オペルが日本市場への復活参入と、MPV「コンボライフ」の日本導入を予定しています。
新世代MPVとして大きな魅力を持つオペル新型コンボライフについて、スペックや燃費、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】オペル復活!「新型コンボライフ」発売へ!
- オペル新型コンボライフの【特徴まとめ】
- 力強く!オペル新型コンボライフの外装(エクステリア)デザイン
- 使いやすく!オペル新型コンボライフのボディサイズは?
- 上質!オペル新型コンボライフの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!オペル新型コンボライフのスペックは?
- 低燃費!オペル新型コンボライフの燃費は?
- 充実!オペル新型コンボライフの安全装備は?
- 選びやすく!オペル新型コンボライフの価格は?
- いつ?オペル新型コンボライフの発売日は?
- オペルを「おさらい」
【最新情報】オペル復活!「新型コンボライフ」発売へ!
▼オペル新型コンボライフの画像
オペルが日本市場への復活と、MPV「コンボ・ライフ(COMBO LIFE)」の日本導入を予定しています。
オペルは、米国GM傘下だった2006年に日本市場から撤退していましたが、2017年にプジョー・シトロエングループ(PSA)傘下となったことから日本市場への復活参入を決定。
新型コンボライフは、2019年に日本導入が発表された「プジョー・リフター」、「シトロエン・ベルランゴ」の兄弟車となり、両側スライドドアにより高い実用性を持つモデルとしてアピールされます。
オペル新型コンボライフの発売は、2022年が予定されています。
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オペル新型コンボライフの【特徴まとめ】
▼オペル新型コンボライフの特徴
- 最新環境規制にも対応するディーゼルエンジンと8速ATを搭載
- 走破性能を高める「アドバンスドグリップコントロール」を採用
- インテリアに最新のブランドデザインを採用
- 最新安全システムを採用
- 各所に用意される収納空間や広いラゲッジスペースにより、使い勝手を向上
力強く!オペル新型コンボライフの外装(エクステリア)デザイン
▼オペル新型コンボライフの画像
オペル新型コンボライフの外装は、最新のブランドデザインを採用することにより力強いスタイルとなっています。
専用品となるヘッドライトにはLEDデイタイムランニングライトが搭載され、車両の視認性を高め、安全性を向上。
リアドアには、両側スライドドアを採用することにより使い勝手をアップ。
また、開口部を大きくとったラゲッジドアは、ウィンドウのみを開くことができるようになっており、車体後ろのスペースが小さい場所でも荷物を積み込むことができるようになります。
使いやすく!オペル新型コンボライフのボディサイズは?
▼オペル新型コンボライフのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4403×1848×1841mm
- ホイールベース:2785mm
- ホイールサイズ:16インチ
オペル新型コンボライフのボディは、ミドルサイズMPVとして取り回しにも配慮したサイズとなります。
▼オペル・コンボライフ(ロングボディ)
日本には2列シート5人乗り仕様が導入されますが、本国では全長を4750mmまで延長することで3列シート7人乗りに対応するロングボディモデルも販売されています。
上質!オペル新型コンボライフの内装(インテリア)デザイン
オペル新型コンボライフの内装は、レジャーを楽しむ空間としてデザイン性が高められています。
ルーフには、収納スペースと融合させたパノラミックガラスルーフを採用。
フロントルーフには収納トレイが設けられ、中央部はバッグインルーフとして最大14Lまでのバッグ収納に対応。
電動サンシェードにより夏場の室内温度上昇を和らげるほか、ルーフアーチ中央部にはムードライトを装備。
さらにリアシート頭上後方には、室内と室外からアクセスできる容量約60Lのリアシーリングボックスが配置されています。
室内空間には、各所に収納スペースを配置することで使い勝手を向上。
リアシートは幅が同じ3座独立式とされ、個別に折畳みできるほか、3座それぞれにISOFIXフックを装備。
ラゲッジ容量は5名乗車時にトノカバー下に597L、2列目シートを倒したときには2126Lを確保。
また、ラゲッジスペースの奥行きは5人乗り状態で1m、2人乗り状態で1.88m、助手席を倒すことで最長2.7mの長尺物に対応できるようになっています。
力強く!オペル新型コンボライフのスペックは?
