます。

 

新機能!BMW新型5シリーズの安全装備は?

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BMW新型5シリーズの安全装備には、高性能3眼カメラを使用した最新の運転支援システムが採用され、より正確なレーンキーピング性能と、より広い視野での危険予測が実現されています。

 

システムは「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載し、高速道路での渋滞時において、絶えず前方に注意するとともに周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態に限り、ステアリングから手を離して走行が可能に。

 

また、新型5シリーズでは、BMW8シリーズから導入されたリバースアシスト機能付きパーキングアシスタントにより、車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となっています。

  

快適!BMW新型5シリーズのボディサイズは?

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▼BMW新型5シリーズのボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高
    セダン:4963×1870×1480mm
    ツーリング:4963×1870×1500mm
  • ホイールベース:2975mm
  • 参考
    ・BMW3シリーズ
     ・全長×全幅×全高
      セダン:4715×1825×1440mm
      ツーリング:4709×1827×1440mm
     ・ホイールベース:2850mm

BMW新型5シリーズのボディサイズは、改良で新デザインを採用したことにより、全長がセダンで27mm、ツーリングで21mm延長されています。

 

これにより5シリーズのセダンとワゴンは同サイズとなっており、使い勝手の違いで選択できるようになっています。

 

小変更!BMW新型5シリーズの価格は?

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▼BMW新型5シリーズの価格

  • 655万円~

BMW新型5シリーズの価格は、欧州で前モデルから3万円ほどの変更となっています。

 

日本では650万円台中盤からの価格が維持され、これまで通りのイメージで選択することができるようになります。

 

▼参考:BMW5シリーズの価格(前モデル)

  • 523i:6,490,000円
  • 523i Luxury:7,970,000円
  • 523i M Sport:7,950,000円
  • 523d:7,500,000円
  • 523d Luxury:8,220,000円
  • 523d M Sport:8,200,000円
  • 530i Luxury:8,160,000円
  • 530i M Sport:8,410,000円
  • 530e iPerformance Luxury:8,300,000円
  • 530e iPerformance M Sport:8,550,000円
  • 540i Luxury:10,330,000円
  • 540i M Sport:10,470,000円
  • 540i xDrive Luxury:10,640,000円
  • 540i xDrive M Sport:10,780,000円
  • M5:17,400,000円
  • M5 Competition:18,230,000円

▼参考:BMW5シリーズツーリングの価格(前モデル)

  • 523i ツーリング:6,820,000円
  • 523i ツーリング Luxury:8,270,000円
  • 523i ツーリング M Sport:8,280,000円
  • 523d ツーリング Luxury:8,520,000円
  • 523d ツーリング M Sport:8,530,000円
  • 530i ツーリング Luxury:8,490,000円
  • 530i ツーリング M Sport:8,740,000円
  • 540i xDrive ツーリング Luxury:10,940,000円
  • 540i xDrive ツーリング M Sport:11,110,000円

  

いつ?BMW新型5シリーズの発売日は?

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マイナーチェンジしたBMW新型5シリーズは、ベースモデルが2020年5月27日、M5が2020年6月17日に発表、発売日は欧州でベースモデルが2020年7月、M5が2020年8月とされています。

 

新型5シリーズの日本発売日は、2020年末から2021年初めになるとみられています。

 

BMWは主力モデルである5シリーズを改良することで、ブランドの他モデルとの相乗効果を高めていきたい考えです。

 

BMW5シリーズを「おさらい」

▼BMW5シリーズ(初代)

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BMW5シリーズ(BMW 5 Series)は、初代が1972年に登場したブランドのEセグメントモデルです。

 

初代はそれまで製造されていたBMW「1800」「2000」の後継モデルとして制作され、パワートレインに2Lから3Lのガソリンエンジンを搭載し、最高175馬力を出力。

 

▼BMW5シリーズ(2代目)

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▼BMW M5(2代目ベース)

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2代目では、3.5Lエンジンと5速マニュアルトランスミッションを搭載するハイパフォーマンスモデル「M5」を設定。

 

最高出力は286馬力、最高速度は250km/hにも達し、当時世界最速の4ドアサルーンとなりました。

 

▼BMW5シリーズ(3代目)

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1988年に登場した3代目では、前モデルでライバルに譲っていた空力性能が大幅に改善され、空気抵抗係数(Cd値)は0.30を達成。

 

▼BMW5シリーズ(4代目)

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1996年の4代目ではスタイルを大幅に変更し、デザインはBMWのデザイナーである永島譲二氏が担当。

 

トラクションコントロールや横滑り防止機能、最高10個のエアバッグを採用するなど、安全性が強化されました。

 

▼BMW5シリーズ(5代目)

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5代目ではボディサイズが拡大されましたが、車重のアップを抑えるためにフロント部分にアルミ素材を採用。

 

走行システムには「アクティブステアリング」と呼ばれる可変ギアレシオパワーステアリングが搭載され、トランスミッションには新開発された6速ATがすべてのエンジンに組み合わせられました。

 

▼BMW5シリーズ(6代目)

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2009年には発表された6代目では、ボディタイプに5ドアハッチバックモデルとなる5シリーズグランツーリスモを新設定。

 

セダンに近いスタイルながら、広いラゲッジスペースによる使い勝手がアピールされました。

 

▼BMW5シリーズ(7代目)

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現行モデルの7代目は2017年に登場し、アルミニウムや超高張力鋼板などの使用範囲を拡大することで前モデルから最大100kg軽量化。

 

5ドアハッチバックの5シリーズグランツーリスモはフルモデルチェンジにあわせ、6シリーズグランツーリスモに変更。

 

ハイパフォーマンスモデルのM5には初めて4輪駆動が採用され、完全後輪駆動への切り替えにも対応することでマシンコントロールを楽しむこともできるようになっています。

 

新型BMW5シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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