フォルクスワーゲンが、ブランド最小のSUVとなる「T-Cross(T-クロス)」の日本発売を発表しました。
コンパクトでもタフなデザインとされる新型T-クロスについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】導入記念車設定!フォルクスワーゲン新型「T-Cross」日本発売!
- フォルクスワーゲン新型T-クロスの【特徴まとめ】
- タフに!VW新型T-クロスの外装(エクステリア)デザインは?
- 全8色!新型T-クロスのボディカラーは?
- 位置づけは?フォルクスワーゲン新型T-クロスのサイズと車体設計
- 広々!フォルクスワーゲン新型T-クロスの内装(インテリア)デザイン
- 新世代!フォルクスワーゲン新型T-クロスのエンジンとスペックは?
- フォルクスワーゲン新型T-クロスを試乗動画でチェック!
- フォルクスワーゲン新型T-クロスの燃費は?
- 機能充実!フォルクスワーゲン新型T-クロスの安全装備は?
- グレード別装備も!フォルクスワーゲン新型T-クロスの価格は?
- フォルクスワーゲン新型T-クロスの発売日は?
- フォルクスワーゲン新型T-クロスのライバル車は?
【最新情報】導入記念車設定!フォルクスワーゲン新型「T-Cross」日本発売!
▼フォルクスワーゲン新型T-クロスの画像
フォルクスワーゲンが、新SUV「T-クロス」の導入記念特別仕様車となる「T-Cross TSI 1st(ファースト)」と、装備を充実した「T-Cross TSI 1st Plus(ファーストプラス)」の日本発売を発表しました。
フォルクスワーゲンT-クロスは、2016年3月に公開されていたコンセプトモデルの市販モデルとなるSUVで、ブランドで一番コンパクトなボディを持つSUVとなっています。
新型T-クロスは、フルモデルチェンジしていたコンパクトカー「ポロ」をベースに、軽快な走りとSUVならではのタフなデザインを持つブランドのエントリーSUVとして仕上げられています。
▼T-Cross TSI 1st Plusのカラーバリエーション
導入特別仕様「T-Cross TSI 1st Plus」では、カラーを個性的に彩る「ブラック」「オレンジ」「グリーン」の3色のデザインパッケージを標準設定し、ドアミラー、アルミホイール、インテリアのカラーが選択可能に。
全8色が用意されるボディカラーとあわせ、全21バリエ―ションの中から好みの1台を選択できるようになっています。
価格は「T-Cross TSI 1st」が299万9000円、「T-Cross TSI 1st Plus」が335万9000円とされ、300万円を切る戦略的な価格設定がアピールされています。
フォルクスワーゲンは、2019年11月末の受注開始から1,800台を超える予約受注があったことを発表し、「使い易いボディサイズ」や「クラストップレベルの荷室容量」、多彩な「カラーバリエーション」が高い評価をうけているとしています。
▼T-Cross TSI 1st Plusの試乗動画
▼フォルクスワーゲンT-ROC
【VW新型T-ROC最新情報】新SUV!日本発売日やサイズ、価格、R-Lineは?
▼フォルクスワーゲン・タイゴ
【VW新型タイゴ】「新最小クーペSUV!」発表!最新情報、サイズ、燃費、価格は?
フォルクスワーゲン新型T-クロスの【特徴まとめ】
▼フォルクスワーゲン新型T-クロスの特徴
- ブランドで最も小さいボディサイズのSUVに
- 1Lターボエンジンを搭載することで、環境性能と走行性能を両立
- クラストップレベルとなる広いラゲッジスペースを確保
- 先進安全システムを標準装備
タフに!VW新型T-クロスの外装(エクステリア)デザインは?
フォルクスワーゲン新型T-クロスの外装には、ブランドの上位SUVからくる力強いデザインが採用されています。
フロントは、ヘッドライトとグリル、バンパーを水平基調とすることで、ワイドな印象を与えるものになっています。
リアは、左右のテールランプがライトストリップにより接続され、T-クロスの個性を強調するスタイルになっています。
ボディラインは室内空間の最大化を重要視しながらも滑らかなものとされ、走りの軽快さが表現されました。
新型T-クロスをコンセプトモデルを比較!
