アウディが、コンパクトカー「A3」のビッグマイナーチェンジ日本発売を2024年12月12日に発表しました。
改良により魅力をアップしたアウディ新型A3について、スペックや価格などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】進化!アウディ「新型A3」ビッグマイナーチェンジ日本発売!
- アウディ新型A3の【変更点まとめ】
- 迫力UP!新型A3の外装(エクステリア)デザインは?
- 最新装備!アウディ新型A3の内装(インテリア)デザインは?
- パワフル!アウディ新型A3のパワートレインとスペックは?
- 走り両立!アウディ新型A3の燃費は?
- 最新システム!アウディ新型A3の安全装備は?
- 拡大!アウディ新型A3のボディサイズは?
- 399万円から!アウディ新型A3の価格は?
- いつ?アウディ新型A3の発売日は?
- アウディA3を「おさらい」
【最新情報】進化!アウディ「新型A3」ビッグマイナーチェンジ日本発売!
▼アウディ新型A3の画像
アウディA3は、ブランドの主力コンパクトカーとしてラインナップされ、現行モデルは日本で2021年5月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
改良された新型A3では、新しいエクステリアデザインを採用。
Audi A3シリーズモデルとして初めて、MMI(マルチメディアインターフェース)ナビゲーションシステムのタッチパネルから、最大で4つのデザインパターンを選択することができるデジタルデイタイムランニングライトを標準装備。
パワートレインには新たに直列4気筒1.5Lエンジンが採用され、48Vマイルドハイブリッドシステムを採用することで、高い走行性能と環境性能を両立。
インテリアでは、10.25インチデジタルメーターとアンビエントライティング、フロントセンターアームレストを標準採用。
安全システムには、システムが前方の歩行者や先行車に衝突する恐れがあると判断すると警告を行い、必要に応じて衝突被害軽減ブレーキを作動させるアウディプレセンスフロントと、車両後方およびサイドをリヤレーダーにより監視し、安全性と快適性をさらに高める、サイドアシスト、エグジットワーニング、リヤクロストラフィックアシストが標準装備されています。
また、導入記念限定車として「1st edition」を設定。
(導入台数は、A3 Sportback advanced 1st edition 限定280台、A3 Sportback S line 1st edition 限定70台、A3 Sedan S line 1st edition 限定200台)
「1st edition」では、ナビゲーションパッケージを標準として利便性を高めるとともに、マルチカラーアンビエントライティングに、イルミネーテッドドアパネルを追加したアンビエントライティングプロにより、インテリアを自分好みの色に彩ることができるように。
A3 Sportback advanced 1st editionのインテリアには、ラグジュアリーパッケージで提供するパーシャルレザーに専用カラーのブラウンを組み合わせ。
A3 Sportback S line 1st editionおよびA3 Sedan S line 1st editionは、インテリアにレッドステッチをプラスしたパーシャルレザーを含むS line plusパッケージ、ブラックAudi rings & ブラックスタイリングパッケージを加え、Audi Sport製ブラックの18インチアルミホイールを装備し、A3のスポーティーなキャラクターをさらに高め、精悍さが強調されています。
▼アウディA1
▼アウディQ3
【アウディ新型Q3】「新世代!」フルモデルチェンジ!最新情報、スペック、サイズ、価格は?
アウディ新型A3の【変更点まとめ】
▼アウディ新型A3の変更点
- 新しいデザインを採用
- インテリアのデザイン、配置を見直し
- 48Vマイルドハイブリッドを採用した1.5Lエンジンを設定
- A3として初めてデジタルデイタイムランニングライトを標準装備
- 10.25インチデジタルメーターとアンビエントライティング、フロントセンターアームレストを標準装備
- 安全システムに、アウディプレセンスフロント、サイドアシスト、エグジットワーニング、リヤクロストラフィックアシストを標準装備
▽2021年11月の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「RS3」を設定
▽2021年5月フルモデルチェンジ時の変更点
- ボディサイズを拡大
- マイルドハイブリッドシステムを組み合わせた最新の1Lターボエンジンを設定
- インテリアに最新の「Audi Virtual Cockpit」を採用
- 3ドアモデルを廃止
迫力UP!新型A3の外装(エクステリア)デザインは?
