ジャガーが、電気自動車SUV「I-PACE(Iペース)」のマイナーチェンジを発表しました。
電気自動車SUVとしての魅力をアップした新型I-PACEについて、スペックや価格などを、最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】2021年型に!ジャガー「新型I-PACE」マイナーチェンジ発表!
- ジャガー新型I-PACEの【変更点まとめ】
- 新スタイルも!ジャガー新型I-PACEの外装(エクステリア)デザインは?
- 新装備!ジャガー新型I-PACEの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!ジャガー新型I-PACEのスペックは?
- 短縮!ジャガー新型I-PACEの航続距離と充電時間は?
- ジャガー新型I-PACEのボディサイズは?他モデルと比較!
- ジャガー新型I-PACEの価格は?
- ジャガー新型I-PACEの発売日は?
【最新情報】2021年型に!ジャガー「新型I-PACE」マイナーチェンジ発表!
▼ジャガー新型I-PACEの画像
ジャガーが、SUV「I-PACE」の2021年モデルマイナーチェンジを発表しました。
ジャガー新型I-PACEは、ジャガー初のSUVとして発売された「F-PACE」に続くモデルとして制作され、パワートレインは完全な電気自動車となっています。
改良された新型I-PACEでは、新しいエクステリアパックや直感的操作が可能となるインフォテインメントシステムなどを採用。
その他、充電システムをこれまでの7kWから11kWにアップすることで、充電時間が短縮されています。
ジャガー新型I-PACEの【変更点まとめ】
▼ジャガー新型I-PACEの変更点
- エクステリアパッケージ「ブラックパック」を新設定
- 操作性を改善した最新の「Pivi Pro」インフォテインメントシステムを搭載
- 「ClearSight」デジタルミラーを採用
- オプションの「Meridianサウンドシステム」に2スピーカーを追加し、16スピーカー&1サブウーファー構成を採用
- 11kW充電システムを搭載し、充電時間を短縮
▽I-PACE新設定時の特徴
- 完全電気自動車として設計し、航続距離は470kmを達成
- 最高出力400馬力とし、高い走行性能を発揮
- 内装にデジタルメーターとデュアルディスプレイインフォテインメントシステムを搭載
新スタイルも!ジャガー新型I-PACEの外装(エクステリア)デザインは?
ジャガー新型I-PACEの外装は、スポーティなスタイルに仕上げられています。
ボンネットに設けられた大きなエアダクトは、グリルに装備するアクティブベーンから取り入れた空気を効率良く排出し、冷却と空力を最適化。
SUVながら、空気抵抗係数(Cd値)は0.29まで低減されています。
車高は、乗降時と通常時、オフロード走行時で3段階調整ができるエアサスペンションをオプション設定。
通常90mmから乗降時には-40mm、オフロード走行時には+50mmとなり、さらに105km/h以上での巡航時には車高を自動的に10mm下げて空気抵抗を低減。
電気自動車でありながら、渡河水深は500mmと高い数値に設計されています。
▼新型I-PACE「ブラックパック」
改良では新たにエクステリアパッケージ「ブラックパック」をオプション設定。
アトラスグレーのグリルチップ、ノーブルクロームグリルサラウンド、サテンクロームウィンドウサラウンド、アトラスグレイサイドミラーキャップ、ブラックフィニッシュリアバッジを装備することで、よりデザインを楽しむことができるようになっています。
新装備!ジャガー新型I-PACEの内装(インテリア)デザイン
ジャガー新型I-PACEの内装は、質の高いレザーやスエード素材を組み合わせることで、ブランドの伝統が感じられる仕上げになっています。
改良では、最新の「Pivi Pro」インフォテインメントシステムが採用され、処理速度を高速化したほか、地図などでスマートフォンのような直感的操作に対応。
12.3インチのデジタルメーター、センター上部の10インチインフォテインメントディスプレイ、センター下部の5.5インチタッチスクリーンと物理コントロールスイッチにより、多彩な機能を簡単に使うことができるように。
オプション設定されるMeridianサウンドシステムもアップデートされ、ヘッドライナーに2つのスピーカーを追加することで、16スピーカー&1サブウーファーの迫力あるサウンドが実現されています。
その他、新型I-PACEではバックミラーに「ClearSight Rear View」を採用。
スイッチを押すだけでミラーをHDディスプレイに変更し、リアウィンドウの上に取り付けられたカメラからの映像を表示。
リアに荷物を積みこんだ時や外の光が弱い場合でも、より見やすく広い視野で安全確認をすることができるようになっています。
▼新型I-PACEの室内サイズ
- 乗員:5人乗り
- ラゲッジスペース:656L~1453L
パワフル!ジャガー新型I-PACEのスペックは?
