フィアットが、ブランドで約1年半ぶりの新モデルとなる新世代SUV「フィアット600e(Seicento e/セイチェント イー)」を2024年9月10日に日本発売。価格は5,850,000円となっています。
新世代パワートレインにより魅力をアップした新型フィアット600のスペックや装備などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ハイブリッドも2025年春に!「新型フィアット600e」日本発売!
- フィアット新型600の【特徴まとめ】
- モダン!フィアット新型600の外装(エクステリア)デザイン
- 軽快!フィアット新型600のボディサイズは?
- 最新装備!フィアット新型600の内装(インテリア)デザイン
- ハイパフォーマンス!アバルト600eも設定!
- 力強く!フィアット新型600のパワートレイン、航続距離は?
- 最新システム!フィアット新型600の安全装備は?
- 585万円!フィアット新型600の価格は?
- いつ?フィアット新型600の発売日は?
【最新情報】ハイブリッドも2025年春に!「新型フィアット600e」日本発売!
▼フィアット新型600eの画像
フィアット600(Seicento/セイチェント)は、電気自動車コンパクトカー「500e」が発表されていたフィアットの新世代SUVとして開発され、これまで販売されてきたSUV「500X」の実質的後継モデルとなっています。
フィアット新型600は、同グループである「ジープ」が同じく日本に導入する電気自動車SUV「アベンジャー」と基礎を共有し、最新の電動パワートレインや装備を採用することで魅力をアップ。
日本へは電気自動車「600e」を設定し、54kWhのバッテリーを搭載することで日本仕様値493kmの航続距離を確保。
内燃機関を搭載するハイブリッドモデルも、2025年春の日本導入が予告されています。
ボディカラーには3色を設定。
また、フィアットブランドとして初めて、「レーンポジションアシスト」、「アクティブランバーサポート」、「ハンズフリーパワーリフトゲート」、「キーレスエントリー(プロキシミティセンサー付) 」を採用することで機能性が高められています。
▼フィアット新型600の動画
▼フィアット500e
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フィアット新型600の【特徴まとめ】
▼フィアット新型600の特徴
- 新世代のフィアットSUVとして制作
- デジタルメーター、大型のインフォテインメントシステムを採用
- 新世代EVに対応するプラットフォームを採用
- フィアットブランドとして初めて「レーンポジションアシスト」、「アクティブランバーサポート」、「ハンズフリーパワーリフトゲート」、「キーレスエントリー(プロキシミティセンサー付) 」を採用
- ハイブリッドモデルの追加設定を予定
モダン!フィアット新型600の外装(エクステリア)デザイン
▼フィアット新型600の画像
フィアット新型600の外装は、フィアット「500」シリーズからくるレトロモダンなデザインに、クロスオーバースタイルが組み合わせられています。
フロントは開口部を縮小し、グリルやヘッドライトには「600」の文字を配置。
リアには「FIAT」のロゴのほか、テールランプにフロントと同じく「600」ロゴを採用することでデザイン性を向上。
また、新型600eでは、グロスブラックのアクセントを随所に採用し、18インチダイヤモンドカットアルミホイールとともに精悍な印象がアップされています。
軽快!フィアット新型600のボディサイズは?
▼フィアット新型600のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4200×1780×1595mm
- ホイールベース:2560mm
- 車重:1580kg
- ※参考
・フィアット500e(コンパクトEV)
全長×全幅×全高:3630×1685×1530mm
・フィアット500X(内燃機関SUV)
全長×全幅×全高:4280×1795×1610mm
・ジープ アベンジャー(基礎共有モデル)
全長×全幅×全高:4075×1750×1630mm
フィアット新型600のボディサイズは、これまで販売されてきたSUV「500X」から縮小されています。
これによりEV航続距離を延長。空間効率を高めた最新プラットフォームにより実用的な室内空間がつくられています。
最新装備!フィアット新型600の内装(インテリア)デザイン
フィアット新型600の内装は、最新装備により使い勝手がアップされています。
ディスプレイには、7インチのデジタルメーターと、10.25インチのタッチ式インフォテインメントシステムを採用。
インフォテインメントシステムUconnectはApple CarPlayとAndroid Autoに対応し、スマートフォンとの連携を強化。
ラゲッジスペースは通常時で360L、後席を収納した状態で最大1231Lが確保されています。
また新型600eではフィアットブランドとして初めて、運転席にシートマッサージ機能を搭載しドライバーの疲労を軽減する「アクティブランバーサポート」、リアバンパー付近に足を入れるとトランクゲートが開く「ハンズフリーパワーリフトゲート」、車両に近づくと自動で解錠、離れると自動で施錠する「キーレスエントリー(プロキシミティセンサー付)」も採用することで使い勝手が高められています。
ハイパフォーマンス!アバルト600eも設定!
