ルノーが、ブランドのエントリー「トゥインゴ(TWINGO)」の新モデルを発表しました。
乗りやすさと走りにこだわったルノー新型トゥインゴについて、スペックや価格、燃費などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】軽量5速MT!ルノー新型「トゥインゴ S」日本発売!
- ルノー新型トゥインゴの【主な変更点まとめ】
- 質感UP!ルノー新型トゥインゴの外装(エクステリア)デザイン
- 全5色!ルノー新型トゥインゴのボディカラーは?
- 限定コラボ!ルノー新型「トゥインゴ・ルコックスポルティフ」日本発売!
- 少し拡大!ルノー新型トゥインゴのボディサイズは?
- 新装備!ルノー新型トゥインゴの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!ルノー新型トゥインゴのエンジンとスペックは?
- ルノー・トゥインゴを試乗動画でチェック!
- 電気自動車!ルノー新型「トゥインゴZE」も設定へ!
- 走りと両立!ルノー新型トゥインゴの燃費は?
- 新機能!ルノー新型トゥインゴの安全装備は?
- ルノー新型トゥインゴの価格は?
- ルノー新型トゥインゴの発売日は?
- ルノー・トゥインゴを「おさらい」
【最新情報】軽量5速MT!ルノー新型「トゥインゴ S」日本発売!
▼ルノー新型トゥインゴSの画像
ルノーが、「トゥインゴ」の新モデルとなる「トゥインゴS」の日本発売を発表しました。
新型トゥインゴSでは、パワートレインに直列3気筒1Lエンジン(出力:73ps/9.7kgm)と5速MTを組み合わせ搭載。
これにより車重は950kgとなり、これまでラインナップされていた「トゥインゴ EDC」の1020kg、「トゥインゴEDCキャンバストップ」の1040kgより軽快な走りを楽しむことができるように。
また、燃費値も「トゥインゴ EDC」のWLTCモード値16.8km/Lから、トゥインゴSでは19.3km/Lに改善しています。
その他、トゥインゴSは装備に、専用15インチホイールカバー、ミラーリング機能により7インチタッチスクリーンでスマートフォン内の各種機能にアクセスできる「EASY LINK(イージーリンク)」を搭載。
ボディカラーはベースモデルと同じく5色を用意。
価格は179万円とされ、トゥインゴのエントリーモデルとなっています。
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ルノー新型トゥインゴの【主な変更点まとめ】
▼ルノー新型トゥインゴの変更点
- 1Lエンジンと5速MTを採用する「トゥインゴS」を設定
▽2020年1月の変更点
- 限定車「トゥインゴ・ルコックスポルティフ」を設定。
スポーツウェアメーカー「ルコックスポルティフ」とコラボレーションした専用アイテムを採用
▽2019年12月の変更点
- 新デザインを採用した「トゥインゴキャンバストップ」を設定。
ワンタッチで開閉できるソフトルーフを採用することで、コンパクトカーとオープンモデルの魅力を両立
▽2019年8月ビッグマイナーチェンジの変更点
- 新設計されたエクステリアデザインを採用
- ボディカラーに新色を設定
- Apple CarPlay、Android Autoに対応した新しいインフォテイメントシステムを採用
- 車線からはみ出しそうになった場合にアラーム音で注意を促す「車線逸脱警報(LDW)」、走行中タイヤの空気圧が低下するとドライバーに異常を知らせる「タイヤ空気圧警報」を採用
▽現行トゥインゴ フルモデルチェンジ時の変更点
- スマート「フォーフォー」とプラットフォームを共有し、駆動方式をFFからRRに変更
- 3ドアから5ドアに変更
- タイヤの切れ角を49°まで増やすことで、最小回転半径はクラストップレベルの4.3mを実現
- トランスミッションに、5速MT、6速EDC(エフィシエント・デュアルクラッチ)をラインナップし軽快な走りに
- オープンループの「トゥインゴキャンバストップ」を設定
ルノー・トゥインゴは、ブランドのスーパーコンパクトとしてラインナップされ、そのデザインや軽快な走りが人気になっています。
現行モデルは2019年8月に最新のデザインを採用するなど、ビッグマイナーチェンジが行われています。
▼ルノー新型トゥインゴの動画
質感UP!ルノー新型トゥインゴの外装(エクステリア)デザイン
▼ルノー新型トゥインゴ
▼新型トゥインゴキャンバストップ
ルノー新型トゥインゴの外装は、より小さな下部グリルとサイドエアインレットを備えたフロントバンパー、グリルの新しいグラフィック、新設計のヘッドランプなどにより、上質感をアップしたデザインとなっています。
フロントバンパーサイドから取り入れた空気がフロントのタイヤハウス内を通過することで、空気抵抗が低減されています。
新設計されたヘッドライトにはC字型LEDが採用され、デイタイムランニングライトのほか、ターンシグナルとしても機能するようになっています。
サイドでは、左リアフェンダーにRRレイアウトを採用するエンジンルームに空気を供給するエアインテークが追加されました。
リアはバンパーにクロームアクセントを採用し、エアアウトレット状のデザインを廃することでシンプル化。
ワイパーのすぐ下のガラステールゲートにはハンドルを追加することで、使い勝手もアップされています。
ルノー新型トゥインゴを前モデルと比較!
