トヨタが、人気コンパクトSUVの電気自動車バージョンとなる「C-HR EV」の発売を予定しています。
新世代パワートレインを搭載するトヨタ新型C-HR EVについて、スペックや発売日、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】電気自動車SUV!トヨタ新型C-HR EVを発売へ!
- トヨタ新型C-HR EVの【主な変更点まとめ】
- 専用!トヨタ新型C-HR EVの外装(エクステリア)デザイン
- トヨタ新型C-HR EVに兄弟車IZOAを設定!
- 維持!トヨタ新型C-HR EVの車体設計、サイズは?
- 新装備!トヨタ新型C-HR EVの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!トヨタ新型C-HR EVのパワートレインとスペックは?
- 実用的!トヨタ新型C-HR EVの走行距離と充電時間は?
- 最新システム!トヨタ新型C-HR EVの安全装備は?
- 乗りやすく!トヨタ新型C-HR EVの価格は?
- トヨタ新型C-HR EVの発売日は?
- トヨタC-HRを「おさらい」
【最新情報】電気自動車SUV!トヨタ新型C-HR EVを発売へ!
▼トヨタ新型C-HR EVの画像
トヨタが、SUV「C-HR」の電気自動車モデルとなる「C-HR EV」の発売を予定しています。
トヨタC-HRは、ブランドのコンパクトSUVとして2016年末から販売が開始され、2017年のSUV新車販売ではトップの販売台数を記録。
2018年5月には、これまで4WDのみに搭載されていた1.2LターボエンジンをFFにあわせることで新しいエントリーグレードとするなど、ラインナップが拡大されていました。
新設定される電気自動車の新型C-HR EVは2020年の発売を予定していることが発表され、トヨタの次世代を担う主力電気自動車モデルとしてラインナップされます。
▼トヨタ新型C-HR EV&兄弟車IZOAの動画
▼トヨタC-HR(内燃機関モデル)
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トヨタ新型C-HR EVの【主な変更点まとめ】
▼トヨタ新型C-HR EVの変更点
- 専用のエクステリアデザインを採用
- 新開発された最新電動パワートレインを搭載
- インテリアにデジタルメーターを採用し、多様な情報の表示に対応
- 最新の安全システム「Toyota Safety Sense」を装備
専用!トヨタ新型C-HR EVの外装(エクステリア)デザイン
▼トヨタ新型C-HR EVの画像
トヨタ新型C-HR EVの外装は、専用のデザインを採用することにより、電気自動車としての先進性がアップされます。
ヘッドライトは内部をブラックにすることで上級感あるスタイルとされ、「EV」の文字が配置されるグリル部分も水平基調に変更。
バンパーサイドにもブラックのアクセントを配置することで、迫力のあるデザインに仕上げられます。
トヨタ新型C-HR EVをベースモデルと比較!
▼トヨタC-HR(ベースモデル)
トヨタ新型C-HR EVをベースとなる内燃機関モデルと比較すると、デザインの変更の大きさがわかりやすくなります。
ベースモデルではコンパクトSUVとしての軽快さが表現されていましたが、新型C-HR EVでは空力と先進性を重視した設計となっています。
トヨタ新型C-HR EVに兄弟車IZOAを設定!
▼トヨタ新型C-HR EV(左)とIZOA EV(右)
トヨタ新型C-HR EVには、兄弟車となる「IZOA EV」も用意されることが発表されています。
新型IZOA EVは、C-HR EVと基本共通のモデルとなり、販売地域やチャネルによって変更されるとみられています。
維持!トヨタ新型C-HR EVの車体設計、サイズは?
▼トヨタC-HRのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4360×1795×1550~1565mm
- ホイールベース:2640mm
トヨタ新型C-HR EVのボディサイズはベースモデル同等とされ、コンパクトSUVとしての取り回しのしやすさが魅力とされます。
バッテリーの床下配置による低重心化に加え、前後重量配分や慣性モーメントの最適化などにより、優れた運動性能が実現されています。
また、事故発生時の衝撃からバッテリーを保護するボディ構造を採用。
EVならではの高い静粛性を引き出すため、バッテリーパックには遮音壁としての機能を持たせているほか、走行中に発生する風切り音、小石や砂の巻き上げ音にも配慮されています。
新装備!トヨタ新型C-HR EVの内装(インテリア)デザイン
▼トヨタ新型C-HR EVの画像
トヨタ新型C-HR EVの内装は、最新の装備を採用することで使い勝手がアップされます。
メーターには、多様な表示が可能となるデジタルメーターが装備され、走行やバッテリーなどの状態確認をすることが可能に。
インフォテイメントシステムでは、充電スポットなどを表示することができるようになり、状況にあわせた最適なドライブプランが提案されます。
パワフル!トヨタ新型C-HR EVのパワートレインとスペックは?
