トヨタが、新しいクロスオーバーSUV「カローラクロス」の発売を発表しました。
新モデルとして魅力を高めた新型カローラクロスについて、スペックや価格などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】日本仕様専用デザイン!新型「カローラクロス」日本発売!
- トヨタ新型カローラクロスの【特徴まとめ】
- 199.9万円から!トヨタ新型カローラクロスの価格は?
- 新型カローラクロスを試乗動画でチェック!
- タフ!トヨタ新型カローラクロスの外装(エクステリア)は?
- 全8色!新型カローラクロスのボディカラーは?
- ワイド!トヨタ新型カローラクロスのボディサイズは?
- 最新装備!トヨタ新型カローラクロスの内装(インテリア)デザインは?
- 個性UP!新型カローラクロス・モデリスタ設定!
- パワフル!トヨタ新型カローラクロスのパワートレインとスペックは?
- 低燃費!トヨタ新型カローラクロスの燃費は?
- 最新システム!トヨタ新型カローラクロスの安全装備は?
- いつ?トヨタ新型カローラクロスの日本発売日は?
- トヨタ・カローラを「おさらい」
【最新情報】日本仕様専用デザイン!新型「カローラクロス」日本発売!
▼トヨタ新型カローラクロスの画像
トヨタが、新型SUV「カローラクロス」の発売を発表しました。
トヨタ・カローラクロスは、ハッチバックの「カローラスポーツ」、ワゴンの「カローラツーリング」、セダンの「カローラ」をラインナップする「カローラ」シリーズのSUVモデルとして制作。
ミドルクラスSUV「RAV4」とコンパクトSUV「ヤリスクロス」の中間に位置するモデルとなり、他のカローラシリーズにも搭載される1.8Lガソリンエンジンと、燃費26.2km/Lの1.8Lハイブリッドシステムを搭載。
▼電動パーキングブレーキ
日本仕様のカローラクロスでは、他のカローラシリーズとコンセプトをあわせた日本仕様専用の外装デザインを使用し、海外仕様で採用されていなかった電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能も採用されています。
新型カローラクロスは、2021年9月14日に日本発売。価格は199万9000円~319万9000円となっています。
▼トヨタ新型カローラクロスの試乗動画
▼トヨタRAV4
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▼トヨタC-HR
トヨタ新型カローラクロスの【特徴まとめ】
▼新型カローラクロスの特徴
- トヨタの新世代プラットフォームTNGAを使用
- 最新のガソリンエンジン、ハイブリッドシステムを搭載
- 日本仕様に、専用エクステリア、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能を採用
- 新型トーションビームサスペンションを採用し、直進時の柔軟性とコーナーの鋭さを両立
- 「ヤリスクロス」からボディサイズを拡大することにより、広い室内空間と高い悪路走破性能を獲得
- 最新安全システムを全車標準装備
- ハイブリッド車に、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)と非常時給電モードをオプション設定
▼トヨタ新型カローラクロスの動画
199.9万円から!トヨタ新型カローラクロスの価格は?
▼新型カローラクロスの価格
- 【1.8Lガソリン】(FFのみ)
「G-X」:FF 199万9000円
「G」:FF 224万円
「S」:FF 240万円
「Z」:FF 264万円 - 【1.8Lハイブリッド】(FF or E-Four)
「G」:FF 259万円、E-Four 279万9000円
「S」:FF 275万円、E-Four 295万9000円
「Z」:FF 299万円、E-Four 319万9000円
▽グレード別装備
- 【G-X】の装備
7インチディスプレイオーディオ
2スピーカー
LEDヘッドランプ - 【G】の追加装備
本革巻ステアリングホイール
上級ファブリックシート
インテリジェントクリアランスソナー
バックガイドモニター
4スピーカー - 【S】の追加装備
ルーフレール
17インチアルミホイール
9インチディスプレイオーディオ(オプション)
6スピーカー(オプション)
LEDフォグランプ(オプション)
電動テールゲード(オプション) - 【Z】の追加装備
LEDフォグランプ
電動テールゲード
合皮コンビシート
運転席パワーシート
自動防眩インナーミラー
18インチアルミホイール
新型カローラクロスには、1.8ガソリンエンジンと1.8Lハイブリッドが設定されています。
駆動方式はガソリン車でFFのみ、ハイブリッド車では4WD「E-Four」も選択することができるようになっています。
新型カローラクロスを試乗動画でチェック!
