BMWが、ブランドのエントリーモデル「1シリーズ」の日本仕様フルモデルチェンジを2024年10月30日に発表、11月1日に発売します。価格は4,780,000円~6,980,000円となっています。
新世代となり魅力をアップした新型1シリーズについて、スペックやグレード別価格などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】さらに魅力的に!BMW「新型1シリーズ」フルモデルチェンジ日本発売!
- BMW新型1シリーズの【変更点まとめ】
- 洗練!BMW新型1シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
- 拡大!BMW新型1シリーズのボディサイズは?
- 最新装備!BMW新型1シリーズの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!BMW新型1シリーズのパワートレインとスペックは?
- 走り両立!BMW新型1シリーズの燃費は?
- 最新機能!BMW新型1シリーズの安全装備は?
- 小幅UPの478万円から!BMW新型1シリーズの価格は?
- いつ?BMW新型1シリーズの発売日は?
- BMW1シリーズを「おさらい」
【最新情報】さらに魅力的に!BMW「新型1シリーズ」フルモデルチェンジ日本発売!
▼BMW新型1シリーズの画像
BMW1シリーズは、ブランドのエントリーモデルとしてラインナップされ、軽快な走りを楽しむことができるモデルとして人気になっています。
新世代となった新型1シリーズでは新しいデザインを採用したほか、パワートレインに48Vマイルドハイブリッドシステムを採用することで、高い走行性能と環境性能を両立。
装備には、最新のインフォテインメントシステムを採用。
また、グレード名では、BMWの新しい命名ルールにより「i」のモデル名が電気自動車に使用されるため、ガソリン車で「インジェクション」を意味していた末尾の「i」が廃止されています。(例:「BMW 120i」→「BMW 120」)
▼BMW新型1シリーズの動画
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BMW新型1シリーズの【変更点まとめ】
▼BMW新型1シリーズの変更点
- 新デザインのエクステリアを採用
- ギアセレクターをこれまでのスティックからトグルに変更
- 48Vマイルドハイブリッドシステムを採用
- ガソリン車のグレード名の末尾に採用していた「i」を廃止
洗練!BMW新型1シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
▼BMW新型1シリーズの画像
▼参考:BMW1シリーズ(前モデル)
BMW新型1シリーズの外装は、新しいデザインを採用することにより、質感が高められています。
フロントは、ワイド化に加え、新たに斜めのラインを使用したグリルと、丸みを帯びたスリムな新しいヘッドライトを装備。
▼BMW新型1シリーズの画像
▼参考:BMW1シリーズ(前モデル)
リアも、フロントにあわせて新世代デザインのテールランプやバンパーを採用することで、より力強い走りをイメージする仕上げに。
▼BMW新型1シリーズ「M Sport」の画像
▼BMW新型1シリーズ「M135 xDrive」の画像
また、新型1シリーズではスポーティなデザインの「M Sport」、高出力エンジンを採用する「M135」もラインナップ。
専用のデザインにより、迫力がアップされています。
拡大!BMW新型1シリーズのボディサイズは?
▼BMW新型1シリーズのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4370×1800×1465mm
- ※参考
・BMW1シリーズ(前世代)
全長×全幅×全高:4340×1765×1440mm
・BMW2シリーズアクティブツアラー
全長×全幅×全高:4385×1825×1580mm
BMW新型1シリーズのボディサイズは、前世代から全長と全高が拡大されています。
これにより、余裕のある室内空間と伸びやかなボディラインが両立されています。
最新装備!BMW新型1シリーズの内装(インテリア)デザイン
▼BMW新型1シリーズの画像
▼参考:BMW1シリーズ(前モデル)
BMW新型1シリーズの内装は、最新のデザインや技術を採用することでより魅力的な仕上げとされています。
新型1シリーズではギアセレクターをこれまでのスティックからトグルに変更し、他のスイッチとあわせて配置。
装備には、10.25インチデジタルメーターと10.7インチインフォテインメントシステムを接続した湾曲ディスプレイが採用され、インフォテインメントシステムには最新の音声認識技術などを備える「iDrive」を搭載。
ラゲッジスペース容量は、通常時で380L、リアシートを折りたたむことで1200Lを利用することができるようになっています。
力強く!BMW新型1シリーズのパワートレインとスペックは?
