メルセデス・ベンツが、ミドルクラスクーペSUV「GLCクーペ」のフルモデルチェンジを予定しています。
新世代となり魅力を伸ばす新型GLCクーペについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代!「新型GLCクーペ」フルモデルチェンジ!
- メルセデスベンツ新型GLCクーペの【変更点まとめ】
- タフ!新型GLCクーペの外装(エクステリア)デザイン
- 大きく!メルセデスベンツ新型GLCクーペのボディサイズは?
- 最新装備!メルセデス新型GLCクーペの内装(インテリア)デザイン
- 新世代!メルセデス新型GLCクーペのパワートレインとスペックは?
- 改善!メルセデスベンツ新型GLCクーペの燃費は?
- 最新システム!メルセデスベンツ新型GLCクーペの安全装備は?
- アップ!メルセデスベンツ新型GLCクーペの価格は?
- いつ?メルセデスベンツ新型GLCクーペの発売日は?
- メルセデスベンツGLCを「おさらい」
【最新情報】新世代!「新型GLCクーペ」フルモデルチェンジ!
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのスクープ画像
メルセデス・ベンツが、「GLCクーペ」のフルモデルチェンジを予定しています。
メルセデス・ベンツGLCクーペは、ブランドのミドルクラスセダンである「Cクラス」相当のSUVとして開発された「GLCクラス」をベースに、スポーティなクーペSUVとしてラインナップされ人気になっています。
フルモデルチェンジする新型GLCクーペは、先に新世代モデルが発表された「GLCクラス」に続き、最新のデザインを採用するほか、マイルドハイブリッドやPHEVパワートレインを搭載。
インテリアには新世代の大型インフォテインメントシステムを採用することで魅力をアップします。
新型GLCクーペは2022年後半の発表が予定されています。
▼メルセデス・ベンツGLCクラス
【メルセデス新型GLCクラス】「新世代!」フルモデルチェンジ!最新情報、サイズ、燃費、価格は?
メルセデスベンツ新型GLCクーペの【変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型GLCクーペの変更点
- 最新のエクステリア、インテリアデザインを採用
- ボディサイズを拡大
- ガソリンやディーゼルの全モデルに48Vマイルドハイブリッドシステムを採用
- 11.9インチ大型インフォテインメントシステム、ARナビゲーションに対応したヘッドアップディスプレイを採用
- EV航続距離を延長した最新プラグインハイブリッドモデルをラインナップ
- 最新安全システムを搭載
タフ!新型GLCクーペの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのCG
▼参考:GLCクーペ(前モデル)
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの外装には、SUVとしての存在感を引き上げた最新のデザインが採用されます。
▼参考:新世代GLCクラス
フロントは先に新世代となった「GLCクラス」からくる新設計のライトやグリルにより、プレミアムSUVとしての質感を向上。
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのスクープ画像
▼参考:GLCクーペ(前モデル)
リアはクーペSUVとしてウインドウの傾斜を大きくし、スポーティなデザインに仕上げ。
これによりCd値を前モデルからダウンし、走行効率をアップします。
大きく!メルセデスベンツ新型GLCクーペのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4785×1890×1605mm
- ホイールベース:2888mm
- ※参考
・メルセデス・ベンツGLCクーペ(前モデル)
全長×全幅×全高:4735×1890×1605mm
ホイールベース:2875mm
・メルセデス・ベンツGLCクラス(新世代モデル)
全長×全幅×全高:4716×1890×1640mm
ホイールベース:2888mm
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのボディサイズは、全長とホイールベースを延長することで拡大されます。
これにより広い室内空間が確保され、快適性が高められます。
最新装備!メルセデス新型GLCクーペの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの内装は、最新装備により先進的なイメージに仕上げられます。
シート位置などの設定は、指紋や声を使った生体認証に対応することで、スムーズに利用できるように。
ディスプレイには12.3インチのデジタルメーターのほか、新たに11.9インチの大型インフォテインメントディスプレイを採用し、Android Auto、Apple CarPlayにも対応することでスマートフォンとの連携を強化。
インフォテインメントシステムシステムには、ワイヤレスアップデートに対応する最新の「MBUX(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を搭載。
MBUXコネクティビティシステムは、ボイスコントロールのほか、ヘッドアップディスプレイにより仮想的に10m先に映像を表示するAR(拡張現実)ナビゲーションに対応し、会話をするように自然に話すことで各機能を簡単に使うことができるように。
ラゲッジスペースはボディサイズの延長にあわせ拡大し、広い空間を利用できるようになります。
新世代!メルセデス新型GLCクーペのパワートレインとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのパワートレインとスペック
- 【GLC200】
直列4気筒2Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:204ps/32.6kgm - 【GLC300】
直列4気筒2Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:258ps/40.8kgm - 【GLC220d】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
