アウディが、フラッグシップSUV「Q7」のマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力をアップしたアウディ新型Q7について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】リフレッシュ!アウディ「新型Q7」マイナーチェンジ発表!
- アウディ新型Q7の【変更点まとめ】
- スポーティ!アウディ新型Q7の外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!アウディ新型Q7の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!アウディ新型Q7のパワートレインとスペックは?
- 最新システム!アウディ新型Q7の安全装備は?
- 走り両立!アウディ新型Q7の燃費は?
- 7人乗り!アウディ新型Q7のボディサイズは?
- アップ!アウディ新型Q7の価格は?
- いつ?アウディ新型Q7の日本発売日は?
- アウディQ7を「おさらい」
【最新情報】リフレッシュ!アウディ「新型Q7」マイナーチェンジ発表!
▼アウディ新型Q7の画像
アウディがフラッグシップSUV「Q7」のマイナーチェンジを発表しました。
アウディQ7は、ブランドのフラッグシップSUVとしてラインナップされ人気になり、2018年には派生モデルとしてクーペSUVの「Q8」も発表されていました。
改良されたアウディ新型Q7は、新しいエクステリアデザインを採用したほか、性能をアップした最新ヘッドライトを設定。
また、インフォテインメントシステムを新世代とすることにより、機能性が高められています。
アウディ新型Q7は2024年1月30日に発表され、欧州で受注が開始されました。
▼アウディ新型Q7の動画
▼アウディQ8
【アウディ新型Q8】「新デザイン!」マイナーチェンジ発表!最新情報、スペック、価格は?
▼アウディQ5
【アウディ新型Q5】フルモデルチェンジ!最新情報、Q5スポーツバック、価格は?
アウディ新型Q7の【変更点まとめ】
▼アウディ新型Q7の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- 最新ヘッドライトを装備
- 新世代インフォテインメントシステムを採用
▽2023年9月の変更点
- ディーゼルモデル「Q7 50 TDI quattro」を設定
▽2023年7月の変更点
- ハイスペックモデル「SQ7」を設定
▽2020年8月の変更点
- 最新のブランドデザインを採用
- 48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたガソリンエンジンを搭載
- 大型ディスプレイを2つ採用した「デュアルスクリーンインフォテインメントシステム」を装備
- 最新の先進安全システムを搭載
スポーティ!アウディ新型Q7の外装(エクステリア)デザイン
▼アウディ新型Q7の画像
▼参考:アウディQ7(前モデル)
アウディ新型Q7の外装は、最新のデザインにより存在感がアップされています。
▼アウディ新型Q7の画像
フロントには、改良されたグリルと、よりスポーティなバンパーエアインテークを採用。
新デザインのヘッドライトには、マトリックスLEDライトが標準装備され、オプションとしてHDマトリックスLEDヘッドライトを新設定。
HDマトリックスLEDヘッドライトでは、レーザー技術を使用することで、よりクリアな視界が確保されます。
▼アウディ新型Q7の画像
▼参考:アウディQ7(前モデル)
リアもフロントのイメージにあわせデザインが変更され、新スタイルのテールランプやエキゾーストを装備。
▼アウディ新型SQ7の画像
ハイスペックモデルとして、専用デザインを採用する「SQ7」も設定されています。
最新装備!アウディ新型Q7の内装(インテリア)デザイン
アウディ新型Q7の内装は、デジタルメーターや2つの大型センターディスプレイを組み合わせた最新デザインとされています。
前席には、12.3インチディスプレイを採用するデジタルメーター「アウディバーチャルコクピット」のほか、中央には、上部10.1インチ、下部8.6インチのツインディスプレイを配置した最新インフォテインメントシステムを搭載。
シートには、マッサージとベンチレーション機能が装備されています。
改良では、最新のインフォテインメントシステムを採用することで、SpotifyやAmazon Musicなどのサードパーティアプリケーションが利用できるようになっています。
その他、新型Q7では後席に、標準の2列シート5人乗りのほか、3列シート7人乗りをオプション設定することで多人数の乗車にも対応。
ラゲッジスペースは5人乗り仕様で通常時890L、2列目シート格納時に2075L。7人乗り仕様では、3列目シートを格納した状態で770L、2列目シート格納時には1955Lが利用できるようになっています。
パワフル!アウディ新型Q7のパワートレインとスペックは?
