ニュルブルクリンク最速SUVとして登場したランドローバー「レンジローバースポーツSVR」と、その後最速の称号を奪い返したポルシェ「カイエンターボ」のサーキットタイムアタック試乗映像
小さな差かと思いきや、意外に違いがハッキリと
路面をいなしグリップのカイエンターボに、ハードでクイックなレンジローバースポーツSVR タイムアタック動画
※タイムアタックはカイエンターボ 1:02~。レンジローバースポーツSVR 3:58~
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2台がセールスポイントとするニュルブルクリンクノルドシュライフェのタイムは、「レンジローバースポーツSVR」が8分15秒、「カイエンターボ」が7分59秒となっている
差としては小さくないけれど、両者ともに、路面状況も響きやすい重量があるSUVなので、逆転の可能性はありそう
タイムアタックはポルシェ カイエンターボから
4.8Lツインターボエンジンから出力される81.6kgmのトルクで、事前の走りではドリフトも余裕
アタックだと、さすがに重さを感じる動きになっているけれど、グリップレベルがわかりやすくとても乗りやすそうだ
グッと踏ん張る動きが、スポーツSUVらしい楽しさを演出しているんじゃないかな
あとにアタックするレンジローバースポーツSVRは、5Lスーパーチャージャーから69.3kgmのトルクを出力する
カイエンターボと比較するとトルク値は譲っているけれど、排気量200ccの余裕と、アクセルの踏み始めから加給するスーパーチャージャーのレスポンスが特徴だ
しかし走りでは、インにピッタリつく動きがいいものの、縁石に乗るたびに挙動が大きく乱れる
ノルドシュライフェで鍛えたマシンなので意外だけど、レンジローバースポーツはかなりオーバーステアでハードな仕上がり
もう少ししなやかさがないと、車重があるSUVだと操作がしづらいかも
タイムでは、カイエンターボが1:41.0秒、レンジローバースポーツSVRが1:43.5秒となり、カイエンターボの勝利
このタイムの違いは、スペックの差というより、サーキットになれたポルシェのノウハウにありそうだね
オフロードではバツグンのブランド力を持つランドローバーも、今後はサーキットで経験を積み重ねていかなければならないのかも