中国の電気自動車メーカー「BYD」が、電気自動車「ATTO3(アットスリー)」のマイナーチェンジ日本発表を、ジャパンモビリティショー2025にあわせて2025年10月29日に予定しています。
改良により魅力をアップする新型ATTO3について、スペックや装備などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】リフレッシュ!BYD「新型アット3」改良日本発売!
- BYD新型ATTO3の【変更点まとめ】
- 先進的!BYD新型ATTO3の外装(エクステリア)デザイン
- 取り回しやすく!BYD新型ATTO3のボディサイズは?
- 最新装備!BYD新型ATTO3の内装(インテリア)デザイン
- 力強く!新型ATTO3のスペック、航続距離は?
- 最新システム!BYD新型ATTO3の安全装備は?
- 選びやすく!BYD新型ATTO3の価格は?
- いつ?BYD新型ATTO3の日本発売日は?
【最新情報】リフレッシュ!BYD「新型アット3」改良日本発売!
▼BYD新型ATTO3の画像
BYD(ビーワイディー)は、中国に本社を構えるバッテリー事業で創業した電動自動車メーカーとなっており、世界70を超える国と地域でEV乗用車やEV商用車を販売。日本でもEVバスでは7割ほどのシェアを獲得。
2020年にはトヨタと中国市場向け電気自動車の開発を行う合弁会社を設立、2022年上半期には米国の電気自動車メーカー「テスラ」を超え、世界トップの電気自動車販売を記録。2023年1月に日本参入第1弾となる「ATTO3」が発売されていました。
マイナーチェンジした新型ATTO3では、新しいエクステリアデザインを採用することにより質感をアップ。
加えて、これまでセンターコンソールに配置していたギヤセレクターレバーをコラム式に変更することで、洗練されたインテリアがつくられています。
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BYD新型ATTO3の【変更点まとめ】
▼BYD新型ATTO3の変更点
▽最新の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- ギヤセレクターレバーをコラム式に変更
▽2024年3月の変更点
- ボディカラーに新色「コスモスブラック」を採用
- 内装色に「ブラック/ダークブルー」を追加
- ウインドウトリムとDピラープレートをブラックに変更
- テールゲートのロゴデザインを変更
- サンシェードをより厚みのある形に改良
- 大型タッチスクリーンのサイズを12.8インチから15.6インチに変更
- BYD Storeを追加し、「Amazon Music」「検索ブラウザー」「カラオケ」の3つのアプリに対応
▽2023年1月新設定時の特徴
- 新世代電動パワートレインを搭載
- 最新インフォテインメントシステムを採用
- 安全システムに、同一車線内走行支援「ナビゲーションパイロット」などを標準装備
先進的!BYD新型ATTO3の外装(エクステリア)デザイン
▼BYD新型ATTO3の画像
▼参考:BYD ATTO3(前モデル)
BYD新型ATTO3の外装は、新しいデザインを採用することにより先進的なスタイルとされています。
▼BYD新型ATTO3の画像
フロントでは、内部を変更した新しいヘッドライトと、よりワイドな印象とされたバンパーを採用。
▼BYD新型ATTO3の画像
▼参考:BYD ATTO3(前モデル)
リヤでは、新しいグラフィックを持つテールランプ、新形状のルーフスポイラー、ハイマウントブレーキランプ、バンパーにより、高い走行性能が感じられる仕上げとなっています。
取り回しやすく!BYD新型ATTO3のボディサイズは?
▼BYD新型ATTO3のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4455×1875×1615mm
- ホイールベース:2720mm
BYD新型ATTO3のボディサイズは、取り回し性能を高め、トヨタが販売する「カローラクロス」に近いコンパクトSUVとなっています。
ATTO3では効率のよい配置が可能となるEVパワートレインの採用により、ホイールベースを2.7m以上まで延長し、室内空間が拡大されています。
最新装備!BYD新型ATTO3の内装(インテリア)デザイン
▼BYD新型ATTO3の画像
▼参考:BYD ATTO3(前モデル)
BYD新型ATTO3の内装は、最新の装備を採用することにより使い勝手が高められています。
改良では、これまでセンターコンソールに配置されていた大型のギヤセレクターレバーがコラム式に変更され、スッキリとしたインテリアがつくられています。
その他、ATTO3では、ディスプレイにデジタルメーターのほか、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応し、縦横に回転させることでシーンにあわせ情報を見やすく表示できる15.6インチインフォテインメントシステムを採用。
ルーフには大型のパノラマガラスルーフを採用し、開放感をアップしています。
力強く!新型ATTO3のスペック、航続距離は?
▼BYD新型ATTO3のパワートレインとスペック
- パワートレーン:電気モーター
- モーター最高出力:204ps
- モーター最大トルク:31.6kgm
- 駆動方式:FWD
- バッテリー容量:58.56kwh
- 航続距離:470km
新型ATTO3のパワートレインには、最新の電動パワートレインが採用されています。
電気モーターは前輪を駆動し、204ps/31.6kgmの出力でATTO3を軽快に加速。
バッテリーには、バッテリーパックを貫通させるなどの強い衝撃でも発火・炎上せず、エネルギー密度も高めたBYD独自開発のリン酸リチウムバッテリー「ブレードバッテリー」を採用し、航続距離470kmを確保。
「ブレードバッテリー」は、「刀」のような薄く長い形状により空間効率を高めるほか、バッテリーセル自体をバッテリーパックの構成部品としたEV専用プラットフォーム「e-Platform 3.0」により、バッテリーや車体の強度アップも実現。
また、熱帯地域、寒冷地域問わずバッテリー温度を一定に保つバッテリーマネジメントシステムとヒートポンプシステムにより、エネルギーの効率的な出力が可能に。
V2L(Vehicle to Load)とV2H(Vehicle to Home)にも対応しており、停電時の電源供給やキャンプをはじめとする野外での活用なども可能となっています。
最新システム!BYD新型ATTO3の安全装備は?
BYD新型ATTO3の安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。
システムには、同一車線内走行支援「ナビゲーションパイロット」や死角をサポートする「ブラインドスポットインフォメーション」、「自動緊急ブレーキシステム」などが標準装備され、安全性が高められています。
選びやすく!BYD新型ATTO3の価格は?
▼BYD ATTO3の価格
- 4,180,000円
BYD新型ATTO3の価格は、前モデルからの変更が抑えられます。
前モデルは418万円となっていましたが、新型ATTO3でも最新EVパワートレインを採用しながらも、選びやすい価格設定がアピールされます。
いつ?BYD新型ATTO3の日本発売日は?
マイナーチェンジするBYD新型ATTO3は、ジャパンモビリティショー2025にあわせて、2025年10月29日の日本発表が予定されています。
BYDは、ATTO3を改良することにより、最新の電動パワートレイン搭載車を幅広いユーザーにアピールしていく予定です。
新型ATTO3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!