▼アバルト600e Turismoの画像
フィアット新型600eには、ハイパフォーマンスモデルとして「アバルト600e」が設定されています。
アバルト600eは「Turismo」グレードで、ベースモデルの出力156ps/27.5kgmを大幅に上回る240ps/35.2kgmを発揮。
ドライバーはツーリスモ、スコーピオン ストリート、スコーピオン トラックの走行モードからシーンにあわせた選択が可能とされ、トルセン式LSDを介して前輪を駆動。
これにより、0-100km/h加速タイムは6.24秒を実現。
専用のフロント&リアバンパー、20インチホイール、リアスポイラー、アルコン製ブレーキ、スポーツサスペンション、リアアンチロールバー、ワイドトレッド化のほか、走行用バッテリーには、パフォーマンスを向上する専用冷却システムを採用。
内装には、ヘッドレストが一体となったサベルト製バケットシートが装備されています。
▼アバルト600e Scorpionissimaの画像
また、アバルトブランドの創立年にあわせ1,949台が製造される限定モデル「Scorpionissima」も設定され、最高出力を280psまでアップ。
0-100km/h加速タイム5.85秒の俊足を楽しむこともできるようになっています。
力強く!フィアット新型600のパワートレイン、航続距離は?
▼フィアット新型600のパワートレインとスペック
▽電気自動車
- 【フィアット600e】【日本仕様】
電気モーター×1
出力:156ps/27.5kgm
0-100km/h加速:9秒 - 【アバルト600e】【海外仕様】
・電気モーター×1
・出力
Turismo:240ps/35.2kgm
Scorpionissima:280ps/35.2kgm
・0-100km/h加速
Turismo:6.24秒
Scorpionissima:5.85秒 - バッテリー容量:54kWh
- EV航続距離
フィアット600e:493km
アバルト600e:334km(欧州値) - 駆動方式:FWD
▽内燃機関モデル「フィアット600ハイブリッド」(日本導入予定)
- 直列3気筒1.2Lガソリン+電気モーター
- エンジン出力:100ps
- モーター出力:29ps
- トランスミッション:6速DCT
フィアット新型600は、日本仕様に最新の電動パワートレインが設定されています。
電動パワートレインを搭載する「600e」は156ps/27.5kgmの出力により、0-100km/h加速9秒のパフォーマンスを実現。
容量54kWhのバッテリーにより、493kmを走行することができるように。
また、ハイブリッドモデルの「600ハイブリッド」も2025年春の日本導入が予告され、直列3気筒1.2Lガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせることで、軽快な走りを楽しむことができるようになります。
最新システム!フィアット新型600の安全装備は?
フィアット新型600は、最新システムを採用することにより安全性がアップされています。
システムは、フォワードコリジョンワーニング(FCW)[前面衝突警報]、衝突被害軽減ブレーキ[歩行者検知機能付き]、アダプティブクルーズコントロール (ACC、Stop&Go機能付き)、レーンポジションアシスト、レーンキーピングアシスト(LKA)、トラフィックサインレコグニション (TSR)、ブラインドスポットモニター、ドライバーアテンションアラートなどを採用することで、安心して運転ができるようになっています。
585万円!フィアット新型600の価格は?
▼フィアット新型600の価格
- フィアット600e La Prima(電気自動車):5,850,000円
- 参考:海外仕様
フィアット600(ハイブリッド):24,950ユーロ(約395万円)
フィアット新型600の価格は、日本に設定されたEVモデル「600e La Prima」が585万円からとされています。
「600e」はSUVスタイルながら、コンパクトEV「500e」の日本価格522万円との価格差が抑えられています。
▼参考:フィアット500eの価格
- 500e Icon(ハッチバック):5,220,000円
- 500e Open(カブリオレ):5,360,000円
いつ?フィアット新型600の発売日は?
新世代モデルとして設定されたフィアット新型600eは2023年7月5日にワールドプレミアされ、日本では2024年8月1日にティザーサイトを公開、9月10日に発売されました。
フィアットは、電動パワートレインを採用するSUVを新たにラインナップし、幅広いユーザーにアピールしていく予定です。
新型フィアット600については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!