▼アウディ新型A3スポーツバックの画像
▼参考:アウディA3スポーツバック(前モデル)
アウディ新型A3の外装は、新しいデザインを採用することにより質感が高められています。
フロントはグリルをワイド化し、シャープなデザインとされたバンパーを採用。
また、A3シリーズモデルとして初めて、デジタルデイタイムランニングライトを標準装備。
デジタルデイタイムランニングライトは、LEDおよびマトリクスLEDヘッドライトのハウジング上端に3列に配置された24個のピクセルエレメントを使用して作成され、シグネチャーパターンは、LEDヘッドライトで3種類、マトリクスLED ヘッドライトでは4種類から選択できるようになっています。
▼アウディ新型A3スポーツバックの画像
▼参考:アウディA3スポーツバック(前モデル)
リアは「RS」モデルからインスピレーションを得たバンパー、ディフューザーによりスポーティな印象をアップ。
▼アウディ新型A3セダンの画像
▼参考:アウディA3セダン(前モデル)
ボディタイプにはハッチバックのほかA3セダンも設定され、幅広いニーズに対応。
▼新型A3オールストリートの画像
また海外では、車高の15mmアップのほか、大型化されたタイヤにより地上高を30mmアップしたクロスオーバー「A3オールストリート」も設定。
新型A3オールストリートでは、17インチホイールに加え、オプションで18インチと19インチのホイールを設定。
▼アウディ新型S3の画像
▼アウディ新型RS3の画像
さらにアウディA3には、専用のデザインにより迫力あるスタイルとされたハイスペックモデル「S3」、ハイパフォーマンスモデル「RS3」も設定されています。
最新装備!アウディ新型A3の内装(インテリア)デザインは?
アウディ新型A3の内装は、最新のデザインを採用することにより質感が高められています。
改良では、新しいエアダクトや照明、調節可能なアームレストを備えた新設計のセンターコンソールを採用。
10.25インチデジタルメーターとアンビエントライティング、フロントセンターアームレストが標準採用されています。
その他、アウディA3では、ラゲッジ容量をA3スポーツバックで通常時380L、後席を収納することで最大1,200L、A3セダンでは425Lを使用することができるようにすることで利便性が高められています。
パワフル!アウディ新型A3のパワートレインとスペックは?
▼アウディ新型A3のパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【30 TFSI】
直列4気筒1.5Lガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド
最高出力:116ps/22.4kgm - トランスミッション:7速デュアルクラッチ
- 駆動方式:FF
▽海外仕様
- 【A3 40 TFSI e】
直列4気筒1.4Lターボ + モータープラグインハイブリッド
最高出力:204ps
EV航続距離:143km - 【A3 45 TFSI e】
直列4気筒1.4Lターボ + モータープラグインハイブリッド
最高出力:272ps
EV航続距離:143km - 【S3】
直列4気筒2Lガソリンターボ
最高出力:333ps/42.9kgm
最高速度:250km/h(リミッター) - 【RS3】
直列5気筒2.5Lガソリンターボ
最高出力:400ps/51.0kgm
0-100km/h加速:3.8秒 - トランスミッション:7速デュアルクラッチ
- 駆動方式:FF or 4WD「Quattro」
アウディ新型A3のパワートレインには、最新の1.5Lエンジンが設定されています。
1.5Lエンジンは、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と、48Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドドライブシステムを組み合わせることで、さらなる低燃費を実現するとともに、加速時にはモーターによるアシストを行い、走行性能をアップしています。
アウディA3ではその他、海外で設定されるプラグインハイブリッドモデルのバッテリー容量を従来の13kWhから25.7kWhに拡大することで、EV航続距離を143kmに延長。
ハイスペックモデルの「S3」で、出力を310ps/40.8kgmから333ps/42.9kgmまで引き上げたほか、7速デュアルクラッチトランスミッションの変速時間を半分まで短縮。
後輪間のトルク配分はハイパフォーマンスモデル「RS3」からくるリアトルクスプリッターにより完全可変とされ、新しく追加されたダイナミックプラスモードでよりリア寄りのトルク配分による鋭い走り味を楽しむことができるように。
「RS3」では、新しいアルゴリズムを採用したアダプティブダンパーと改善されたブレーキトルクベクタリングシステムを採用することで、走行性能が高められています。
走り両立!アウディ新型A3の燃費は?