タフ!トヨタ新型カローラクロスの外装(エクステリア)は?
▼新型カローラクロス(日本仕様)の画像
▼参考:カローラクロス(海外仕様)
トヨタ新型カローラクロスの外装には、海外仕様から変更された日本仕様専用のデザインが採用され、スポーティさをアップした仕上げとされています。
フロントは、日本仕様のカローラシリーズで共通した「C」をモチーフとしたエンブレムを採用し、大型のエアインテークを持つバンパーを装備。
ヘッドライトには最新のLEDライトを採用したほか、上位グレードにはLEDフォグランプも装備。
▼新型カローラクロス(日本仕様)の画像
▼参考:カローラクロス(海外仕様)
リアは、ウィンドウの傾斜が抑えられ、広いラゲッジスペースが確保されています。
全8色!新型カローラクロスのボディカラーは?
▼新型カローラクロスのボディカラー一覧
- ダークブルーマイカメタリック
- アバンギャルドブロンズメタリック
- センシュアルレッドマイカ
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
- アティチュードブラックマイカ
- シルバーメタリック
- セメントグレーメタリック
- プラチナホワイトパールマイカ
新型カローラクロスには、全8色が設定されています。
ボディカラーはモノトーンのみとなっていますが、シルバーやブラックのエクステリアアクセントを採用することにより、質感が高められています。
ワイド!トヨタ新型カローラクロスのボディサイズは?
▼トヨタ新型カローラクロスのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4490×1825×1620mm
- ホイールベース:2640mm
- 車重:ガソリン 1330kg、ハイブリッド 1380kg
- 最低地上高:160mm
- ※参考
・C-HR
全長×全幅×全高:4385×1795×1550~1565mm
ホイールベース:2640mm
・RAV4
全長×全幅×全高:4600×1855×1685mm
ホイールベース:2690mm
トヨタ新型カローラクロスのボディサイズは、コンパクトSUV「C-HR」とミドルクラスSUV「RAV4」の中間となっています。
車体は、他の「カローラ」シリーズと基礎を共有し、最新の「TNGA」プラットフォームを採用することで広い室内空間をつくりながら、低重心化により走行性能を向上。
最小回転半径は、クラストップレベルとなる5.2mに仕上げ。
▼新型カローラクロスのリアサスペンション
左:トーションビーム式(FF車)、ダブルウィッシュボーン式(E-Four車)


サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式、リアではFF車に新開発のトーションビーム式と大型で柔らかいブッシュを採用。
ハイブリッド4WD「E-Four」では、ダブルウィッシュボーン式を採用することにより、全席で快適な乗り心地が実現されています。
最新装備!トヨタ新型カローラクロスの内装(インテリア)デザインは?
新型カローラクロスの内装は、最新のデザインを採用することで、スポーティで力強い仕上げとされています。
車内は、薄型インパネと連続したドアトリムにより、心地よい開放感のある空間がつくられ、幅広で高さのあるセンターコンソールにより、安定感やワンランク上の車格感を実現。
室内空間はパノラマルーフの採用により、後席まで開放感ある空間がつくられています。
日本仕様では、海外仕様で非採用となっていた電動パーキングブレーキを装備することで、使い勝手をアップ。
メーター内には、高精細ディスプレイを採用。
ラゲッジスペースはボディのサイズアップにより拡大され、487Lを確保。
ハンズフリーパワーバックドアにより使い勝手をアップしたほか、後席を収納することでロードバイクの搭載も可能となっています。
個性UP!新型カローラクロス・モデリスタ設定!
▼新型カローラクロス「MODELLISTA AERO STYLE」
新型カローラクロスには、モデリスタから「エアロスタイル」と「ガーニッシュスタイル」の専用カスタムパーツが設定されています。
エアロスタイルは、躍動するSUVスタイルに洗練された上質感をプラス。
▼新型カローラクロス「MODELLISTA GARNISH STYLE」
ガーニッシュスタイルは、さりげなく煌びやかさを際立たせる仕上げとされています。
パワフル!トヨタ新型カローラクロスのパワートレインとスペックは?
