メルセデス・ベンツが、上級モデル「Eクラス」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型Eクラスについて、価格やスペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】大幅改良!「新型Eクラス」ビッグマイナーチェンジ日本発売!
- メルセデスベンツ新型Eクラスの【主な変更点まとめ】
- アップ!メルセデスベンツ新型Eクラスの価格は?
- 新型Eクラスを試乗動画でチェック!
- スポーティ!新型Eクラスの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!メルセデスベンツ新型Eクラスの内装(インテリア)デザイン
- 最高峰!「新型AMG E63」も設定!
- 最新!新型Eクラスのパワートレインとスペックは?
- 走り両立!メルセデスベンツ新型Eクラスの燃費は?
- 最新システム!メルセデスベンツ新型Eクラスの安全装備は?
- 上級!メルセデスベンツ新型Eクラスのボディサイズは?
- メルセデスベンツ新型Eクラスの発売日は?
- メルセデス・ベンツEクラスを「おさらい」
【最新情報】大幅改良!「新型Eクラス」ビッグマイナーチェンジ日本発売!
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスの画像
メルセデス・ベンツが、「Eクラス」のビッグマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
メルセデス・ベンツEクラスは、「Sクラス」に次ぐブランドの上級モデルとしてラインナップされ、余裕のある走りや充実した装備が人気になっています。
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスオールテレーンの画像
マイナーチェンジした新型Eクラスは、最新のデザインや新世代インフォテイメントシステム、パワートレインを搭載するなど、その質感をアップ。
新型Eクラスは2020年9月10日に日本での受注を開始。価格は769万円~1912万円となっています。
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスの動画
▼メルセデス新型Sクラス
【メルセデス新型Sクラス】W223型フルモデルチェンジ!最新情報、スペックや価格、発売日は?
メルセデスベンツ新型Eクラスの【主な変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型Eクラスの変更点
- エクステリアに最新のブランドデザインを採用
- インフォテイメントシステムに、会話するように操作ができる最新の「MBUX」システムを採用し、日本初となるAR(拡張現実)ナビゲーションを搭載
- パワートレインに、48Vマイルドハイブリッドを採用する1.5Lターボエンジンや、ガソリンとディーゼルのプラグインハイブリッドなどを設定
- 機能をアップデートした最新の安全システムを搭載
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスの発表会動画
アップ!メルセデスベンツ新型Eクラスの価格は?
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスの価格
▽Eクラスセダン
- E 200 Sports:7,690,000円
- E 200 4MATIC Sports:7,940,000円
- E 220 d Sports:7,930,000円
- E 300 Sports:9,100,000円
- E 350 e Sports:8,950,000円
- E 350 de Sports:9,180,000円
- E 450 4MATIC Exclusive:11,440,000円
- Mercedes-AMG E 53 4MATIC+:12,590,000円
- Mercedes-AMG E 63 S 4MATIC+:18,670,000円
▽Eクラスステーションワゴン
- E 200 Stationwagon Sports:8,100,000円
- E 200 4MATIC Stationwagon Sports:8,370,000円
- E 220 d Stationwagon Sports:8,310,000円
- E 300 Stationwagon Sports:9,530,000円
- E 450 4MATIC Stationwagon Exclusive:12,030,000円
- Mercedes-AMG E 53 4MATIC+ Stationwagon:12,880,000円
- Mercedes-AMG E 63 S 4MATIC+ Stationwagon:19,120,000円
▽Eクラスオールテレーン
- E 220 d 4MATIC All-Terrain:9,380,000円
メルセデス・ベンツ新型Eクラスの価格は、最新インフォテイメントシステムの採用などによりアップされました。
前モデルはスタート価格が700万円台前半からとされていましたが、今回の改良ではエントリーグレードが769万円となり、量販グレードで700万円台後半から800万円台前半の価格設定となっています。
新型Eクラスを試乗動画でチェック!