出力:197ps/44.9kgm - 【GLC350e 4MATIC】(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モーター
システム出力:313ps/56.1kgm
EV航続距離:130km - 【GLC400e 4MATIC】(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モーター
システム出力:381ps/76.5kgm
EV航続距離:130km - 【GLC300de 4MATIC】(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lディーゼルターボ+電気モーター
システム出力:335ps/56.1kgm
EV航続距離:125km - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:FR or 4WD「4MATIC」
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのパワートレインは直列4気筒エンジンに集約され、最新のマイルドハイブリッドシステムとプラグインハイブリッドが採用されます。
マイルドハイブリッドシステムは23ps/20.3kgmを発揮し燃費アップのほか、ターボラグを抑えるようにアシスト。スムーズな加速やエンジンを止めた状態で走行するコースティング、エンジン始動時の低騒音、低振動を実現。
新型GLCクーペではトランスミッションに、前モデルから30%軽量化した9速トランスミッションを組み合わせることで、走行効率のアップや室内空間の拡大に貢献。
また、4WDシステム「4MATIC」では、システムがより前輪に多くのトルクを伝達することができるようになる新しいフロントアクスルを採用することで、走行性能がアップされます。
新型GLCクーペではその他、高環境性能モデルとしてプラグインハイブリッドを設定。
新型GLCクーペPHVは新世代のハイブリッドシステムを搭載し、容量を31.2kWhに増やしたリチウムイオンバッテリーと高出力の電気モーターを搭載。
これによりEV航続距離はガソリンPHEVモデルで130kmを確保。加えて、充電システムも充電率を前モデルの3.6kWから2倍となる7.2kWにすることで、約2時間でバッテリーを完全に充電。
ナビゲーション、カメラ、レーダーセンサーからデータを収集し、電気の使用量と充電量を最適化するシステムも搭載することで、実用性がアップされます。
改善!メルセデスベンツ新型GLCクーペの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの燃費(欧州値)
- 2Lガソリンマイルドハイブリッド:7.3L/100㎞(約13.7㎞/L)
- 2Lディーゼルマイルドハイブリッド:5.2L/100㎞(約19.2㎞/L)
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの燃費は、マイルドハイブリッドシステムが全グレードに採用されることで改善します。
前モデルは2.2Lディーゼルエンジンで日本燃費15.1km/Lとされていましたが、新型GLCクーペは2Lディーゼルマイルドハイブリッドで欧州値約19.2km/Lが確保されます。
▼参考:メルセデス・ベンツGLCクーペの燃費(前モデル)
- 2Lガソリンターボ:10.7km/L
- 2.2Lディーゼルターボ:15.1km/L
- 3Lガソリンターボ:9.6km/L
- 4Lガソリンターボ:7.8km/L
最新システム!メルセデスベンツ新型GLCクーペの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの安全装備には、フラッグシップモデル「Sクラス」からくるブランドの最新システムが採用されます。
システムは、フロント長距離レーダー、フロントマルチモードレーダー2個、リアコーナーレーダー2個、ステレオマルチパーパスカメラ、360度カメラ4個、超音波センサー12個により構成。
これにより搭載される各種機能で対応速度や検知範囲を大幅に拡大し、高い安全性が確保されます。
アップ!メルセデスベンツ新型GLCクーペの価格は?
▼メルセデスベンツ新型GLCクーペの価格
- 790万円~
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのスタート価格は、マイルドハイブリッドが全グレードに搭載されることでアップします。
前モデルは日本で763万円からとされていましたが、新型GLCクーペでは700万円台後半に価格を変更。高い運動性能や安全性がアピールされます。
▼参考:メルセデス・ベンツGLCクーペの価格(前モデル)
- GLC 220 d 4MATIC クーペ:7,630,000円
- GLC 300 4MATIC クーペ:8,540,000円
- GLC 350 e 4MATIC クーペ:9,630,000円
- メルセデスAMG GLC 43 4MATIC クーペ:10,580,000円
いつ?メルセデスベンツ新型GLCクーペの発売日は?
フルモデルチェンジするメルセデス・ベンツ新型GLCクーペは2022年後半の発表が予定されています。
メルセデス・ベンツは最新マイルドハイブリッドや安全システムの導入により、好調なGLCクーペの販売をさらに伸ばしていきたい考えです。
メルセデスベンツGLCを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツGLCクラス(初代)
メルセデス・ベンツGLCは、初代となる前モデルが2015年に登場したSUVです。
以前販売されていたGLKクラスの後継車として開発され、メルセデス・ベンツのネーミングルール変更から、SUVを表す「GL」に「”C”クラス相当」としてGLCのモデル名が採用されました。
この経緯から日本発表時のキャッチフレーズには「いよいよCクラスに、SUV」が採用され、車格がアピールされました。
ボディは前モデルのGLKクラスから全長と全幅を拡大しながら、全高を下げることでスポーティなイメージに変更。
新しいボディタイプとして、クーペSUVとなるGLCクーペもラインナップに加えられ、ブランドのミドルクラスSUVとしてセールスされています。
新型メルセデス・ベンツGLCクーペについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!