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出力UP&9速AT!メルセデスベンツ Sクラス S560e PHV 公開
メルセデス・ベンツがフラッグシップセダン「Sクラス」に、プラグインハイブリッドモデル「S550 PLUG-IN HYBRID long」を追加
珍しい設定方法だね
ガソリンモデルと価格変わらず!新パワートレインでユーザー拡大
▼S550 PLUG-IN HYBRID long
メルセデス・ベンツ S550 PLUG-IN HYBRID long(プラグイン ハイブリッド ロング)概要・スペック・価格
概要
- フラッグシップ「Sクラス」のセダンをベースとしたプラグインハイブリッド
- 価格はガソリンモデルと変わらず
- 納車開始は12月を予定
スペック
- パワートレイン:V型6気筒 3Lツインターボ「BlueDIRECT」+モーター
- エンジン最高出力:333ps
- エンジン最大トルク:49.0kgm
- モーター最高出力:115ps
- モーター最大トルク:35.7kgm
- システム最高出力:442ps
- システム最大トルク:66.3kgm
- 走行モードは、基本の「HYBRID」、極力モーターのみで走行する「E-MODE」、バッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、回生ブレーキなどにより充電を最大化する「CHARGE」の4つ
- EV最大航続距離は33km
- バッテリーフル充電は約4時間(AC200V電源使用時)
その他スペック
- クルマの周囲360°をカバーするセンサーシステム「インテリジェントドライブ」により、横切る車両や歩行者を検出して避ける「部分自動運転」を実現
- 「部分自動運転」技術を活用した、モーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせる「プレッシャポイント機能」
- ドライバーが不要な加速操作を行っている場合に、アクセルペダルに2回のノックパルスを発生させて知らせる「ダブルパルス機能」
価格
- 1590万円
(自動車重量税、自動車取得税が100%免税。自動車税が75%低減されるエコカー減税と、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金を最大85万円受けることが可能)
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ガソリンモデルにはパワフルな4.7LV8ツインターボエンジンを積むS550
PHVではエンジンが3LV6ツインターボに縮小され、そのかわり前型に採用されていた最高出力20psのモーターより大幅にパワーアップした、115psでEV単独走行も可能なモーターが採用されている
出力ではガソリンモデルの455ps/71.3kgmに対し、PHVは442ps/66.3kgmと劣るけれど、低速に強いモーターの性能を考えるとそれほど走りに差はなさそう
プラグインハイブリッドで重要になるEVモード航続距離は33kmと長くはない
けれど、Sクラスオーナーはそれほどコストにシビアではなく、快適性を重視するから、EV走行ができるということが重要じゃないかな
PHVは通常のハイブリッドよりも大型のバッテリーを搭載することでモーター駆動時間を長くでき、静粛性が高くなるし、Sクラスセダンの特徴を伸ばしたとも言えそう
価格では、ハイブリッドはガソリンより高くなるのが一般的だけど、S550はまったく一緒
それどころか、補助金を入れるとガソリンモデルよりも安くなる
これはガソリンモデルに積まれているV8ツインターボエンジンのコストが高いからということではなく、ライバルとするレクサスのハイブリッド「LS600hL」1410万2000円を意識した価格設定
これまでハイブリッドモデルでは苦しかったメルセデスの、本気の反撃を見せる1台にS550PHVはなるんじゃないかな