スバルが、コンパクトカー「ジャスティ」の改良発売を2024年12月12日に発表しました。価格は2,169,200円~2,394,400円となっています。
改良により変更されたスバル新型ジャスティについて、スペックや価格などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】現行モデル販売継続!スバル「新型ジャスティ」改良発売!
- スバル新型ジャスティの【変更点まとめ】
- 216万円からにアップ!スバル新型ジャスティの価格は?
- 洗練!スバル新型ジャスティの外装(エクステリア)デザイン
- 質感UP!スバル新型ジャスティの内装(インテリア)デザイン
- 軽快!スバル新型ジャスティのエンジンとスペックは?
- 充実!スバル新型ジャスティの安全装備は?
- 良好!スバル新型ジャスティの燃費は?
- 使いやすく!スバル新型ジャスティのボディサイズは?
- いつ?スバル新型ジャスティの発売日は?
- スバル・ジャスティを「おさらい」
【最新情報】現行モデル販売継続!スバル「新型ジャスティ」改良発売!
スバル・ジャスティは、ダイハツが販売する「トール」のOEMモデルとなっており、トヨタが販売する「ルーミー」とともに、その使い勝手の良さが人気になっています。
改良された新型ジャスティでは、9インチディスプレイオーディオを標準装備。
また、リヤビューカメラを標準採用することで最新の法規に対応しています。
▼スバル・ジャスティ(次世代モデル)
【スバル新型ジャスティ】フルモデルチェンジ「ハイブリッド設定!」発売!
▼ダイハツ・トール(OEM元モデル)
▼トヨタ・ルーミー(兄弟モデル)
スバル新型ジャスティの【変更点まとめ】
▼スバル新型ジャスティの変更点
- 9インチディスプレイオーディオを標準装備
- リヤビューカメラを標準装備
▽2022年9月の変更点
- 最新の法規に対応
- オプション「コンフォートパッケージ」に「ナノイーX」を新設定
- ボディカラーから「ブリリアントカッパークリスタルマイカ」を廃止
▽2020年9月の変更点
- 新しいデザインを採用
- 最新安全システム「スマートアシスト」を採用。
全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールなどを搭載 - 電子制御パーキングブレーキを採用し、オートブレーキホールド機能を搭載
- 助手席アッパートレイをティッシュBOXが収納できるサイズに拡大
- ドア機能に、「タッチ&ゴーロック機能」「ウェルカムドアロック解除」「ウェルカムオープン機能」を追加
- ボディカラーに新色「ターコイズブルーマイカメタリック」を設定
- シート形状、シート表皮を変更
- WLTCモード燃費値に対応
216万円からにアップ!スバル新型ジャスティの価格は?
▼スバル新型ジャスティの価格
▽1L自然吸気エンジン
- ジャスティ
FF:2,169,200円、4WD:2,394,400円
スバル新型ジャスティの価格は、改良によりアップしています。
現行モデルは2022年から価格調整が行われずに販売されており、新型ジャスティでは装備の充実と原材料価格の高騰により194,600円のアップとなっています。
▼参考:スバル・ジャスティ【前モデル】の価格
▽1L自然吸気エンジン
-
ジャスティ
FF:1,974,600円、4WD:2,174,800円
洗練!スバル新型ジャスティの外装(エクステリア)デザイン
▼スバル新型ジャスティ
スバル新型ジャスティの外装は、2020年の改良にあわせ変更されています。
▼スバル・ジャスティ(改良前ベースモデル)
▼スバル・ジャスティカスタム(改良前)
改良では、トヨタ「タンク」が「ルーミー」に統合されたことから、ジャスティの前モデルで採用されていたベースモデルのデザインが廃止され、新型ジャスティではベースグレードがトヨタ「ルーミー」とダイハツ「トール」のカスタムモデルのデザインとなっています。
質感UP!スバル新型ジャスティの内装(インテリア)デザイン
スバル新型ジャスティの内装は2020年の改良時に、質感と使い勝手を両立したデザインとされています。
改良では、新たに座り心地とホールド性を向上したシート形状を採用。
助手席アッパートレイは、ティッシュBOXを収納できるサイズに拡大されています。
加えて、パーキングブレーキは足踏みペダル式から電子制御パーキングブレーキに変更することで、オートブレーキホールド機能も搭載されています。
新型ジャスティでは、リヤシートのリクライニング角度を最大70度まで倒すことができ、車中泊も可能な空間を確保。
室内には、大きな空間を便利に使えるように多彩な収納スペースを配置。
フロントシートセンターには、バッグを置くスペースも用意されるなど、手軽さが追求されています。
このスペースを使用し、雨天時などにフロントとリアシートを車外へ出ることがなく移動することもできるようになっており、前後乗員間距離は最大1105mmの広さになっています。
リアシートは240mmのスライドが可能となっているほか、ドリンクホルダーを持つテーブルが用意され、5人が快適にドライブを楽しむことができるように。
ラゲッジスペースは幅を拡大しながら高さが抑えられ、荷物の積み下ろしをしやすく設計。
ラゲッジスペースはデッキボードを跳ね上げることで高さのある荷物に対応するほか、付属する防汚シートと1500mmを超える荷室長を使用し自転車も搭載することができるようになっています。
▼スバル新型ジャスティの室内サイズと比較
- 室内長×室内幅×室内高
ジャスティ:2180×1480×1355mm - 乗員:5人乗り
軽快!スバル新型ジャスティのエンジンとスペックは?
