メルセデス・ベンツが、上級クーペSUV「GLEクーペ」のマイナーチェンジ発売を2025年末に予定しています。
改良により魅力をアップする新型GLEクーペについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】さらにデザイン進化!メルセデスベンツ「新型GLEクーペ」改良発売!
- メルセデスベンツ新型GLEクーペの【変更点まとめ】
- 上質!新型GLEクーペの外装(エクステリア)デザインは?
- 新世代大画面!新型GLEクーペの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!新型GLEクーペのパワートレインとスペックは?
- 走り両立!メルセデスベンツ新型GLEクーペの燃費は?
- 最新システム!メルセデスベンツ新型GLEクーペの安全装備は?
- 広く!メルセデスベンツ新型GLEクーペのボディサイズは?
- アップ!メルセデスベンツ新型GLEクーペの価格は?
- いつ?メルセデスベンツ新型GLEクーペの発売日は?
- メルセデスベンツGLEクーペを「おさらい」
【最新情報】さらにデザイン進化!メルセデスベンツ「新型GLEクーペ」改良発売!
▼参考:メルセデスベンツGLEクーペ(現行モデル)
メルセデス・ベンツGLEクーペは、上級SUV「GLEクラス」のクーペSUVバージョンとしてラインナップされ、現行モデルは2020年6月に日本でフルモデルチェンジしていました。
現行モデルは海外で2023年1月、日本では2023年9月にデザイン変更を含むマイナーチェンジが実施されていましたが、新型GLEクーペでもアップデートされた最新のデザインを採用。
また、新世代の大型インフォテインメントシステムを採用することで快適性が高められます。
▼メルセデス・ベンツGLEクラス
【メルセデス新型GLEクラス】「新デザイン!」マイナーチェンジ発売!
メルセデスベンツ新型GLEクーペの【変更点まとめ】
▼新型GLEクーペの変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- 新世代大型インフォテインメントシステムを搭載
▽2023年9月の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- 48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「GLE 450 d 4MATIC」を設定
- 「AMG GLE53」の最大トルクを向上
- 最新の「MBUX」と「MBUX ARナビゲーション」、Burmesterサラウンドサウンドシステムを標準装備
- 「Offroad」モードを追加し、「DSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)」、「トランスペアレントボンネット」機能を採用
上質!新型GLEクーペの外装(エクステリア)デザインは?
▼参考:GLEクーペ(現行モデル)
メルセデス・ベンツ新型GLEクーペの外装は、新しいデザインを採用することで質感が高められます。
▼参考:メルセデス・ベンツEクラス
改良ではフロントに、新世代となった同格サルーン「Eクラス」からくるブラックの縁を持つグリルと、新形状のバンパーを採用。
▼参考:GLEクーペ(現行モデル)
ライトには、「Eクラス」に採用されたブランドエンブレムのスリーポインテッドスターをデザインした新しいグラフィックを採用することで、 先進的な印象に仕上げられます。
新世代大画面!新型GLEクーペの内装(インテリア)デザイン
▼参考:メルセデス・ベンツGLEクーペ(現行モデル)
新型GLEクーペの内装は、最新の装備を採用することにより機能性が高められます。
改良では、12.3インチの独立デジタルメーターと14.4インチのインフォテインメントディスプレイのほか、オプションとして、助手席用ディスプレイも採用した「スーパースクリーン」を設定。
ドライバーが走行中に助手席のディスプレイを覗き込んだことを室内のカメラが検知するとディスプレイが暗くなる安全機能も搭載されます。
その他、GLEクーペの室内空間は、前世代からホイールベースを延長したことで後部ドアの開口部や後席のスペースを拡大。
ラゲッジスペースは通常時で655L、3分割式の後部座席を収納したときの容量は前世代から70L拡大した最大1790Lを使用できるようになっています。
パワフル!新型GLEクーペのパワートレインとスペックは?