メルセデス新型Eクラスは試乗動画が公開されています。
改良によりあがった質感が評価されています。
スポーティ!新型Eクラスの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスの画像
メルセデス・ベンツ新型Eクラスの外装には、ブランドの最新デザインが採用されています。
フロントでは新開発されたヘッドライトが採用され、洗練された印象に変化。
リアにも、より上質な新しいテールランプが装備されています。
▼メルセデス新型AMG E53の画像
▼メルセデス新型AMG E53ステーションワゴンの画像
ハイスペックモデルとなる新型AMG E53では、縦のラインを使用したAMGのブランドデザイン「パナメリカーナグリル」を装備。
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスオールテレインの画像
また、Eクラスステーションワゴンの派生モデルとしてオフロード用のガードなどを装備し車高を大きくアップした「Eクラスオールテレイン」も設定され、グラフィックの新しいテールライトや、新形状のスキッドプレートを採用。
▼メルセデス新型AMG E53クーペの画像
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスカブリオレの画像
ボディタイプには、スポーティモデルとなる新型EクラスクーペとEクラスカブリオレも用意され、より走りを楽しむことができるようになっています。
メルセデス・ベンツ新型Eクラスを前モデルと比較!
▼Eクラスセダン(前モデル)
メルセデス・ベンツ新型Eクラスを前モデルと比較すると、フロントデザインが大きく変更されています。
以前のモデルでは前世代からくる上質さが重視されていましたが、新型Eクラスでは大きなデザインコンセプトの変更が行われ、スポーティな印象となっています。
▼Eクラスステーションワゴン(前モデル)
▼Eクラスオールテレイン(前モデル)
最新装備!メルセデスベンツ新型Eクラスの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型Eクラスの内装は、最新の大型ディスプレイを採用するなど、上級ラグジュアリーモデルとしての質感が追求されています。
改良では、12.3インチのディスプレイを2つシームレスに接続した最新インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を採用。
MBUXコネクティビティシステムは、ボイスコントロールやAR(拡張現実)ナビゲーションに対応し、「ヘイ・メルセデス」から会話をするように自然に話すことで各機能を簡単に使うことができるようになっています。
また、日本初となるAR(拡張現実)ナビゲーションが採用され、ヘッドアップディスプレイにより、車両前の景色にナビゲーションの進行方向などの表示が重ねて表示されます。
また、ステアリングホイールも新設計され、静電容量式センサーによるハンズオフ検出機能を新採用。
各種スイッチを配置しながらも、スッキリとしたデザインに仕上げられています。
▼メルセデス新型E53の画像
ハイパフォーマンスのAMGモデルでは、レッドのアクセントや専用のシートなどにより、ベースモデルと差別化されています。
最高峰!「新型AMG E63」も設定!
▼メルセデス・ベンツ「新型AMG E63セダン」の画像
メルセデス・ベンツ新型Eクラスには、ハイパフォーマンスモデル「AMG E63」が設定されています。
▼メルセデス・ベンツ「新型AMG E63ワゴン」の画像
最上位モデルとなる新型AMG E63では、ベースモデルで571ps/67.5kgm、「AMG E63S」で612ps/86.7kgmを出力するV型8気筒4Lツインターボエンジンを搭載。
最新のエクステリアデザインを採用することで、質感を向上。
インテリアには専用のデザインを採用することで、ハイパフォーマンスモデルの高い走行性能が表現されています。
最新!新型Eクラスのパワートレインとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスのパワートレインとスペック
- 【E200】
直列4気筒1.5Lターボ+マイルドハイブリッド
出力:184ps/28.6kgm
モーター出力:13ps/3.9kgm - 【E300】
直列4気筒2Lターボ
出力:258ps - 【E220d】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:194ps/40.8kgm - 【E350de(PHEV)】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+電気モータープラグインハイブリッド
出力:306ps/71.4kgm
EV航続距離:50km - 【E350e(PHEV)】
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モータープラグインハイブリッド
出力:320ps/71.4kgm
EV航続距離:51km - 【E450】
直列6気筒3Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
エンジン出力:367ps/51.0kgm
モーター出力:22ps/25.5kgm - 【AMG E53 4Matic+】
直列6気筒3Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド「EQ Boost」
出力:435ps/53.0kgm - 【AMG E63S】
V型8気筒4Lツインターボ
出力:612ps/86.7kgm - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:FR or 4WD「4MATIC」
メルセデス・ベンツ新型Eクラスには、1.5Lから4Lのターボエンジン、プラグインハイブリッドまで幅広いパワートレインが設定されています。