▼ジャガー新型I-PACEのパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター×2(前後1基ずつ)
- 最高出力:400ps
- 最大トルク:71.0kgm
- 駆動:4WD
- 0‐96km/h加速:4.8秒
- 前後重量配分:50:50
ジャガー新型I-PACEのパワートレインは、前後1基ずつの電気モーターにより400馬力を出力、最大トルクは7Lエンジン級の71.0kgmとされています。
これにより0-96km/h加速は4.8秒と、F-PACEの380馬力3Lスーパーチャージャーモデルの5.5秒から短縮しています。
重量があるバッテリーはフロア下に搭載され、車体の低重心化と前後重量配分50:50の実現に貢献。
新開発されたアルミ製プラットフォームは、ジャガーの歴史の中でも最も剛性が高いものとなり、高い運動性能をしっかり受け止めることができるようになっています。
短縮!ジャガー新型I-PACEの航続距離と充電時間は?
▼ジャガー新型I-PACEのバッテリー航続距離と充電時間
- バッテリー容量:90kWh
- 航続距離:470km
- 充電時間
11kW三相充電器:1時間あたり53km走行分
ジャガー新型I-PACEは、最新の充電システムを採用することで実用性がアップしています。
これまでは7kW単相充電器が採用されていましたが、新型I-PACEでは11kW三相充電器とされ、1時間あたり53kmの走行が可能な電力を充電することが可能に。
電気自動車用のAIナビゲーションも強化し、ストレスなく使うことができるようになっています。
ジャガー新型I-PACEのボディサイズは?他モデルと比較!
▼ジャガーI-PACE(グレー)、E-PACE(レッド)、F-PACE(ブルー)
▼ジャガー新型I-PACEのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4682×2011×1565mm
- ホイールベース:2990mm
- 車重:2230kg
- 最低地上高:142mm
- ※参考
・F-PACE
全長×全幅×全高:4740×1935×1665mm
ホイールベース:2875mm
車重:1920kg
最低地上高:215mm
・E-PACE
全長×全幅×全高:4410×1900×1650mm
ホイールベース:2680mm
車重:1775kg
最低地上高:204mm
ジャガー新型I-PACEのボディサイズは、ジャガーのSUV「F-PACE」と「E-PACE」の中間に全長が設定されています。
しかし、ホイールベースはコンパクトな電動パワートレインにより一番長くとられ、全高は一番低くなっています。
最低地上高はクロスオーバーモデルとして充分な142mmが確保されていますが、同グループのランドローバーの影響により高くなっている他モデルと比較すると大きくダウンし、空力性能を重視した設計になっています。
ジャガー新型I-PACEの価格は?
▼ジャガー新型I-PACEの価格
- 65,195ポンド(英価格/約870万円)
ジャガー新型I-PACEの価格は、英国で約870万円からとされました。
ジャガーでは電気自動車を安心して使うことができるように、8年間/16万kmのバッテリー保証の提供も発表しています。
▼参考:ジャガーI-PACE(現行日本価格)
- I-PACE S:9,760,000円
- I-PACE SE:10,830,000円
- I-PACE HSE:11,830,000円
ジャガー新型I-PACEの発売日は?
改良されたジャガー新型I-PACEは2020年6月23日に発表、ヨーロッパで受注が開始されました。
ジャガーは電気自動車であるI-PACEをアップデートすることで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
新型I-PACEについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!