トヨタが、小型商用車「タウンエース」の改良日本発売を発表しました。
改良により性能を大きくアップした新型タウンエースについて、スペックや価格、燃費などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】大幅改良!トヨタ「新型タウンエース」マイナーチェンジ日本発売!
- トヨタ新型タウンエースの【変更点まとめ】
- 機能的!トヨタ新型タウンエースの外装(エクステリア)デザイン
- 2タイプ!トヨタ新型タウンエースのボディサイズは?
- 使いやすく!トヨタ新型タウンエースの内装(インテリア)デザイン
- 新開発!トヨタ新型タウンエースのエンジンとスペックは?
- 20%改善!トヨタ新型タウンエースの燃費は?
- 新世代装備!トヨタ新型タウンエースの安全装備は?
- 選びやすく!トヨタ新型タウンエースの価格は?
- トヨタ新型タウンエースの発売日は?
【最新情報】大幅改良!トヨタ「新型タウンエース」マイナーチェンジ日本発売!
▼トヨタ新型タウンエースの画像
トヨタが、商用車「タウンエース」の改良日本発売を発表しました。
トヨタ・タウンエースは、バンとトラックのボディタイプが用意される1トンクラスの商用車として、ダイハツが開発と生産を担当するOEMモデルとなっています。
改良された新型タウンエースでは、最新安全システム「スマートアシスト」を採用するほか、新開発された1.5Lエンジンにより燃費性能を向上。
これまで販売されていた兄弟車「ライトエース」がトヨタ系ディーラーでの取り扱い車統一により廃止されたことで、新たにダイハツから、海外でのみ販売していた「グランマックス」が日本に導入されています。
新型タウンエースは2020年6月22日に発表され、9月4日に発売されます。
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トヨタ新型タウンエースの【変更点まとめ】
▼トヨタ新型タウンエースの変更点
- 新開発した1.5L「2NR-VE」ガソリンエンジンを搭載。
アイドリングストップ機能も採用し、燃費性能を向上 - 衝突回避支援システム「スマートアシスト」を搭載
- TECS(メーカー完成特装車)に「冷凍車」を新設定し、冷却能力が-5度までの「中温冷凍車」と、+5度までの「クーリング車」の2種類を用意
機能的!トヨタ新型タウンエースの外装(エクステリア)デザイン
▼トヨタ新型タウンエースバン
▼トヨタ新型タウンエーストラック
トヨタ新型タウンエースの外装は、機能性を重視したシンプルなスタイルに仕上げられています。
▼トヨタ新型タウンエース冷凍車
▼トヨタ新型タウンエース パワーリフト車
ボディタイプにはバンとトラックが用意され、TECS(メーカー完成特装車)として冷凍車とパワーリフト車を選択することもできるようになっています。
2タイプ!トヨタ新型タウンエースのボディサイズは?
▼新型タウンエースのボディサイズ
- タウンエーストラック
全長×全幅×全高:4295×1675×1920mm
ホイールベース:2650mm - タウンエースバン
全長×全幅×全高:4065×1665×1930mm
ホイールベース:2650mm
新型タウンエースのボディサイズは、トラックとバンで全長に違いがあります。
トラックではバンから全長を+230mmとすることで、荷台長2430mmが確保されています。
使いやすく!トヨタ新型タウンエースの内装(インテリア)デザイン
▼タウンエーストラック
新型タウンエースの内装は、機能性と仕事をする人の快適性を両立した空間がつくられています。
▼タウンエースバン
タウンエースバンでは、広い後部の空間により最大積載量750kgが確保され、最大5人乗りにも対応しています。
新開発!トヨタ新型タウンエースのエンジンとスペックは?
▼1.5L「2NR-VE」ガソリンエンジン
▼トヨタ新型タウンエースのエンジンとスペック
- 直列4気筒1.5Lガソリン「2NR-VE」
- 出力:97ps/13.7kgm
- トランスミッション:4速AT or 5速MT
- 駆動方式:FR or 4WD
新型タウンエースには、小型商用車のために新たに開発された1.5L「2NR-VE」ガソリンエンジンが搭載されています。
「2NR-VE」エンジンは、荷物を積んで停車と発進を繰り返す街中の低中速域で、豊かなトルクによりパワフルな走りを発揮。
あわせて、燃焼効率の向上とエンジン内部のフリクション低減、アイドリングストップ機能などにより、低燃費と低排出ガス性能が実現されています。
新型タウンエースではトランスミッションに4速ATと5速MTがラインナップされ、用途にあわせた選択に対応。
駆動方式は荷重がかかるリアの駆動力を高めるFRベースとなっており、4WDもラインナップされます。
20%改善!トヨタ新型タウンエースの燃費は?
▼新型タウンエースの燃費(WLTCモード値)
- タウンエーストラック
後輪駆動車:4速AT 11.9km/L、5速MT 12.9km/L
4WD:4速AT 11.3km/L、5速MT 12.4km/L - タウンエースバン
後輪駆動車:4速AT 12.0km/L、5速MT 12.6km/L
4WD:4速AT 11.4km/L、5速MT 12.2km/L
新型タウンエースの燃費は、新開発エンジンを搭載することにより改善されています。
改善幅は前モデルから約20%とされ、実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値でバンが最高12.6km/L、トラックが最高12.9km/Lとなり、「平成30年基準排出ガス50%低減レベル」を達成しています。
新世代装備!トヨタ新型タウンエースの安全装備は?
新型タウンエースの安全装備には、衝突回避支援システム「スマートアシスト」が採用されました。
「スマートアシスト」は、夜間の歩行者や昼間の自転車運転者も検知する衝突回避支援ブレーキ機能や、駐車場などでアクセルとブレーキペダルを踏み間違えた時に、急発進を抑制する誤発進抑制機能などをパッケージ化。
また、新型タウンエースでは、運転手の視界を明るくサポートするLEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)の採用や、視認性が高いLEDランプをリヤコンビネーションランプに採用することで安全性が高められています。
▼「スマートアシスト」の機能
- 衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能
- 車線逸脱警報機能
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能
- 先行車発進お知らせ機能
- オートハイビーム
選びやすく!トヨタ新型タウンエースの価格は?
▼トヨタ新型タウンエースの価格
- トラック:1,677,000円~2,129,000円
- バン:1,819,000円~2,347,000円
- TECS(メーカー完成特装車):2,117,000円~3,625,000円
新型タウンエースの価格は、小型商用車として選びやすい設定とされています。
トラックとバンの価格差は14万2000円となっており、価格差が抑えられています。
トヨタ新型タウンエースの発売日は?
改良された新型タウンエースは2020年6月22日に発表され、9月4日に発売されます。
月販目標台数は、バンが700台、トラックが300台とされています。
新型タウンエースでは、これまで販売されていた兄弟車「ライトエース」がトヨタ系ディーラーでの取り扱い車統一により廃止されたことで、ダイハツから新たに「グランマックス」、マツダから「ボンゴバン/トラック」が設定されています。
新型トヨタ・タウンエースについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!