アストンマーティンが、V型12気筒自然吸気エンジンを搭載した最後のモデルとなるヴァンキッシュSアルティメットエディションを発売しました。
最後の自然吸気大排気量エンジンとなるヴァンキッシュのスペックや価格などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 新型ヴァンキッシュはターボエンジンに変更!自然吸気V12最終モデル世界限定発売!
- ヴァンキッシュSアルティメットエディションの【主な変更点】
- ヴァンキッシュSアルティメットエディションのスペックは
- ヴァンキッシュSアルティメットエディションの価格と限定台数は
- アストンマーティン新型ヴァンキッシュはどうなる?
新型ヴァンキッシュはターボエンジンに変更!自然吸気V12最終モデル世界限定発売!
▼ヴァンキッシュSアルティメットエディション
ヴァンキッシュは、アストンマーティンの代表的クーペとして販売されているモデルです。
新しい限定モデルとなるヴァンキッシュSアルティメットエディションは、ヴァンキッシュの現行最後のモデルになります。
くわえて、次期型ヴァンキッシュでは新型クーペDB11に採用された排気量を縮小しターボを組み合わせたV12エンジンの搭載が予定されていることから、自然吸気V型12気筒エンジン最後のヴァンキッシュにもなります。
▼アストンマーティンDB11
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ヴァンキッシュSアルティメットエディションの【主な変更点】
ヴァンキッシュSアルティメットエディションの特徴と変更点は以下の通りです。
- ヴァンキッシュSに搭載されているV型12気筒6Lエンジンの出力を603psまで強化
- アストンマーティンのデザインチームが考え抜いた3種類のエクステリアカラーを設定
- カーボンファイバー製のサイドストレーキ、トレッドプレートとUltimateシルプレート、専用ステッチキルトデザインのシート、Ultimateヘッドレスト刺繍を装備
自然吸気最後のV12エンジンを搭載するヴァンキッシュSの限定車では、搭載されるエンジンの出力が強化され、そのポテンシャルをすべて楽しむことができます。
その他、”Ultimate(アルティメット)”のロゴを加えた専用のカーボンパーツなどを採用。
エクステリアカラーのコーディネートは、アストンマーティンのデザインチームにより、最後を飾るのにふさわしい下記の組み合わせが用意されました。
- 【アルティメットブラック塗装モノクロームデザイン】
第一世代のヴァンキッシュSアルティメットエディションにも採用されたカラー。フロントエアインテーク、サイドシル、リアディフィーザーに、コッパーブロンズのグラフィックを採用。
ブラックのエキゾーストテールパイプ、ブレーキキャリパー、ウィンドウトリム、5スポークホイールに加えて、ボンネットルーバー、フロントグリル、サイドストレーキなどにカーボンファイバーを使用。
インテリアに、オブシディアンブラックレザーが採用され、チェストナットタンによるアクセントとステッチが施される他、ダッシュボードにはツイルカーボンファイバーを使用 - 【テクニカルスポーツウェアからインスピレーション】
スポーツウェアのスタイルと素材からイメージし、キセノングレイをベースにコントラストカラーのコバルトブルーを配色。
グロスブラックの5スポークアロイホイールの奥に、イエローのブレーキキャリパーを装着。
インテリアにもエクステリア同様の配色を採用 - 【ホワイトゴールド&ブロンズグラフィック】
ホワイトゴールドのボディカラーと暖かい印象のブロンズグラフィックに、グロスブラックとカーボンファイバーのディテールにより華を添える。
インテリアは、チェストナットタンレザーとオブシディアンブラックのアクセントを基調とし、トラディショナルなカラーコンビネーションに、現代的な雰囲気を加えた
ヴァンキッシュSアルティメットエディションのスペックは
ヴァンキッシュSアルティメットエディションのスペックは以下の通りです。
- エンジン:V型12気筒6L
- 最高出力:603ps(595bhp)
- トランスミッション:パドルシフト付き8速AT
ヴァンキッシュの最終限定モデルでは、2017年4月に日本で発売されたハイスペックモデルのヴァンキッシュSをベースに専用のチューニングが施され、588psから603psに出力がアップしています。
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ヴァンキッシュSアルティメットエディションの価格と限定台数は
ヴァンキッシュSアルティメットエディションの価格と販売台数は以下の通りです。
- クーペ:21万1995ポンド(約3200万円)
- ヴォランテ:22万3995ポンド(約3340万円)
- 限定台数:世界限定175台
ヴァンキッシュ最終限定モデルは、クーペとヴォランテ(オープントップ)あわせ、世界限定175台が販売されます。
納車は、2018年の第一四半期からが予定されています。
アストンマーティン新型ヴァンキッシュはどうなる?
▼現行型ヴァンキッシュヴォランテ
アストンマーティン新型ヴァンキッシュは、現行の最終限定モデルの納車が開始されたあとすぐとなる2018年春の発表が予定されています。
新型ヴァンキッシュにもV型12気筒エンジンは搭載されますが、DB11に搭載されていた新開発V型12気筒5.2Lターボエンジンに変更され、自然吸気エンジンは現行型で最後となる予定です。