フィアットが、新世代SUVとなる「フィアット600」を発表しました。
新世代パワートレインにより魅力をアップした新型600のスペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】電気自動車SUV!「新型フィアット600」発表!
- フィアット新型600の【特徴まとめ】
- モダン!フィアット新型600の外装(エクステリア)デザイン
- 軽快!フィアット新型600のボディサイズは?
- 最新装備!フィアット新型600の内装(インテリア)デザイン
- 力強く!フィアット新型600のパワートレイン、航続距離は?
- 最新システム!フィアット新型600の安全装備は?
- フィアット新型600の価格は?
- いつ?フィアット新型600の発売日は?
【最新情報】電気自動車SUV!「新型フィアット600」発表!
▼フィアット新型600eの画像
フィアットが、新世代SUV「600(Seicento/セイチェント)」を発表しました。
フィアット600は、電気自動車コンパクトカー「500e」が発表されていたフィアットの新世代SUVとして開発され、これまで販売されてきたSUV「500X」の実質的後継モデルとなっています。
フィアット新型600は、先に発表されていた同グループであるジープの電気自動車SUV「アベンジャー」と基礎を共有し、最新の電動パワートレインや装備を採用することで魅力がアップされています。
フィアット新型600は2023年7月5日に発表され、価格は欧州で24,950ユーロ(約395万円)からとなっています。
▼フィアット新型600の動画
▼フィアット500e
【フィアット新型500e】高出力!「アバルト500e」発表!最新情報、航続距離、価格は?
▼フィアット500X
【フィアット新型500X】マイナーチェンジ!最新情報、スペック、価格は?
▼ジープ アベンジャー(基礎共有モデル)
【ジープ新型アベンジャー】「初電気自動車SUV!」最新情報、航続距離、価格は?
フィアット新型600の【特徴まとめ】
▼フィアット新型600の変更点
- 新世代のフィアットSUVとして制作
- デジタルメーター、大型のインフォテインメントシステムを採用
- 安全システムに最新機能を採用
- 新世代EVに対応するプラットフォームを採用
モダン!フィアット新型600の外装(エクステリア)デザイン
▼フィアット新型600の画像
フィアット新型600の外装は、フィアット「500」シリーズからくるレトロモダンなデザインに、クロスオーバースタイルが組み合わせられています。
フロントは、開口部を縮小し、グリルやヘッドライトには「600」の文字を配置。
リアには「FIAT」のロゴのほか、テールランプにフロントと同じく「600」ロゴを採用することでデザイン性がアップされています。
軽快!フィアット新型600のボディサイズは?
▼フィアット新型600のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4170×1750×1610mm
- ※参考
・フィアット500e(コンパクトEV)
全長×全幅×全高:3630×1685×1530mm
・フィアット500X(内燃機関SUV)
全長×全幅×全高:4280×1795×1610mm
・ジープ アベンジャー(基礎共有モデル)
全長×全幅×全高:4075×1750×1630mm
フィアット新型600のボディサイズは、これまで販売されてきたSUV「500X」から縮小されています。
これにより航続距離を延長しながら、最新プラットフォームにより実用的な室内空間が確保されています。
最新装備!フィアット新型600の内装(インテリア)デザイン
フィアット新型600の内装は、最新装備により使い勝手がアップされています。
ディスプレイには、7インチのデジタルメーターと、10.25インチのタッチ式インフォテインメントシステムを採用。
インフォテインメントシステムUconnectは、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoに対応し、スマートフォンとの連携を強化。
新型600では、「クロモセラピー」LEDライティングをコンパクトカーで初採用し、8つのアクセント照明の色を64通りの組み合わせから選択することができるように。
ラゲッジスペースは通常時で360Lが確保され、その他の収納スペースにも15Lの荷物を積み込むことができるようになっています。
力強く!フィアット新型600のパワートレイン、航続距離は?
▼フィアット新型600のパワートレインとスペック
▽電気自動車「フィアット600e」
- 電気モーター×1
- 出力:156ps/26.5kgm
- 0-100km/h加速:9秒
- バッテリー容量:54kWh
- EV航続距離:400km
- 駆動方式:FWD
- 充電時間
急速充電利用時:80%まで30分
普通充電利用時:満充電まで6時間
▽内燃機関モデル「フィアット600ハイブリッド」
- 直列3気筒1.2Lガソリン+電気モーター
- エンジン出力:100ps
- モーター出力:29ps
- トランスミッション:6速DCT
フィアット新型600には、最新の電動パワートレインとハイブリッドモデルが設定されています。
電動パワートレインを搭載する「600e」は156ps/26.5kgmの出力により、0-100km/h加速9秒のパフォーマンスを実現。
容量54kWhのバッテリーにより、400kmを走行することができるように。
ハイブリッドモデルの「600ハイブリッド」は、直列3気筒1.2Lガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせることで、環境性能が高められています。
最新システム!フィアット新型600の安全装備は?
フィアット新型600は、最新システムを採用することにより安全性がアップされています。
システムには、先行車だけでなく、歩行者や自転車も検知可能な衝突被害軽減ブレーキをはじめ、車線から外れそうになるとハンドルの振動や警告音で注意を促すレーンデパーチャーワーニング、リアパーキングカメラ(ステアリング連動ガイドライン付)、オートマチックハイビームなどを装備。
また、前走車と一定の車間距離を保ちながら設定速度に巡航するアダプティブクルーズコントロールや、車線の中央を維持した走行をサポートするレーンキーピングアシスト、サイドミラーの死角にある並走車の存在をミラー内のアイコンで確認できるアクティブブラインドスポットアシストなども採用されています。
フィアット新型600の価格は?
▼フィアット新型600の価格
- フィアット600(ハイブリッド):24,950ユーロ(約395万円)
- フィアット600e(電気自動車):35,950ユーロ(約565万円)
フィアット新型600の価格は、欧州でハイブリッドモデルが約395万円からとされています。
電気自動車モデルは約565万円からとなり、コンパクトEV「500e」の日本価格522万円との価格差が抑えられています。
▼参考:フィアット500eの価格
- 500e Icon(ハッチバック):5,220,000円
- 500e Open(カブリオレ):5,360,000円
いつ?フィアット新型600の発売日は?
新世代モデルとして設定されたフィアット新型600は2023年7月5日に発表され、欧州で受注が開始されました。
フィアットは、電動パワートレインを採用するSUVを新たにラインナップし、幅広いユーザーにアピールしていく予定です。
新型フィアット600については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!