BMWが、ブランドのエントリーモデル「1シリーズ」のフルモデルチェンジを発表しました。
新世代となり魅力をアップした新型1シリーズについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最新技術搭載!BMW「新型1シリーズ」フルモデルチェンジ発表!
- BMW新型1シリーズの【変更点まとめ】
- 洗練!BMW新型1シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
- 拡大!BMW新型1シリーズのボディサイズは?
- 最新装備!BMW新型1シリーズの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!BMW新型1シリーズのパワートレインとスペックは?
- 走り両立!BMW新型1シリーズの燃費は?
- 最新機能!BMW新型1シリーズの安全装備は?
- アップ!BMW新型1シリーズの価格は?
- いつ?BMW新型1シリーズの発売日は?
- BMW1シリーズを「おさらい」
【最新情報】最新技術搭載!BMW「新型1シリーズ」フルモデルチェンジ発表!
▼BMW新型1シリーズの画像
BMWが、コンパクトカー「1シリーズ」のフルモデルチェンジを発表しました。
BMW1シリーズは、ブランドのエントリーモデルとしてラインナップされ、軽快な走りを楽しむことができるモデルとして人気になっています。
新世代となった新型1シリーズでは、新しいデザインを採用し2トーンカラーを新設定したほか、内装には最新の湾曲ワイドスクリーンを採用。
パワートレインには48Vマイルドハイブリッドシステムを採用することで、高い走行性能と環境性能を両立。
また、グレード名では、BMWの新しい命名ルールにより「i」のモデル名が電気自動車に使用されるため、ガソリン車で「インジェクション」を意味していた末尾の「i」が廃止されています。(例:「BMW 118i」→「BMW 118」)
BMW新型1シリーズは2024年6月5日にワールドプレミアされ、欧州で2024年10月から販売が開始されます。
▼BMW新型1シリーズの動画
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BMW新型1シリーズの【変更点まとめ】
▼BMW新型1シリーズの変更点
- 新デザインのエクステリアを採用
- 2トーンカラーを新設定
- 最新の湾曲大型ディスプレイを採用
- ギアセレクターをこれまでのスティックからトグルに変更
- 48Vマイルドハイブリッドシステムを採用
- ガソリン車のグレード名の末尾に採用していた「i」を廃止
洗練!BMW新型1シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
▼BMW新型1シリーズの画像
▼参考:BMW1シリーズ(前モデル)
BMW新型1シリーズの外装は、新しいデザインを採用することにより、質感が高められています。
フロントは、ワイドになったグリルと丸みを帯びたスリムな新しいヘッドライトを装備。
▼BMW新型1シリーズの画像
▼参考:BMW1シリーズ(前モデル)
リアも、フロントにあわせて新世代デザインのテールランプやバンパーを採用することで、より力強い走りをイメージする仕上げに。
ルーフにはブラックの色分けが新設定され、2トーンカラーを楽しむことができるようになっています。
▼BMW新型1シリーズ「M Sport」の画像
▼BMW新型1シリーズ「M135 xDrive」の画像
また、新型1シリーズではスポーティなデザインの「M Sport」、高出力エンジンを採用する「M135」もラインナップ。
専用のデザインにより、迫力がアップされています。
拡大!BMW新型1シリーズのボディサイズは?
▼BMW新型1シリーズのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4361×1800×1459mm
- ※参考
・BMW1シリーズ(前モデル)
全長×全幅×全高:4340×1765×1440mm
・BMW2シリーズアクティブツアラー
全長×全幅×全高:4385×1825×1580mm
BMW新型1シリーズのボディサイズは、前モデルから全長と全高が拡大されています。
これにより、余裕のある室内空間と伸びやかなボディラインが両立されています。
最新装備!BMW新型1シリーズの内装(インテリア)デザイン
▼BMW新型1シリーズの画像
▼参考:BMW1シリーズ(前モデル)
BMW新型1シリーズの内装は、最新のデザインや技術を採用することでより魅力的な仕上げとされています。
新型1シリーズではギアセレクターをこれまでのスティックからトグルに変更し、他のスイッチとあわせて配置。
装備には、10.25インチデジタルメーターと10.7インチインフォテインメントシステムを接続した湾曲ディスプレイが採用され、インフォテインメントシステムには最新の音声認識技術などを備える「iDrive」を搭載。
ラゲッジスペース容量は、通常時で380L、リアシートを折りたたむことで1200Lを利用することができるようになっています。
力強く!BMW新型1シリーズのパワートレインとスペックは?