▼アウディ新型Q7のパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【50 TDI】
V型6気筒3Lディーゼルターボエンジン
出力:272ps/61.2kgm - 【55 TFSI】
V型6気筒3Lガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:340ps/51.0kgm - 【SQ7】
V型8気筒4Lガソリンツインターボ
最高出力:507ps、最大トルク:78.5kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:4WD「Quattro」
▽海外仕様
- 【Q7 55 TFSIe】
V型6気筒3Lガソリンターボ+電気モーターPHEV
出力:394ps/61.2kgm
EV航続距離:85km - 【Q7 60 TFSIe】
V型6気筒3Lガソリンターボ+電気モーターPHEV
出力:490ps/71.4kgm
EV航続距離:85km
アウディ新型Q7では日本仕様に、ディーゼルエンジンと、最新のマイルドハイブリッドシステムを採用するガソリンエンジンが設定されています。
ディーゼルエンジンは61.2kgmもの最大トルクを発揮し、フルサイズSUVのQ7を力強く加速。
ガソリンモデルに採用されるマイルドハイブリッドシステムは、48Vの電源システム、リチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式のオルタネータースターターを装備し、減速時には最大で12kWのエネルギーを回生。
クルージングなどの低負荷走行時にはエンジンを休止し最大40秒間を惰性走行(コースティング)することで、環境性能をアップすることができるようになっています。
組み合わせられる4WDシステム「クワトロ」は、前後トルク配分を通常時40:60、路面状況にあわせ70:30から15:85に変化させることで、気持ちがいいハンドリングと強力なトラクションを両立しています。
最新システム!アウディ新型Q7の安全装備は?
アウディ新型Q7の安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。
「アダプティブドライビングアシスタント(ADA)」は、これまでのアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合し、車間距離保持機能を持つクルーズコントロールと車線維持機能により、ドライバーの疲労を軽減。
「エマージェンシーアシスト」は、ドライバーに異常が発生した際に注意を促すとともに、反応がない場合には車線を維持しながら車両を緩やかに減速、停止。
「サラウンドビューカメラ」は、車両の周囲4つのカメラの映像を合成して、上空から眺めているような映像をモニターに表示。
「カーブストーンアシスト」は、駐車などの際、タイヤ周辺の状況を3Dビューにより確認することができ、ホイールなどが縁石に接触してダメージを受けるのを防ぐことができるようになっています。
走り両立!アウディ新型Q7の燃費は?
▼アウディ新型Q7の燃費(WLTCモード値)
- 3Lガソリン:9.5km/L
アウディ新型Q7の燃費は、3Lガソリンモデルで9.5km/Lとされています。
Q7では3列シートに対応するボディサイズを持ちながらも、基礎を共有する「Q8」と同じ燃費値となっています。
7人乗り!アウディ新型Q7のボディサイズは?
▼アウディ新型Q7のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:5063×1970×1741mm
- ホイールベース:2990mm
- 乗員:7人
- ※参考
・アウディQ8
全長×全幅×全高:4986×1995×1705mm
ホイールベース:2990mm
乗員:5人
アウディ新型Q7のボディサイズは、クーペSUVのQ8より全長が長くとられ、7人乗りに対応する室内空間がつくられています。
全高は+36mmとすることで、ターゲットとなる多人数乗車時にも高い快適性が確保されています。
アップ!アウディ新型Q7の価格は?
▼アウディQ7の価格
- Audi Q7 50 TDI quattro:10,420,000円
- Audi Q7 50 TDI quattro S line:10,980,000円
- 55 TFSI quattro:10,620,000円
- 55 TFSI quattro S line:11,180,000円
- SQ7:14,190,000円
アウディ新型Q7の価格は、改良によりアップします。
前モデルは日本で1042万円からとされていましたが、新型Q7では20万円ほどのアップが見込まれています。
いつ?アウディ新型Q7の日本発売日は?
改良されたアウディQ7は2024年1月30日に発表され、欧州で受注が開始されました。
アウディはQ7を改良することで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
アウディQ7を「おさらい」
▼アウディQ7(初代)
アウディQ7 (キューセブン)は、初代が2006年に登場したフラッグシップSUVです。
3列シートに対応する大型SUVとして企画され、同グループのフォルクスワーゲン・トゥアレグ、ポルシェ・カイエンと基礎を共有して制作されました。
4WDシステムにはアウディブランドのアイデンティティとなっている「クワトロ」が採用されましたがメインターゲットは都市部のユーザーとされ、フォルクスワーゲン・トゥアレグよりオンロードでの乗り心地が重視されました。
▼アウディQ7(2代目)
現行モデルの2代目は2016年に登場し、前モデルが人気になったことからコンセプトを引き継ぎ開発。
ドア、フロントフェンダー、ボンネット、テールゲートなど、アルミの使用部位を拡大したことで約300kgの軽量化に成功。
エントリーモデルでは車重を2000kgとすることで、コストパフォーマンスに優れた2Lガソリンターボエンジンモデルも用意されました。
新型アウディQ7については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!