▼トヨタ新型カローラクロスのパワートレインとスペック
- 直列4気筒1.8Lガソリン
出力:140ps/17.3kgm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF - 直列4気筒1.8Lハイブリッド
・エンジン出力:98ps/14.5kgm
・モーター出力
フロント:72ps/16.6kgm
リア:7.2ps/5.6kgm(E-Four車)
駆動方式:FF or E-Four
トヨタ新型カローラクロスは、「TNGA」パワートレインに対応した最新のガソリンエンジンとハイブリッドシステムが搭載されています。
ハイブリッドシステムは、「プリウス」や「C-HR」にも搭載された1.8Lハイブリッドシステムを採用することで高い環境性能を発揮。
▼「E-Four」
駆動方式はガソリン車でFF、ハイブリッドでFFとE-Fourが設定され、E-Fourでは前後のトルクを走行シーンにあわせ制御することにより安定感を向上。
またハイブリッド車では、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)と非常時給電モードがオプション設定されています。
低燃費!トヨタ新型カローラクロスの燃費は?
▼新型カローラクロスの燃費
- ガソリン
FF:14.4km/L - ハイブリッド
FF:26.2km/L、4WD:24.2km/L
新型カローラクロスは、最新のハイブリッドシステムを搭載することで26.2km/Lの低燃費になっています。
新型カローラクロスでは、ミドルクラスSUVとして設定される「RAV4」よりハイブリッドモデルの燃費値をアップすることで、日常での使いやすさがアピールされています。
▼参考:トヨタRAV4の燃費
- 【2.5Lハイブリッド】
JC08モード値:25.0km/L~25.2km/L
WLTCモード燃費:20.6km/L~21.4km/L - 【2Lガソリン】
JC08モード値:18.0km/L
WLTCモード燃費:15.2km/L~15.8km/L
最新システム!トヨタ新型カローラクロスの安全装備は?
新型カローラクロスの安全装備には、単眼カメラとミリ波レーダーの性能を向上させることで第2世代に進化した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が装備されています。
▼トヨタセーフティセンス第2世代と前世代セーフティセンスの性能比較
第2世代のトヨタセーフティセンスは、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方にいる車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。
また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった交通標識をメーター内のディスプレイに表示する「RSA(ロードサインアシスト)」機能も追加。
さらに、後退時に左右後方から接近してくる車両を検知すると、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーにより警告する「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」や、ドアミラーで確認しにくい側後方エリアや後方から急接近してくる車両を検知してドアミラーLEDインジケーターで注意喚起を行なう「ブラインドスポットモニター(BSM)」を採用。
予防安全装備を充実させ、安全運転支援が強化されています。
いつ?トヨタ新型カローラクロスの日本発売日は?
新設定された新型カローラクロスは、日本で2021年9月14日に発売されました。
トヨタは主力グローバルモデルであるカローラシリーズにSUVを設定することで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
トヨタ・カローラを「おさらい」
▼トヨタ・カローラ(初代)
トヨタ・カローラ(COROLLA)は、1966年より製造されているトヨタの乗用車です。
セダンやハッチバック、ステーションワゴンのほか、2007年に発売されたトールワゴンのカローラルミオンまでユーザーのニーズにこたえた幅広いボディタイプと派生車が用意され、ホンダ・フィットが1位になる2002年度以前は33年間車名別日本国内販売台数第1位をまもっていました。
2016年には販売開始から50周年を迎え日本を代表する乗用車になっていますが、グローバルモデルとしても販売されており、「世界で最も売れているトヨタ車」にもなっています。
前モデルは11代目として2012年に登場し、セダンのカローラアクシオとワゴンのカローラフィールダーを販売。
2013年にはハイブリッドモデルも用意され、高い環境性能が人気になっています。
新型カローラクロスについては今後も最新情報があり次第、更新していきますのでお楽しみに!