オペルが日本市場への復活参入と、SUV「グランドランドX」の日本導入を予定しています。
最新SUVとして大きな魅力を持つオペル新型グランドランドXについて、スペックや燃費、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】オペル復活!「新型グランドランドX」発売へ!
- オペル新型グランドランドXの【特徴まとめ】
- 力強く!オペル新型グランドランドXの外装(エクステリア)デザイン
- ワイド&ロー!オペル新型グランドランドXのボディサイズは?
- 上質!オペル新型グランドランドXの内装(インテリア)デザイン
- PHVも!オペル新型グランドランドXのスペックは?
- 良好!オペル新型グランドランドXの燃費は?
- 充実!オペル新型グランドランドXの安全装備は?
- 抑えめ!オペル新型グランドランドXの価格は?
- いつ?オペル新型グランドランドXの発売日は?
- オペルを「おさらい」
【最新情報】オペル復活!「新型グランドランドX」発売へ!
▼オペル新型グランドランドXの画像
オペルが日本市場への復活と、SUV「グランドランドX(GRANDLAND X)」の日本導入を予定しています。
オペルは、米国GM傘下だった2006年に日本市場から撤退していましたが、2017年にプジョー・シトロエングループ(PSA)傘下となったことから日本市場への復活参入を決定。
新型グランドランドXは「プジョー3008」と基礎を共有し、高い走行性能と実用性を持つモデルとしてアピールされます。
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オペル新型グランドランドXの【特徴まとめ】
▼オペル新型グランドランドXの特徴
- Euro 6.2に対応する最新ガソリン、ディーゼルエンジンと8速ATを搭載
- プラグインハイブリッドモデルを設定
- 道路標識認識、アクティブセーフティブレーキ、停止機能付きアダプティブクルーズコントロールなど、最新安全装備を採用
力強く!オペル新型グランドランドXの外装(エクステリア)デザイン
▼オペル新型グランドランドXの画像
オペル新型グランドランドXの外装には、クロスオーバーSUVとしてのタフさをもった最新のデザインが採用されています。
フロントは、エンジンフード中央にデザインラインを配置することにより、引き締まった筋肉質な印象に。
ライトには、最新のアダプティブLEDヘッドライトを装備することで視認性を向上。
リアは下部とカラーリングをわけることにより、軽快な印象に仕上げられています。
また、新型グランドランドXにはエンジンフードとルーフのカラーを変更した個性的2トーンカラーも設定され、デザインを楽しむことができるようになっています。
ワイド&ロー!オペル新型グランドランドXのボディサイズは?
▼オペル新型グランドランドXのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4477×1856×1609mm
- ホイールベース:2675mm
- ※参考
・プジョー3008
全長×全幅×全高:4450×1840×1630mm
ホイールベース:2675mm
オペル新型グランドランドXのボディサイズは、基礎を共有する「プジョー3008」から全長と全幅が拡大されています。
しかし、全高は抑えることによりスポーティなスタイルがつくられています。
上質!オペル新型グランドランドXの内装(インテリア)デザイン
オペル新型グランドランドXの内装は、最新のブランドデザインにより、落ち着きをもった上質な空間に仕上げられています。
インフォテインメントシステムはApple CarPlay、Android Autoに対応し、スマートフォンとの連携を強化。
ルーフには「パノラマガラスルーフ」も設定され、室内空間の開放感をアップしています。
ラゲッジドアには、ハンズフリーでの開閉に対応する「電動テールゲート」が採用され使い勝手を向上。
ラゲッジ容量は通常時で514L、後席を収納することで最大1652Lが確保され、アクティブに使うことができるようになっています。
PHVも!オペル新型グランドランドXのスペックは?
