シボレー「コルベット」のハイパフォーマンスモデル「Z06」の試乗映像
なんという・・・
どこまでもニュートラルな2015 Z06
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動きがいいね!
6.2LV8エンジンにスーパーチャージャーまで付いているクルマが、小排気量NAマシンのように動く
切り返しにも強引さは見えず、ひらりひらり
コーナーでもパワーに押されたアンダーステアはなく、どこまでもニュートラル
それでいてアクセルを少し強めに踏み込めば、とても自然に、89.8kgmものトルクが顔を出す
重厚な伝統のOHVサウンドを響かせているけれど、綺麗な走りだね
この走りには、やはりC7コルベットで強化されたシャシーがきいている
大パワーでも、コーナリングの高荷重でもぶれない基礎は、攻め込んだセッティングを受け入れる
結果、ドライバーの感覚にそったドライブを可能にし、どんどん惹き込まれていく感覚
気づいたら一汗かいている、そんなとても緻密な動きじゃないかな
8:05~では、高低差が大きく、パーシャル時間が長いコーナーが多いアメリカのサーキット「ロード・アトランタ」を攻めこんでいる
このサーキットはコルベットくらいの車格のマシンだと、レコードラインから外れようとするマシンと格闘になり、ストレスがたまるけれど、Z06は綺麗にラインをなぞれているね
シボレーが、レースカーとの差が一番小さい量産車と語るZ06
それはアスリートのようながっちりとした剛性をもった基礎が全体を支え、とてもクレバーで、ドライバーに楽しさを伝えてくれるマシンじゃないかな