BMWが、上級モデル「6シリーズグランツーリスモ」のビッグマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力をアップした新型6シリーズグランツーリスモについて、スペックや価格、発売日などの最新情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】大幅強化!BMW「新型6シリーズGT」ビッグマイナーチェンジ発表!
- BMW新型6シリーズグランツーリスモの【主な変更点まとめ】
- 迫力+!BMW新型6シリーズGTの外装(エクステリア)デザインは?
- 使いやすさUP!BMW新型6シリーズグランツーリスモの内装(インテリア)デザイン
- 改良!BMW新型6シリーズグランツーリスモのスペックは?
- 改善!BMW新型6シリーズグランツーリスモの燃費は?
- 最新システム!BMW新型6シリーズグランツーリスモの安全装備は?
- 広く!BMW新型6シリーズグランツーリスモのボディサイズは?
- 小変更!BMW新型6シリーズグランツーリスモの価格は?
- いつ?BMW新型6シリーズグランツーリスモの発売日は?
- BMW6シリーズグランツーリスモを「おさらい」
【最新情報】大幅強化!BMW「新型6シリーズGT」ビッグマイナーチェンジ発表!
▼BMW新型6シリーズグランツーリスモの画像
BMWが「6シリーズグランツーリスモ」のビッグマイナーチェンジを発表しました。
BMW6シリーズグランツーリスモは、プレミアムブランドであるBMWで「8シリーズ」に次ぐ上級スポーティラインである「6シリーズ」の1モデルとして設定され、そのスタイルや高い使い勝手が魅力になっています。
マイナーチェンジした新型6シリーズグランツーリスモでは、最新のデザインやパワートレインを採用することで魅力をアップしています。
▼BMW新型6シリーズグランツーリスモの動画
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BMW新型6シリーズグランツーリスモの【主な変更点まとめ】
▼BMW新型6シリーズグランツーリスモの変更点
- 新世代のエクステリアデザインを採用
- 搭載する全パワートレインに48Vマイルドハイブリッドシステムを新搭載
- トランスミッションのチューニングを見直し、変速時間を短縮
- 高性能3眼カメラを使用した最新の運転支援システムを搭載
迫力+!BMW新型6シリーズGTの外装(エクステリア)デザインは?
▼BMW新型6シリーズグランツーリスモの画像
BMW新型6シリーズグランツーリスモの外装には新世代のブランドデザインが採用され、より迫力ある仕上げとされています。
フロントはキドニーグリルが拡大され、バンパーもよりワイドな印象に。
ヘッドライトにはL字型の新しいグラフィックが採用されています。
リアもフロントにあわせスタイルが変更され、新しい内部グラフィックを持つリアランプや低重心なバンパーが採用されています。
BMW新型6シリーズグランツーリスモを前モデルと比較!
▼BMW6シリーズグランツーリスモ(前モデル)
BMW新型6シリーズグランツーリスモを前モデルと比較すると、デザインがアグレッシブなイメージに変更されています。
前モデルでは上級サルーンとしての落ち着きが重視されていましたが、BMW新型6シリーズグランツーリスモではより存在感のあるスタイルとすることで魅力がアップされています。
使いやすさUP!BMW新型6シリーズグランツーリスモの内装(インテリア)デザイン
BMW新型6シリーズグランツーリスモの内装は最新技術を採用することにより、質感と使いやすさが高められています。
メーターには12.3インチのデジタルメーターパネルが装備され、多彩な情報をドライバーに提供。
12.3インチのインフォテイメントシステムは、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応するとともに、操作性や応答時間が改善され使いやすさを向上。
オプションとしてアンビエントライティングパッケージと、16台のスピーカーを備えたBowers&Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステムが設定されています。
後部座席は荷室からのボタン操作により折りたたみができ、ラゲッジスペースは通常時でも600L、後席を折りたたむことで最大1800Lもの大サイズを使用することができるようになっています。
改良!BMW新型6シリーズグランツーリスモのスペックは?
▼BMW新型6シリーズグランツーリスモのパワートレインとスペック
- 【630i】
直列4気筒2Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:258ps/40.8kgm - 【640i】
直列6気筒3Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:338ps/45.9kgm - 【620d】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
出力:190ps/40.8kgm - 【630d】
直列6気筒3Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
出力:290ps/66.3kgm - 【640d】
直列6気筒3Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
出力:345ps/71.4kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動:FR or 4WD「xDrive」
BMW新型6シリーズグランツーリスモは、全パワートレインで48Vマイルドハイブリッドシステムが新採用されました。
48Vマイルドハイブリッドシステムは、回生エネルギーによりエンジンをアシストするとともに、電装品にも電力を供給することで環境性能を向上。
新型6シリーズグランツーリスモではこの他、組み合わせるトランスミッションのチューニングを見直すことで変速時間を短縮。軽快な走りを楽しむことができるようになっています。
改善!BMW新型6シリーズグランツーリスモの燃費は?
