ジャガーが、フラッグシップサルーン「XJ」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
新世代モデルとして進化するジャガー新型XJについて、スペックや発売日、価格などを、最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】電気自動車に!ジャガー「新型XJ」フルモデルチェンジ!
- ジャガー新型XJの【変更点まとめ】
- スポーティ!ジャガー新型XJの外装(エクステリア)デザインは?
- 大きく!ジャガー新型XJのサイズは?
- 最上級!ジャガー新型XJの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!ジャガー新型XJのスペック、走行性能は?
- 実用的!ジャガー新型XJの航続距離と充電時間は?
- アップ!ジャガー新型XJの価格は?
- いつ?ジャガー新型XJの発売日は?
- ジャガーXJを「おさらい」
【最新情報】電気自動車に!ジャガー「新型XJ」フルモデルチェンジ!
▼ジャガー新型XJのスクープ画像
ジャガーが、フルモデルチェンジを予定するセダン「XJ」のプロトタイプが撮影されました。
ジャガーXJは、「XE」「XF」も用意されるジャガーセダンのフラッグシップモデルとして設定され、1968年の初代登場から長期間ブランドを代表する車種として販売されています。
フルモデルチェンジする新型XJは、電動化をすすめるジャガー・ランドローバーグループのアイコンとして最上級電気自動車に変化。
ブランド初の電気自動車として設定されたSUV「I-PACE」に続き、新世代ジャガーを象徴するモデルとして販売されます。
▼ジャガーXF
【ジャガー新型XF】ビッグマイナーチェンジ!最新情報、XFスポーツブレイク、燃費、価格、発売日は?
▼ジャガーXE
【ジャガー新型XE最新情報】マイナーチェンジ!R-DYNAMIC、サイズや価格、ディーゼル燃費は?
▼ジャガーI-PACE
【ジャガー新型I-PACE】「ブラックエディション設定!」改良日本発売!最新情報、価格、航続距離/充電時間は?
ジャガー新型XJの【変更点まとめ】
▼ジャガー新型XJの変更点
- 完全電気自動車として設計し、高い走行性能を発揮する最新パワートレインを搭載
- 大容量新世代バッテリーにより、長い航続距離を獲得
- 内装にデジタルメーターとデュアルディスプレイインフォテインメントシステムを搭載
スポーティ!ジャガー新型XJの外装(エクステリア)デザインは?
▼ジャガー新型XJのスクープ画像
ジャガー新型XJの外装は、電気自動車に最適化した新世代のデザインを採用することで質感が高められます。
フロントは、グリルに装備するアクティブベーンから取り入れた空気をボンネットに設けられたエアダクトから効率良く排出し、冷却と空力性能を向上。
これにより、大きな車体を持つフラッグシップサルーンながら空気抵抗を軽減し、航続距離が延長されます。
▼参考:ジャガーXJ(現行モデル)
リアではこれまでより滑らかなボディラインがつくられ、広い室内空間を獲得。
存在感を持ちながら、質感の高いリアビューがつくられます。
大きく!ジャガー新型XJのサイズは?
▼参考:ジャガーXJのボディサイズと比較
- ジャガーXJ
全長×全幅×全高:5135×1900×1455mm
ホイールベース:3030mm - ※参考
・ジャガーXF
全長×全幅×全高:4965×1880×1455mm
ホイールベース:2960mm
・ジャガーXE
全長×全幅×全高:4680×1850×1415mm
ホイールベース:2835mm
ジャガー新型XJのボディサイズは、電動パワートレインに最適化することで全幅が拡大されます。
現行モデルでも下位の「XF」から一回り大きなサイズとなっていますが、新型XJでは効率的配置が可能となる電動パワートレインとあわせ、さらに広い室内空間がつくられます。
最上級!ジャガー新型XJの内装(インテリア)デザイン
ジャガー新型XJの内装は、質の高いレザーやウッド素材を組み合わせることで、ブランドの伝統が感じられる仕上げとされます。
搭載されるシステムは最先端のものとされ、ナビゲーションなども表示可能なデジタルメーターと、2つのディスプレイを採用する「InControl Touch Pro Duo」インフォテインメントシステムを搭載。
「InControl Touch Pro Duo」は、上部に10インチ、下部に5.5インチのタッチスクリーンを搭載し、物理コントロールと組み合わせることで直感的な操作が可能となります。
機能にはApple CarPlay、 Android Autoを搭載するほか、AI学習機能を備えた「スマート・セッティング」によりリモートキーとスマートフォンのBluetoothを介してユーザーを認識し、ユーザーの好みに応じて設定を自動調整。
時間、場所、天候、行動パターンに基づき、カスタマイズすることができるようになります。
パワフル!ジャガー新型XJのスペック、走行性能は?