▼アウディ新型A3の燃費(WLTCモード値)
- 1.5Lガソリン+マイルドハイブリッド:17.9km/L
アウディ新型A3の燃費は、走行性能を重視しながら、最新パワートレインにより高められます。
1.5Lガソリンマイルドハイブリッドは17.9km/Lとされ、軽快な走りと環境性能が両立されています。
最新システム!アウディ新型A3の安全装備は?
アウディ新型A3の安全装備には、ブランドの先進安全システムが採用されています。
システムには、従来のアダプティブクルーズコントロールやアクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合した「アダプティブクルーズアシスト」を設定。
前走車の追従機能に加えて、車線からのはみ出しを自動で修正する車線維持機能により、ドライバーの疲労を軽減することができるようになっています。
拡大!アウディ新型A3のボディサイズは?
▼アウディ新型A3のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
A3スポーツバック:4345×1815×1450mm
A3セダン:4495×1815×1425mm - ホイールベース:2635mm
- ※参考
アウディA3(前世代)
・全長×全幅×全高
A3スポーツバック:4325×1785×1450mm
A3セダン:4465×1795×1405mm
・ホイールベース:2635mm
アウディ新型A3のボディサイズは、前世代から拡大されています。
拡大幅はスポーツバックで全長+20mm、全幅+30mmとされ、これによりフロントのヘッドルームは+7mm、エルボールームは+6mm、後席ではショルダールームが+2mm、エルボールームが+3mmと広い室内空間がつくられています。
ボディタイプでは3ドアモデルが廃止され、5ドアハッチバックとセダンが用意されています。
399万円から!アウディ新型A3の価格は?
▼アウディ新型A3の価格
▽A3スポーツバック
- A3 Sportback 30 TFSI advanced:3,990,000円
- A3 Sportback 30 TFSI S line:4,270,000円
▽A3セダン
- A3 Sedan 30 TFSI advanced:4,180,000円
- A3 Sedan 30 TFSI S line:4,460,000円
▼導入記念限定車
- A3 Sportback Advanced 1st edition:4,990,000円【280台限定】
- A3 Sportback S line 1st edition:5,450,000円【70台限定】
- A3 Sedan S line 1st edition:5,690,000円【200台限定】
アウディ新型A3の価格は、399万円からとなっています。
セダンは19万円アップから選択できるようになっており、導入記念車として「1st edition」も設定されています。
いつ?アウディ新型A3の発売日は?
マイナーチェンジしたアウディ新型A3は、2024年3月12日にワールドプレミアされ、日本で2024年12月12日に発売されました。
アウディは主力モデルのA3をリフレッシュすることで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
アウディA3を「おさらい」
▼アウディA3(初代)
アウディA3は、初代が1996年に登場したコンパクトカーです。
「小さな高級車」をコンセプトとし、デビュー当時はアウディのエントリーモデルとされ、その後さらにコンパクトな「A1」が登場しました。
翌年の1997年に登場するフォルクスワーゲン・ゴルフIVと基礎を共有したことから、縦置きエンジンとFFというアウディ独自のレイアウトではなく、一般的な横置きエンジンFF車とされました。
▼アウディA3(2代目)
2003年に登場した2代目では、フォルクスワーゲン・ゴルフVと基礎を共有。
ボディタイプは初代から3ドアと5ドアのハッチバックが用意されていましたが、日本では2006年に3ドアモデルが廃止されました。
前モデルの3代目は2012年に発表され、ホイールベースを60mm延長することで室内空間を大型化。
全長はオーバーハングを切り詰めたことで35mmの拡大に抑えられました。
2013年に新しいボディタイプとしてA3セダンが設定され、日本ラインナップは5ドアハッチバックのA3スポーツバックとA3セダンの2種類になりました。
新型アウディA3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!