▼BMW新型1シリーズのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【120】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド
エンジン出力:156ps/24.5kgm
システム合計出力:170ps/28.6kgm - 【M135 xDrive】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:300ps/40.8kgm - トランスミッション:7速DCT
- 駆動方式:FF or 4WD「xDrive」
▽海外仕様
- 【118d】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:148ps/36.6kgm - 【120d】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:161ps/40.8kgm
BMW新型1シリーズの日本仕様には、1.5Lと2Lのガソリンエンジンが搭載されています。
ベースモデルとなる1.5Lガソリンエンジンは、48Vマイルドハイブリッドシステムによりエンジンをアシストし、走行性能と環境性能を両立。
ハイスペックモデルとなる「M135 xDrive」は、300ps/40.8kgmまで高出力化された2Lガソリンエンジンにより、鋭い走りを楽しむことができるようになっています。
走り両立!BMW新型1シリーズの燃費は?
▼BMW新型1シリーズの燃費
- BMW120(1.5Lガソリン/FF):16.8km/L
- BMW M135 xDrive(2Lガソリン/4WD):12.5km/L
BMW新型1シリーズの燃費は、最新パワートレインの採用によりアップしています。
前モデルは1.5Lガソリンモデルで13.7km/Lとされていましたが、新型1シリーズでは16.8km/Lとなり、前モデルのディーゼルエンジンを超える燃費値が実現されています。
▼参考:BMW1シリーズ(前モデル)の燃費
- 1.5Lガソリン:13.7km/L
- 2Lディーゼル:16.7.km/L
※WLTCモード値
最新機能!BMW新型1シリーズの安全装備は?
BMW新型1シリーズの安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。
システムには、高速道路での渋滞時において、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある場合に、ステアリングから手を離しての走行が可能となる「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。
また、高性能カメラ&レーダー、および、高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性を向上した、ドライビングアシストを標準装備し、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を採用。
さらに、標準装備のパーキング・アシスタントでは、車両が時速35km以下で直前に前進したルートを最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能が採用されています。
小幅UPの478万円から!BMW新型1シリーズの価格は?
▼BMW新型1シリーズの価格
- BMW 120:4,780,000円
- BMW 120 M Sport:4,980,000円
- BMW M135 xDrive:6,980,000円
BMW新型1シリーズの価格は、478万円からとされています。
前モデルは476万円からとされていましたが、新型1シリーズでは価格アップが抑えられ、充実した機能が魅力となっています。
▼参考:BMW1シリーズ(前モデル)の価格
▽1.5Lガソリンターボ
- BMW 118i Play:4,760,000円
- BMW 118i M Sport:5,160,000円
▽2Lディーゼルターボ
- BMW 118d Play:5,080,000円
- BMW 118d M Sport:5,380,000 円
▽2Lガソリンターボ
- BMW M135i xDrive:6,980,000円
いつ?BMW新型1シリーズの発売日は?
フルモデルチェンジしたBMW新型1シリーズは2024年6月5日にワールドプレミアされ、日本では2024年10月30日に発表、11月1日に発売されます。
BMWはユーザーの要望に応え使いやすさをアップした新型1シリーズをラインナップすることで、プレミアムコンパクトカー市場での存在感をアップしていきたい考えです。
BMW1シリーズを「おさらい」
▼BMW1シリーズ(初代)
BMW1シリーズは、2004年に初代が登場したBMWのエントリーモデルです。
1シリーズの販売以前は、3シリーズがブランドのエントリーモデルとして販売されていましたが、ニーズにあわせボディサイズを拡大したことからコンパクトな新モデルを模索。
3代目と4代目の3シリーズに設定された3ドアハッチバック「3シリーズコンパクト」が、より魅力あるモデルとなるために1シリーズとして独立しました。
▼BMW1シリーズ(2代目)
この開発経緯から、1シリーズは2011年に登場した2代目でもコンパクトカーでは珍しいFRレイアウトを採用し、前後重量配分を50:50とした軽快な走りを最大のアピールポイントに制作。
しかし3代目としてフルモデルチェンジした前モデルの新型1シリーズでは、FRレイアウトではコンパクトなボディサイズと広い室内空間の両立が困難なことからFFレイアウトに変更。
実用性を高めることで、プレミアムブランドでも重要視されるようになったコンパクトカーの販売の拡大を目標に製作されました。
新型1シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!