▼ジャガー新型XJのパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター×2(前後1基ずつ)
- 最高出力:400ps
- 最大トルク:71.0kgm
- 駆動:4WD
ジャガー新型XJのパワートレインには、前後1基ずつの電気モーターにより高出力を発揮する最新パワートレインが搭載されます。
システムは7Lエンジン級となる最大トルクにより、フラッグシップセダンである新型XJを軽快に加速。
重量があるバッテリーはフロア下に搭載され、車体の低重心化と前後重量配分50:50を実現。
採用される新世代アルミ製プラットフォームは、ジャガーの歴史の中でも最も剛性が高いものとなり、高い運動性能をしっかり受け止めることが可能となります。
実用的!ジャガー新型XJの航続距離と充電時間は?
▼ジャガー新型XJのバッテリー航続距離と充電時間
- バッテリー容量:90kWh
- 航続距離:470km
- 充電時間
100kW急速充電器:80%まで40分
50kW急速充電器:80%まで1時間25分
普通充電器:80%まで10時間
ジャガー新型XJには、90kWhの大容量を持つバッテリーが搭載されます。
これにより航続距離は470kmが確保され、実用性の高い電気自動車セダンに仕上げられます。
バッテリーの充電時間は急速充電器で80%まで40分となり、使いやすさもアップされます。
アップ!ジャガー新型XJの価格は?
▼ジャガー新型XJの価格
- 1300万円~
ジャガー新型XJの価格は、最新の電動パワートレインを採用することでアップします。
現行モデルは1170万円からとされていましたが、ブランド初の電気自動車として設定された「I-PACE」がミドルサイズながら976万円となっていたことから、新型XJは1300万円ほどまで価格をアップするとみられています。
▼参考:ジャガーXJの価格(現行モデル)
- XJ SWB LUXURY:11,700,000円
- XJ SWB PREMIUM LUXURY:12,760,000円
- XJ SWB PORTFOLIO:14,290,000円
- XJ SWB R-SPORT:14,610,000円
- XJ SWB XJR575:19,220,000円
- XJ LWB AUTOBIOGRAPHY:21,070,000円
いつ?ジャガー新型XJの発売日は?
フルモデルチェンジするジャガー新型XJは、2021年に発表される予定です。
ジャガーは最上級モデルとしてラインナップするXJを電気自動車に変更することで、ブランドの先進性をアピールしていく考えです。
ジャガーXJを「おさらい」
▼ジャガーXJ「シリーズI」
ジャガー「XJ」は、ブランドのフラッグシップとして設定されているFセグメントの高級セダンです。
初代は、ライバル車と比較して古くなっていたサルーンを置き換える新世代モデルとして1968年に登場。
エンジンには直列6気筒の2.8Lと4.2Lを搭載し、後にV型12気筒5.3Lエンジンをラインナップ。
ロールス・ロイスを凌ぐと評価された高い静粛性と、スポーツモデルに迫る運動性で評判に。
1973年には米国の安全基準に対応するためフロントバンパーなどの位置を変更した「シリーズII」が登場。
▼ジャガーXJ「シリーズIII」
1979年には、ビッグマイナーチェンジにより後席の居住性をあげた「シリーズIII」がラインナップされました。
▼ジャガーXJ「40系」
その後、1986年には2世代目となる「XJ40系」が登場し、新設計エンジンにより走行性能を改善。
ボディラインを見直すことで空気抵抗も低減され、部品点数を減らすことにより軽量化が図られました。
▼ジャガーXJ「X300系」
1994年に登場した「X300系」はビッグマイナーチェンジモデルとなり、不評だったヘッドライトを丸型に変更。
ジャガー初となる過給エンジンも設定され、走行性能をアップしました。
▼ジャガーXJ「X350系」
2003年に3世代目として登場した「X350系」では、オールアルミボディの採用により大幅に軽量化。
それまで実用性に欠けるとされていたトランクも広くすることで、使い勝手を向上。
▼ジャガーXJ「X351系」
2009年には4世代目となる現行モデル「X351系」が登場し、それまでと大幅に違うデザインを採用することで若いユーザーにもアピール。
575馬力を発揮するV型8気筒5Lスーパーチャージャーエンジンを搭載する「XJR575」も設定され、高い運動性能を楽しむことができるプレミアムサルーンとなっています。
新型ジャガーXJについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!