▼ルノー・トゥインゴ(前モデル)
ルノー新型トゥインゴを前モデルと比較すると、より洗練されたデザインに仕上げられています。
前モデルでは、1ラインのグリルや大きな開口部を持つバンパーなどにより軽快さがイメージできるようになっていましたが、新型トゥインゴでは都市部での乗りやすさで選ぶ幅広いユーザーに向けてスタイルが変更されています。
▼ルノー・トゥインゴキャンバストップ(前モデル)
▼ルノー・トゥインゴGT(前モデル)
全5色!ルノー新型トゥインゴのボディカラーは?
▼ルノー新型トゥインゴのボディカラー一覧
- ジョンマンゴー
- ブルードラジェ
- ヴェールピスタッシュ
- ブランクリスタル
- ルージュフラムメタリック【オプション】
ルノー新型トゥインゴには、全5色のボディカラーが設定されています。
このうちジョンマンゴーは新色、ルージュフラムメタリックは4万円高のオプションカラーとなっています。
限定コラボ!ルノー新型「トゥインゴ・ルコックスポルティフ」日本発売!
▼ルノー新型トゥインゴ・ルコックスポルティフの画像
ルノー新型トゥインゴには、限定車となる「トゥインゴ・ルコックスポルティフ」が設定されました。
限定車は、スポーツウェアなどで有名なフランス「ルコックスポルティフ」とのコラボレーション第2弾として制作。
第1弾で好評だった外装色「ブラン クオーツM」と、シックな色合いの「グリ リュネールM」の2色をボディカラーにラインナップしています。
これらのボディカラーに専用サイドストライプデカール、ルージュドアミラー、専用16インチアロイホイールなどのスポーティなアイテムを採用。
装備には、前席シートヒーター、バックソナー+リアカメラ、4スピーカー+サブウーファーなどが搭載されています。
新型トゥインゴ・ルコックスポルティフは、2020年1月30日から3月4日まで予約を受け付け。
販売台数はボディカラー各色100台、合計200台の限定、価格は214万円となっています。
少し拡大!ルノー新型トゥインゴのボディサイズは?
▼ルノー新型トゥインゴのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3645×1650×1545mm
- ホイールベース:2490mm
- 車重:1020kg(1Lエンジン&5速MTは950kg)
- 参考
・ルノー・ルーテシア
全長×全幅×全高:4095×1750×1445mm
ホイールベース:2600mm
車重:1130kg
ルノー新型トゥインゴのボディサイズは、改良により前後のバンパーデザインが変更されたことで、全長が前モデルから+25mmとされました。
上位モデルのルーテシアから450mm短縮した全長が特徴になっています。
このサイズは、全長3400mm以下とされている軽自動車より若干大きいですが、取り回しが重視されたコンパクトサイズになっています。
新型トゥインゴではタイヤが車体端となるようにホイールベースを広げることで、広い室内空間を確保しています。
新装備!ルノー新型トゥインゴの内装(インテリア)デザイン
ルノー新型トゥインゴの内装は、新しい装備やデザインにより魅力がアップされました。
インテリアは、ブラン(白)のインテリアとライトグレーのシートで統一。
インパネにはスマートフォンのミラーリング機能「EASY LINK」機能を持つ7インチタッチスクリーンを装備。
EASY LINKは「Apple CarPlay」「Android Auto」にも対応し、スマホの各種機能を使うことができるほか、「Siri」や「Googleアシスタント」を利用した音声操作にも対応しています。
新型トゥインゴではその他、センターコンソールにポケットタイプの収納スペースを加え、USBポート(2か所)とAUX入力端子も採用。
「ECOモードスイッチ」「ストップ&スタート機能OFFスイッチ」もレイアウトして使い勝手がアップされています。
室内サイズは車体設計を煮詰めることで最大限拡大され、後席の足元空間やラゲッジ容量を大きく確保。
後席だけでなく助手席もシートアレンジに対応することで、長尺の荷物を積載することもできるようになっています。
力強く!ルノー新型トゥインゴのエンジンとスペックは?
▼ルノー新型トゥインゴのパワートレインとスペック
- 【トゥインゴS】
直列3気筒1Lガソリン
出力:73ps/9.7kgm
トランスミッション:5速MT - 【トゥインゴEDC】
直列3気筒0.9Lガソリンターボ
出力:92ps/13.8kgm
トランスミッション:6速EDC(デュアルクラッチ) - 駆動方式:RR
ルノー新型トゥインゴには、1Lガソリンと0.9Lターボエンジンが設定されています。
0.9Lターボエンジンは、排気量をダウンしながらも効率の良いターボを組み合わせることで、低回転域から力強い走りを発揮。
リアにエンジンを搭載し駆動するRRレイアウトにより、後部を沈めグリップ力をあげる独特の乗り味に。
トランスミッションは、1Lエンジンに5速MT、0.9Lターボエンジンには瞬時に変速を完了する6速デュアルクラッチ式が採用され、キビキビとした走りを楽しむことができるようになっています。
ルノー・トゥインゴを試乗動画でチェック!