「E450」は、これまで採用されていたV型6気筒3Lツインターボエンジンから、「AMG E53」に先に採用されていた最新の直列6気筒3Lターボエンジンと48V「EQブースト」マイルドハイブリッドシステムに変更し、モーター機能付きの発電機でエンジンをアシスト。
加えて、電動コンプレッサーにより空気を送り込むことで、ターボラグのない高レスポンスな走りが実現されています。
このパワートレインにより、ハイスペックを低燃費で楽しむことができるようになっています。
プラグインハイブリッドモデルとなる「E350e」と「E350de」はそれぞれガソリンとディーゼルエンジンを搭載し、2Lの小排気量ながら電気モーターを搭載することで大トルクによる余裕のある走りが実現されています。
走り両立!メルセデスベンツ新型Eクラスの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスの燃費
※WLTCモード値
- E200(1.5Lターボ):13.1km/L
- AMG E53 4MATIC+(3Lマイルドハイブリッド):10.4km/L
メルセデス・ベンツ新型Eクラスの燃費は、大柄な車体ながらエントリーモデルとなる1.5Lターボ&マイルドハイブリッドで、新燃費規格WLTCモード値13.1km/Lが確保されています。
ハイスペックモデルとなる3Lマイルドハイブリッドでも10.4km/Lと低下が抑えられ、環境性能が引き上げられています。
最新システム!メルセデスベンツ新型Eクラスの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型Eクラスの安全装備には、ブランドの上級モデルとしてステアリングアシスト機能を持つレーンチェンジ機能や緊急回避システムなどが搭載されています。
システムは、センサーによりスペースを検出する自動駐車機能や、360度カメラなどのシステムにより使いやすさを向上。
改良では、「アクティブ・ブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付き)」、「アクティブ・ブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付き)」が強化され、最新の「インテリジェントドライブ」として全モデルに標準装備されています。
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスの安全装備
- アクティブレーンチェンジングアシスト
- アクティブレーンキーピングアシスト
- トラフィックサインアシスト
- アクティブブラインドスポットアシスト
- 緊急回避補助システム
- 渋滞時緊急ブレーキ機能
- アテンションアシスト
- アクティブパーキングアシスト(縦列・並列駐車)
- マルチビームLEDヘッドライト
- 360°カメラシステム
上級!メルセデスベンツ新型Eクラスのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツ新型Eクラスのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
Eクラスセダン:4955×1850×1455mm
Eクラスステーションワゴン:4955×1850×1465mm
Eクラスオールテレイン:4950×1860×1495mm
Eクラスクーペ:4830×1860×1430mm - ホイールベース
セダン/ワゴン/オールテレイン:2940mm
クーペ:2875mm
メルセデス・ベンツ新型Eクラスのボディサイズは、上級モデルとして5mに迫る全長に設計されています。
ワゴンの派生モデルとなるEクラスオールテレインは、専用の足回りにより全高をアップし、悪路でも余裕を持って走行することができるようになっています。
メルセデスベンツ新型Eクラスの発売日は?
マイナーチェンジしたメルセデス・ベンツ新型Eクラスは、本国でセダンとワゴンが2020年3月3日、クーペとカブリオレが2020年5月27日に発表され、日本では2020年9月10日に発売されました。
メルセデス・ベンツは、主力となるEクラスのデザインや装備をアップデートすることで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
メルセデス・ベンツEクラスを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツEクラス(初代)
メルセデス・ベンツ・Eクラス(Mercedes-Benz E-Class)は、初代が1985年に登場した上級乗用車(欧州:Eセグメント)です。
ボディタイプは、セダン、ステーションワゴン、2ドアクーペ、カブリオレと多くのバリエーションが制作されています。
初代は1985年から1993年までは「ミディアムクラス」の名称で販売されており、グレード名を表す3桁の数字のあとに「E(220Eなど)」がつけられていました。
初代はフラッシュサーフェイス (外板の平滑化) が推し進められ、メルセデス市販車では史上初となる低空気抵抗係数(Cd値)0.29が実現されました。
販売時は日本がバブル景気だったことから、正規輸入車・並行輸入車あわせて大量に導入され、メルセデス・ベンツの主力モデルとして知名度を高めました。
▼メルセデス・ベンツEクラス(2代目)
▼メルセデス・ベンツEクラス(3代目)
2代目と3代目では、ヘッドライトを4灯式とする個性を強調したデザインを採用。
後席空間を拡大することで、Sクラスに次ぐブランドの上位モデルとしての快適性がアップされました。
▼メルセデス・ベンツEクラス(4代目/写真上:前期型、写真下:後期型)
4代目では、前モデルの丸型からスクエアに変更された4灯式ヘッドライトが不評だったことから、後期型で現行モデルにつながる2灯式風に変更。
現行モデルの5代目は2016年に登場し、最先端の大型ディスプレイや安全システムにより機能が大幅に引き上げられました。
新型メルセデス・ベンツEクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!