▼BMW新型6シリーズグランツーリスモの燃費
- ガソリン:15.5km/L
- ディーゼル:17km/L
BMW新型6シリーズグランツーリスモの燃費は、マイルドハイブリッドシステムが搭載されたことで改善します。
前モデルは、エントリーとなる2Lガソリンエンジンで14.3km/Lとされていましたが、新型6シリーズグランツーリスモでは15.5km/Lほどが見込まれています。
▼参考:BMW6シリーズグランツーリスモの燃費(前モデル)
- 2Lガソリンターボ:14.3km/L
- 2Lディーゼルターボ:15.8km/L
最新システム!BMW新型6シリーズグランツーリスモの安全装備は?
BMW新型6シリーズグランツーリスモの安全装備には、高性能3眼カメラを使用した最新の運転支援システムが採用され、より正確なレーンキーピング性能と、より広い視野での危険予測が実現されています。
システムは「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載し、高速道路での渋滞時において、絶えず前方に注意するとともに周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態に限り、ステアリングから手を離して走行が可能に。
また、新型6シリーズグランツーリスモでは、BMW8シリーズから導入されたリバースアシスト機能付きパーキングアシスタントにより、車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となっています。
広く!BMW新型6シリーズグランツーリスモのボディサイズは?
▼BMW新型6シリーズグランツーリスモのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:5105×1900×1540mm
- ホイールベース:3070mm
- 参考
・BMW6シリーズグランクーペ
全長×全幅×全高:5010×1895×1390mm
ホイールベース:2970mm
・BMW5シリーズ
・全長×全幅×全高
セダン:4945×1870×1480mm
ツーリング:4950×1870×1500mm
・ホイールベース:2975mm
BMW新型6シリーズグランツーリスモのボディサイズは、4ドアクーペモデルの6シリーズグランクーペから全長が95mm大きくなっています。
あわせて、全高を+150mm、ホイールベースを+100mmとすることで、5ドアハッチバックとして使いやすい大きな空間がつくられています。
小変更!BMW新型6シリーズグランツーリスモの価格は?
▼BMW新型6シリーズグランツーリスモの価格
- 840万円~
BMW新型6シリーズグランツーリスモの価格は、変更幅が抑えられています。
前モデルは日本で826万円からとされていましたが、新型6シリーズグランツーリスモでも10万円前後の価格変更でラインナップされるとみられています。
▼参考:BMW6シリーズグランツーリスモの価格(前モデル)
- 623d グランツーリスモ Luxury:8,260,000円
- 623d グランツーリスモ M Sport:8,290,000円
- 630i グランツーリスモ Luxury:8,710,000円
- 630i グランツーリスモ M Sport:9,010,000円
いつ?BMW新型6シリーズグランツーリスモの発売日は?
マイナーチェンジしたBMW新型6シリーズグランツーリスモは、2020年5月27日に発表、欧州で2020年7月に発売されます。
日本発売日は2020年末から2021年初めになるとみられています。
BMWは上級モデルである6シリーズグランツーリスモを改良することで、ブランドの他モデルとの相乗効果を高めていきたい考えです。
BMW6シリーズグランツーリスモを「おさらい」
▼BMW6シリーズグランツーリスモ(初代)
BMW6シリーズグランツーリスモは、初代である現行モデルが2017年に登場した上級5ドアハッチバック車です。
▼BMW5シリーズグランツーリスモ(前モデル)
セダンやワゴンをラインナップする5シリーズの前世代に設定されていた「5シリーズグランツーリスモ」の後継モデルとして企画され、スポーティやラグジュアリー性を重視する6シリーズの1モデルに変更。
5シリーズグランツーリスモでセールスポイントとされていたグランドツーリングカーとしての安定感ある走行性能と、5ドアハッチバックならではの使いやすい室内空間を継承。
アクティブエアフラップやエアカーテン、エアブリーザー、可動式リアスポイラーなどにより、Cd値(空気抵抗係数)は0.29から0.25に大きく低減されました。
新型BMW6シリーズグランツーリスモについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!