▼新型GLEクーペのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【GLE450d】
直列6気筒3Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド
エンジン出力:367ps/76.5kgm
出力(モーター):20ps/21.2kgm - 【AMG GLE53】
直列6気筒3Lガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド
エンジン出力:435ps/57.1kgm
出力(モーター):20ps/20.4kgm - 【AMG GLE63S】
V型8気筒4Lガソリンツインターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力(エンジン):612ps/86.7kgm
出力(モーター):21ps/25.5kgm - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:4WD「4MATIC」
▽海外仕様
- 【GLE 350】
直列4気筒2Lガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:255ps/40.8kgm - 【GLE 400e】
直列4気筒2Lガソリンターボ+プラグインハイブリッド
出力:381ps/66.2kgm - 【AMG GLE53プラグインハイブリッド】
直列6気筒3Lガソリンターボ+プラグインハイブリッド
エンジン出力:449ps
出力(モーター):136ps
システム合計出力:543ps/76.4kgm
メルセデス・ベンツ新型GLEクーペには、2023年の改良時にブランドの最新パワートレインが搭載されています。
新設定された「GLE450d」は、76.5kgmの高トルクを発揮するエンジンを、20ps/21.2kgmの出力を発揮する48Vマイルドハイブリッドシステムでサポートすることで高い環境性能を実現。
その他、新型GLEクーペでは「AMG GLE53」で最高出力を維持しながらも、最大トルクを53.0kgmから57.1kgmに大幅にアップし、走行性能が高められています。
走り両立!メルセデスベンツ新型GLEクーペの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型GLEクーペの燃費
- GLE450d:8.4 - 7.5L/100km(欧州値/約11.9km/L~13.3km/L)
新型GLEクーペの燃費は、最新パワートレインにより高められています。
48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた3Lディーゼルモデルは欧州値で約11.9km/L~13.3km/Lとされ、走行性能と環境性能が両立されています。
最新システム!メルセデスベンツ新型GLEクーペの安全装備は?
新型GLEクーペには、メルセデスの最新運転支援システムが全車標準搭載されます。
システムには、「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)」が採用され、対向車線を横切って右折するときに長距離レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラで対向車線を検知し、衝突する危険がある場合は自動ブレーキを作動。
その他、新型GLEクーペには、先行車に追従する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付)」と「アクティブステアリングアシスト」を装備。
渋滞時の安全性を高める「渋滞時緊急ブレーキ機能」や、高速道路で自動で車線変更を行なう「アクティブレーンチェンジングアシスト」などが採用されています。
広く!メルセデスベンツ新型GLEクーペのボディサイズは?
▼メルセデスベンツ新型GLEクーペのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4955×2020×1715mm
- ホイールベース:2935mm
- ※参考
・GLEクーペ(前モデル)
全長×全幅×全高:4905×2015×1730mm
ホイールベース:2915mm
・GLEクラス
全長×全幅×全高:4924×1947×1772mm
ホイールベース:2995mm
新型GLEクーペは最新世代プラットフォームにより、広い室内空間が確保されています。
全長と全幅はベースとなるGLEクラスから拡大され、全高を50mm以上ダウンすることでスポーティなスタイルがつくられています。
アップ!メルセデスベンツ新型GLEクーペの価格は?
▼メルセデス・ベンツGLEクーペの価格
- GLE 450 d 4MATIC Sports Coupe:15,250,000円
- メルセデス AMG GLE 53 4MATIC+ Coupe:18,080,000円
- メルセデス AMG GLE 63 S 4MATIC+ Coupe:24,200,000円
メルセデス・ベンツ新型GLEクーペの価格は、改良によりアップします。
現行モデルは1525万円からとされていましたが、新型GLEクーペでは1550万円ほどからが見込まれています。
いつ?メルセデスベンツ新型GLEクーペの発売日は?
改良されるメルセデス・ベンツ新型GLEクーペは、2025年年末の発売が予定されています。
メルセデス・ベンツは主力SUVのGLEクーペを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
メルセデスベンツGLEクーペを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツGLEクラス
メルセデス・ベンツ・GLEクーペ(Mercedes-Benz GLE-Coupe)は、初代となる前モデルが2016年に登場したSUVです。
Mクラスの後継モデルとして2015年に登場した「GLEクラス」のクーペSUVバージョンとして制作されました。
モデル名はメルセデス・ベンツ内の新しい命名ルールにより、メルセデスでSUVを表す「GL」に、ブランドの上位モデル「Eクラス」相当の「クーペ」であるということがわかるようになっています。
▼メルセデス・ベンツGLCクーペ
下位モデルとして「Cクラス」相当となる「GLCクーペ」もラインナップされ、クーペSUVとして大きなシェアを持つBMWの「X4」や「X6」がライバルに設定されています。
新型GLEクーペについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!