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約5.8億円!【フェラーリ新型F80】史上最高1200馬力はV6 HEV!「ラ・フェラーリ後継!」2024年10月17日発表!

フェラーリが、およそ10年ごとに発表するブランドを象徴する最高峰モデルの新世代「フェラーリF80」を2024年10月17日に発表しました。

 

最新技術により性能をアップした新型F80について、スペックや価格などを詳しくご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】ル・マン由来の超高出力V6!フェラーリ「新型F80」発表!

▼新型フェラーリF80の画像

フェラーリF80は、2013年に発表されていた「ラ・フェラーリ」の後継となるブランドの最上級限定モデルとして制作され、これまでブランドの上級モデルに採用されていたV型12気筒エンジンから、ル・マンで優勝したレーシングカー「499P」からくるV型6気筒エンジンに変更し、3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。

 

エンジン出力は排気量3Lながら驚異の900ps/86.7kgm、システム合計出力はフェラーリ史上最高となる1200馬力とされ、フェラーリ初の全輪駆動ハイパーカーに。

 

専用のカーボン製シャシーも採用することにより車重は1525kgまで軽量化され、0-100km/h加速タイム2.15秒のハイパフォーマンスを実現。

 

しなやかな動きとスタビライザーの除去を両立するアクティブサスペンションや、従来のブレーキシステムから機械的強度を2倍、熱伝導率を300%アップしたCCM-R Plusカーボンブレーキも採用されています。

 

▼新型フェラーリF80の動画

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フェラーリ新型F80の【特徴まとめ】

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▼フェラーリ新型F80の特徴

  • 最新のV型6気筒ターボエンジンと3基のモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載、ブランド初の4WDハイパーカーに
  • 専用カーボン製シャシーにより軽量化
  • レーシングカーからくるノウハウにより、空力性能を向上
  • アクティブサスペンションを採用し、スタビライザーを除去
  • 新開発CCM-R Plusカーボンブレーキを採用

 

1,000kgの空力!フェラーリ新型F80の外装(エクステリア)デザイン

▼フェラーリ新型F80の画像

フェラーリF80は、最新のエクステリアデザインにより走行性能が高められています。

 

フロントには、過去に販売された「365GTB/4」を思わせるグロスブラックのパーツを採用。

 

バンパーのエアインテークからフロントフード上面に空気を導く「Sダクト」により、フロントにダウンフォースを発生。

 

リアでも大型のディフューザーとアクティブリアウィングを採用することにより、フェラーリ新型F80では、時速250kmで1,000kgものダウンフォースを獲得することができるように。

 

また車体は、フェラーリの通常モデルではアルミニウム製とされていますが、F80では衝突安全性を高めるためのフロントとリアのサブフレーム以外をカーボン製とすることで軽量化されています。

 

+1レイアウト!新型F80の内装(インテリア)デザイン

フェラーリ新型F80の内装は、専用の設計によりドライビングに集中できる空間がつくられています。

 

内装レイアウトは「+1」と呼ばれ、調整可能なドライバー用のバケットシートより後方に助手席をずらして配置することで、走行性能を高めるためのキャビンの小型化を実現。

 

センターコンソールをドライバーに向けて大きく傾斜させて設置することで、シングルシーターのような感覚に。

 

また新型F80には、今後、他のフェラーリモデルにも使用される上下がフラットな新しいステアリングホイールも装備されています。

 

最強V6エンジン!フェラーリ新型F80のスペック、走行性能は?

▼フェラーリF80のスペック

  • 全長×全幅×全高:4840×2060×1138mm
  • ホイールベース:2665mm
  • パワートレイン:V型6気筒3Lターボ+電気モーター×3
  • エンジン出力:900ps/86.7kgm
  • モーター出力
    フロント:286ps、リア:81ps
  • システム合計出力:1200ps
  • トランスミッション:8速デュアルクラッチ
  • 駆動方式:4WD
  • 車重:1525kg
  • 0-100km/h加速:2.15秒
  • 0-200km/h加速:5.75秒
  • 最高速度:350km/h

新型F80には、ル・マンで優勝したレーシングカー「499P」からくるV型6気筒エンジンと、3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されています。

 

V型6気筒3Lターボエンジンは、これまでのフェラーリ上級モデルに採用されていたV型12気筒エンジンから気筒数が半分とされていますが、電気モーターを組み合わせることでラグを除去したターボチャージャーとの組み合わせにより、900ps/86.7kgmもの出力を発揮。

 

新型F80では、フロントに2基、リアに1基、合計3基の電気モーターを組み合わせることでトルクベクタリングが可能とされ、フェラーリ初の全輪駆動ハイパーカーに。

 

専用のカーボン製シャシーを使用することにより1525kgまで軽量化された車体により、0-100km/h加速タイム2.15秒、最高速度350km/hを実現。

 

また、サーキットを走行する際には、コースを1周することで車両がコーナーとストレートを認識し、パワーブーストのタイミングが最適化されます。

 

その他、フェラーリF80では、48Vのモーターとボールスクリューにより瞬時にサスペンションに力を加えることで車両姿勢を制御し、しなやかな足回りの動きを可能とする比較的柔らかなスプリングレートを採用しながら、スタビライザーを除去するアクティブサスペンションを採用。

 

ブレーキシステムにはBremboと開発した、長い繊維を使用することで従来のカーボン製ブレーキシステムから機械的強度を2倍、熱伝導率を300%アップしたCCM-R Plusカーボンブレーキも採用されています。

 

約5.8億円!フェラーリ新型F80の価格、生産台数は?

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▼フェラーリ新型F80の価格

  • 360万ユーロ(約5億8000万円)

フェラーリ新型F80の価格は、約5億8000万円とされています。

 

生産台数は、大幅に購入希望者が生産台数を上回った前のスペシャルモデル「ラ・フェラーリ」の499台から、799台にアップされています。

 

いつ?フェラーリ新型F80の発売日は?

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フェラーリ新型F80は2024年10月17日にワールドプレミアされ、生産は2025年末に開始、2027年まで行われる予定です。

 

フェラーリは新世代最上級限定モデルを設定することで、ブランドの魅力をアピールしていく予定です。

 

フェラーリ新型F80については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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