▼T-Cross Breeze Conceptの画像
新型T-クロスの市販バージョンを2016年3月に公開されていたコンセプト「T-クロスBreeze Concept」と比較すると、ボディラインが変わっていることがわかります。
オープンカーとして製作されていたコンセプトモデルでは車体が直線で構成されていましたが、5ドアスタイルになった市販バージョンでは抑揚をもったものに変化しています。
全8色!新型T-クロスのボディカラーは?
▼新型T-クロスのボディカラー
-
マケナターコイズメタリック
-
- ディープブラックパールエフェクト
- フラッシュレッド
- エナジェティックオレンジメタリック
- ライムストーングレーメタリック
- ピュアホワイト
- リーフブルーメタリック
新型T-クロスのボディカラーには、全8色が設定されています。
このうち「マケナターコイズメタリック」と「ダークペトロール」は新色となっており、T-クロスの魅力を引き出すカラーになっています。
位置づけは?フォルクスワーゲン新型T-クロスのサイズと車体設計
▼フォルクスワーゲン新型T-クロスのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4115×1760×1580mm
- ホイールベース:2550mm
- ※参考
・T-ROC
全長×全幅×全高:4234×1819×1573mm
ホイールベース:2603mm
・ティグアン
全長×全幅×全高:4500×1840×1675mm
ホイールベース:2675mm
フォルクスワーゲン新型T-クロスのボディサイズは、ブランド最小のSUVとして設計されています。
フォルクスワーゲンのSUVはこれまで、最上位のトゥアレグ、ミドクラスのティグアンの2モデルでしたが、SUV人気の高まりにあわせて2017年に海外で新しくT-ROCが市販化されていました。
さらに小さいT-クロスは、フォルクスワーゲンのコンパクトカーであるポロと基礎を共有することで、ブランド最小のSUVとしてさらにフォルクスワーゲンのSUVラインナップを充実。
車体に対してホイールベースを長くとることで、室内空間が拡大されています。
▼フォルクスワーゲンT-ROC
▼フォルクスワーゲン・ティグアン
広々!フォルクスワーゲン新型T-クロスの内装(インテリア)デザイン
フォルクスワーゲン新型T-クロスの内装には、上位モデルからくる質感の高いデザインが採用されました。
装備には、デジタルメーターや8インチタッチスクリーンインフォテイメントシステムを採用。
室内空間は5人乗りのために十分なスペースがつくられ、必要に応じて140mmスライドさせることができるリアシートを動かすことで、後席空間を拡大することができます。
ラゲッジスペースはクラストップレベルとされ、リアシートのスライド位置により385〜455L、シートを折りたたむことで最大1281Lまで拡大することができるようになっています。
室内装備には、最新のインフォテイメントシステム「Discover Pro」を採用し、ワイヤレス充電や最大4つのUSBポートにより、スマートフォンとの連携が強化されています。
新世代!フォルクスワーゲン新型T-クロスのエンジンとスペックは?
▼フォルクスワーゲン新型T-クロスのエンジンとスペック
- エンジンとスペック
【日本導入】
・直列3気筒1Lガソリンターボ
出力:116ps/20.4kgm
トランスミッション:7速デュアルクラッチ
【海外仕様】
・直列4気筒1.5Lガソリンターボ
出力:150ps
・直列4気筒1.6Lディーゼルターボ
出力:95ps
トランスミッション:6速MT or 7速デュアルクラッチ - 駆動:FF(4WD設定なし)
フォルクスワーゲン新型T-クロス日本仕様には、直列3気筒1Lガソリンターボエンジンが採用されました。
1Lガソリンターボエンジンはベースになったポロと同じく新型T-クロスの主力となり、最高出力は116psを発揮、最大トルクは20.4kgmと2L自然吸気エンジンなみの大きなトルクになっています。
トランスミッションには、素早い変速が可能な7速デュアルクラッチ式を組み合わせることで軽快で高い走行性能を発揮。
駆動方式は全モデルFFとなり、4WDが今後用意されるかは未定となっています。
フォルクスワーゲン新型T-クロスを試乗動画でチェック!
