アウディが、コンパクトカー「A3」のビッグマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力をアップしたアウディ新型A3について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】リフレッシュ!アウディ「新型A3」ビッグマイナーチェンジ発表!
- アウディ新型A3の【変更点まとめ】
- 迫力UP!新型A3の外装(エクステリア)デザインは?
- 最新装備!アウディ新型A3の内装(インテリア)デザインは?
- パワフル!アウディ新型A3のパワートレインとスペックは?
- 走り両立!アウディ新型A3の燃費は?
- 最新システム!アウディ新型A3の安全装備は?
- 拡大!アウディ新型A3のボディサイズは?
- アップ!アウディ新型A3の価格は?
- いつ?アウディ新型A3の発売日は?
- アウディA3を「おさらい」
【最新情報】リフレッシュ!アウディ「新型A3」ビッグマイナーチェンジ発表!
▼アウディ新型A3の画像
アウディが「A3」のマイナーチェンジを発表しました。
アウディA3は、ブランドの主力コンパクトカーとしてラインナップされ、現行モデルは日本で2021年5月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
改良された新型A3では、新しいエクステリアデザインを採用。
インテリアでも、配置やデザインを見直し、質感をアップ。
▼新型A3オールストリート(allstreet)の画像
加えて、車高をアップし走破性能を高めたクロスオーバーモデル「A3オールストリート」が設定されています。
アウディ新型A3は2024年3月12日にワールドプレミアされ、欧州での受注が開始されました。
▼アウディ新型A3の動画
▼アウディA1
▼アウディQ3
【アウディ新型Q3】「新世代!」フルモデルチェンジ!最新情報、スペック、サイズ、価格は?
アウディ新型A3の【変更点まとめ】
▼アウディ新型A3の変更点
- 新しいデザインを採用
- インテリアのデザイン、配置を見直し
- クロスオーバー「A3オールストリート」を設定
▽2021年11月の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「RS3」を設定
▽2021年5月フルモデルチェンジ時の変更点
- ボディサイズを拡大
- マイルドハイブリッドシステムを組み合わせた最新の1Lターボエンジンを設定
- インテリアに最新の「Audi Virtual Cockpit」を採用
- 3ドアモデルを廃止
迫力UP!新型A3の外装(エクステリア)デザインは?
▼アウディ新型A3スポーツバックの画像
▼参考:アウディA3スポーツバック(前モデル)
アウディ新型A3の外装は、新しいデザインを採用することにより質感が高められています。
フロントはグリルをワイド化し、シャープなデザインとされたバンパーを採用。
▼アウディ新型A3スポーツバックの画像
▼参考:アウディA3スポーツバック(前モデル)
リアは「RS」モデルからインスピレーションを得たバンパー、ディフューザーによりスポーティな印象をアップ。
▼アウディ新型A3セダンの画像
▼参考:アウディA3セダン(前モデル)
ボディタイプにはハッチバックのほかA3セダンも設定され、幅広いニーズに対応。
▼新型A3オールストリートの画像
また、車高の15mmアップのほか、大型化されたタイヤにより地上高を30mmアップしたクロスオーバー「A3オールストリート」も設定。
新型A3オールストリートでは、17インチホイールに加え、オプションで18インチと19インチのホイールが設定されています。
最新装備!アウディ新型A3の内装(インテリア)デザインは?
アウディ新型A3の内装は、最新のデザインを採用することにより質感が高められています。
改良では、新しいエアダクトや照明、調節可能なアームレストを備えた新設計のセンターコンソール、配置が見直されたオプションのSonosサウンドシステムを採用。
10.1インチのインフォテインメントディスプレイと4つのUSB-Cポートが装備されています。
その他、アウディA3では、ラゲッジ容量をA3スポーツバックで通常時380L、後席を収納することで最大1,200L、A3セダンでは425Lを使用することができるようにすることで利便性が高められています。
パワフル!アウディ新型A3のパワートレインとスペックは?