▼トヨタ新型C-HR EVのパワートレインとスペック
- パワートレイン:電気モーター「4KM」型×1基
- 最高出力:203ps
- 最大トルク:30.5kgm
- 駆動:FF
トヨタ新型C-HR EVには、新世代電気自動車に向けて開発された最新のEVパワートレインが採用されています。
新世代EVパワートレインは、電気モーターをフロントに搭載することで前輪を駆動。
出力は203ps/30.5kgmとされ、電気モーターが持つ大きなトルクにより走行性能が高められています。
さらに「ドライブモードセレクト」を利用することで、アクセルペダルの操作に対して高いトルクを瞬間的に発生させ、より力強い加速力を発生させることも可能に。
また、走行システムには複数のモードが用意され、出力特性や車両制御を好みの設定に変更し、走りを楽しむことができるようになります。
実用的!トヨタ新型C-HR EVの走行距離と充電時間は?
▼トヨタC-HR EVの航続距離と充電時間
- バッテリー容量:54.4kWh
- 航続距離
WLTCモード値:380km - 充電時間
・急速充電(DC) 50kW 最大125A
75%まで:約50分
100%まで:約80分
・普通充電(AC) 3kW 16A・200V
100%まで:約14時間
トヨタ新型C-HR EVの航続距離は、電源としてフロア下に54.4kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することで380kmが確保されます。
充電時間は、急速充電器で75%まで約50分、100%まで約80分まで短縮。
低温・高温の状況でも正常な動作を可能とするため、バッテリーは温度調節機能を搭載し、過充電防止システムをはじめとする多重監視のセーフティネットを用意することで高い信頼性がつくられています。
最新システム!トヨタ新型C-HR EVの安全装備は?
トヨタ新型C-HR EVの安全装備には、機能をアップしたトヨタの最新安全システム「Toyota Safety Sense」が搭載されます。
新世代トヨタセーフティセンスは、プリクラッシュセーフティの検知対象が拡大され、夜間の歩行者および昼間の自転車にも対応。
その他、走行レーンからのはみ出しを防止するレーントレーシングアシストやアダプティブハイビーム、標識を読み取ってメーター内に表示するロードサインアシストに対応します。
▼トヨタ新型C-HR EVの安全装備
- プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援型)
- レーントレーシングアシスト
- アダプティブハイビーム
- ロードサインアシスト
- レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付/全車速追従機能付)
乗りやすく!トヨタ新型C-HR EVの価格は?
▼トヨタ新型C-HR EVの価格
- 約400万円~(予想値)
トヨタ新型C-HR EVの価格は、大型のバッテリーを搭載することで、ベースモデルからアップされます。
C-HRの内燃機関搭載モデルはハイブリッド車が261万円からとなっていますが、EV走行を前提としたプリウスPHVでは約318万円となっていることから、より大きなバッテリーを搭載する新型C-HR EVでは400万円ほどになるとみられています。
▼参考:トヨタC-HRの価格(現行モデル)
▽1.2Lターボ車
- S-T
FF:2,290,000円、4WD:2,484,400円 - S-T“LED Package”
FF:2,346,000円、4WD:2,540,400円 - G-T
FF:2,605,200円、4WD:2,799,600円 - G-T“Mode-Nero” 【新設定】
FF:2,655,200円、4WD:2,849,600円 - G-T“Mode-Bruno”【新設定】
FF:2,655,200円、4WD:2,849,600円
▽C-HRハイブリッド
- S
FF:2,614,000円 - S“LED Package”
FF: 2,670,000円 - G
FF:2,929,200円 - G“Mode-Nero”
FF:2,979,200円 - G“Mode-Bruno”
FF:2,979,200円
トヨタ新型C-HR EVの発売日は?
新設定されるトヨタ新型C-HR EVの発売日は、2020年となることが発表されています。
発売は、電気自動車の販売台数が大きく伸びている中国市場からとされており、日本発売日は2020年中頃になるとみられています。
トヨタはコンパクトSUVとして人気になっているC-HRに電気自動車を設定することで、トヨタの電動パワートレイン搭載車をアピールしていく考えです。
トヨタC-HRを「おさらい」
トヨタC-HR(シーエイチアール)は、初代となる現行モデルが2016年に登場したクロスオーバーSUVです。
次世代世界戦略SUVとして開発され、日本ではトヨタのSUVモデルで初となる、トヨタ車を取り扱う全チャネル(トヨタ店・トヨペット店・カローラ店・ネッツ店)での販売となりました。
リアサスペンションはダブルウィッシュボーン式でダンパーは評価の高いザックス社製を採用しており、トヨタの新世代プラットフォーム「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバルアーキテクチャ)」による高いボディ剛性とともに乗り心地の良さを実現。
また、同じプラットフォームを使用するプリウスではゴム製だったブッシュを金属製に変えることでハンドリング性能が引き上げられています。
C-HRの車名の由来は、リフトアップされたコンパクト車を表す「Compact High Rider」と、キビキビ走るクロスオーバーを表現した「Cross Hatch Run-about」の頭文字になっています。
新型トヨタC-HR EVについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!