メルセデス・ベンツが、走破性能を重視した設計で本気の人に選ばれる「Gクラス」に設定する期間限定モデル、「G500 4×4²」の日本仕様を発表
G63AMG6x6も良かったけれど、むしろこっちのほうが…という人は多そう
大幅車高アップ!これ以上なら6輪駆動しかない新モデルG500 4×4²(スクエアード)
▼メルセデス・ベンツ G500 4×4² 日本発表会 動画
▼メルセデス・ベンツ G500 4×4² デモ走行・内外装 動画
▼メルセデス・ベンツ G500 4×4² 走行動画
▼メルセデス・ベンツ G550 4x4² 画像
メルセデス・ベンツ G500 4x4²(フォー・バイ・フォー スクエアード)概要・スペック・価格
概要
- メルセデスのクロスカントリー車「Gクラス」に設定される新モデル
- 6輪駆動車として評判になった「G63 AMG 6×6」と同様の足回りを採用
- ポータルアクスルによる大幅なリフトアップにより、標準のGクラスから215mm最低地上高をアップ
- 4月4日~5月31日までの期間限定で注文を受付
スペック
- 全長×全幅×全高:4520×2100×2240mm
- エンジン:V型8気筒 4L ツインターボ
- 最高出力:422ps
- 最大トルク:62.2kgm
- ミッション:7速AT「7G-tronic」
- 最低地上高:460mm(ベースモデル+215mm)
- 渡河深度:1000mm(ベースモデル+400mm)
- 前中後に機械式ディファレンシャルロック機構を装備
- 走行モードは「Comfort」と「Sport」の2モード
- 22インチホイールに、325/55サイズの大径オフロードタイヤ装着
- 車重:2950kg(G 63 AMG 6×6から840kg軽量)
- 最高速度:210km/h
- 最大登坂角度:45°
- 最大傾斜角度:36°
- ブレークオーバーアングル:44.6°
- アプローチアングル:51.6°
- デパーチャーアングル:43.8°
その他スペック
- ハブリダクションシステムを組み込んだポータルアクスルを採用することにより、ベースモデルの車軸位置を変えることなく最低地上高をUP
- 「ラリー強化仕様ツインサスペンション」を採用。
一組のスプリングとダンパーは固定された減衰特性で動作、もう一組のストラットは電子制御可変ダンパーを採用し、走行状況に応じて減衰特性を変更。
この構成により、走行モードにあわせキングピン傾角を大きく取ることが可能 - ボディカラーに専用色の「エレクトリックビーム」のほか、「designo ミスティックホワイトII」「designo マグノプラチナムマット」「オブシディアンブラック」合計4色を設定
価格
- 3510万円
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8千万円という価格と大きすぎる車体で、販売は難しいんじゃないかとも思ったけれど、即完売
期間限定モデル「G500 4×4スクエアード」は、G63AMG6x6から2輪減っているけれど、本気の一台だ
エンジンは、メルセデスのスポーツカー「AMG GT」にも積まれているV型8気筒 4Lツインターボ
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車輪内にギヤを組み込み車軸をあげることで最低地上高を稼ぐ「ポータルアクスル」は6x6から引き続き採用され、走ることができない道があれば、それは「4輪では走行不能」と言ってもおおげさではないつくり
ポータルアクスルについて:ハブリダクション - Wikipedia
ツインサスペンションを採用し、走行状況に応じて大幅に特性を変化させることで、最低地上高は高くても、高速走行時の安定性も確保されている
G500 4×4スクエアードは、マッシブなエクステリアと、圧倒的走行性能、6輪より一般的な4輪駆動でファンを獲得しそう
価格は3510万円と高いけれど、メルセデスが制作している軍用車の技術がほぼそのままなことを考えると、間違いないクルマじゃないかな