▼直列3気筒1Lターボエンジン「1KR-VET」
▼スバル新型ジャスティのエンジンとスペック
- 【NA(自然吸気)エンジン】
エンジン:直列3気筒1L「1KR-FE」
出力:69ps/9.4kgm - 【ターボエンジン】【廃止】
エンジン:直列3気筒1Lターボ「1KR-VET」
出力:98ps/14.3kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
スバル新型ジャスティは2020年の改良時に、それまで設定されていたターボエンジンが廃止され、直列3気筒1L自然吸気エンジンが搭載されています。
1L自然吸気エンジンは、吸気ポートのデュアルインジェクター&デュアルポート化を行うとともに、ピストン形状の最適化による高圧縮比、低フリクション化を実施することで滑らかな加速感と高い燃費性能を実現。
乗り味は、ボディとサスペンションの高剛性化を図ることでステアリング操作に対し車体姿勢がスムーズに連動し、運転時のストレス軽減に寄与するとともに快適な乗り心地に仕上げられています。
充実!スバル新型ジャスティの安全装備は?
スバル新型ジャスティの安全システムには、「スマートアシスト」が搭載されています。
スマートアシストではステレオカメラ搭載により、衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能を、夜間歩行者検知、追従二輪車検知に対応させるとともに、検知距離、対応速度の向上を実現。
また、以下の機能を追加することで安全性が高められています。
▼スマートアシストの新機能
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
- 路側逸脱警報機能
- ふらつき警報
- 標識認識機能(進入禁止、一時停止、最高速度)
- ADB(アダプティブドライビングビーム)
- サイドビューランプ
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
良好!スバル新型ジャスティの燃費は?
▼スバル新型ジャスティの燃費
- 1L自然吸気エンジン:18.4km/L
スバル新型ジャスティの燃費は、2020年の改良時に実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値に対応し、18.4km/Lとなっています。
前モデルは以前の燃費規格であるJC08モード値で24.6km/Lとされていましたが、 6.2km/Lの変更となっています。
▼参考:ジャスティ(前モデル)の燃費
※JC08モード値
- 1L自然吸気エンジン:24.6km/L
使いやすく!スバル新型ジャスティのボディサイズは?
▼スバル新型ジャスティのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3705×1670×1735mm
- ホイールベース:2490mm
- 最低地上高:130mm
- 車重:1090kg
スバル新型ジャスティのボディサイズは、軽自動車からのクラスアップユーザーに対応する扱いやすいサイズとされています。
ホイールベースは2490mmに抑えることで、取り回しのしやすさも高められています。
いつ?スバル新型ジャスティの発売日は?
改良されたスバル新型ジャスティは、2024年11月から開始された新しい保安基準の対応が間に合わないため2024年10月末に前モデルの生産を停止、2024年12月に生産を再開し、2024年12月12日に発売されました。
スバル・ジャスティは、当初2024年内の次世代モデルへのフルモデルチェンジが予定されていましたが、ダイハツの認証不正問題による新車開発プロジェクトの大幅見直しにより延期され、現行モデルを改良することにより販売を継続。
スバルは主力コンパクトカーであるジャスティを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
スバル・ジャスティを「おさらい」
▼スバル・ジャスティ(初代)
スバル・ジャスティ(JUSTY)は、初代が1986年に登場したコンパクトカーです。
車名の「JUSTY」の由来は、英語で「丁度良い」や「ぴったり」を表す「Just(ジャスト)」からくる造語になっています。
初代は、軽自動車のスバル「レックス」をベースにボディを拡大したモデルとして開発され、エンジンは直列3気筒1L、ボディタイプは3ドアと5ドアのハッチバックが用意されました。
1994年まで販売が継続されましたが、1989年発売のスバル・レガシィが大ヒットとなり、ダウンサイズしたスバル・インプレッサへの開発コスト集中が必要と判断されたことから、自社で後継車の開発は行われませんでした。
▼スバル・ジャスティ(2代目)
▼スバル・ジャスティ(3代目)
2代目以降は欧州専用のOEM提供を受けるモデルとして用意され、2代目と3代目はスズキと契約。
2代目はスズキの欧州名「スイフト」(日本名:カルタス)、3代目は欧州名「イグニス」(日本名:スイフト/初代)と基本を共通したモデルとされました。
▼スバル・ジャスティ(4代目)
欧州で2007年に発売された4代目では、トヨタとの関係が深まったことからグループ会社のダイハツ「シリオン」(日本名:ブーン)を販売。
通算5代目となる現行モデルは、2016年に日本で復活(日本向けとしては2代目)。
ダイハツが開発した「トール」をベースとし、トヨペット店とネッツ店で販売される「タンク」(2020年にルーミーに統合)、トヨタ店とカローラ店で販売される「ルーミー」、スバル「ジャスティ」と、基本共通の4モデル展開とされました。
コンセプトは、Living(リビング)とDriving(ドライビング)を掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」とされ、自宅のような快適性を持つクルマとしてつくられました。
登場前に販売されていたトヨタ「bB」「ラクティス」、ダイハツ「COO」、スバル「DEX」「トレジア」を統合し、両側スライドドアにより高い利便性が確保されたことで安定した販売を記録するモデルになっています。
新型スバル・ジャスティについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!