▼プジョー・シトロエン製1.5Lディーゼルエンジン「BLUE HDi」
▼オペル新型コンボライフのパワートレインとスペック
- 【ディーゼル】【日本導入】
直列4気筒1.5Lディーゼルターボ「DV5」
出力:130ps/30.6kgm - 【ガソリン】
直列3気筒1.2Lガソリンターボ
出力:130ps - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FF
オペル新型コンボライフのパワートレインには、最新の1.5Lディーゼルターボエンジン「DV5」が搭載されます。
「DV5」1.5Lディーゼルは、新設計のシリンダーヘッドや燃焼室形状、2000barの新インジェクション、新排気浄化システムSCRFなどの採用や、各部DLC(ダイヤモンドライクコーティング)処理によるフリクション軽減で性能を向上。
前世代の1.6L「DV6」からダウンサイジング化しながら、最高出力は10馬力アップした130馬力とされ、低回転から高回転まで従来型エンジンを上回るパワーとトルクを発揮。
排ガス規制についても「ユーロ6.2」をクリアし、今後のより厳しい規制にも対応できるポテンシャルを持ったエンジンになっています。
▼8速オートマチックトランスミッション「EAT8」
組み合わせるトランスミッションには、新世代の電子制御8速AT「EAT8」が採用され、軽快な走りと高い環境性能が実現されます。
低燃費!オペル新型コンボライフの燃費は?
▼オペル新型コンボライフの燃費(欧州値)
- 1.5Lディーゼルターボ:4.3L/100km(約23.3km/L)
- 1.2Lガソリンターボ:5.4L/100km(約18.5km/L)
オペル新型コンボライフの燃費は、1.5Lディーゼルターボエンジンで欧州値約23.3km/Lの低燃費となっています。
欧州で設定される1.2Lガソリンターボエンジンは約18.5km/Lとなっており、軽快な走りを楽しむことができるようになっています。
充実!オペル新型コンボライフの安全装備は?
オペル新型コンボライフの安全装備には、ブランドの先進システムが採用されます。
安全システムには、30~180km/hで作動して前車が停止した場合、停止まで対応する前車追随型クルーズコントロール「アクティブクルーズコントロール」(ストップ機能付き)を採用。
そのほか、「アクティブセーフティブレーキ」「レーンキープアシスト」「パークアシスト」「ブラインドスポットモニターシステム」「インテリジェントハイビーム」「トラフィックサインインフォメーション」「フロント、バックソナー/トップリアビジョン」「ドライバーアテンションアラート」も装備されます。
選びやすく!オペル新型コンボライフの価格は?
▼オペル新型コンボライフの価格
- 330万円~
オペル新型コンボライフの価格は、兄弟車となる「プジョー・リフター」「シトロエン・ベルランゴ」にあわせ、330万円ほどが見込まれています。
この価格を同グループのプジョーのラインナップ車と比較すると、日本で274万9000円から用意されるコンパクトSUV「2008」、373万8000円からのミドルクラスSUV「3008」の中間となっており、グループの主力SUVと比較して、室内スペースを重視した選択ができるようになっています。
いつ?オペル新型コンボライフの発売日は?
オペルの復活日本参入は2022年が予定され、MPVとなる新型コンボライフも日本に導入される予定です。
オペルは、プジョー・シトロエングループのノウハウを活かすことで、日本でのシェアをアップしていきたい考えです。
オペルを「おさらい」
オペル(OPEL)は、1863年にドイツで設立された会社です。
社名は創業者「アダム・オペル」からとなっており、創業時はミシンや自転車を製造していましたが、1899年に5人の息子たちにより自動車の製造を開始。
高級車、高性能レーシングカーを製造するメーカーとして知名度を上げました。
第一次世界大戦後には大衆車の製造もはじめ、ドイツ国内の最大手メーカーにもなりましたが、その後の不況により1931年には米国GMの完全子会社に。
日本では、1989年に当時GMグループであったいすゞ自動車が輸入販売を手掛け、1993年からはヤナセ、2000年からは日本ゼネラルモーターズが販売。
しかし、販売減少が続いたことから2006年に日本からの撤退を発表しました。
本国のオペルは、2017年にグループPSA(プジョー・シトロエングループ)が、GMからの買収を発表。
プジョー・シトロエングループの販売網を活用し、2021年からの日本復活導入が決定しました。
新型オペル・コンボライフについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!