▼BMW新型1シリーズのパワートレインとスペック
- 【120】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:168ps/28.5kgm - 【118d】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:148ps/36.6kgm - 【120d】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド
出力:161ps/40.8kgm - 【M135 xDrive】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:306ps/45.9kgm - トランスミッション:7速DCT
- 駆動方式:FF or 4WD「xDrive」
BMW新型1シリーズには、1.5Lのガソリン、2Lのガソリンとディーゼルエンジンが搭載されています。
ベースモデルとなる1.5Lガソリンと2Lディーゼルエンジンは、48Vマイルドハイブリッドシステムによりエンジンをアシストし、走行性能と環境性能を両立。
ハイスペックモデルとなる「M135 xDrive」は、306ps/45.9kgmまで高出力化された2Lガソリンエンジンにより、鋭い走りを楽しむことができるようになっています。
走り両立!BMW新型1シリーズの燃費は?
▼BMW新型1シリーズの燃費
- 1.5Lガソリン:15.0km/L
- 2Lディーゼル:18.0km/L
BMW新型1シリーズの燃費は、最新パワートレインの採用によりアップします。
前モデルはディーゼルモデルで16.7km/Lとされていましたが、新型1シリーズでは18.0km/Lほどが見込まれています。
▼参考:BMW1シリーズ(前モデル)の燃費
- 1.5Lガソリン:13.7km/L
- 2Lディーゼル:16.7.km/L
※WLTCモード値
最新機能!BMW新型1シリーズの安全装備は?
BMW新型1シリーズの安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。
安全システムは、レーン・チェンジ・ウォーニング、後部衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング(リア)、スピード・リミット情報表示機能が追加されたドライビング・アシストを標準装備。
また、自車が36km/h未満のスピードで前進した状況を最大50mまでメモリーし、その情報に沿って最大9km/hで後退可能な「リバース・アシスト」機能により、運転のしやすさも高められています。
アップ!BMW新型1シリーズの価格は?
▼BMW新型1シリーズの価格
- 490万円~
BMW新型1シリーズの価格は、最新装備の採用によりアップします。
前モデルは476万円からとされていましたが、新型1シリーズでは490万円ほどからが見込まれています。
▼参考:BMW1シリーズ(前モデル)の価格
▽1.5Lガソリンターボ
- BMW 118i Play:4,760,000円
- BMW 118i M Sport:5,160,000円
▽2Lディーゼルターボ
- BMW 118d Play:5,080,000円
- BMW 118d M Sport:5,380,000 円
▽2Lガソリンターボ
- BMW M135i xDrive:6,980,000円
いつ?BMW新型1シリーズの発売日は?
フルモデルチェンジしたBMW新型1シリーズは2024年6月5日にワールドプレミアされ、欧州で2024年10月から販売が開始されます。
BMWはユーザーの要望に応え使いやすさをアップした新型1シリーズをラインナップすることで、プレミアムコンパクトカー市場での存在感をアップしていきたい考えです。
BMW1シリーズを「おさらい」
▼BMW1シリーズ(初代)
BMW1シリーズは、2004年に初代が登場したBMWのエントリーモデルです。
1シリーズの販売以前は、3シリーズがブランドのエントリーモデルとして販売されていましたが、ニーズにあわせボディサイズを拡大したことからコンパクトな新モデルを模索。
3代目と4代目の3シリーズに設定された3ドアハッチバック「3シリーズコンパクト」が、より魅力あるモデルとなるために1シリーズとして独立しました。
▼BMW1シリーズ(2代目)
この開発経緯から、1シリーズは2011年に登場した2代目でもコンパクトカーでは珍しいFRレイアウトを採用し、前後重量配分を50:50とした軽快な走りを最大のアピールポイントに制作。
しかし3代目としてフルモデルチェンジした前モデルの新型1シリーズでは、FRレイアウトではコンパクトなボディサイズと広い室内空間の両立が困難なことからFFレイアウトに変更。
実用性を高めることで、プレミアムブランドでも重要視されるようになったコンパクトカーの販売の拡大を目標に製作されました。
新型1シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!