マクラーレンが、新しいフラッグシップハイパーカーとなる「マクラーレンW1」を2024年10月6日に発表しました。
最新技術により走行性能を高めたマクラーレン新型W1について、スペックや走行性能などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代最高峰の走り!「新型マクラーレンW1」発表!
- マクラーレン新型W1の【特徴まとめ】
- 空力最重視ボディ!マクラーレン新型W1の外装(エクステリア)デザイン
- 軽量!マクラーレン新型W1のサイズ、車体設計は?
- 走り重視!マクラーレン新型W1の内装(インテリア)デザイン
- 高出力PHEV!マクラーレン新型W1の走行性能は?
- 約3億9000万円!マクラーレン新型W1の価格は?
- いつ?マクラーレン新型W1の発売日は?
【最新情報】新世代最高峰の走り!「新型マクラーレンW1」発表!
▼マクラーレン新型W1の画像
マクラーレンW1は、プラグインハイブリッドパワートレインを搭載した新世代ハイパーカーとして制作され、2013年に発表されていたPHEVハイパーカー「マクラーレンP1」の後継モデルとなっています。
モデル名の「W1」は、50年前、マクラーレンW1の発表日と同じ10月6日にF1でドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルをWで獲得したことに由来しています。
新型マクラーレンW1は、新開発のV型8気筒4LツインターボPHEVパワートレインを採用し1275psの高出力を発揮しながら、新しいカーボン製モノコックを採用することで、車重を1399kgまで軽量化。
マクラーレンのレースでの経験から空力性能も高められ、最大で1トンものダウンフォースを獲得することができるようになっています。
▼マクラーレン新型W1の動画
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マクラーレン新型W1の【特徴まとめ】
▼マクラーレン新型W1の特徴
- ブランドの新世代ハイパーカーとして制作
- 新開発V8プラグインハイブリッドシステムを搭載
- 新開発カーボンモノコックを採用
- 1トンのダウンフォースを獲得
空力最重視ボディ!マクラーレン新型W1の外装(エクステリア)デザイン
▼マクラーレン新型W1の画像
マクラーレン新型W1の外装は、走行性能を高め、ブランドのフラッグシップとしての存在感をアップする最新デザインに仕上げられています。
ドアは、マクラーレンで初となるガルウイング「マクラーレン・アンヘドラル・ドア」とされ、低い車高ながら乗り込みをしやすく。
車体は、マクラーレンのこれまでのレース参戦の経験により最適化され、フロントタイヤ後方とリアタイヤ前方には、大きな空気の通り道を配置。
▼マクラーレンW1のリアウイングの動き
新型マクラーレンW1では、レースモードを選択することで車高がフロント37mm、リア17mmダウンされ、「マクラーレン・アクティブ・ロングテール」と名付けられたリアウイングは300mmも後方に移動。
走行時にはフロント350kg、リア650kg、合計最大1トンにもなるダウンフォースにより、鋭いコーナリングができるようになっています。
軽量!マクラーレン新型W1のサイズ、車体設計は?
▼マクラーレン新型W1のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4635×2074×1182mm
- ホイールベース:2680mm
- 車重:1399kg
マクラーレン新型W1には、走行性能を高めるため、新設計のカーボン製モノコックボディが採用されています。
これにより車重は1000馬力を超えるマシンでは驚異的な1399kgを実現。
パワーウェイトレシオは、1トンあたり911psまで高められています。
走り重視!マクラーレン新型W1の内装(インテリア)デザイン
マクラーレン新型W1の内装は、高い走行性能を最大限に楽しむことができる仕上げとされています。
ディスプレイには、デジタルメーターと、Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応する8.0インチのタッチスクリーンを採用するシンプルな仕上げに。
シートはモノコックボディと一体化することで、70mmのホイールベース短縮に貢献し、鋭いコーナリング性能を実現。
前後に移動できるペダルボックスにより、ドライバーの体格にあわせることができるようになっています。
高出力PHEV!マクラーレン新型W1の走行性能は?
▼マクラーレン新型W1のパワートレインとスペック
- パワートレイン:V型8気筒4Lツインターボ+モーター
- エンジン出力:928ps/9200rpm
- モーター出力:347ps
- システム合計出力:1275ps/136.7kgm
- 0-100km/h加速:2.7秒
- 0-200km/h加速:5.8秒
- 0-300km/h加速:12.7秒
- 最高速度:350km/h(リミッター)
- バッテリー容量:1.384kWh
- EV航続距離:2.6km
- トランスミッション:8速デュアルクラッチ
- 駆動方式:MR
マクラーレン新型W1には、新開発されたPHEVパワートレインが搭載されています。
▼参考:マクラーレンP1のスペック
- パワートレイン:V型8気筒 3.8L ツインターボ+モーター
- 最高出力:916ps
- 最大トルク:91.8kgm
- ミッション:7速デュアルクラッチ
- 0-100km/h加速:2.8秒
- 0-400m加速:9.8秒
- 最高速度:350km/h(リミッター)
前モデルとなる「マクラーレンP1」では、V型8気筒3.8Lツインターボに電気モーターを組み合わせ916ps/91.8kgmとされていましたが、新型マクラーレンW1では新開発したV型8気筒4Lツインターボ+プラグインハイブリッドシステムを採用。
駆動方式は、1000馬力を超える他のハイパーカーで4WDとされることが多くなっていますが、マクラーレンW1では車体を軽量化しコーナリング性能を高めるために後輪駆動を維持。
充電にも対応するバッテリーは、高出力のモーターを駆動するために最小限必要となる1.384kWhの容量、EV航続距離はわずか2.6kmとされていますが、エンジンとモーターをあわせたシステム出力は1275ps/136.7kgmが実現されています。
また、新型マクラーレンW1では、フロントサスペンションに、レーシングカーからくるインボード方式、プッシュロッド式サスペンションを採用し、新開発のカーボン製モノコックに直接組付けることで、走行性能を高めながら重量が抑えられています。
約3億9000万円!マクラーレン新型W1の価格は?
▼マクラーレン新型W1の価格
- 200万ポンド〜(約3億9000万円)
マクラーレン新型W1の価格は、約3億9000万円とされています。
生産される車両は、オーナーの要望にあわせるパーソナライゼーションにより、無限のカスタムが可能とされています。
いつ?マクラーレン新型W1の発売日は?
マクラーレン新型W1は、2024年10月6日にワールドプレミアされました。
生産台数は世界限定で399台とされ、事前の顧客への案内により完売しています。
マクラーレンは新世代フラッグシップモデルを設定することで、ブランドの魅力をアピールしていく予定です。
新型マクラーレンW1については今後も情報を追加していきます。お楽しみに!