▼アウディ新型A3のパワートレインとスペック
- 【35 TFSI】
直列4気筒1.5Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
最高出力:148ps/25.5kgm - 【40 TFSI】
直列4気筒2Lガソリンターボ
最高出力:190ps/32.6kgm - 【A3 40 TFSI e】
直列4気筒1.4Lターボ + モータープラグインハイブリッド
最高出力:204ps
EV航続距離:67km - 【A3 45 TFSI e】
直列4気筒1.4Lターボ + モータープラグインハイブリッド
最高出力:245ps/40.8kgm
EV航続距離:63km - 【S3】
直列4気筒2Lガソリンターボ
最高出力:333ps/42.8kgm
最高速度:250km/h(リミッター) - 【RS3】
直列5気筒2.5Lガソリンターボ
最高出力:400ps/51.0kgm
0-100km/h加速:3.8秒 - トランスミッション:7速デュアルクラッチ
- 駆動方式:FF or 4WD「Quattro」
アウディ新型A3のパワートレインには、1.5Lから2.5Lのエンジンが設定されます。
1.5Lターボエンジンは、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と48Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドドライブシステムを組み合わせることで低燃費化を図るとともに、加速時にはモーターによるアシストによって走行性能を向上。
2Lターボエンジンは、4WDシステム「quattro」と組み合わせることで、高い走行性能を発揮。
改良では、ハイスペックモデルの「S3」で、エンジン出力を310ps/40.8kgmから333ps/42.8kgmまで引き上げるほか、7速デュアルクラッチトランスミッションの変速時間を半分まで短縮することで走行性能をアップ。
その他、新型A3ではプラグインハイブリッドモデルも設定され、充電した電力を使用することで日常の走行をカバーすることができるようになります。
走り両立!アウディ新型A3の燃費は?
▼アウディ新型A3の燃費(WLTCモード値)
- 2Lガソリンターボ:13.5km/L
アウディ新型A3の燃費は、走行性能を重視しながら、最新パワートレインにより高められます。
2Lターボ車は13.5km/Lとされ、高スペックを楽しむことができるようになります。
最新システム!アウディ新型A3の安全装備は?
アウディ新型A3の安全装備には、ブランドの先進安全システムが採用されています。
システムには、従来のアダプティブクルーズコントロールやアクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合した「アダプティブクルーズアシスト」を設定。
前走車の追従機能に加えて、車線からのはみ出しを自動で修正する車線維持機能により、ドライバーの疲労が軽減されます。
拡大!アウディ新型A3のボディサイズは?
▼アウディ新型A3のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
A3スポーツバック:4345×1815×1450mm
A3セダン:4495×1815×1425mm - ホイールベース:2635mm
- ※参考
アウディA3(前モデル)
・全長×全幅×全高
A3スポーツバック:4325×1785×1450mm
A3セダン:4465×1795×1405mm
・ホイールベース:2635mm
アウディ新型A3のボディサイズは、前世代から拡大されています。
拡大幅はスポーツバックで全長+20mm、全幅+30mmとされ、これによりフロントのヘッドルームは+7mm、エルボールームは+6mm、後席ではショルダールームが+2mm、エルボールームが+3mmと広い室内空間がつくられています。
ボディタイプでは3ドアモデルが廃止され、5ドアハッチバックとセダンが用意されています。
アップ!アウディ新型A3の価格は?
▼アウディA3の価格
▽A3スポーツバック
- 30 TFSI:3,360,000円
- 30 TFSI advanced:3,680,000円
- 30 TFSI S line:4,120,000円
- 40 TFSI quattro advanced:4,660,000円
- 40 TFSI quattro S line:5,090,000円
- S3:6,810,000円
- RS3:8,300,000円
▽A3セダン
- 30 TFSI:3,550,000円
- 30 TFSI advanced:3,870,000円
- 30 TFSI S line:4,310,000円
- 40 TFSI quattro advanced:4,850,000円
- 40 TFSI quattro S line:5,280,000円
- S3:7,000,000円
- RS3:8,490,000円
アウディ新型A3の価格は、改良にあわせアップします。
しかし、新規ユーザーも多いブランドの主力モデルであることからアップ幅は抑えられ、10万円ほどの変更が見込まれています。
いつ?アウディ新型A3の発売日は?
マイナーチェンジしたアウディ新型A3は、2024年3月12日にワールドプレミアされ、欧州での受注が開始されました。
アウディは主力モデルのA3をリフレッシュすることで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
アウディA3を「おさらい」
▼アウディA3(初代)
アウディA3は、初代が1996年に登場したコンパクトカーです。
「小さな高級車」をコンセプトとし、デビュー当時はアウディのエントリーモデルとされ、その後さらにコンパクトな「A1」が登場しました。
翌年の1997年に登場するフォルクスワーゲン・ゴルフIVと基礎を共有したことから、縦置きエンジンとFFというアウディ独自のレイアウトではなく、一般的な横置きエンジンFF車とされました。
▼アウディA3(2代目)
2003年に登場した2代目では、フォルクスワーゲン・ゴルフVと基礎を共有。
ボディタイプは初代から3ドアと5ドアのハッチバックが用意されていましたが、日本では2006年に3ドアモデルが廃止されました。
前モデルの3代目は2012年に発表され、ホイールベースを60mm延長することで室内空間を大型化。
全長はオーバーハングを切り詰めたことで35mmの拡大に抑えられました。
2013年に新しいボディタイプとしてA3セダンが設定され、日本ラインナップは5ドアハッチバックのA3スポーツバックとA3セダンの2種類になっています。
新型アウディA3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!