ルノー・トゥインゴは、注目度の高さから試乗動画が公開されています。
軽快な走りや使い勝手の良さが、高く評価されています。
電気自動車!ルノー新型「トゥインゴZE」も設定へ!
▼ルノー新型トゥインゴZEの画像
▼ルノー新型トゥインゴZEのスペック
- パワートレイン:電気モーター
- 最高出力:82ps
- 最大トルク:16.3kgm
- 最高速度:130km/h
- バッテリー:22kWhリチウムイオンバッテリー
- 航続距離:180km
- 充電時間
・230Vソケット:約4時間
・22kW急速充電器:約60分(80%まで)
ルノー新型トゥインゴには、完全電動パワートレインを搭載する「トゥインゴZE」の設定が発表されています。
新型トゥインゴZEは、「ZE」が「ゼロエミッション」を表し、22kWhのバッテリーを搭載することにより、航続距離は180kmを確保。
充電時間は、230Vのソケットで満充電まで約4時間、22kWの急速充電器で80%まで約60分とされ使いやすくなっています。
新型トゥインゴZEは2020年後半の発売が予定され、電動化をすすめるルノーの新しいラインナップとなります。
走りと両立!ルノー新型トゥインゴの燃費は?
▼ルノー新型トゥインゴの燃費(WLTCモード値)
- 1Lガソリン:19.3km/L
- 0.9Lターボ:16.8km/L
ルノー新型トゥインゴの燃費は、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値で19.3km/Lとなっています。
出力を高めた0.9Lターボエンジンでも16.8km/Lとされ、最新の小排気量ターボエンジンや効率の良いデュアルクラッチトランスミッションにより、良好な数値に仕上げられています。
新機能!ルノー新型トゥインゴの安全装備は?
ルノー新型トゥインゴの安全装備には、新機能が追加されました。
システムには、フロントカメラにより車両前方の白線を検知し、車線からはみ出しそうになった場合にアラーム音で注意を促す「車線逸脱警報(LDW)」を新採用。
また、走行中にタイヤ空気圧が低下するとメーターパネル内の点灯でドライバーに異常を知らせる「タイヤ空気圧警報」も装着することで安全性を向上。
システムにはその他、坂道での後退を防ぐ「ヒルスタートアシスト」や、バックソナーセンサーも装着。
運転席&助手席エアバッグに加え、前席頭部保護機能付のサイドエアバッグも標準装備されています。
ルノー新型トゥインゴの価格は?
▼ルノー新型トゥインゴの価格
- トゥインゴ S(1Lガソリン/5速MT):1,790,000円
- トゥインゴ EDC(0.9Lターボ/6速EDC):1,986,000円
- トゥインゴキャンバストップ(0.9Lターボ/6速EDC):2,106,000円
ルノー新型トゥインゴは、179万円からとされています。
オープンモデルのトゥインゴキャンバストップも、210万6000円とアップ幅が抑えられ、選択しやすくなっています。
▼参考:ルノー・トゥインゴの価格(前モデル)
- ZEN MT:171万円
- INTENS:189万円
- INTENSキャンバストップ:199万円
- GT(MT):229万円
- GT(EDC):239万円
ルノー新型トゥインゴの発売日は?
マイナーチェンジしたルノー新型トゥインゴは、2019年3月に開催されたジュネーブモーターショーに出展され、日本でベースモデルが2019年8月22日、キャンバストップが12月5日、5速MTを採用するトゥインゴSが2020年2月3日に発売されました。
ルノーは、エントリーモデルの新型トゥインゴの質感を引き上げることで、幅広いユーザーにアピールしていきたい考えです。
ルノー・トゥインゴを「おさらい」
▼ルノー・トゥインゴ(初代)
▼ルノー・トゥインゴ(2代目)
ルノー・トゥインゴ(Renault Twingo) は、1992年に初代が登場したコンパクトカーです。
初代と2007年に発売された2代目共に、フロントにエンジンを搭載したFFレイアウトの3ドアのみがラインナップされました。
しかし、本国で2014年、日本で2016年に登場した3代目の現行モデルは、RRレイアウトの5ドアモデルのみに変更。
現行モデルの開発はルノーが打ち出した計画にメルセデスが賛同したため、メルセデス・ベンツ傘下のスーパーコンパクトブランドであるスマートの「フォーツー」「フォーフォー」と基礎を共有。
ルノーが主導し、ルノー製の直列3気筒エンジンが搭載されています。
RRレイアウトの採用により、前モデルと比較して全長を100mm短縮しながらも室内長を130mm延長され、スーパーコンパクトモデルの使い勝手をアップしたことで人気モデルになっています。
新型ルノー・トゥインゴについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!