フォルクスワーゲン新型T-クロスは、試乗動画が公開されています。
新世代技術による、質感の高い走りが高い評価を受けています。
フォルクスワーゲン新型T-クロスの燃費は?
▼フォルクスワーゲン新型Tークロスの燃費
- 1Lターボエンジン:16.9km/L(WLTCモード値)
フォルクスワーゲン新型T-クロスの燃費は、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値で16.9km/Lとされました。
ボディサイズを拡大したためベースとなった「ポロ」からはダウンしていますが、高効率なパワートレインによりダウン幅が抑えられています。
▼参考:フォルクスワーゲン・ポロの燃費
- 1Lターボ+7速DSG:19.1km/L(日本燃費値)
機能充実!フォルクスワーゲン新型T-クロスの安全装備は?
フォルクスワーゲン新型T-クロスの安全装備には、多くの運転支援システムが標準装着されています。
システムには、歩行者モニタリングと緊急ブレーキを備えたフロントアシスト、レーンアシスト、ヒルスタートアシスト、リアブラインドスポットモニタリングが含まれています。
オプションとして、ドライバーアラート、アダプティブクルーズコントロール、パークアシストなども用意され、安全性を高めることができるようになっています。
グレード別装備も!フォルクスワーゲン新型T-クロスの価格は?
▼フォルクスワーゲン新型T-クロスの価格
- 【導入記念特別仕様車】
T-Cross TSI 1st:299万9000円
T-Cross TSI 1st Plus:335万9000円
フォルクスワーゲン新型T-クロスの価格は299万9000円からと、コンパクトSUVとして魅力ある設定とされました。
日本導入記念特別仕様車となる「T-Cross TSI 1st」と「T-Cross TSI 1st Plus」には、ナビゲーション機能やオーディオシステムのほか、コネクテッドカーとしての機能を有する純正インフォテイメントシステム「Discover Pro」、スマートエントリー&スタートシステム「Keyless Access」、ケーブルに接続せずにスマートフォンを充電できるスマートフォンワイヤレスチャージングなどを標準装備。
また、「T-Cross TSI 1st Plus」では、内外装のカラーを個性的に彩る「ブラック」「オレンジ」「グリーン」の3色のデザインパッケージを標準設定し、ドアミラーやアルミホイールに加えてインテリアも3色から選択可能に。
8色用意されるボディカラーとあわせ、全21バリエ―ションの中から好みにあわせたカラーリングが選択できるようになっています。
フォルクスワーゲン新型T-クロスの発売日は?
新しいコンパクトSUVとなるフォルクスワーゲン新型T-クロスは、日本で2019年11月27日に受注を開始、2020年1月28日に発売されました。
フォルクスワーゲンは上位モデルとなる「T-ROC(ティーロック)」の2020年中頃の導入も予定しており、コンパクトで乗りやすいSUVを日本に導入することで、幅広いユーザーにアピールしていきたい考えです。
▼フォルクスワーゲンT-ROC
【VW新型T-ROC】日本発売へ!最新情報、カブリオレ/T-ROC R、サイズ、価格は?
フォルクスワーゲン新型T-クロスのライバル車は?
▼BMW X2
フォルクスワーゲン新型T-クロスのライバル車には、BMWがコンパクトSUVとして販売しているX1と、新しく派生モデルとして追加されたクーペSUVのX2が設定されています。
▼BMW・X1
【BMW新型X1最新情報】マイナーチェンジ!ディーゼル/PHEV/Mスポーツ、サイズ、燃費、価格や発売日は?
▼BMW・X2
【BMW新型X2最新情報】M35i公開!サイズ、価格、燃費は?
▼MINIクロスオーバー
その他、同じBMWグループで人気モデルになっているMINIクロスオーバーも競合と考えられており、それぞれよりさらに使いやすいSUVとして新型T-クロスは企画されています。
▼MINIクロスオーバー
全長195mm拡大+PHVも!新型「MINI クロスオーバー」2017日本発売 試乗動画
新型T-クロスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!