▼オペル新型グランドランドXのパワートレインとスペック
- 直列4気筒1.6Lガソリンターボ
出力:180ps/25.5kgm - 直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:177ps/40.8kgm - 【グランドランドXハイブリッド】
直列4気筒1.6Lガソリンターボ+電気モーター×2「PHV」
出力:300ps
EV航続距離:59km - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FF or 4WD(グランドランドXハイブリッド)
オペル新型グランドランドXのパワートレインには、1.6Lガソリンターボエンジンとプラグインハイブリッド、2Lディーゼルターボエンジンが搭載されます。
1.6Lガソリンターボエンジンは、ガソリン微粒子フィルタを採用して排出ガスをクリーン化するとともに、フリクションを低減して欧州新排ガス規制のEuro 6.2に対応。
最高出力180psを発揮し、電子制御ウエストゲートバルブの採用により高効率化とハイレスポンス、スムーズな吹け上がりを実現。
2Lディーゼルエンジンは40.8kgmものトルクを発揮しながら、燃費性能にも優れたパワートレインとなっています。
オペル新型グランドランドXではこの他、1.6Lプラグインハイブリッドシステムを搭載する「グランドランドXハイブリッド」を設定し、前後に搭載するモーターにより4WD駆動とされ、システム合計出力300psを発揮。
EV走行距離も59kmと、実用性の高い数値になっています。
▼8速オートマチックトランスミッション「EAT8」
いずれのパワートレインも組み合わせるトランスミッションは新世代電子制御8速AT「EAT8」と、3つのドライブモードを用意。
「エコモード」はエアコンの最適化、フリーホイール機能により低燃費走行に貢献。
「通常モード」はシフトタイミング、ドライバビリティ、コンフォートを最適化。
「スポーツモード」は、シフトアップポイントの高速化、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィールの変更を行うことができるようになっています。
良好!オペル新型グランドランドXの燃費は?
▼オペル新型グランドランドXの燃費
- 2Lディーゼル:17.8km/L
- 1.6Lガソリン:15.0km/L
- 1.6Lプラグインハイブリッド:76.9km/L(充電電力使用時)
オペル新型グランドランドXの燃費は、2Lディーゼルモデルで17.8km/Lの低燃費となります。
高環境性能モデルとして設定されるプラグインハイブリッドは、充電電力使用時に欧州検査値76.9km/Lとなり、日常では電力のみを使用した走行も可能となります。
充実!オペル新型グランドランドXの安全装備は?
オペル新型グランドランドXの安全装備には、ブランドの先進システムが採用されています。
安全システムには、「アクティブ・セーフティ・ブレーキ」「ディスタンス・アラート」「アクティブ・レーン・デパーチャー・ウォーニング」などを装備。
その他、「ドライバー・アテンション・ウォーニング」「スマートビーム」「スピードリミットサイン・リコグニッション」「アダプティブクルーズコントロール」「アクティブ・ブラインドスポットモニターシステム」により、ドライバーのアシストが行われます。
抑えめ!オペル新型グランドランドXの価格は?
▼オペル新型グランドランドXの価格
- グランドランドX(内燃機関モデル):370万円~
- グランドランドXハイブリッド(PHV):480万円~
オペル新型グランドランドXの価格は、基礎を共有する「プジョー3008」と同等の370万円ほどからが見込まれています。
高環境性能モデルとなるプラグインハイブリッド「グランドランドXハイブリッド」は欧州価格にあわせ、480万円ほどになるとみられています。
▼参考:プジョー3008の価格
- グランドランドX Allure(1.6Lガソリン):3,670,000円
- グランドランドX Allure LED Package(1.6Lガソリン):3,850,000円
- グランドランドX GT Line(1.6Lガソリン):4,090,000円
- グランドランドX BlueHDi Clean Edition(2Lディーゼル):3,999,000円
- グランドランドX GT BlueHDi(2Lディーゼル):4,480,000円
いつ?オペル新型グランドランドXの発売日は?
オペルの復活日本参入は2021年が予定され、SUVとなる新型グランドランドXは同時に日本に導入される予定です。
オペルは、プジョー・シトロエングループのノウハウを活かすことで、日本でのシェアをアップしていきたい考えです。
オペルを「おさらい」
オペル(OPEL)は、1863年にドイツで設立された企業です。
社名は創業者「アダム・オペル」からとなっており、創業時はミシンや自転車を製造していましたが、1899年に5人の息子たちにより自動車の製造を開始。
高級車、高性能レーシングカーを製造するメーカーとして知名度を上げました。
第一次世界大戦後には大衆車の製造もはじめ、ドイツ国内の最大手メーカーにもなりましたが、その後の不況により1931年には米国GMの完全子会社に。
日本では、1989年に当時GMグループであったいすゞ自動車が輸入販売を手掛け、1993年からはヤナセ、2000年からは日本ゼネラルモーターズが販売。
しかし、販売減少が続いたことから2006年に日本からの撤退を発表しました。
本国のオペルは、2017年にグループPSA(プジョー・シトロエングループ)が、GMからの買収を発表。
プジョー・シトロエングループの販売網を活用し、2021年からの日本復活導入が決定しました。
新型オペル・グランドランドXについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!